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富めるときも、病めるときも……

ちなみに、管理人は離婚自体、別に悪いことだとは思ってない。性格の不一致だろうが、大いなる誤解だろうが、とにかく、コイツと一緒にいてもハッピーじゃないと思った時点で、とっとと別れりゃ良いと思うのだ。不幸な状態を悪戯に引き延ばすくらいなら、さっさと見切りをつけて新たな人生を踏みだした方がずっと良い。少なくとも人間どうしの場合はね、べつに良いと思うのよ。配偶者に捨てられたって、行政が1週間保管した後処分される人間はいないしね。

で、離婚と飼育放棄のどこが似ているかと言うとだな、まず第一に、結婚した時点では、当人は大きな夢を描いているという点だ。華やかな祝宴の席で、どっかの爺さんに「人生には大切にしなければならない三つの袋がある」とか訓示をたれられても、誰もが、うちは関係ないわぁ~だってこんなにラブラブなんだもん♪と思いこんでいるものだ。むろん、結婚式の前にすでに離婚を考えた人がいないわけではない。管理人の友人の一人は、お色直しのカツラ合わせで未来の亭主に「相撲取りかと思った」と言われた瞬間に、止めるなら今だと真剣に思ったそうだ。

ペットを飼いはじめる人たちも、最初はとてつもない夢を描く。可愛いワンコちゃん、ニャンコちゃんと一緒の癒し系ライフ♪ まさかその可愛いペットが家中の家具に傷をつけ、絨毯やソファを染みだらけにして、挙げ句の果てに近所から鳴き声がうるさいと怒鳴り込まれるなんて夢にも思わない。

だが、現実はそんなに良いことばかりじゃないのである。

第二に管理人が指摘しておきたいのは、新たな人生を始める時点で、冷静さを失ってる奴がとても多いという点だ。あばたもえくぼとは良く言ったもので、結婚前には相手のすべてが長所のように見えるのだ。数年後、こんな奴の顔も見たくないと思いはじめた瞬間に、優しくて、よく気が利いて、マメな彼の性格が、優柔不断で、細かくて、しつこく見える日が来るとは夢にも思わない。これまた別の友人は、かつて「サナトリウムにいるような儚げなインテリっぽさが好き」と賞賛していた亭主のことを、5年後には「体の弱い軟弱者」とこき下ろしていた。ちなみに結婚前から彼は間違いなく虚弱体質だったのを管理人は知っている。だが、お目々がハートになっている時点では、人は冷静な判断力を失うのだ。

可愛い子犬や子猫を見る瞬間、人の目にはやっぱりハートが浮かぶ。こんな可愛い動くぬいぐるみをうちに連れて帰ったらさぞや楽しい毎日が送れるにちがいない。まさか、その歩くぬいぐるみが、腹が減ったと要求吠えを繰りかえし、臭いシッコやうんPを家中に垂れ流し、あれよあれよといううちに巨大化してやがては橇のように引きずられて歩く日が来るとは想像すらしないのだ。

第三のポイントは、まあ、第二のポイントとも被るのだが、理想像と現実との見境がつかない点だ。結婚するならこういう人、みたいな夢は恐らく誰でも抱いているだろうが、果たしてその理想の伴侶が自分が一緒に暮らす上で理想的な相手かどうか、冷静に分析している人間は数少ないと管理人は思う。具体的に言えば、背が高くて、高収入で、優しい人が良いの♪ みたいな定番の理想像も、人によってはそれほどいい話かというとそうじゃない。管理人みたいに独りでも場所をとる人間に、ジャイアント馬場サイズの同居人がいたら家が狭くてかなわない。自分で食い扶持は稼げるが家事は何より苦手な人間にとっては、高収入でほとんど家にいない人より、専業主夫が理想である。優しい男も度が過ぎるとはっきり言ってウザイ。何でもハイハイと聞いてくれるのは良いけれど、テメエには自分の意見ってものはないのか!? とはり倒したくなる瞬間があるものだ。つまり、世間一般で言われている理想像とそれが自分に合うかということは、根本的に別の話なのだ。要は自分を知るってことだ。自分にとって心地よい相手が、必ずしも世間でいう理想的な相手とはイコールにはならない。

同じように人は犬種選びで失敗する。盲導犬になる犬だから頭が良いと信じて買ったラブなのに、なぜかうちにいるのは巨大な破壊王なんて話はよく聞く。一番頭の良い犬種と言われて買ったボーダーコリーなのに、なぜうちの犬は馬鹿犬なのだと悩む人も多いのだ。

配偶者もペットも、本来ならば、自分がどんな生活をしたいかを基本に選ぶべきなのだ。週末には友人を招いてホームパーティーをしたいと思っているなら、人見知りのひどい、オタク系の温和しい配偶者を選ぶのは間違いだし、逆に休みの日には家でのんびり過ごすのが好きならば、お出かけ好きの社交的な配偶者は苛立ちの元になる。同様に、癒されたい、ワンコと一緒に穏やかな生活を送りたいと思うのなら、ラブの子犬を買った時点で破局への道は見えている。犬と一緒に色々なことをしてアクティブに楽しみたいと思っているのなら、バセットを飼う前に、一度考え直したほうが良いだろう。

最後の共通点として、友人の話を聞いていて思ったのは、たぶん離婚に至る経緯の中で、ダウンスパイラルから抜け出すチャンスはいくらでもあっただろうなという点だ。ほんの小さなすれ違い、コミュニケーション不足が積み重なって、結局、別れるしかなくなった。ちょっとした歩みよりがあったなら、恐らく最悪の事態は免れることができたのだろう。振り返ってみれば、または第三者が見れば、それは明らかなのだ。だがドツボにはまっている当人たちにはそれがまったく見えないし、見えても、見ない振りをしようとする。

犬のほんの些細な問題行動や態度の変化、そういう小さな変化に目をつぶっているうちに、手に負えない事態になってしまうなんてことは、よくある話だ。後から振り返ってみて、あぁ~あの時何とかしておけば、なんて事は管理人のようなダメ飼い主には日常茶飯事なのだ。不思議と、うちの犬は問題犬と常に嘆いている人に限って、飼育放棄までは至らない。結婚生活でも、うちは巧くいってるから、ふふふ、とか言ってる奴に限って、突然離婚してビックリさせられることが多いのだ。

まっ、ごたごたした直後だし、それは当然の事なのだが、友人は別れた配偶者を口汚く罵っていた。相手のここが悪くて、あそこが悪かったから、こんな結果になったと言う。自分は精一杯努力したのだとも。そして声高らかに叫ぶのだ。今度は、もっと良い人見つけるわ!

ん~犬種選びをまちがえずに、自分のライフスタイルに合った相手をゲットして、相手に合う訓練方法を用いれば、次は、巧くいくかもしれないけどね(-。-) ぼそっ

人間同士でも、また人間と他の動物でも、相互に感化し合いながら共に生きていく。どちらかだけが、一方的に悪いなんてことは、やっぱりないんだと管理人は思うのだ。どちらかだけが変わってしまうことも、変わらねばならぬこともないと思う。そして、何より大切な点はね、どちらも変わらないということもないってことだ。少しずつ、互いに変わっていくことが心地良いとしたら、その共同生活は巧くいく。結婚生活は知らないけどね、少なくとも、ペットとの暮らしではそうなのだ。

まっ、人間同士は良いんだけどね。別れたって、互いに何とか生きていくだろうし。でも動物相手の場合には、やっぱり富めるときも、病めるときも、末永く仲良く暮らしていける方法を見つけて欲しいなと思うのだよ。
halloween_hime
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

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★★鍵コメさま江★★

あっ、ご指摘通り、これじゃバセットは温和しくて動かないぬいぐるみって勘違いされるかも(^_^;)

ぜんぜんそうじゃないっすよね。うちも純血ではありませぬがバセットの遠い血筋が入ってるコたちなんで、そのパワフルさと行動力は身に染みてわかってます。あとタフさもね。何時間でも走れるし、歩けるし、さすが猟犬だけあって、スタミナはすごい。

「犬と一緒に色々なことをしてアクティブに楽しみたい」って書いた時点で、頭の中にはフリスビーやらアジやらやってる姿を思い浮かべていたのですよ。いや、バセットでもやればできるけどね。ただ、あの方たちって自分が好きな事じゃないと平気でそっぽ向くから(←うちでは、主に飼い主の技量が足りないせいなんだが)ボール投げて、犬がとってくるみたいな風景を思い描くと泣きを見るぞ、と。少なくともうちの場合は、肩を落として拾いに行くのはいつも飼い主の仕事だし(涙)まっ、知り合いには○○レトリバーを飼っているのに、なぜか肩を落としてすごすごボール拾いに行く人も何人かいますがね。

ともかく、犬と一緒に山歩きとかキャンプとか、そういうアクティブな遊びにはバセットはお薦めっす。奴らはタフだからいくらだって一緒に遊んでくれますよね。好きなことなら何時間だってフルパワーで遊んでくれる。探求心が強いから悪戯も奇想天外なことをやらかしますし(←やられた経験者はため息と共に語る)、だからバセットは動くぬいぐるみでおっとり飼えるとか思わないでねぇ~

っつうか、子犬のころに、何もしないでもただアロマのように温和しく座ってる犬種なんて、この世にはいないと管理人は思ふ。

こんにちは。
こちらのブログは、ハウンド好きな方とお見受けして好感持っていたんです。
私はハウンド種の、あの自己主張する口うるさいところに弱いんですよ。
こっちが思い付かないいたずらをする所も
むしろ可愛い。

人との離婚は仕方ないこともあるかもしれないけど、犬とは離縁したくないなぁ。

★★Lafiteさま江★★
こんにちわ! ふふふ、お目が高い、もちろん管理人はハウンド大好きでございます。あの頑固な性格、一筋縄ではいかないところ、奇想天外な発想、一般的には「飼いづらいバカ犬」と呼ばれることが多いハウンドですがね、マニアにはたまらないっすよね。一緒に暮らすと心地よい相棒でございます。

まっ、管理人の技量だとハウンド飼って競技会に挑戦みたいな世界には一生行けないと思いますが、それでも良いの。あのハウンド特有のマイペースなところに……ラブなんざんす♪

ハウンドも、性質を知った上で飼ってもらえば、ホント、楽しくて良い奴らなんですけどねぇ~ただ、何も知らずに飼う人多くて……いつでも里親中なんかにビーグルが常連みたいに出てるのを見ると、哀しくなる(T_T)

ご無沙汰しておりますv-237
人生色々♪って歌がありましたっけ(年齢的に古くってごめんなさい)(笑)
ハウンド系いいですねー自分勝手で次の行動が読めない、そして走りまくる大好きですv-290飼い主の事も束縛しないしいい感じだと思います。犬の中には「うちの子焼きもち焼くから吠えるの」ってバカじゃないのかしら?(失礼)結婚も本当に似ております、私もバツイチですが(事業に失敗した為やむなく)若くして結婚したせいか友人感覚&戦友?でした。
これは悪までも私の考えですが。お互いに尊敬できるところが必ずひとつある事。あと共通の趣味がある事。と私は思いますv-398だって他人が一緒の屋根の下に共同生活するんですものそれなりの覚悟をしないとねv-290
自分がーとか自分はーとか彼のことは?
よそのワンの事は注意した事は有りません何故なら自分のワンの躾も出来て無いのによそのワンコの事は言えません。何か一気に愚痴ってしまいました。失礼v-390
P.S
事情が有って分かれた主人とはいまだにずっと(一緒に住んでいませんが)夫婦です。

人生色々って歌っていただければ、管理人も首、自動的に傾げます(爆)

離婚にも色々あるのですねぇ。事情はともあれ別れても、良い関係でいられればいいのですが……良い関係でいられるぐらいなら、離婚しない!って絶叫してた友だちもいたし……ん~難しすぎて管理人はよく理解できない世界だ。

ただ、ご縁があって一時一緒に暮らした以上、やっぱり殺したい奴リストの上位になっちゃうのは、哀しいかなって気がしますわ。まっ、良いのよ、人間は別れてもそれぞれ生きていけるから。問題なのは犬猫との離縁。こっちのほうは、男女の仲みたいに簡単にくっついたり別れたりしないで欲しいんですよねぇ~
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