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資金集めの極意

いつも見に行く(管理人にとっての)お料理の先生んところに、面白い情報が載っていた(この記事ね)。プロジェクトの内容はこちら

「考えたな、お主」というのが率直な管理人の感想である。

いまや、管理人と同じようにネットでフロントラインを安く買っちゃう……てな人がかなり増えているはずだし(だって、相当値段ちがうしね、いやマジで(^_^;))、いまはこのメーカー以外にも同じような予防薬を出している会社がたくさんあるから、先行メーカーとしてはここ数年、そうとう打撃を受けているはずだ。獣医師会もまた、そうとう痛い思いをしているのもまちがいないと思うのだ。なにしろこの手の予防薬は獣医師にとっては、安定収入源になるわけだから。

ゆえにこういうキャンペーンをやり始めた……と管理人は思うのだ。ねっ、「考えたな、お主」でしょ?

フロントラインを、動物病院で処方してもらったときだけ、その売上の一部を寄付しますってあたりがミソだよね。いくらとか何割寄付するかは、ざっと見た限り書いてないようだったが、管理人的には半分以上は寄付してもらおうじゃないかって気持ちになっている。アメリカで同じものを買ったときの値段を知っているとね……

まっ、最近は日本でもネット販売が当たり前になったから、動物病院で処方してもらう場合も、以前よりは安くなってる気がするんだが、それでもペット用に日本で売られている予防薬ってぜったい暴利だと思ふ。

で、思いきり批判的なことを書いているが、じつは管理人、このプロジェクトに賛同しているのだ。こういう風に動物をネタに喰っている企業に、どんどん金を出させればいいのだよ。いまやペット産業は1兆円規模の市場なのだ。1兆円だよ、1兆円。それだけ四つ脚で儲けている二足歩行動物がいるのだから、その一部を四つ脚に還元するのはとうぜんだ。

殺処分の現状を知ると、多くの人が眉をひそめて「そんなことは止めるべきだ!」と叫ぶのだが、現実に止めてどうするかって話になったとき、目の前には資金という大きな難関が立ちはだかる。

明け透けに言ってしまうが動物保護の活動に必要なのは金なのだよ。そう、まず必要なのは銭なのよ。霞み喰ってちゃ捨てられた犬猫を保護して新しい飼い主に届ける活動なんてできないのね。なぜなら、奴らは餌を喰らう。奴らには医療費がかかる。新しい飼い主を探して、お見合いして、お届けして、そのあとアフターケアーして、そのすべてにコストがかかる。

それをどうやって賄うか。資金集めの方法が確立できないと殺処分を止めたところで、生かした犬猫を養っていくことすらできない。

極端なことを言えば、資金さえあれば、なにも民間ボランティアが犬猫の里親探しをする必要もないのだよ。資金さえあれば、センターである程度の期間、新しい飼い主が見つかるまで飼育放棄された動物たちを置いておくことだってできるはずだ。金さえあれば、世話をする人だって雇えるしね。だが行政には金がないし、そういうところに予算を注ぎ込むわけにはいかない。ゆえに民間ボランティアが手弁当で面倒を見る。それが現在の図式なのだが、それではもう処理しきれないほどこの国のペットブームの裏側は、とんでもないことになっている。

これはかねてからの管理人の持論だが、動物の保護活動じたいちゃんとしたビジネスになるべきだと思うのだ。ビジネスとはつまり、必要な資金をきちんと調達し、合理的に、効率よく譲渡活動をやっていくということだ。その資金をどこから得るか? これまでは個人からの善意の寄付が主たるものだったが、それにはやはり限界がある。この国でまとまった金を出せるのは誰か? そこで白羽の矢が立つのが企業、団体なのだ。

日本は自由主義経済の国である。ゆえにどんなにそれがまちがってると思っても、極悪な環境で犬猫を繁殖に使い、安価なペットを供給しているブリーダーを名乗る繁殖屋も、そういう動物を何も知らない人に売りつけて、売ってしまったらハイさよならの極悪非道のペットショップも、その商業活動を妨げることはできない。だが逆に、自由主義経済の国で儲けているたくさんのペット関連企業から、飼育放棄された動物の再出発を助けるための資金を出させることならできるのだよ。

このプロジェクトは、そんな流れのスタートだと思う。

企業、団体問わず、犬猫で喰ってる連中は山ほどいる。欧米と日本の保護活動で一番の違いだと思うのは、この資金調達方法、つまりは企業や団体を経済的に利用するという部分だと管理人は思うのだ。たとえばアメリカ版のいつでも里親募集中的サイトを見るとわかるのだが、そうそうたる企業がそのサイトに広告を載せている。たとえば名前は似ているがアメリカのAKCと日本のJKC、一番の違いは何だかわかりますか? AKCのブリードのページを見ると、必ずそこには、その犬種のブリーダー情報と並んで、ブリードレスキューの情報リンクが載っている。たとえばプードルが欲しい人がAKCのサイトを見に行くと、ブリーダーを紹介してもらえると同時に、その犬種の放棄された犬がいるという情報を手に入れることができるのだ。アメリカ各地で開かれるドッグショーなどのイベントでは、おやつやおもちゃを売る店と並んで、保護犬譲渡のブースが出ている。ちなみにアメリカのペットショップには、保護犬譲渡のコーナーがある店もある。日本では、ちょっと考えられない状況だが、そこまでしてもまだ、アメリカでさえこうした保護されたペットを飼っている人の数は、ペット飼いの10%前後という有り様なのだよ。

JKCも毎年なんやかんやの手続き料と称して会員から結構な額を集めてるんだから、その一部を、運の悪かった四つ脚に還元するぐらいの懐の深さが欲しいもんだ( ̄‥ ̄)=3 フン

まっAKCとJKCは名前は似てるが元もと成り立ちがちがうので、一概には言えないが、とにかく管理人が言いたいのは、これからは企業団体も巻き込んでビッグビジネスとして譲渡活動をしていくべきだということなのだ。利益を追求する企業を動かすのは意外に簡単だ。なにしろ利益、売上というベイトがはっきりしているわけだから。譲渡活動や啓蒙活動やそういったところに援助をしない、知らんぷりの企業は消費者から物を買ってもらえないとわかれば、渋々でも彼らは金を出すようになる。

それどころか、自由経済の国の企業にとっては費用対効果がまず一番だからね。そんなプレッシャーをかけなくても、ほんの月数十万、数百万の金で企業イメージが買えるのなら安いと思うのが彼らの思考だ。毎月数十万、数百万の金は個人で出そうと思ったら大変だが、企業にはポンと出せる額なのだよ。新聞やテレビに広告を出す費用に比べたらぜんぜん安い。それで○○というフードメーカーは、保護活動に協賛しているという良いイメージがつくのなら、そっちに資金を注ぎ込もうと思うのは企業戦略としてはとうぜんだ。

エコがブームになったとたん、どこの企業のホームページにもエコ対策の記述がついて、やたらと「地球に優しい」会社が増えたのと一緒でさ。

動物で金儲けしているペット産業のほとんどの企業は、まだ毎年数十万頭という殺処分の問題を見ない振りし続けている。言い換えれば、いまはまだ、見ない振りをしても許される状況なのだ。でも、それが何年続くか。いまどき地球に優しくない会社は白い目で見られるように、ペット関連で儲けていながら啓蒙活動や保護動物の譲渡活動を支援してない会社が消費者にそっぽを向かれるような時代になれば、飼育放棄された動物の保護にかかる費用に個人が頭を悩ませなければならないようなことはなくなるはずだ。

たとえばこうしてフロントラインについて管理人が語ることも、このプロジェクトのページにリンクを貼って、出資者であるメリアル・ジャパン日本全薬工業という二つの会社を褒め称えることも、企業から見ればとんでもなく安価な広告活動になるわけだ。

まっ、犬猫屋敷のような弱小サイトがそれをやっても、それほど感謝はされないが、この世の中に星の数ほどある犬猫ブログのオーナーが一斉にこれをやったらどうなると思う? 企業というのは常に費用対効果をモニターしている。とうぜん、ネット上で自分の会社が何回言及されているかとか、サイトにどれだけリンクを貼ってもらっているかはモニターしているものなのだ。このプロジェクトを始めたとたん、サイトへのアクセス数が一桁上がり、リンク数が数万単位で増えて、Googleのサイトランキングが一挙に上がったとしたら……広告としての費用対効果は絶大だ。簡単にできるお座りをして見せただけで、ステーキを一枚口に入れてもらえたようなものだ。

そしたらまた、やるでしょう? それを見ていた他の犬も、ぼくもわたしもってお座りして見せるでしょう?

わたしたちは、こうして自由主義経済の国で生きている。自由主義経済の国には、自由主義経済なりのやり方があるものなのだ。それを巧く利用して困っている四つ脚たちにその利益を還元する。これならば、保護動物を預かったり、もらったり、そういう活動をしている人々に寄付したり、そういう直接的な援助はできない人にも、誰にだってできる動物愛護の活動だ。

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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

おぉっ!もう記事になってる!

実は私もすでにネットで購入済みだったんだけど、周りには、先生につけてもらうために病院で買っている人もいるので、そういう人も多いと思う。
災害時の電話募金のように、一本10円の募金ができるみたいな方がもっと具体的なのに・・と思ったりしたけど。

企業の事情はどおあれ、一歩を踏み出してくれればね。
期限付きのイベントで終わらないでほしいわ。

ネットは安いが問題は、一度に大金が出ていくこと……なんだよねぇ~そのために、管理人は冬場にフロントライン貯金してます(^_^;)

いくら寄付に回るのか、獣医師会に行く金のほうが多いんじゃねぇ~の、とへそ曲がりの管理人は斜めに見ちゃうけど、とりあえず方向性は賛成かな。ホント、一時期の流行ものじゃなくて長く続けて欲しいっすね。
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