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区間限定

うちのポセは、ごくふつうの家庭でパピーの頃から育てられた、ごくふつうの犬である。だから、お座りとかお手とかふつうの犬なりのちゃんとしたしつけもされていた。散歩のツケもじつはちゃんとできるのだ。

問題は、ちゃんとついて歩ける区間が限られているということだ(^_^;)

ポセが我が家にやってきた直後、元飼い主とこんな会話が交わされた。

「ポセ、散歩が大変だよ。首が絞まってゲホゲホ言いながら、引っぱりまくっとる( ̄‥ ̄)=3 フン」

「そんなはずねえぞ! ポセはちゃんとツケの訓練してあるんだから! オレが連れて歩いてるときは、ちゃんと横について歩いてた」

その後、奴がポセの様子を見に来たときにリードを持たせてみると、たしかに、ポセは横について歩くこともできるのだ。一瞬なら(-。-) ぼそっ ツケというコマンドの意味はちゃんと知っているのだが、やっぱり怖くなると父ちゃんがリードを握っていてもポセは引っぱる。そしてポセが引っ張り出すと、元飼い主は奇妙な踊りを披露した。

「何やってんの、あんた!?」

「これやると、ポセが驚いて止まる。オレが編み出した技だ。教えてやろうか?」

「けっこうです」(←きっぱり)

ポセは、基本的に飼い主の横について歩かねばならぬことは知っている。ツケというコマンドの意味も知っている。だが、知ってはいても、やらなきゃならないってわかっちゃいるけど、怖くてガンガン引っぱるのだ。とにかく家に帰りたい一心で、前へ前へと進もうとする。怖いのなら、おとなしく飼い主のうしろに隠れいれば良かろうと思うのに、なぜか奴は気づくと最前列に躍り出て、独りであたりをキョロキョロ見回しながら、どうでも良いことをわざわざ見つけては、それに対して怯えるのだ。

ここが問題だな……と管理人は思った。ゆえにクラッシックな犬猫屋敷流のツケの訓練を地道にやることにした。元飼い主の酔っぱらったマイケル・ジャクソンみたいなタコダンスよりもっと高尚なそれは……

とにかく食い物で釣る

ポセにとっておやつのホームラン王である砂肝ジャーキーとササミのチーズ巻きを携えて、この数ヶ月、毎日地道に訓練を続けている。ちなみに管理人が目指しているのは犬が横について歩くことではない。それはすでにマスターしているのだから、いまさらやる必要はないのだ。ただポセには、キョロキョロ怖いものを探して歩くのではなく、ハンドラーに意識を集中させることを教えたいと思っている。怖いものを探すのを止めれば、ポセにとって恐ろしいことに遭遇する機会が少しは減ると考えているからだ。

そのため、まずはとにかく名前を呼ばれて上を向いたら美味しいものが口に入るという基本的なところから練習を始めた。いわゆるアイコンタクトの訓練である。



せっせとお稽古を続けた甲斐あって、名前に対する反応は各段に良くなった。我が家の散歩コースの定番であるすぐ近くの大きな公園を一周するだけなら、その工程のほぼ8割でちゃんと飼い主を見上げたままきちんとツケで歩けるようになった。いまだにダメなのは、ガードレールのない一本道の一部と、うちの路地に曲がる前のほんの数メートルの車道だけだ。この2箇所を制覇すれば、全行程クリアということになるのだが……

ビビリ犬がやっかいなのは、たとえこの散歩コースでツケの訓練が完成しても、また別の散歩コースに行くと振り出しに戻ってしまうという点だ。じっさい、もう一つの遠い方の公園に行くコースだと、いまだに全行程引っぱりまくりのビビリ魔神が出現する。初めての道だと、差しだされたおやつを食べることさえできない。それでも、砂肝ジャーキーの、それも切っていない大きな塊だと食い気に負けることもあるので、これがとっかかりになるかなと管理人は思っている。

理論的には、常にハンドラーに意識を集中させていられれば、どんな場所でもポセはビビらずに歩けるようになるはずなのだが、新しい景色=スナイパーが絶対どこかに潜んでいると信じこんでいるビビリ犬にもこの法則は果たして当てはまるのか?

ポセにとって、散歩で歩きまわる近所の道は常に、バイオハザードで新しいステージに入った瞬間のようなものなのだ。どこからゾンビが出てくるかわからない。どこに落とし穴が隠されているかわからない。ゆえに見慣れた景色のところに早く戻りたくて、とにかく駆け足で進もうとする。

完成までに何年かかるかはわからないが、どうやらこの町内にはスナイパーは潜んでいないらしいとポセが納得するまで、地道にお稽古を続けていくしかないんだな、きっと。

気が遠くなるほど長い道のりだが、それでも続けていくしかないのだよ。

管理人の夢は、いつの日かポセと並んで渋谷のスクランブル交差点をみごとに渡りきることである。

DSCF3200.jpg
ボクは良いですぅ~(涙)


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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

りりーさんは歩けると思うんだ、あの交差点。
ただね、どこでもウンPなお人だから、
それだけが心配。

そうだね、いつの日か渋谷のスクランブル交差点を渡ろうね。
その日には皆で応援にいくから。
反対側から旗振ってるから。

だめ?。。。。

だって、リリーさんはシチーガールだもの。お宅のすぐそばのあの国道見たら、ポセ坊っちゃまは泡吹いて失神するわ。何せ、裏山にイノシシのところに住んでたコだからねぇ~いまはまだ、地元の駅前の雑踏すら無理無理。

渋谷縦断チャレンジの際は、ハチ公側からマルキューに向かって渡るので、反対側からちゃんと動画撮ってね! お返しに、スクランブル交差点でウンP拾う動画、撮ってさしあげますわよ(ウシシシ)
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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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