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結婚式

昨日は結婚式だった。

といっても、管理人の結婚式だったわけではないのはむろん言うまでもないだろう、。一周り以上歳の離れたいとこの結婚式である。数ヶ月前に招待状が届いたとき、管理人は正直焦ったのだ。

ヤバッ、着ていくもんないじゃん!?

そう、1年ほど前に衝動的にパーティー用の服を全部処分してしまっていたのだ。だって、周りを見渡す限り今後あるのはたぶん葬式だけだし、黒のスーツを一枚とっときゃそれでこと足りるかな……と。

サラリーマンをやってたころには、それなりにつきあいで後輩の結婚式なんてぇのもあったし、華やかなドレスも必要で、そこそこ数だけは持っていたのだが、ここ数年ぜんぜんタンスから出す機会がなかったのだ。だから、もういらないと思って捨てちゃったのに……年若い親戚がいることをすっかり忘れていたぜ。

とりあえず1枚だけなぜか手元に残っていたシルクのワンピースを引っ張り出し、これまた押し入れの隅で10年ほど熟成されていたエナメルのハイヒールを引っ張り出してきて、とりあえずカッコだけつけて結婚式には行ってきた。足が痛くて途中で気絶しそうになったけど(-。-) ぼそっ だいたい、一桁の時間に起きれば御の字みたいな夜型生活者の管理人にとっては午前中の式ってだけで、ありえないイベントだったんだが……

家族総出のお出かけの場合は、親と近所に住む親戚のおばちゃんを車に積んで出かけるのが我が家の習わしである。ちなみに犬を3頭積んでのお出かけと、じじばば3匹積んでのお出かけのどちらがよりたいへんかと言えば、迷うことなく後者である。車でのお出かけにハイになるのは一緒だが、うちの犬たちは車のなかでは決して興奮吠えをしないように良く躾けられているからだ。じじばばは、今回もやっぱりうるさかった。

「ねえねえ、いまどこ走ってるの?」

「山手通り」

……そして5分後。

「これ、環七?」

さっき山手通りって言っただろうが( ̄‥ ̄)=3 フン

「ねえねえ、逆方向に走ってる気がするんだけど。ほんとうに道、まちがってない?」

管理人はこれでも都内の道はちゃんと知っている。念のため地図もちゃんとチェックしている。我が家の愛車はまちがいなく目的地のホテルに向かってひた走っていたのだが、いくつになっても娘を信用しない連中なのである。

管理人はぼそぼそと小声で運転手の妹に道を教えていたのだが、後の連中がうるさくてぜんぜん聞こえない。仕方がないので声を張り上げて「次○○警察署前の交差点で右折だから」なんて言うと、とたんにそれを聞きつけた乗客がよけいなことをやり始める。

「○○警察署前だぞ、みんなでしっかり見ないと!」

で、一斉に身を乗りだすせいでバックミラーが見えなくなる(←妹談)。そのうえ……

「あっ、○○警察署前!!!(←この部分絶叫) おっと、ちがった」

非常に紛らわしいのである。まっ、善意でやってるのはわかるんだが。

「次に車買うときは、リムジンみたいに後部座席とのあいだに仕切りのガラスつけたほうが良くない?」

「それより、移動の時にはクレートに入れた方が良いかも」

「んだね」

ちなみに親を車に乗せるときはチャイルドロックも必須なのだ。なぜならロックをしておかないと駐車場に入ったとたんに勝手に車を降りて飛びだしていってしまって非常に危険だからだ。本人たちは車を誘導しているつもりらしいが、車の真後ろに立って腕を振り回す年寄りを轢いてしまいそうになったことが何度もある。ヨシと言われるまでは車から出てはいけないと口を酸っぱくして教えてはいるのだが、歳をとるとどんどん気が短くなるようで安全な位置に停車するまでの数分間待つことができない。

「やっぱ係留用ロープとハーネス持ってきたほうが良かったかもね」

「マテの躾ができてない場合は、拘束具は必須だね」

てな具合にすでに行きの車で疲れはててしまったのだが、結婚式自体は、とても良いお式だった。チビスケだと思っていたいとこがすっかり立派な青年になっていて、堂々とお礼の言葉を述べる姿は参列者の涙を誘った。

「○○ちゃんったら、すっかり立派になっちゃって」

以前なら「臭くない、この演出? こういう痒いセリフってヤバイじゃん?」と思っていた結婚式の定番企画にすっかりやられてオイオイ泣いている自分に、子どもの成長ぶりに感動してる親戚のおばちゃんらしさを感じて年をとった自分を感じる。

あぁ~あ、この調子だとNHKのお笑い番組観て笑い転げる日も近いかも(-。-) ぼそっ

生まれたときから知っている年下のいとこたちは、管理人の目から見ればいつまで経っても子どもなのだ。なのにいつの間にか連中は立派なオッサン、オバサンになっていた。ふと親たちのテーブルに目を向けると、そこには爺さん婆さんの集団が座っていた。

世代交代という言葉が頭をよぎる瞬間だ。

管理人も含め、子どもたちの世代がすっかり大人になっているのにもかかわらず、親たちがあいかわらず口うるさくあれこれ言うのがおかしくもあり、哀しくもある。いつの間にか相手に気を使い、話を合わせているのは子ども世代のほうになっていて、親たちの世代は子どものように好き勝手に振る舞うようになる。人の世の常ってこれなんだろうな。人間も、最後はまた子どもに戻る。

それは、ある意味幸せなことなのかもしれない。

ドッグラン帰りの犬たちと同様に、久しぶりのイベントではしゃぎすぎたじじばばも帰りの車では居眠りをこいていた。すっかりおとなしくなった年寄りを積んで眠い目をこすりながら家路を辿りつつ、時の流れを実感してほろ苦い気分になってしまった。

まみれに載ってた結婚式写真を無断借用m(_ _)m
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

結婚式は普段めったに会わない、親戚のおばちゃん、おじちゃん、いとこ、めいっ子、おいっ子達と再会し。

私も年をとったな~と痛感します。

でも久し振りに親戚一同と再会すると、なんだか楽しい!!ですよね

たしかに、ふだんは会わない親戚と会うのも結婚式の楽しみの一つかも。

面倒なことも多いけど(^_^;)

たまにしか会わないので、名前忘れてたり、誰、コイツ?って人もいたりするのが、ある意味結婚式の醍醐味かもしれませぬ。

結婚式に行かなくなって久しいです。
一時は同僚や友人でラッシュになっても、ひと段落すると、それっきり。
そういえば、今急にお呼びが来たら、着ていくものに困るわ。
しかし、いつもながら、おかしいです。
文章。いや、おもしろいっていう意味で。
おもいっきりうなづきました。ご年配方の行動論(笑)
犬よりも大変そうでしたね(笑)

管理人も10年ぶりくらいの結婚式でして、かつては毎月結婚式でご祝儀貧乏に陥った時代もあったのですが(遠い目)

親戚のおばちゃん目線だと臭い結婚式もけっこう楽しめた。行き帰りの車が一番たいへんだったせいで、実は式のあいだじゅうぼーっと休憩してたんですけどね(^_^;)
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