ラブリーなオジサンたち
|Posted:2007/02/09 20:39|Category : 管理人の独り言|
会社のオジサンたちはとてもカワユイ。きょうもいろいろやらかして、管理人を大笑いさせてくれた。
いまは会社も農繁期なので管理人はわりと毎日忙しい。で、そんなときに限ってPCに向かっていたオジサンAがいきなり大声で騒ぎだした。
「おおぉぉ~なんだこれは!!」
オジサン曰く「何もしていないのに」いきなりパソコンが変になるのはもはや日常茶飯事だ。「何もしていない」と本人は言うが、十中八九彼らは何かをしでかしている。歳をとると細胞が死滅して皮膚感覚が鈍くなるせいだろうか、ぜったいにどこかのキーを押してしまっているのに、本人はぜったい触っていないと言い張るのだ。
いちいちそんなものにつきあってはいられないので、管理人はいつものごとく冷たく言い放った。
「おかしくなったんなら、いったん電源落として立ち上げ直してください」
これは、かつてPCサポートの職場にいたとき先輩から教えられた秘技である。
「困ったときは再起動」
たしかに、ほとんどの問題は再起動をかけてみると直るのだ。それで直らないときは、マジで心配したほうがいい。
今回もその手で行こうと思ったら、オジサンAの叫び声が管理人の好奇心をかき立てた。
「だって、おかしいぞ! 何もしていないのに、いきなり画面にイクラが出てる!!!!!」
イ・ク・ラ?
これには思わずぶっ飛んでいってしまった。画面にいきなりイクラが現れるなんて、そんな珍しいもん見逃すほうはない。
オジサンの元に駆けつけてみると、何のことはない、画面で踊っていたのはオフィス標準のイルカだった。
イクラじゃねぇ~よ、イルカだよ。まったく、人騒がせなオヤジだ。
オジサンたちにとってPCがどうしようもなく難しいのは、なんだかわけのわからない用語がぽんぽん出てくるからだ。以前の会社にいたオジサンは「お気に入り」のことを「お好み」だと信じて譲らなかった。いまの会社では、何度教えてもCookie(クッキー)のことをクーリエとわざと難しく言い間違えるオヤジがいる。
最初の音しか合ってねぇ~じゃねぇ~か!
その後、今度は別のオジサンが、ネットで資料を検索しているときにまちがってH系のページにアクセスしてしまったらしい。んでもって、慌てたオジサンがそれを消そうと四苦八苦しているうちに、なぜか裸のお姉ちゃんが諸肌を脱いでいる色っぽいページがブラウザの初期ページに登録されてしまった。
こうなると、もうオジサンは大パニックである。
泣きそうな顔で「何度やっても変なページが出てくる!」と訴えるオジサンのカワユサは抱きしめたくなるほどだった。
「あぁ~あ、初期ページの登録されちゃったんですね。こうやれば直りますから」
と親切に直してあげている管理人の横で、自分が意図的にそのページを開いたのではないことを延々言い訳するところも、また何とも言えずラブリーである。別に仕事中に変なページを観ているみだらな奴だなんて思わないから、安心していいのに……
毎日こんなに楽しませてもらったうえに、お給料までもらっていいのか? ラブリーなオジサンたちがたくさんいる演芸場のようなこんな会社に勤めているおかげで、管理人の辞書にネタ切れの文字はない。
いまは会社も農繁期なので管理人はわりと毎日忙しい。で、そんなときに限ってPCに向かっていたオジサンAがいきなり大声で騒ぎだした。
「おおぉぉ~なんだこれは!!」
オジサン曰く「何もしていないのに」いきなりパソコンが変になるのはもはや日常茶飯事だ。「何もしていない」と本人は言うが、十中八九彼らは何かをしでかしている。歳をとると細胞が死滅して皮膚感覚が鈍くなるせいだろうか、ぜったいにどこかのキーを押してしまっているのに、本人はぜったい触っていないと言い張るのだ。
いちいちそんなものにつきあってはいられないので、管理人はいつものごとく冷たく言い放った。
「おかしくなったんなら、いったん電源落として立ち上げ直してください」
これは、かつてPCサポートの職場にいたとき先輩から教えられた秘技である。
「困ったときは再起動」
たしかに、ほとんどの問題は再起動をかけてみると直るのだ。それで直らないときは、マジで心配したほうがいい。
今回もその手で行こうと思ったら、オジサンAの叫び声が管理人の好奇心をかき立てた。
「だって、おかしいぞ! 何もしていないのに、いきなり画面にイクラが出てる!!!!!」
イ・ク・ラ?
これには思わずぶっ飛んでいってしまった。画面にいきなりイクラが現れるなんて、そんな珍しいもん見逃すほうはない。
オジサンの元に駆けつけてみると、何のことはない、画面で踊っていたのはオフィス標準のイルカだった。
イクラじゃねぇ~よ、イルカだよ。まったく、人騒がせなオヤジだ。
オジサンたちにとってPCがどうしようもなく難しいのは、なんだかわけのわからない用語がぽんぽん出てくるからだ。以前の会社にいたオジサンは「お気に入り」のことを「お好み」だと信じて譲らなかった。いまの会社では、何度教えてもCookie(クッキー)のことをクーリエとわざと難しく言い間違えるオヤジがいる。
最初の音しか合ってねぇ~じゃねぇ~か!
その後、今度は別のオジサンが、ネットで資料を検索しているときにまちがってH系のページにアクセスしてしまったらしい。んでもって、慌てたオジサンがそれを消そうと四苦八苦しているうちに、なぜか裸のお姉ちゃんが諸肌を脱いでいる色っぽいページがブラウザの初期ページに登録されてしまった。
こうなると、もうオジサンは大パニックである。
泣きそうな顔で「何度やっても変なページが出てくる!」と訴えるオジサンのカワユサは抱きしめたくなるほどだった。
「あぁ~あ、初期ページの登録されちゃったんですね。こうやれば直りますから」
と親切に直してあげている管理人の横で、自分が意図的にそのページを開いたのではないことを延々言い訳するところも、また何とも言えずラブリーである。別に仕事中に変なページを観ているみだらな奴だなんて思わないから、安心していいのに……
毎日こんなに楽しませてもらったうえに、お給料までもらっていいのか? ラブリーなオジサンたちがたくさんいる演芸場のようなこんな会社に勤めているおかげで、管理人の辞書にネタ切れの文字はない。
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