スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

広島ドッグぱーく崩壊事件について

今回の広島ドッグぱーく崩壊事件があれよあれよという間に妙な方向に行ってしまったのに、正直唖然としている人も多いことだろう。当初は可哀想な犬たちを救う正義の味方だったはずのある動物保護団体が、いつの間にか悪者に変身してしまったのだから。

念のため、最初にもう一度言っておくが、再三このブログで書いているとおり、管理人はアークエンジェルスという団体とは何の縁のゆかりもない単なる犬好きのオバサンだ。AAという団体を擁護する義理もないし、逆にバッシングするほどの怨みもない。ゆえに、何が何でもAAが正しいと騒いでいる擁護派やAAの悪行を日々書き連ねてこれまた大騒ぎしている嫌悪派双方のどちらにも入れない。

正直、どちらの気持ちもよくわからないのだ。なぜなら、管理人にとってAAというのはこの国に星の数ほど存在する小さな自称動物愛護団体のひとつであって、そのひとつが潰れようが栄えようが体制に影響はないと思っているからだ。

それを踏まえたうえで、今回の一連の騒ぎに関して管理人なりに思ったことを書いてみる。これは、あくまでも管理人個人の意見であって、別にブログに書いて公開するほどのものでもないし、自分の憂さ晴らしのためだけならば、友人知人に愚痴って済ませることもできるのだが、敢えてこうして書くのは、今回問題になった点の多くがこの国の保護活動が抱える問題の一端と重なるなとつくづく感じているからだ。人の振り見て我が振り直せということわざにあるとおり、今回AAが犯した失敗から動物保護に携わる人たちが何かを学んでくれればと思うからだ。

ちなみに、一部の人にとってはおそらく不快な内容になるとは思う。見て不愉快な思いをするのが嫌ならば、この先はおそらく読まない方が賢明だろう。もひとつおまけに、自分の意見とちがうからとうちの敷地内(管理人の縄張りね)で騒ぐのも止めていただきたい。人の意見なんて十人十色、その人なりの考え方があるものだ。ちなみに管理人の意見のベースになっているのは、あくまでも公式サイトと新聞やテレビのマスコミ報道、それに一部の限られたサイトに書いてある事柄のみだ。マニアックに2ちゃんやコミュサイトの掲示板を毎日チェックしてそこに書かれている情報に一喜一憂する暇は持ちあわせていない。だから、こんなこともあった、あんなこともあったという細かい事例はわざわざ教えていただかなくともけっこうだ。最初に書いたように、管理人はAAが栄えようが滅ぼうが、何の興味も持っていない。

で、今回の件で一番問題になっているのは、やはり寄付された支援金の用途だろう。人間「金が絡むと親子も他人」で単純なはずの話までが妙に複雑化してしまうものだ。1億以上集まったと言われる支援金に関しては、けっきょく最後まできちんとした説明ができなかったAAが、一方的に責められるのはいたしかたないと管理人は思っている。寄付された金というのは単にお預かりしているもので、もらったものではないという小学生でもわかる理論がわかってないのは困ったものだ。

たとえば、飴を買ってきてくれと誰かに頼まれたとする。1000円預かって、飴が300円だったとしたら、残りの700円はおつりとして返すのが筋だろう。それが1000円渡されて、300円の飴を買い、残りの700円でチョコとポテチとジュースとアイスとあれこれ買ってしまったとなったら、オイおまえと言われるのはとうぜんだ。ましてや、その飴が300円ではなく100円だったとしたら、泥棒呼ばわりされても文句は言えないだろう。

こちらは相手を信用して、寄付金を託したのだ。誰も最初から信用できない赤の他人に金を渡したりはしないだろう。信頼するに足ると思ったからこそ多くの人が支援金を振り込んだ。その信頼に対して誠実に応えるには、支援を依頼したプロジェクトについてきちっと結果を出し、最終報告をすると同時に、寄付された金の用途を明確にすることが必要だろう。

信頼に対して誠実に応えるというのは、人間関係においても、犬との関わり合いにおいても、何より大切なことだと管理人は思うのだ。その基本的な部分をないがしろにしたことで、AAは動物保護団体としての世間の信頼を失った。

ただ、多かれ少なかれ同じようなことをやっている自称保護団体が多いのも事実なのだ。保護活動というのは金がかかる。自前で何とか賄える範囲で済ましているうちはいいのだが、手を広げすぎるととうぜんのことながら経済的に行き詰まる。そこで、多くの保護団体が一般からの金銭や物資の寄付を募ることになるのだが、支援を要請しながら、きちんとした会計報告すら出さない自称保護団体もまだまだある。これは由々しき問題だと管理人は思うのだ。

そういう保護団体の言い訳はたいていひとつに決まっている。保護した犬の世話で手一杯、助けなければならない命がたくさんあってそんなことはしていられない、とこう言うのだ。いっけん納得がいく説明に聞こえるかもしれないが、それはやはり単なる言い訳だ。もし、寄付してもらった金の用途をきちんと管理できないのなら、最初から寄付など募るべきではない。どうしても寄付を募ってまで大規模なレスキュー活動が必要ならば、寄付された金のなかから費用を出してでも、プロを雇ってきちんと金の出し入れを管理をすべきなのだ。反対意見もあるかとは思うが、少なくとも管理人は寄付金のなかから会計士の費用を出したと言われても、それは保護活動に関わる経費だと納得する。

当たり前のことだが、寄付された金というのは預かっただけでもらったものではないのだ。いわば税金と一緒で、その用途に口出しされるのはとうぜんだと考えた方がいいだろう。それが嫌なら、自分の資産の範囲内で細々と保護活動をすればいい。じっさい、個人の保護活動家に対して寄付する人間などほとんどいない。だから、数人が寄り集まって、○○の会などと名乗る自称保護団体が雨後の竹の子のように増えていく。

日本にある保護団体の90%以上は、ただ単に団体名をつけているだけで、じつは単なる個人の集まりでしかない。組織としてのルールもなければ、経理のような基幹業務をになう人材もいない。その小さな保護団体の多くが、譲渡動物の受け皿という小さすぎるパイを必死になって奪い合っているのが現状だ。そんな日本の保護活動を見ていて、管理人はいつもため息が出てしまう。

(明日につづく)
関連記事

テーマ : 【緊急」広島ドッグパークレスキュー450頭
ジャンル : ペット

Comment

非公開コメント

プロフィール

犬猫屋敷の管理人


Author:犬猫屋敷の管理人
スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


Lc.ツリーカテゴリー
管理人のマーキング先
最近の記事
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近のコメント
管理人にひと言いいたい!

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最近のトラックバック
QRコード
QRコード
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。