スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

時代のキャラ

管理人がまだギャルをやっていた7万光年昔の地球では、根暗な奴は人間失格だという烙印を押されていた。

当時は、バブル全盛期のイケイケムードのなかで、誰に対しても物怖じせず、社交的で明るいのがとにかく由とされていた時代だった。ゆえに、管理人と同世代の連中のなかには、わざと自分のキャラを殺して、明るく、社交的に振る舞う習慣がついてしまっている人がいる。当時は、異性にモテるためにはギャグを連発するオレやアタシであることが必要不可欠だったからだ。

管理人は、根暗な奴も根暗なりに、スゲー面白しれぇ~と思う一風変わった人間なので、こういう人に会うとちょっと哀しい気分になる。周りにウケるために自らのキャラを変えるのは、強化するポイントをまちがった犬の陽性強化訓練みたいなものだ。まずは長所を見つけてやって、それを良い方向に伸ばしてやる代わりに、世間ウケする別キャラを演じていると、しだいに歪みが生まれてくる。歪みはいかん。二本脚も四つ脚もね。管理人はかねがねそう思っているのだよ。

先日紹介したアトくんにあれよあれよと言う間に新しい飼い主さんが見つかった(^_^)v んでもって、アトくんを預かっていたゆかさんがビビリッコと接する際のポイントを記事にしていたので、もしよろしかったらご覧ください(→ここね)とても良い内容だと思うし、ビビリと関わっている人、今後関わろうと思っている人にはとても参考になる。

最近は洋犬純血種が大流行で、犬たるもの、誰に対しても愛想良く振る舞うのが当たり前だと思っている人が多いせいか、色んなもの(とくに人間に対して)に警戒心が強いビビリの性格はマイナス要素に数えられがちだ。先日も書いたが、じっさい、譲渡会のような一発勝負のお見合いの席でビビリのコたちは、なかなか新しい飼い主の目に留まらない。呼んでも尻尾をフリフリ寄ってこないようなコは、なつかないからダメだと最初から候補にすらしてもらえないからだ。

だが、驚くなかれ、犬というのは実は馴れる動物なのだ。時間をかけて巧く接していけば、慣れない犬はいない。どれくらいの時間がかかるかは、その犬がほんらい持っているキャラと、それまで生きてきた犬生での体験によってばらつきはあるものの、どんな犬でも必ず新しい環境に慣れ、そこで巧く生きていくノウハウをちゃんと身につけられる。

そういう点では人間よりも、ずっと柔軟性のある動物なのだ。40歳のオッサンをいきなり引きとるより、6歳のポセのほうがぜったいにスピーディーに我が家に馴染む。もし、ポセが二足歩行動物だったら、おそらく、いまだに管理人が作る飯に文句をつけて、ハンストを続けているにちがいない。

目が合った瞬間に尻尾フリフリ近づいてくるほうが、たしかに可愛くは見えると思う。自己紹介が終わったあと気詰まりな沈黙が続く根暗人間よりも、合コンでどうせ隣に座るのなら、話題豊富な人のほうが良いわ程度の意味ではね。だが、その後一生を共にすると考えたとき、常に笑いを提供してくれる相手が最適かどうかは疑問だろう。それより、知れば知るほど味がでるような深いキャラに惹かれる人もいる。

ビビリの犬の良さは一緒に暮らしてみて始めてわかる。あんなに頑なだったワンコが、自分だけに向けてくれる最高の笑顔は、ほんとうに何物にも代え難い魅力があるものなのだ。そのために必要なのは、ちょっとの手間と愛情と絶対に諦めない根性だけだ。ちょっとしたコツさえ知っていれば、とくに技術もいらない。ただ必要なのは、犬の状態をよく観察して、行くか引くかの判断を巧く下していくことだけだ。

ビビリのコはやりすぎるとかえって恐怖心が増大する。だが、まだ無理だといつまでも冒険をさせないと、なかなか度胸がつかない。要は飼い主のバランス感覚の問題なのだ。ここまでならOK、これ以上はまだ無理という判断は、最初から巧くできるものではないにしろ(なにしろ、個体差が大きいのでね)、一緒に暮らしていくうちにしだいにわかってくるものだ。

高度成長のイケイケどんどんだった時代には、輝いて見えたネアカ青年も、不況の時代には、ウザイだけの暑苦しいオッサンオバサンと判断される。ウケるキャラは、時代によって移り変わるものなのだ。だから自分を変える必要はない。同じようにビビリはビビリのままで良いのだよ。全ての犬がゴルやラブのように人間大好き愛想良しである必要などないはずだ。だが、怖い物だらけの世の中は、きっと犬にとってもストレスフルな、暮らしにくい状況なので、その部分だけは克服するのに、ちょっとだけ人間が手を貸してやる。

ビビリの犬と暮らすというのことは、そういうことなのだと管理人は思う。

わかんないよぉ~時代のキャラは変わるんだから、もしかしたら今年、ビビリが、来たぁぁ~!!!ってことになるかもしれないし(笑)

一発勝負には向かないが、もし気になる相手が暗い目をしたビビリのワンコだったとしても、だから論外とは判断しないでくださいね。時間をかければ馴れない犬などいないのだから。そして、ビビリの犬が飼い主だけに向けるとびきりの笑顔は、ほんとうに「やった!」とガッツポーズしたくなるほど魅力的なものなのだから。

20100115a
だからって、どうしてほっかむりなんですか(涙)

馴れることが大切なのだよ、ビビリくん


二兎を追う者は一兎をも得ず。両方2位って中途半端じゃん(-_-) きょうもポチッとよろしくね(^_^)v→ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬へ にほんブログ村 犬ブログ MIX大型犬へ
関連記事

テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

私が書きたいことを後述し、管理人さんに文章を書いてもらえばよかった。

いつもながらの文才に、感銘をうけておりまする。

そして、管理人さんの年齢の7万光年だと知って、これまたびっくり(笑)
魔女?

実はあの記事書いた直後に、子犬希望の人を紹介したボラさんから、「ビビリで寄ってこない」と理由で断られたといわれ、憤怒しちゃいましたよ。
ったく!!

保護犬と接するときの姿勢を、しっかりと文章にして、すばらしい!!と思いました^^)
犬を保護してお世話をするというボランティアをしています。
十人十色=十犬十色 なんですよね!
また、おじゃましま~す♪

★★ゆかさま江★★
いえいえご謙遜を。ゆかさんの記事もストレートに入ってきて、良かったからみんなに読んで欲しくてご紹介したのよぉ~

そちらのコメントに誰か書いてたけど、子犬の選び方みたいな本には「隅っこでオドオドしているコは止めましょう」みたいにたしかに書いてあるんだよね。でもあれって、競技やらせるとか、使役犬にしたい場合の手っ取り早い犬の選び方じゃんって管理人は思う。ふつうにペットとして飼うのなら、飼い主によってベストの犬は違うのよ。その部分を考えずに単なる良し悪しで判断するのが変なのさ。だって相手は生き物で、飼うほうの人間も生き物なんだから。

だから、その犬は正しい選択をしたのだよ。どうせもらわれて行っても、良いとこ返されてくるか、悪くするとダメ犬と呼ばれて一生を無駄にするところだったんだから、ご縁がなかったのは、これ幸い。そう思った方が良いよ~ん。ちゃんと、その犬にぴったりの飼い主さんが出てくるもんなんだもの。

★★う~さま江★★
はじめましてm(_ _)m コメントありがとうございます。

ブログ拝見しました。千葉わんの預かりさん、なさってるんですね。実はうちの2頭(姫とポセ)も千葉わん卒業生なのですよ。お宅にいまいるチョッパーさんも困った顔が初期設定。ポセと一緒だ。

ビビリのコは、誰よりも早くセンターから出してあげたい。あの環境にいるときっとどんどん恐怖心が増大するしダメージも大きいだろうし。もちろん、誰もあの環境に置かれるべきではないのですが……

せっせと社会化して、チョッパーさんにもぴったりの飼い主さんがみつかりますように……
非公開コメント

プロフィール

犬猫屋敷の管理人


Author:犬猫屋敷の管理人
スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


Lc.ツリーカテゴリー
管理人のマーキング先
最近の記事
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近のコメント
管理人にひと言いいたい!

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最近のトラックバック
QRコード
QRコード
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。