|Posted:2010/07/21 14:29|Category :
姫|
引きつづき、リカバリー中の姫さんである。
っつぅか、もうすっかり元気なんだけど(-。-) ぼそっ 手術跡はすっかりくっついて、良い具合に肉が盛り上がってきているし、ご飯も1日4食食べてるし、何より今朝からまた我が家には、姫さんの高らかな歌声が戻ってきた。まずは♪起き抜けのラブソング♪を高らかに歌い上げ、続いて♪散歩のテーマ♪、♪朝食ブギ♪と次々と熱唱(-_-)
それでもカラーがついているあいだは、いちおうリカバリー期間なのだ。とはいえ、ちょっと目を離した隙に庭で穴掘ってるような奴に、それほど優しくしてやる気にはなれないがね。
合併症の危険も回避されたので、いまは自宅で毎食後薬を服用するだけの生活だ。だがこの薬がね、姫の場合は厄介なのだ。持病のてんかんの薬はいつも飲んでいるのだが、それに加えて現在は抗生剤やら化膿止めやらも一緒に飲ませなければならないので一度に飲む量が半端じゃない。お薬飲みトレーニングをパピーのときからちゃんとやってきたディーやカイなら薬を飲ますのは簡単だ。これはね、ディーが病気になったとき思ったのだよ。口に手を突っ込まれて薬を飲まされることをそれほど嫌がらないコの場合、たとえ食欲がなくても薬はちゃんと飲ませられる。
ところが、姫のように断固拒否のタイプだとさ……(ため息)。
姫は、基本的に薬を徹底的に拒否するコなのだ。無理やり口をこじ開けられて、食べたくもないマズイものを突っ込まれるなんて屈辱的なことは許せない。ゆえにいつも徹底抗戦するのである。そりゃ、どんな犬だって猫だってたいがいは薬嫌いだけど。でもふつうなら、喉の奥に押し込んで、マズルを掴んで上を向かせ、喉元を少し撫でていると、つばを飲みこむついでにごっくんと薬も飲みこんでしまうものだ。
ところが姫の場合はちがうんだな。マズルを抑えてしばらくすると確かにごっくんと何かを飲みこむ。ところが、よしOKと手を放したとたん、ムッとしてその場から立ち去りながら捨てぜりふのように飲んだ薬を全部ペッと吐き出していくのだ。
テメー、飲んだ振りしやがったな( ̄‥ ̄)=3 フン
いまは一度や二度のごっくんじゃ騙される管理人ではないし、すぐには解放しないのだが、とにかく姫はとことんまで粘る。管理人も引かないので、こうなると飼い主と犬の意地の張り合いだ。ちなみに、いままでの最長耐久時間は15分である。
15分も口の中に入れといたら、薬が溶けて苦くなるだろうが(-。-) ぼそっ
苦い薬の味を体験した姫は、ますます薬が嫌いになる。まさに悪循環だ。
昨日からは、ある程度ちゃんとご飯を食べているので薬を飲ませるのも楽になった。薬だけは、まず最初に全部飲みこむように、どんなことがあっても決して断れない姫の好物に忍ばせて餌の上にのせるだけで良いからだ。具体的に言うと、いまはモンプチのビーフテリーヌ仕立てに薬を仕込んでいるのだがね。姫の場合はこれで効く。ビーフに飽きてきたら、今度は舌平目のムース仕込みか肉団子、もしくはチーズ団子が登場する。
手のかかる患畜といえば、姫は病院でも騒動を巻き起こした。前回病院に行ったとき、たまたま研修生の若い獣医さんが来ていて、おそらく練習のためだろうが注射はその若いお医者さんが打ってくれたのだが、もちろん、姫は派手に大絶叫した(^_^;)
ちょっと、痛っいぃぃぃぃぃ! 何するのよ! 止めてぇぇぇぇ! 殺されるぅぅぅぅ!!!!姫ちゃん、まだ針刺さってないから(-_-)
あまりのすごい絶叫に、自分が何か失敗したかとビビリまくる若いお医者さんに、いつもの先生が一言。「気にしないで良いわよ。このコは、いつだってこうなんだから」。
さすが犬猫屋敷の主治医だけあって、うちの犬の行動パターンを知りつくしていらっしゃる(大汗)
元気でも病気でも、手のかかる奴というのは、とことん手がかかるものなのである。まっ、唯一の救いは飼い主のほうが、そういう状況にすっかり慣れっこになってるってことですかね。

ああ、やっぱり家は良いわねぇ~
オバサン、暑いからくっつかないでください!

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