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りんご

今年はみかんは不作だが、りんごのできは良いらしい。というわけで、管理人は最近やたらとりんごばかりを食べている。

その年に安くて旨いものだけを食べる。これぞ貧乏人が生き抜いていく知恵である。で、今年のりんご、じつに甘くて美味しいせいか、お犬さまにも大好評で、3日に1度は食餌のトッピングとして登場する。

豚肉とりんごを煮たものが夕飯のトッピングになったり、朝はヨーグルトに細かく切ったりんごを混ぜてそのうえにドライフードをのせてやったり。

とくに姫はりんごがとても好きらしい。管理人がおやつ代わりにりんごをさくさく食べていると、必ずそばに寄ってきて、ひとつちょうだいとねだるのだ。

犬猫屋敷では原則として人間の食べ物は犬にはやらない。人の食べ物というのは塩分が多いのでやりすぎると犬の健康を害するからだ。じっさいは小学生と同じくらいの体重があるデカ犬たちなので、多少やっても問題はないのだが、一度許可すると際限なくやりたがるジィジバァバがいるために、いちおう建前上は犬に何かやりたいときは犬用おやつをあげるべし、ときつく申し渡しているのである。

だが、最近は管理人自身のガードが甘くなっている。そろそろ犬生の折り返し地点を過ぎた愛犬たちだ。多少は好きなものを食べさせてやっても良かろうと思うようになったからだ。

我が家で犬に人飯をやらないのは、前に飼っていたDukeがそれで腎臓をやられて天寿をまっとうせずに逝ってしまった苦い経験があるからだ。Dukeは公式にはジィジバァバが飼っていた犬なので、食事時にはいつも食卓の横に座りこみ、それこそ何から何まで人間さまの食べ物をちょうだいしていた。結果的に最後は腎臓疾患のせいで11歳たらずで虹の橋を渡っていった。

今回は同じあやまちは犯すまいと心に決めて飼いはじめたツチノコ兄弟は、パピーの頃から犬用健康食ばかりを食べさせられていた。早くから人の食べているものはもらえないときっちり教え込んだせいか、彼らは人間の食べているクッキーよりも豚の耳のほうを欲しがるようなそんな立派な犬に成長した。

だが、そんなふうに食餌に最大限の気を使い(ついでに目が飛び出るような金も使い)健康に留意して育ててきたにもかかわらず、ディーは天寿をまっとうするどころか信じられないほどの若さでこの世を去ってしまったのだ。そして管理人自身の考え方も少しだけ変わった。

ディーの病気がわかった直後、管理人は生まれて初めてディーにケンタッキーのフライドチキンを食べさせてやった。今後は好きなものをたらふく食べさせてやりなさい、と医者に言われ、そういえばケンタを買って帰るたびに鼻をぴくぴくさせて欲しそうな顔でみていたことを思いだしたのだ。それが結果的に良かったのか悪かったのかはわからないが、最後の時期、管理人はともかくディーに何か食べさせようと必死だった。少なくともお腹を壊して食べられなくなるたびに、ディーの病状は確実に悪化していたからだ。

香ばしいチキンの箱を開けたとたん、ディーはいつものように鼻をピクピクさせて寄ってて来て、遠慮がちに隣に座った。もらえないのはわかっているが、もしかすると、という期待があったのだろう。脂身と味の濃い衣部分を外して、肉を口に入れてやると、最初は「ええ?ほんとうにいただいちゃっていいんですか?」って顔をしていたが、一口食べたらもう病みつきになったらしい。けっきょく5本入りパックをディーと飼い主で一気にすべて平らげた。ちなみに肉はぜんぶディーが食べ、飼い主のほうは脂身いっぱいの皮の部分と衣をちょうだいした。こんなにディーが好きならば、また買ってきてやろうと思う反面、衣部分だけを毎回食べるのは確実に飼い主の健康を害することになると思うとほんの少しためらいは覚えた。

嬉々としてチキンをほおばっている姿を見ているうちに、何だか無性に腹が立ってきた。Dukeの苦い経験から、今度こそと思い、子犬のころから身体にいいといわれるフードやおやつばかりをやってきたのに、けっきょくディーはいまこんなに苦しい思いをしている。その理不尽さに、無性に腹が立ってきたのだ。

健康オタクで麦飯に無農薬の野菜を食べていながら、交通事故であっさり早死にする人もいる。それと同じように犬だっていつどんな理由で逝ってしまうかわからない。こんなに喜ぶのなら、年に一度くらいはケンタを食べさせてやればよかったな。そんな後悔がいまでも管理人には残っている。

だから、最近は食べ物に関しても以前より甘い飼い主になっている。たまにケンタの一かけ二かけを口に放り込んでやったとしても、それで寿命が何年も変わるわけじゃなし。管理人が食べているパンの切れ端や果物ぐらい少しわけてやってもバチは当たるまいという気分になっているのだ。

おかげで、犬たちは今年の冬、けっこうりんごのお相伴にあずかっている。英語には「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という諺があるくらいだし、もしかするとかえってりんごのおかげで長生きできるかもしれないね!

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テーマ : ♪♪成犬万歳!!
ジャンル : ペット

Comment

うちのハナも7歳になり確実に折り返し地点を通過したと思うので最近はめったなことでは叱るまいという気になりました。
もうたいした悪さをするわけでもないし、後半の犬生は楽しく穏やかに過ごして欲しいと思う今日この頃です。もちろん3歳のサクラはまだびしびししつけますが。

ハナはもともと「こらっ!」なんてめったに言われないよいコだったしね。まっ、犬の悪戯なんてしょせんはあとになったら笑い話。いまとなってはディーのやらかしたすべてのことが懐かしいよ。

それにしても……あの野獣サクラがもう3歳かぁ~時が経つのは早すぎる!

同感です。
私も建前上はダメ!って言ってるけど(書いてるけど)
パンの耳とか、唐揚げの一かけなど結構あげちゃってます(汗)
でも実家のマルチーズはバター醤油たっぷりのチキンばかり食べていたけどなんだかんだ12才まで生きました。
まぁ塩分たっぷりご飯だったため内臓系の疾患ではありましたがなんて幸せな一生なんだろうって気持ちで見送れたのを覚えてます。
ケンタッキーおいしかったでしょうねぇ。
目に浮かびます。

ようは限度を知るってことですよね、きっと。際限なく犬に人間の食べ物を与えつづけると、とくに小型犬は内臓系が確実にやられる。ついでにそういうものをやる場合は歯磨きとかかなりちゃんとやらないとね。何しろ、犬は歯垢とるだけでも全身麻酔ですからね。

そのリスクをちゃんとわかった上で飼い主の判断でやるのなら、管理人は別にかまわないと思うようになったですよ。動物見送るたんびに色んな後悔があるもんだ。もしかして、こういう後悔をできるだけ少なくするために毎日犬猫飼ってるんじゃないかって気さえしてくる(T_T)
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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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