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人間の社会化

いやはや、まさかバラクなんて名前のアメリカ大統領の姿を、自分が生きてるうちに見る日が来るとは思わなかったねぇ~ふつうなら、ジョンとか、ビルとかボブとかさ。あっ、いや、アメリカの大統領選ね。今回は、いくかもとは思ったが、本当にそうなるとは……いやはや……

なぜか今日はワクワクして6時に起きてしまった管理人である。
20081105a
またカイちゃんに布団をとられて、
じつは寒くて目が覚めちゃったんだけど

早すぎて、まだ開票も始まっていなかったが(^_^;) で、日中はずっとテレビに釘付け♪

いつものことながら、その自信、どっから来るんや? 根拠は何や? と訊きたくなるようなアメリカ人の妙な盛り上がりを不思議な気分で見つめてしまった。でも、確かに歴史は動いたんだよねぇ~おそらく3ヶ月後に、ホワイトハウスのあの前庭に黒い肌をした家族が立っているところを見て、再び感慨深く思うことだろう。

本当に何かが変わるかどうかはわからないが、少なくとも、良い方向に進みそうな気にはなった。その雰囲気だけでも出したことは、やっぱりすごいなとつくづく思う。

それに対して、どうなんですかね、太郎と一郎? 超借金財政にも関わらず、国民の皆さんに、現ナマ配ることにしたらしいが、やっぱり金持ちにはやりたくないので、貧乏だから、お金くださいって言いに来た人だけに配るって言ってたけど。

もちろん、管理人は並びに行くわよ。うんと貧乏くさいかっこして、恵んでもらいに行くけどね。ただ、そんなことしても焼け石に水どころか、鉄板に目薬って素人にもわかるんだが……まっ、もらえるってもんは、もらうけど(-。-) ぼそっ

で、それはともかく黒い肌の大統領一家だ。

これって、やっぱりすごいことなのだよ。何しろ、管理人が生まれたころには、まだ法律で、有色人種と白人を隔離することが是とされていた国の話である。ほんの半世紀前までは、異人種間の結婚が罪になるような地域もあったくらいなのだ。それが、たったの50年で黒い肌の大統領を選ぶとこまでいったということがね。その変わり身の速さが、あの新興国のパワーの源だとつくづく思う。

差別というのは、世界中どこの国にもやっぱりある。肌の色、人種、国籍、性別、宗教……差別のもととなるものはたくさんある。そして、自分とちがうものを、差別という形で排斥したがるのはさ、やっぱり人間という動物の悪い習性だと思うのだ。

差別はいけないことだ、というのはいまの時代の常識だ。だから、人は表だって差別的なことを口にしたりはしない。他人から差別的な人間だとは思われたくない。だから、ポリティカリー・コレクトネスてな概念が生まれるのだ。いまの時代、ビジネスマンというのはじつは差別用語なのだよ。だって男だけを表すから。政治的に正しい表現はビジネスマンじゃなくてビジネスパーソンだ。日本語でも、最近はこういう概念がちゃんとある。たとえば目くら判、片手落ち、すべて障害者に対する差別用語と見なされる。

まあね、それを聞いて不愉快だと感じる人がいるのなら、やはり使わずに済むなら使わないほうが良いのだが、ただ表向きには差別していない振りをしても、人が心のなかに抱えた差別意識が消える訳じゃないんだな。

差別というのは、心のなかの問題だ。

それが顕著に表れていたのが、アメリカという国だと思うのだ。あの国は、差別という意識に非常に厳しい態度を示す。日本人にはわからないような細かい社会のルールが存在する。にも関わらず、明らかに差別は存在する。いくら社会を変えても、法律を変えても、やっぱり人間の心は変わらない。意識を変えるためには、長い時間が必要なのだ。ある意味、公民権運動以降に生まれた世代がようやく大多数になったいまが、そのタイミングだったのかなという気もするのだ。

過去に何があろうとも、それを反省し、変えていく国民性がね、やはりあの国のパワーの源だなとつくづく思う。

差別というのは、たぶんいまの世の中の諸悪の根源なのだと思う。差別があるから貧富の差が起こる。差別があるから戦争が起こる。自分と違うものを受け入れる寛容性がないからさまざまな問題が起こるのだ。見慣れぬものへの警戒心が人をドラスティックな行動に駆りたてる。小さなコミュニティーの中で、自分と同一のものばかり見て育つと、やはりそういう意識が強くなる。見慣れないものに、拒否反応を示すようになる。犬猫でいうところの社会化の失敗と同じことが、じつは人間にも起こるのだ。

管理人が子どもだったころ、日本はいまよりずっと貧乏だったが、反して人はもっと大らかだったように思う。いわゆる外人も見慣れていた。だってさ、テレビでも映画でも、出てくるのは外人ばかりだったんだもん。むろん、子どもだった管理人は、外人だろうが何だろうが、世界中の人が日本語を喋ってると思っていたがね。だって、テレビに出てくる外人は、みんな流ちょうな日本語を喋ってた(^_^;)

地元の学校にも朝鮮人やら中国人がふつうにいた。日本名を名乗っている子もいたが、本名を堂々と使っている子もたくさんいた。差別云々も知らぬ子どもだから、わりとふつうに言っちゃうのだ。「変な名前だね。なんで?」「朝鮮人だから」「ふ~ん」 いまだったら、教育委員会やらPTAやらで大騒ぎになるような会話を、あの頃の子どもたちはふつうにしていたのだ。目の前にいる、日本では珍しい名前を持った子どもは、でも、他の日本人と何も変わらないふつうの子だった。だから、ふつうに友だちになった。

いま思うとね、あれが、管理人にとっての最初の国際化体験だったのだと思うのだ。

子どもは、自分と違うものであっても、わりと抵抗無く受け入れる。人にもやっぱり社会化期はある。その時期に、色々な体験をさせて、さまざまなものを見せておくことで、たぶん限界値が高い人間ができるのだ。異なるものを自然に受け入れる子どもに対して、差別という意識を教えるのは、おそらく周りにいる大人なのだ。違いを単なる違いではなく、恐怖にすり替えてしまうのは、親などの周りにいる大人たちやマスコミやそういう周囲の影響なのだ。

不思議なことに、若い世代の子たちのほうが、管理人よりずっと保守的だなと感じることがある。違うもの、異なるものに対する耐性が弱いというか、見慣れないものは一切受け入れないという態度を示す人間が目につくのだ。たとえば犬を連れて歩いていると、あっ、ワンちゃんと言って寄ってくる子どもがいる。「そうだね、ワンちゃんだね」と言って一緒に寄ってくる親もいるが「アブナイから近づいちゃだめ!」とか「汚いから近づいちゃダメ!」と金切り声で叫ぶ親も最近は多い。

子どもにわざわざ偏見植えつけて、いったい、何がしたいんじゃい!?

子どもが傷つくような目には遭わせたくない。危険から守ってやりたいというのは、おそらくいつの時代にも共通の親心だろうが、だからといって「経験」をさせないっていうのは、やっぱりマイナスだと思うのだがね。やっぱり人間にも社会化は必要なのだ。良いことも悪いこともぜんぶひっくるめて、人生の中での体験は、その人の中に蓄積される。

最近では、国際人を育てるとか言っちゃって小さな頃から英語教育が盛んだが、そんなことをしても巻き舌の変な日本語を話す、妙な日本人を増やすだけだ。よちよち歩きの幼児にAppleなんて教えるよくらいなら、色んな肌の色の、色んな言葉を話す人間のなかに放りこんだ方がよっぽどまともな国際人が育つ。広い世界には、自分とはちがうものがたくさんあるんだと早い時期に知っておくほうが、よっぽど差別意識を持たない人間を増やす近道だ。

ところが今時の日本人、大人も「違い」を怖がる人が多いよね。ブログで、自分と違う考えを持っている人を見つけると、それだけでカッとなったり、ふくれたり。良いじゃん、違ったって。妙な平等意識を植えつけられた人間って、まったく扱いにくいなとつくづく思う。

差別を完全になくす方法は、たぶん「違い」を認めることだ。「違い」を認めて、その違いを受け入れれば、差別なんてものは起こりえない。

そのためにはね、人間も社会化なのよ。

だから、社会化に失敗した人間が多い世の中はさ、暮らしにくいと管理人は思うのだ。
20081104b
犬類、皆きょうだい♪
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

いよいよ実現しましたね。ほんとにアメリカ人が黒人に投票したんですね。
私も朝からTVつけて、勝利演説聞いて感動しちゃいましたよ。アメリカ人じゃないのに。”Yes, we can!"なんて合いの手入れっちゃった。
とりあえず、良い方向に向いた気がするだけでも今時珍しい明るい話題じゃないですか。
あとは本当に良い方向に少しでも変わっていくことを願います。
なんでも適当に流すことを島で覚えて、ほよほよと暮らしているので、いちいち目くじらたてて怒る人が理解できません。だからストレスたまるんだろうに。

いやぁ~ほんとうになっちゃいましたね。得票数見ると、そうとう接戦だったけど。バージニアをとった瞬間に、あぁ~マジでやっちゃったと思いましたわ。すごいことだわね。また、歴史の生き証人になった自分が嬉しいやら哀しいやら……

良い方向には変わりそうという気はするんだが、そのわりにはNY市場の株価、思いきり落ちてるけどね(笑)

まっ、あのパワーが続くあいだは、なんかやるっしょ。太平洋のこっち側で、管理人はせっせと野次馬しちゃうわ♪
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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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