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責任

今度顔を見せたら、うしろから一発蹴りを入れてやらないと腹の虫がおさまらん( ̄‥ ̄)=3 フン と書いた2日後にポセの前の飼い主がのこのこ屋敷にやってきた。

あいかわらず間の悪い奴である(-。-) ぼそっ

このところ忙しくて奴がポセに会うのは半年ぶりなので、もしかして流血の騒ぎが起こるのではないかとワクワクしながら動画を撮っていたのだが、ポン太はちゃんと父さんのことを覚えていた。



ちっ、せっかく良いブログネタになると思ったのに( ̄з ̄)

ポセは人慣れ犬慣れがイマイチで、とくに犬に対してはなかなかうち解けることができないのだが、なぜかうちの犬たちに対しては最初から「一生ついていきます」モードだった。一緒に遊びに行くと、当たり前のようにカイや姫のうしろをついて回る。ポセは、自分が犬猫屋敷の群の一員だと思いこんでるんだね、と前の飼い主とよく笑っていたが、皮肉なことにそれが現実となった。

昨年末のできごとだ。

よんどころのない事情が相まって、これ以上いままでと同じ状態で犬を飼い続けることができないとなったとき、前の飼い主は迷わずポセを犬猫屋敷に連れてきた。当初は、諸事情が片づくまで預かるという約束で。その後数ヶ月して、中途半端な状態がこれ以上続くのは良くないという判断から、最終的にポセは正式にうちのコになった。

世に言う飼育放棄である。

飼育放棄とはイコール犬に対する責任の放棄だ。だが気の毒なことに、前の飼い主はポセに対する責任を逃れられるわけではない。「あら、飼えなくなっちゃったの? まあ、可哀想。じゃあうちで引きとってあげるから、心配しないでね」と言ってやるほど管理人は甘くはないからだ。法律上の所有権を変えるとき、管理人は奴にはっきり申し渡した。

「今後、ポセは法律上はうちの犬として生きていくが、それでアンタの責任が消えたわけじゃないから。これからも、ポセが死ぬまで一生、アンタはポセの犬生にちゃんと関わっていくように!」

飼っていた犬を手放して、なかったことにするのは簡単だ。前の犬の存在を忘れて、ほとぼりが冷めたらまた別の犬を飼って……そういう無責任な犬の飼い方はとうぜん責められるべきだと思う。飼育放棄する飼い主は悪魔のような人間で、なんて酷い人たち! 許せません! と騒ぐのは簡単だし、そう言われてとうぜんの無責任飼い主はたくさんいる。だが、ポセのようなケースは、この不況が続く限りどんどん増えていくんじゃないかなと管理人は思うのだ。自分自身も含めて、誰にでも起こりえるケースだけに恐ろしいなと思う。

たらればの話をするならば、ポセはあのまま元の家族と一緒に暮らし続けることもできたかもしれない。だが、ポセの性格を考えると、うちに来た方が良いと前の飼い主は判断した。管理人にポセを譲り渡すということは、ブログで大々的に「自分は飼育放棄したダメ飼い主です」と宣伝するようなものだということも知っていたし、ここに来る顔見知りの犬飼いさんに後ろ指をさされることを覚悟の上で、それでも奴はポセをうちに託すことを選択した。何も言わず、事情を隠して飼い続けることも、それどころか、処分してしまうことだって可能な状況で、敢えて人に頭を下げて自ら恥をかく道を選ぶのは簡単なことではなかったはずだ。

だから、管理人は前の飼い主を責めなかったし、いまでも元飼い主はいつでも自由にポセに会うことができる。

「ポセのこと、よろしくな」

すでにポセの所有権は管理人に移っているにもかかわらず、奴はいつものようにそう言い残して帰っていった。

いったんペットを飼ってしまったら、その動物が虹の橋を渡っていくまで飼い主の責任は終わらない。そんな重大な責任を負わねばならぬ物を、安価に誰でも手に入れられて、いらなくなったら簡単に棄てられるそういうこの国のシステムじたいが、まちがっていると管理人は思う。

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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

No title

まず派手なガーリッシュなテンプレにビックリです。
これまたどうした心境の変化で?
でも、たまにはそういうこともありますよね。
ポセ君、すっごい喜んでますね。
飼い主さんというのは絶対的なものなんだなあと思います。
うちのみなみが来て最初の数年は、「もし前の飼い主が現れたら、みなみは大喜びでそっちについていくんだろう」と主人は真剣に心配していました。みなみを捨てた飼い主なのに。
(私は心配なんかしないで、断固戦うつもりでしたけど)
近所にもポセ君と同様の理由で、もらわれてきた犬がいますが、やはり前の飼い主が会いにくると、いつまでも追いかけたがっていました。
犬の気持ちって、本当に切ないです。
そんな心を持っているのに、物のように扱われているのが余計に哀しいですよね。

No title

いや、たまたま新着テンプレにあったから。暑いし、しばらく夏仕様にしようかな……と。暦の上ではきょうから秋ですが。ヒマワリ、好きなのよね。なんかこう腹座ってる気がする花だから。

ポセはもう後追いはしないのですよ。たぶん自分の家はこの屋敷だとは思ってるんだと思う。ポセの中で、その認識ができた時点でうちのコとして正式に迎える手続きしたんですけどね。ただ、いまでも父さんや兄弟(二足歩行)は大好きだし、会えればあの通り大喜び。とりあえずはこの状態がポセにとってはベストかなって、そんな気がする。

日本人ってかつては物にも魂が宿るって信じてた国民じゃないですか。人形供養とかやっちゃうし、なのにちゃんと感情を持ってる動物に対しては単なる物扱いできるあたりが、日本人、壊れてきてますよね。

きっと、何年経ってもポセはやっぱり父さんが大好きで、そういうところがやっぱり切ないなとつくづく思ふ。
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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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