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親子

管理人は二本脚を育てたこともないし、今後も育てる予定はないのだが、親子のあり方について、思わず考えこんでしまうようなできごとが最近あった。

友人の、そのまた友人が子どもの不登校で悩んでるっていうような、まあよく聞くような話なのだ。

いまどきの中学生はどうやらいろいろ大変らしい。管理人が子どもだった石器時代に比べると、イジメなんかも陰湿だし、ほんとうに学校に行かなくなっちゃう子がものすごく多いらしいのだ。学校が楽しくないいまどきの中学生……うぅ~ん、ちょっとというか、かなり可哀想かも(-。-) ぼそっ

ちなみに管理人は学校が好きだった。苦手な早起きをしてもせっせと学校に通っていたのは、家にいるより学校に行ってたほうが断然楽しかったからだ。とくに中学生ぐらいの時は、親がこの世で最もウザイ存在だったので、家にいる時間は極力短くしたかった。単純に親の顔を見てるくらいなら、友だちといるほうがずっとずっと楽しかった。思春期の子どもとしてはそれが当たり前の行動で、むろん人並みにチョイ悪なこともやったりしたが、あの当時は管理人のような子どもが、ごくごくふつうの子どもだった。

そんなごくごくふつうの子どもだった管理人も無駄に年をとったおかげで、いつの間にか、周りに中学生の子を持つ親が多くなった。当時、子どもの立場でつるんでいた友人が、いまは親の立場になって子どもにあれこれ言っている姿は、傍目で見るとかなり滑稽なものがある。

「いくら勉強しろって言っても、うちの子ぜんぜん勉強しない!」

「だって、あんただって親に同じこと言われてたじゃん」

「まーね」

「試験前に、○○の家でたむろして、試験勉強なんかそっちのけでお菓子食べながら、XXくんはじつは△△が好きらしい、うっそぉ~! とか言ってたじゃん」

「たしかに」

「それでも、いまは立派に大人やってんじゃん」

「だわね」

「心配するな、あんたの息子も、あんた以上のろくでなしには、ならんから」

「心強いアドバイスだわ(-。-) ぼそっ」

友人たちを見ていると、二本脚を育てるってえのは大変な作業だなとつくづく思う。彼らの子どもが10歳ぐらいまでは、犬猫飼うのと大して変わらんなと思いながら見ていたのだが、ある時を境に、完全に道が二つに分かれる。四本脚を飼っている管理人は、あいかわらず我が子を誉めて溺愛し、可愛い可愛いで飼い続けているが、二本脚の飼い主のほうは、そろそろ子どもを野生に放す準備をスタートしているのだ。

そろそろ、子離れの時期も近い。

これは友人の誰かが言っていたのだが、以前に、こういう話を聞いたことがある。

「子どもは天からの授かり物って言うけれど、あれは嘘だね。ほんとうは、子どもは天からの預かりものなのよ。だから、お預かりして、大切に育てて、時期が来たら手放すべきなの」

そうか、親って預かりボラなんだ(-。-) ぼそっ

四本脚の子どもなら、どんな飼い方をしたとしても、それは飼い主の勝手である。なぜなら、彼らが虹の橋を渡っていくその瞬間まで、飼い主がそばについていてあれこれ世話を焼くことができるからだ。飼い主がそれで良いのなら、糞尿垂れ流しでも、やりたい放題でも、好きなように育てりゃ良い。だが二本脚はそういうわけにはいかないのは、確実に、子どもより先に親が死ぬのが自然の摂理だからだ。

ある時点で、二本脚の子どもは、自立して、自分独りで生きていかねばならなくなる。その訓練は最低限やっておかんとね。子どもを巧く野生に返せない親だと、自分が死んだあとに、子どもが最大の被害者になる。

最初に書いた不登校の親は、話を聞く限り典型的な子離れできない親だった。別に子離れできない親の子だから不登校になったというわけじゃないんだが、ただ単に、不登校という形で問題行動が表面化しただけの話だ。

さて、どうするか?

問題行動は、原因を究明し、その原因を取り去ることで問題行動を止めさせることができる。っていうのは犬の問題行動の直し方だが、二本脚も、たぶん基本は同じなのだ。不登校の理由がわからないと親は言うが、やっぱり親自身がそれを突きとめなければならないだろう。もし、原因の一端が飼い主にあれば、飼い主自身が変わらなければ、問題行動は直せない。

最終的に、不登校だって良いとは思う。何が何でも学校に行かねばならないわけじゃない。ただ、学校に行かず、無駄に時間を過ごすのは、やっぱり問題行動なのだと思うしね、何より、何もせずにこのままで終わらせるのは、たぶん、将来的にもっと大きな問題行動の引き金になる。

最近の親子ってとても仲が良いと思う。友だち親子って言うらしいが、ご多聞もれず、問題の親子もとても仲が良いらしい。だが、いま流行の友だち親子って奴を管理人はちょっとシニカルな目で見てしまうのだ。むろん親子だって最高の友人にはなれると思うが、それは親も子も成熟して相手を一個人として冷静に見られるようになったあとの話だ。子どもを、巧く野生に放せた親だと、確かに良好な関係の理想的な友だち親子になれるのだ。

親子で仲良く買い物に行くから、だからうちは友だち親子?

それはやっぱりちがうと思う。

友だちの定義の問題なのかもしれないがね。友だちという名の単なる知り合いがやたらと多いこのご時世だ。友情ともたれ合いを勘違いする奴も多い。精神的に自立していない人間に、ほんとうの友だちなんかできない、と管理人は思うのだ。ゆえに、野生に放す前の子どもと親の関係において、ほんとうに意味での友だち親子はやっぱり成り立たないんじゃないかと思うのだ。

世の中見渡すと多いけどね。いや、友だち親子のみならず、相手にすがって、機嫌をとって、必死で「友だち」に見える相手をキープしようとする輩が(-。-) ぼそっ

預かりボラって立場になるには、うちのコとは微妙にちがう預かりッコを冷静に見る視点が必要だ。愛情を注ぐという点では自分んちのコと何も変わりはないのだが、常に預かりッコの将来について、何がベストかを考える。うちのコにしておくのなら、放りっぱなしになる問題行動も、新しい家に行って困らないよう徹底的に直そうとする。それはすべて、長い目で見てこのコにとってはそれが必要だと思うからだ。そういう、将来を見通せる周到さがなければ、やっぱり預かりボラは務まらない。

二本脚の子育ても、やっぱり同じだと思うのだよ。きょうが楽しけりゃ良いというのは、犬や猫を一生うちで飼うやり方で、二本脚の子どもや将来この家から出て行く四本脚に対してとる行動ではないのだ。だから二本脚を育てる飼い主は、やっぱり預かりボラであるべきなのだと管理人は今回つくづく思ったね。

時には優しく、時には厳しく、その子の将来を見据えて、正しい方向に我が子をちゃんと導いていく。名手と呼ばれる腕の良い預かりボラは、預かりッコが巣立っていったそのあとも、その子どもたちと一生、良好な関係を楽しんでいくことができるってぇのが、そういう親にあとからもたらされる最大のご褒美なんだろうね。
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

いつもながら・・・

なんかすごく、「なるほど!」って思いました。
子は天からの預かりもの・・・・
そう考えると接し方も変わろうってものですね。
確かに預かりっ子には、厳しく優しく、そしていい子に巣立てって思っているけれど、自分の子にしたら、なんだかだらだらになっちゃう。
すごくいい例えだったわ。そして感慨深かった。

管理人さま こんばんは

二本脚と四本脚との違いは、二本脚は最終的に自立させる事と、四本脚は自立させない事と聞いたことがあります。 
これが、なかなか難しいんですよね。四本脚は隙あらば自立しようと企むし(笑)

指導力の問題ですよね。まずこちらが技術をを上げなくては・・・(泣)

なるほど!

なるほど!です。母乳を犬達にふるまう妹見てると、二本足はなんて成長が遅いんだろう~と思ってましたが(笑)ついでに帝王切開は1日で退院できると本気で思ってました!だってうちの♀は一泊で帰ってきたから♪でも寿命で換算したら似たようなものかな。私らの1日はこのコ達の一週間くらいですもんね。

親は預かりボラはホントになるほど~です。やっぱ私はどっちも無理。ちょっと手伝うおばちゃんでいよう。いや、その前に自立しなければ(汗)

出遅れましたが朝青龍は伝統芸能で格闘技をするから浮いちゃうのかなぁと。行事さんは角田さんやボクシングみたいに体張って止めないもんだし(^_-)15才から一人海外でがんばってきて、あんだけ叩かれてたらもう私なら母国で社長暮らしするのに。素直に尊敬♪

★★ゆかさま江★★
管理人は二本脚は産んだことないからさぁ~イマイチどんな感じかわからないんだけど、無理やり共通点を探してみたら、預かりボラが一番近いなって思いついたのですよ。実際自分の産んだ子だと、そこまで冷静になれないらしいっすけどね。嫌な部分のDNAばかり受け継いでるのが目について、よけいに腹が立つと友人たちは言っている。

そう言えば、ずっとフルタイムで働いてる母親は、この子たちを育てたのは、わたしじゃなくて社会だとも言ってたわ。やっぱ、あるのね二本脚にも社会化って思ったのを思い出す。

★★azさま江★★
>四本脚は隙あらば自立しようと企むし

はっはっはっは、た~しかに! うちの姫さまなんか絶対ニートにはならないわ。独立独歩で、何が何でもちゃんと生き抜いていく強さがある。

そうだ! 良いこと考えついた。ニートでお悩みの親向けに、姫ちゃんの爪の垢を煎じてお守りにして売ろうかな。子どもの独立心を養う魔法のお守りとか言っちゃって。そして管理人は悠々自適の教祖さま人生を送るのじゃ!

★★ぶんぶんさま江★★
帝王切開はどうかわからんですけど、アメリカ人は通常分娩のときは1日2日で退院してきまっせ(-。-) ぼそっ

最初、それを聞いたとき「肉喰ってる奴らはやっぱりちがうな」とつくづく思った。痛覚が犬並ってことなのだろうか?

二本脚の預かりボラは、預かり期間が異常に長いんで、管理人も二の足三の足を踏みまくりだけど、ワンコの預かりはその点、楽々よん。ぜひ一度お試しあれ!

こんばんは

私、管理人さんの文章好きです。

いつもレス書こうと思いつつ、モニターの前でむーんと考えてるだけ……。ひっそりROMしてるのって暗いですかね。

私も自分の子供の頃の事を考えると、ほっといても自立して行った気がする。でも、今大学生の親戚の子は20歳になっても子供みたいに見える。
あまりにも子供っぽいと将来ニートになるのか? と心配になるくらい。

至れり尽くせり世話するよりも、少し自分で動けるように、管理人さんの言葉の野生に返す、いいですよね。
私も自分の子供時代を語る時に「放し飼いでした」って言うことあるけど、放し飼いしてもらえたのも幸せな時代だったからかも。

不登校をし、猫の保護活動と言う非行(?)に走った現まだ自立できない10代後半女子です(笑)
いじめなんかの話を聞くと怖いなあと思いつつ(私はただの我侭不登校でした、ドイツ語勉強したいので休みます!と…)そういう子どもに育てた親の顔が見てみたい!と思ってしまいます。みていなきゃいけない所とそうでない所の区別がつかないんでしょうね…、その点では犬猫も大差ない気がします。お手がやおかわりが出来なくても呼び戻しが出来ていた方がいい、そんな感覚でしょうか…?ちなみに私は勉強しなさい!とか言われた記憶は一切無いです…。
ただ、これからも犬猫は家に迎え入れられるかと思いますが、二本脚の動物を育てようとは、今の時点では全く思いません…(笑)。

★★Lafiteさま江★★

>ひっそりROMしてるのって暗いですかね。

その程度で暗かったら、全人口の99%は暗い人ばかりだ(-。-) ぼそっ

管理人も放し飼いだったなぁ~ってつくづく思うわ。まっ、石器時代だったから、独りでうろうろしてても危険なものはせいぜい恐竜ぐらいだったし……

いまどきの時代は、管理人も含めてきっと大人がちゃんとした大人になっていない時代なのですよ。ゆえに、子どもは野放しで勝手に育てろってわけにはいかなくなっちゃう。石器時代だったら、他人の子どもでもちゃんと目をかけて悪いことをしたら叱ってくれる大人がウヨウヨしてたからね。放し飼いでもそこそこ大丈夫だったのですよ。その点いまはさぁ~子どもを食い物にするようなダメな大人が多いからね。怖くて室内飼いにせざるを得ない。

ゆえに社会化できなくて、子離れ親離れが一番の難関。時代の流れっすかね(-。-) ぼそっ 預かりボラも大変だ(笑)

★★ななみさま江★★
おっ、ここにもいた、元不登校中学生(爆) 学校ってさぁ~、昔は何をおいても行きたい楽しい場所だったんだよねぇ~っつうか、石器時代の中学生にとって、学校以外のオプションがなかったんだ。家いてもつまんないし、だったら学校に行こうって感じ。いまは学校以外のオプションがたくさんあって、おまけにそっちのほうが楽しかったりするし、ゆえに、学校がもった魅力的にならない限り、きっと不登校問題はもっと増えていくんだろうねぇ(ため息)。

管理人の経験から言うと、学校って行かなくても、じつはそれほど困らないと思うんだが、ただ"You missed a lot!"って思うのだよ。日本語にすると、もったいねえなぁって感じ? 半世紀近く経っても小中時代の友だちとつるんで、腹抱えて笑い転げながら当時の話をしてるとさ、あれがなかったら管理人の人生、おもしろさ半減だったよなと思うのだ。

学校って、同世代の人だけと否が応でもつきあわなきゃいけない期間限定の時代で、じつはそういう体験ってその時しかできないのよね。他のことはさ、勉強も他の楽しい色んなことを含めて、爺婆になってもできるんだけどさ。ゆえに、やっぱりそれをミスるのは、もったいないのだよ。

>二本脚の動物を育てようとは、今の時点では全く思いません

何を言うのだ! 最低5頭は産むように(-。-) ぼそっ あなたの子どもはオバサンたちの老後の支えです。産めよ育てよ、日本人(←あいかわらず自己中な人)

管理人さまご無沙汰しています。ななみ母です。先日はわたしも行こうかなーとちらりと思いつつ、家出状態だった不良母です。
二本脚育てに関しては、今の時代なかなか一筋縄ではゆかぬのですね。モノも選択肢も溢れていますから。親たちがいろいろと「決断」をしきれずにいるのですよね。きっと。うちはスパルタでした(笑)友だち親子になんか絶対なりたくない!と産み落とした時からずーっと思っていました。で、いまは、「同志」みたいになってきてます。ちなみに、現在、我が家の四本脚軍団にとってななみ=おかーしゃん(叱る人)、わたし=おばーちゃん(叱らない人)、な様相が濃いのです。

おお、ご無沙汰です。ドッグランについてナナミちゃんに「あれ、お母さんは?」って訊いたら、きょうは来ないとだけ言われたんだが……家出してたとは知りませんでした(爆)

二本脚の子育てについては、管理人の友人たちもいろいろ頭を悩ませてますね。何しろ、一人1台電話持って歩いてる時代の子たちだから、石器時代とはわけがちがう。結局のところ、妙な時代の流れに呑まれずに、誰が何と言おうがうちはこれって言い切る預かりボラが、最後は成功するのかなって感じはしますね。

そう言えば、管理人も何か欲しいと「みんな持ってる!」って叫んで、そのたびに親に「誰と誰が持ってるか、具体的に名前を挙げよ」と言われたもんだ。結局子どもはいつの時代も本質は変わらないのかもね。変わっているのは大人のほうかなと……最近、つくづく思います。
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