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犬と私の10の約束

最近話題のこの映画、皆さんは、もうご覧になっただろうか?

管理人はまだ観てない。というか、たぶん映画館には観に行かない。どんなにがんばっても、まちがいなく最後で号泣するのは目に見えているからだ。一瞬、犬好き友を誘って、みんなで観に行こうかとも思ったのだが、洋服にやたらと毛がついたオバサンが集団で、映画を観ておいおい泣いている図というのはそうとう怖い。

だからDVDになったら借りてきて観ようかなとか思っているわけだが、最近、やたらとこの映画のポスターが街で目についてさ、どうしようもなく可愛いゴールデンのパピーの写真を眺めては思わずため息をついてしまうのだよ。

はぁ~こりゃ、やられるね。めっちゃくちゃ可愛いもんね。

かつての管理人ならば、こういう映画の存在を知っても「犬の映画なんだ、ふ~ん」で済んでいたとは思うのだ。だが、華々しいペットブームの裏の汚い世界を嫌ってほど見てしまったいまとなっては、また3年後にセンターのケージがゴールデンだらけになるかと思うと気が重い。

たぶんね、繁殖屋業界では現在ゴールデン増産体制がとられてると思うのだ。映画公開に合わせて、おそらく最初のロットが出てくるよ。作るバカと飛びつくバカ。需要と供給が相まってペット業界は花盛りだ。あぁ~めでたいね、あぁ~めでたい。

誤解を受けるといけないので最初に言っておくが、ゴールデンレトリバーは管理人の大好きな犬種である。何しろ、ツチノコ兄弟はゴールデン雑種なのでね。穏やかでフレンドリーで遊び好きで従順なゴールデンの良い性質は身をもって知っている。ゴールデンってほんとうに文句のつけようのない完璧な犬種だと管理人は思うのだ。初心者でも飼いやすい犬ではあるし、トレーニングも楽にできる。ただそれは、犬を飼うという最低限のラインをクリアしたあとの話だ。

前回のゴールデンブームのときには「誰でも飼える犬ゴールデン」と言われて、犬を飼うのに必要な最低限のことすら知らない人間たちが飛びついた。結果、吠え癖のあるゴールデンや咬み癖のあるゴールデンなんていう不思議な動物が大量に飼いきれないと放出された。管理人に言わせればだ、吠え癖とか咬み癖って言葉はゴールデンの形容詞としてつくわけがないのだよ。だって元もと咬んだり吠えたりはしない犬種なんだから。同じことはラブにも言える。あと一般的な犬種だとプードルもね。こういう犬種で咬み癖や吠え癖がつくということは、よっぽどストレスがたまる状況で飼っている証拠なのだ。犬を飼うということがどういうことか、わかっていない、アロマ代わりに飼っちゃう人がこういう犬を作るのだ。

ゴルのパピーはほんとうに可愛い。コロコロしてて、愛嬌があって、遊び好きで人間が大好きで。だが裏を返せば遊び好きの人間好きな犬というのは人がそばにいてくれないと、それだけでストレスがたまるのだ。これはラブも一緒だが、ゴルのパピーと言うのはね、下手な二足歩行の子どもよりずっと手がかかるのだ。大型犬の子犬は体力もあるし力も強い。室内で暴れると家具は傷だらけになるし、うちの奴らは壁やドアもぶち抜いた。週に1kgずつ体重が増えていき、半年も経たずして暴れん坊将軍ができあがる。たとえば横について一緒に歩く「ツケ」の訓練。これをやる根気がない人は大型犬なんか最初から飼わないほうが良い。なぜなら奴らはあっという間に飼い主を引きずって歩くようになるからだ。

止めろと言ったら何が何でも止めさせる。来いと言ったらそばに来る。マテと言ったらその場で待てる、そういう基本的な服従訓練ができない人が大型犬を飼ってしまうと、冗談ぬきでたいへんなことになる。ゴルはやっぱり大型犬なのだ。犬を飼っている人に言わせれば、たしかに飼いやすい犬種ではあるが、それは犬の中では飼いやすいというだけで、誰でも飼えるというのとはちとちがう。

純血種には必ずといって良いほど、犬種に多い遺伝病というのがあるのだが、ゴルの場合は下手な繁殖屋から購入すると股関節に障害があるコが非常に多い。あと癌もすごく多いのだ。若いうちから定期的に健康診断をしておかないと、ディーのように思いがけないほど早くさよならを言わなければならないことになる。

ゴルの成犬は♂だと30kg前後、♀でも20~25kgになるのはふつうだ。ラブのように食い意地が張った犬種ではないにしろ(ゴルの場合は餌より遊びのほうが躾のご褒美になる)やっぱり給餌量は半端じゃない。フィラリアの予防薬やノミ取り薬の金額も半端じゃない。服やベッドを買おうと思ったら万単位は覚悟したほうが良い。大型犬のわりには運動量はさほど必要ではないにしろ、1日最低2回はある程度長い散歩も必要だ。ストレス解消のためにボール遊びをしようと思ったら、腕が上がらなくなるほどボールを何度も投げなければならない。その他に引っぱりっこをしたり、おもちゃで一緒に転げ回って遊んだり、体力がないとゴルのパピーの飼い主なんてぜったいにやってられないのだ。

でも管理人はゴールデンってすごく好きなんだがね。ほんとうに素晴らしい犬種なのだ。怒濤のような幼年期を巧くクリアできたなら、あとはバラ色の犬飼い生活が待っている。怒濤のような幼年期を巧くクリアできたらね……

まっ、管理人が弱小個人ブログで吠えたところで世の中の趨勢が変わるとは思わないが、それでもやっぱり一言言いたくなるのだよ。

ゴルのパピーは死ぬほど可愛い。だが、あの愛らしさに騙されちゃいかんぜよ。悪徳繁殖屋の口車に乗っちゃいかんぜよ、とね。
20080327a
この可愛さに、管理人はやられました、ハイ
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

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