|Posted:2012/09/09 16:09|Category :
ポセ|
お尻の傷を舐めないよう、エリザベスカラーをつけたとたん、とうぜんのことながらビビリのポセは落ち込みまくった。

変なものをつけられて、この世の終わりのような嘆きよう1日目はご飯もまったく食べないし、散歩に連れて行っても頑なにシッコもウンPをしやしない(-_-) ポセという個体のキャラを知らなければ、飼い主のほうがオロオロしちゃう状況だが、やつが落ち込むのは想定内。まっ、そのうち慣れるだろうと管理人は別に動じなかった。
ところが翌日になっても、あいかわらずハンスト、シッコストを続けているポセを見て、思いきり動じたやつがいたのである。
あいかわらず肩を落としてシッコもしないポセのリードを渡し、気分直しに庭でも歩かせてやってと妹に頼んだところ、次に見たとき庭を歩いていたのは、カラーを外してもらって、意気揚々と歩くポセだった。
誓ってもいいが、こっちをちらっと見たときポセの顔にはガッツポーズが浮かんでいた。
ふふんふん、粘り勝ち。やっぱり猫飼いはチョロいぜ(^_^)v
素人さんは、四つ脚のペットの定番犬と猫にたいした違いはないと勘違いする。実際小型犬だと猫みたいな飼い方をしている人をよく見かけるが、猫と犬はまったく習性の違う異なる生き物で、それを飼う人間も、実はまったく別の人種なのだ。猫と暮らす人間は、知らず知らずのうちに猫に巧く飼いならされ、犬と暮らす人間は、犬を飼いならそうと努力する。
犬飼いは犬を呼んで来させるが、猫飼いは猫に呼ばれて飛んでいく。そういえばポセの前の飼い主も、見事な猫飼い人間だった。
ゆえにポンちゃんは、猫飼いメンタリティーを持つ二足歩行動物を自在に操る術を知っている。

散歩のときに取ってもらえるのなら、ご飯はカラー付きでも食べてやってもいいべつに管理人も鬼ではないので、ポセのハンスト、シッコストがあまり長引くようならばそれなりに態度を変えただろうが、カラーをしていても排泄するには問題ないし、ご飯もふつうに食べられる。1日粘るのは、なかなか見上げた根性ではあるが、放っておいても36時間以上頑張れないのは目に見えていた。どれだけ粘っても、出たくなったら我慢できずに排泄するし、動物なんだから腹が減ればあと半日もすれば諦めて餌も食べるのだ。
だが、可哀想じゃない! こんな邪魔なカラーはとってあげましょっ♪とあっさり折れるのが、猫飼いという人種なのである(-_-)
あぁ~あ、そういうことをするから、ごねれば飼い主が言うことをきくって犬が学習しちゃうんじゃん?
首を振ってもカラーが外れないように、当初動物病院でつけてもらったカラーはガムテープでしっかり固定されていた。これをことあるごとにつけたり外したりするのは、とにかく面倒くさいのだ。その上、耳元でガムテープを剥がす音でポセは毎回ビビリまくる。
だから、今後手術が終わるまで、ずっとつけっぱなしに慣れさせようと思っていたのにさ(-。-) ぼそっ
結局1日に何度も外すのにガムテープは問題なので、今はおリボンで縛るように改良された。

けっきょく犬の思惑通り猫飼いって生き物は、絶対にわたしとは人種がちがう、と犬飼いの管理人はため息をつかずにはいられない。
きょうもヨロシクm(_ _)m→
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