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門限

年にほんとうに数回だけ、管理人は犬たちを置いて友だちと夕飯を食べに行くことがある。もともと極度の出不精で、もし許されるのなら、一生家でじっとしていたい筋金入りの引きこもり人間なので、家に閉じこもって犬猫とじゃれていることは管理人にとってはまったくストレスにならないのだが、それでも、たまに街に繰りだして、友人と美味しいものを食べて、美味しい酒を堪能し、思いきり喋るのも悪くない。

きのうは、たまたまそんな日だった。友人が地方から出てきたので、終電を待つあいだ一杯飲むかいってな企画があって、出稼ぎがえりに約10年ぶりに恵比寿駅に降りたち、駅ビルを見上げてため息をつく管理人である。

この街も、すっかり様変わりしてて、わ~けわかんないわ(-。-) ぼそっ

最近、街の変化についていけない。昔は目をつぶっても歩き回れた縄張りがどんどん再開発されていってどこに行っても「わたしは誰、ここはどこ?」状態の引きこもり人間なのだ。って言うより、あんたどこから出てきたの?って自分で自分に突っ込みを入れたくなる。念のため言っておくが、犬猫屋敷が建っているのは腐っても東京23区内である。

とりあえず改札口は発見できたので、無事友人たちとは合流できた。いまでも現役の友人の薦めで、都会の大人の隠れ家的ダイニングバーなるものに連れて行ってもらい、旨い酒を堪能した。ソファなどが置いてあって、まるで誰かの家のリビングルームにお邪魔したような心地よい空間ではあったのだが、難を言えばいきなり目の前を駆けぬける子猫や、テーブルの端に置いたチーズを虎視眈々と狙う犬がいないのが残念だった。自分の餌を死守しなければならない、という緊張感がないだけで人はわりと簡単に酔いが回るものである。

出稼ぎがえりにそのまま遊びに行ったため、犬猫の世話は家人に全部頼んであった。なので慌てて帰る必要もなく、けっきょく家に着いたら午前様だった。

犬たちは、玄関に座って管理人の帰りを待っていた。ふだんならば、部屋でゴロゴロしているのだが、きのうはずっと玄関に居座ってじっとドアを見つめていたらしい。犬という動物は、時間の流れの感覚が人間とはちがうのだという。5分でも5時間でも、彼らには大きなちがいがないのだそうだ。だから、管理人の帰りがいつもより遅いということは、彼らにはわからないはずなのだが、ふだんのルーティンのなかにいるべき奴がいないというのはちゃんと犬にもわかるのだ。

管理人が出稼ぎの日は、朝の散歩とご飯が終わると、コングを置いて管理人が出かけていく。暗くなると管理人が戻ってきて、一緒に散歩に行って、その後夕飯がもらえる。ところが、暗くなって散歩と夕飯の時間になってもそこにいるべき管理人の姿が見えなかった。これは犬たちにとっては由々しき状況である。

「このまま管理人が戻ってこなかったら、我々はいったいどうなるのだろうか?!」

と言うわけで、管理人が必ずそこから戻ってくるはずの玄関前で張り込みをしていたわけだ。まったくなんて可愛い奴らなのか。

ほろ酔いかげんでご機嫌さんの管理人は、すでに午前1時近く、小雨が降っていたにもかかわらず、けっきょく犬たちを連れて深夜の短い散歩に出かけることにした。別に用事は夕方に済ましてるから、行かなくても良かったんだけどね。でも、1日2回デカ犬たちを引き連れて近所をまわらないと何か1日が終わった気がしないのさ。

引きこもりの犬猫飼いは、都心の変化にはついていけない。だが、近所の公園でつぼみが膨らんでいるとか、小ガモが卵から孵ったとか、そういうしょうもない変化には必要以上に詳しくなる。そうして動物たちと暮らすことで、ますます地域密着型の生活に溺れていくことになる。

20070704
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

私もすっかり引きこもり生活です。犬達とお家にいるのが一番ですから。
都会にいた頃は、明るいうちは外に出ないぐらいで、隣の部屋の人の顔もよく知らないような生活。それが今では朝起きて、夜寝るという規則的かつ地域密着生活。
毎日歩く道沿いの変化や近所の人とのあいさつ。ちょっとした立ち話も得意になりました。
犬はルーティン生活が好きですから、いやでもこちらもルーティン生活。毎日、朝ご飯、散歩、散歩、晩ご飯、これだけが書かれた時刻表にそって生きているような。

管理人のルーティンはなぜかイラク時間ですが(^_^;) でも嫌が応にも規則正しい生活にはなりますね。動物飼ってる宿命ですな。土日も正月もないしね。

それが嫌な人は最初から止めといたほうが無難な生活なんですよね。まっ、オサレナ都会には縁遠い生活ですが(東京ミッドタウンもまだ行ったことがない)家を中心に1km以内の抜け道ならまかしてって感じ。

どんなに遅くなっても
「おかえりなさい。アタシいい子で
待ってたの」ってうるうると見つめられると
もう、リードとお散歩バックを握りしめちゃい
ます。
暗くなると
「ああ、心配してるかな~」ってしみじみ
思うから遊びにも行けないですね。

お互い、奴らの術中にみごとはまってますね(笑)

そうそう、暗くなるとってとこがポイントなんざんすよ。白夜だったら管理人は一晩中犬を置いてほっつき回るかもしれない(爆)
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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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