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13日の金曜日

先週の金曜日、カイの調子が悪くて、医者に連れて行った。

何がどうとは言えなかった。下痢もしていなかったし、食欲もある。だが、元気がなくて、何だかとても気になった。たぶん飼い主の勘という奴なんだろう。ふだんなら、妹が一緒に行けるときまで待って連れて行くのだが……

ただ、この時は、明日まで待ってられないと思ったのだ。

悪い勘は皮肉にも的中した。カイは、四年前に逝ってしまった兄弟と同じ病気に冒されていた。

ディーで散々経験したので、レントゲン写真を見ただけで、何が起こっているかはすぐわかった。医者の説明を聞くまでもなく、まずい状況であることは一目瞭然だった。

この状態では週末を越せないかもしれない。正直そのときは思ったし、医者も同じことを考えていたのだと思う。いちおうさまざまな治療のオプションは提案してくれたが、一番良いのは美味しいものをたくさん食べて、残りの日々を楽しく過ごすことだと言われた。

管理人自身も言われるまでもなく、そうするつもりだった。

積極的な治療(抗ガン剤や手術)はしないことにした。犬猫屋敷のポリシーに則って、カイが生きたいという意志を見せているあいだは、できるだけ長く、苦しませず、痛い思いをさせず、美味しいものをたくさん食べさせて、できる限りいままで通りの生活を続けていく。

正直、ここに書くべきか否か迷ったのだ。しばらくお休みをもらって、すべてが終わったあとに、事後報告だけで済ませたほうが良いかと、そんな風に思ったこともある。

だがけっきょく、書くことにした理由は、友人のひとりがぽつりとつぶやいた一言のせいだ。

「逆じゃなくて良かったね」

生き物には必ず寿命がある。ペットと一緒に暮らしていれば、いつかは哀しい別れが来る。そのXデーがいつかというのが、ふつうはわからないだけなのだ。カイの場合は、その日が近いことを知ってしまった。

だがそれがわかったのは、幸運だったとも思うのだ。病気がわかったその日から、カイはこれでもかというくらい豪勢な生活を送っている。ふだんは3頭で1缶の高級品の缶詰めを1日何缶ももらってご満悦だし、グリーニーズは食べ放題。おやつも山ほどもらえるし、ふだんはぜったい出てこない、シャークボーンやら牛レバーを一日何度も楽しんでいる。

ディーの場合はまだ若くて、体力もそうとうあったので逆に痛い思いをさせてしまった。カイの場合は老犬なので、まだ痛みがないうちに、虹の橋を渡っていくことになるかもしれない。

飼っている犬を見送るという作業は、何度やっても慣れることのない辛いことだと管理人も思う。だが、ちゃんと最後までそばについていて、見送ってやれるということは、それ自体が、もしかしたらハッピーエンドなんじゃないかなとも思うのだ。

少なくとも犬にとってはね、最高に良いハッピーエンド。

だから、これで良いのだと思うのだ。

あとで気づいたが、先週の金曜日はよりによって13日。こんな思いをするくらいなら、ジェイソンに追っかけ回された方がまだマシだと深いため息をつく管理人なのである。
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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