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出会うきっかけ

ダンケを初めて目にしたのは、1ヶ月ほど前。定期的に見ているココニャン一家の縁結びというサイトに載っていた写真に、ふと目が留まったのがきっかけだった。ここはとあるセンターに収容されている犬猫のなかで、譲渡の可能性があるコをピックアップして、ボランティアさんが紹介しているサイトなのだ。ほんらいならばその地区の住民でないと引き出しはできないが、地区内に住んでいなくても、ボランティアさんが引きだしたものを譲渡してもらうというかたちで、引きとることは可能だ。

センターにいるコを直接もらうというのは、ふつう一般ピープルが思っている里親探しとは、ちとちがう。ふつうの人が、犬猫の里親探しと聞いてまず頭に浮かべるのは、たいていはどこかの保護団体や個人のボランティアさんがセンターから引きだして、自宅(またはシェルター)にいったん連れ帰って、健康診断をして、気性をチェックして、ストレスマネージメントもちゃんとやって、さらにピカピカに磨きあげた可愛い写真をサイトに載せて、里親さん、いらっしゃ~いとやっている図だと思うのだ。想像力がない人だと、センターから出てきた瞬間から、可愛い里親募集写真に至るまでのあいだに、どんだけボラさんがその犬猫に手をかけてるかを思い浮かべることもできないだろうし、ゆえにタダでもらえるネットショッピングと勘違いして、お客さま扱いされないとブンブン怒っちゃう人なんかも出てくる。「せっかくもらってやろうと思ったのに、その態度はなんだぁぁぁ~!!」って感じで。

まっ、そういう奴は一度センターに行ってこいって管理人は思うけどね。保護された直後の状態と、新しい飼い主のもとに送り出されるピカピカの姿のギャップを埋めてるのが誰か、直接行って、自分の目と鼻にしっかり焼きつけてこいって、クーラーが効いた快適な部屋の中でパソコンの前にどっかり座って、理不尽なボラ批判とかやってるだろう連中のサイトとか見るたびに毎回思う。

ってまあ、そういう一部のムカツク連中のことはこの際どうだって良いんだが、とにかく、なぜ今回管理人が、多少のリスクは覚悟でセンターから直接引き出したかって話としては、まあけっきょく、一言でいっちゃえば、これが縁ってやつなんだと思う。

ちなみに写真を見た第一印象は、わりとふ~んって感じだったのだ。

このサイトの常連さんならご存じのとおり、ダンケは、ルックス的には決して管理人が飛びつくタイプではない。だって禁断の立ち耳だし(←うちの一家は無条件に垂れ耳好き)、姫さまほどではないにしろ、どっからどう見てもショートカットだし(←フサフサした巻き毛が大好きな犬猫屋敷)、さらにダンケはどっから見ても日本男子だし(←基本、洋犬雑種が好きな人)。たぶん管理人の好みに合っていたのは、デカ犬で雑種という部分だけだったと思うのだ。でもいちおう、詳細情報はチェックしてみた。

そしたらダンケの気性がね、まさにいまの我が家にうってつけだったのだ。この犬なら、家に連れてきても何とか巧くやっていけるんじゃないか、と思ったのだよね。この辺りは単に、犬飼いの勘ってやつだと思うけど。

大きくてド雑種……というのは里親探し業界では、はっきり言って二重苦だ。もともと、ド雑種で20kg級の犬はそれほど多くないし(和犬ド雑種のスタンダードは12kg~15kgくらい)、なおかつ、都市部では室内飼いを譲渡の条件にしている団体が多いので、やはり15kg超の大きな犬はなかなか飼ってくれる人が見つからない。ゆえに譲渡候補にもしてもらえず処分されてしまうケースが多いのだ。だいたい、大きい犬預かれるってボランティアも極端に少ないからね。この辺は都市部の住宅事情を考えれば、仕方がないことなのかもしれない。

ゆえに管理人のように雑種希望、なおかつデカ犬好きにとっては、なかなかお眼鏡にかなうコは見つからなかった。っつうか、別に積極的に探していたわけじゃないんだが。昨年末にカイが逝ってしまったあと、確かに物理的には1頭分の枠が空いていたのは確かだが、正直、あと1頭、それも新しい未知の犬を飼うには躊躇せざるをえない状況だった。なにせ姫さんはご老体だし、おまけにあいかわらずビビリまくってるチキンもいるし。新しく来たコに全力投球できる状況からはほど遠い以上、やっぱり今は飼うべきではないのかなとも思っていたのだ。とくに夏の初めに姫さんがヨロヨロになっちゃったときはね、デカ犬トリオ復活の夢はほぼ完全に消えたと思った。

このまんま、まあ順番からいえば何年か後には姫さんが先に虹の橋を渡っていって、その頃にはすっかり老犬になってますます気むずかしくなったビビリのポセだけが残されて、きっとそのときになってもう1頭と思っても、ポセはぜったいに新しい仲間を受けいれないだろうし、ということは、ポセを無事見送るまでは、1頭飼い家庭になるのかなぁ~とマジで思っていたのだよ。

いまはほんとうに犬余りの時代で、ただでさえ里親募集の犬をもらってくれる人の数はまだまだ多くはないうえに、今回の災害で家を失った四つ脚が大量に首都圏にも流れこんできている。その煽りをくってか、ふだんから放棄犬が多い関東一円のセンターはどこも満杯状態が続いている。そんなときだからこそ、多少無理しても、せっかくカイが空けてくれた枠を使ってもう1頭と思いつつも、そんな事情もあって、けっきょくずっと腹をくくれずにいた。

っていうか、いま思えばたぶんね、決心がなかなかつかなかったのは、ほんとうに縁のあるコが見つからなかったせいだったのだなとわかるのだ。ルックス的には、すごく好み、でもこの性格の犬は家の2頭とはうまくいかないだろうな、とか、性格は大好きなんだが、これだと姫とぶつかるなとか、目茶苦茶うち好みの犬だけど、歳が若すぎるとか。けっきょくどのコも帯に短したすきに長しで、お問い合わせボタンを押すには至らなかった。

こういう言い方は誤解を受けるかもしれないが、いま、こういう時代で、なおかつ家にいる犬が姫とポセではなかったら、さらに、いまの管理人の仕事の状況がこんなふうではなかったら、もしかしたらダンケをもらうことはなかったかもしれない。良いコそうだけど、でも立ち耳だしぃ~って、そんな理由で二の足を踏んだかもしれない。もし、管理人の時間にもっと余裕があったら、もしかしたらもっと若い犬を選んでいたかもしれない。家にいる2頭が姫とポセじゃなくて、カイとポセみたいなコンビなら、姫に近いやんちゃな、イケイケの犬を選んだかもしれない。

だが、いまの管理人がもしあと1頭犬を飼うとしたら、一番ストレスなく飼えるのは、穏やかな性格のオッサンだったのだ。カイがいなくなった分、物理的には1頭分空いていたはずの飼い犬枠だが、管理人の気持ち的には9/10しか空いていなかった。だからパワーを持て余している若犬はちょっと無理。姫さん並のやってくれる犬もちょっと苦しい。なおかつ先住犬たちが脅威を感じるような犬もやっぱり管理人としてはいまは飼いたくない。

ってなかんじで消去法で考えていったとき、理想像として出てきた犬が、たまたま見たサイトに載っていた。長年見ていたサイトだから、ここのボラさんは経験も豊富で、彼女たちの評価はかなり正確であることもわかっていた。ゆえにセンターから直接家に迎え入れるというリスクの高い方法も、まあ良いかなと思えたのだ。

縁は異なもの味なもの、とはまさにその言葉通りでさ、縁がある出会いだと、理想とはほど遠いと思っていた部分も何だって良いほうに解釈できるようになる。立ち耳だって良いじゃん。耳掃除の手間が垂れ耳の半分で済むじゃん♪ 長毛犬より短い毛のコのほうが、シャンプーやブラッシングも手抜きできるじゃん! そういうところで時間を節約できれば、9/10枠でもいけるじゃん?

まっ、ダンケにしてみりゃ良い迷惑だとは思うけどね。でも見つかっちゃったんだから、諦めて、おとなしくうちのコで我慢してもらいましょうって感じ。

そんなわけで、立ち耳のオッサンは、我が家の一員になることとなった。

一般ピープルはたぶん、犬猫の里親募集と聞くと、可哀想な捨てられたワンコちゃん、ニャンコちゃんを助けてあげる活動だと思っているのだろう。じっさい、そういう側面もないわけではないが、じつはもらうほうの人間にとっても、とてもメリットのあるシステムだということに目を向ける人は意外に少ない。

でもね、じつはそうなのよ。じっさい、これは飼うほうにとってもメリットが大きい活動なのだよ。だってさまざまな選択肢のなかから選べるんだから。子犬オンリー、純血種のみの業者とちがって、里親募集されている犬には大小さまざまな、色々な年齢の、それこそよりどりみどりの個性が揃っているのだから。

そのときの自分に合ったワンコを選べば良いじゃん? たとえばいまの管理人のようにいまは9/10枠しかないと思ったら、その枠内で飼えるコをもらってくれば、ちゃんと犬と一緒に暮らせるじゃん? おまけに大事な税金を使って犬を殺さずに済んだと思えば、それだけでもちょっと気分は良いじゃん?

少なくとも管理人の場合、もしこの世の中に、捨てられた犬をもらってきて飼うという選択肢がなかったら、犬を手に入れる手段が、ペットショップやネットで純血種の子犬を飼うことだけに限定されていたら、おそらくデカ犬トリオ復活はなかったのだよね。でもそこにたままたダンケが出てきたから、もう1頭、カイがせっかく空けてくれた枠を無駄にしないで有効に使うことができた。

世の中にはシーズとニーズが必ずあって、人も犬も色んな奴がいるわけで、ついでに言えばそれぞれが色んな事情を抱えていて、ゆえに選択肢は多いに越したことはないのだよ。一般的には人気沸騰とはぜったいならない気の弱い、身体のデカイオッサンを、大喜びしてもらっていく管理人みたいな変わりもんもいるわけだから。要は出会いの機会さえ作れれば、この国の動物譲渡の活動も、もっと発展していくんじゃないかと管理人は思うのだよね。

20110916 011

ポンちゃんは、反対ですから! ぜったい、ぜったい反対ですから!

ご家族の同意はすべてとれたが、いまだにこいつ↑と天だけは反対している(-。-) ぼそっ


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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

ちょっとーちょっとーちょっとー

大会に行っている間に発表ってないんじゃーないのーーーー

それでもまぁ、めでたい。
おめでとー。

「枠はあいてる」と言っていたときから、いつなのかなと思っていたけど
問い合わせボタンって、やっぱり縁のあるときしか押せないよね。
それを押しちゃう後押しっていうのは、
まさにタイミング、機が熟したんだろうね。

めでたい。

ただ
本当にびっくりした。
おっしゃるように、「タイプの子」じゃないようだったものね。
明らかに違う。

つーか、私のほうがタイプに近いんじゃないかとすら思ったね。
タチ耳、短毛。
この色合い。
ああ、鼻黒っていうのはずれてるけど(笑)

トリオ復活だね。おめでとう。

コメント、ありがとうございましたm(_ _)m

こんな大ネタのときに珍しく鼻息荒く登場しなかったから、ああ、連休だからどっかに行ってるのね……とは思っていたのだが。大会でしたか。暑いなかご苦労さんでした。なかなか良い成績だったみたいじゃない? 若者組は元気で良いなぁ~。

ふふふふ、ダンケ、ぜったいゆかさん好みよ。会ったら、たぶんハグしたくなると思う。ハグしようと近づいていくと、思いっきり逃げるけど(笑)。和犬特有の性格が強いのかなと思いきや、妙に犬フレンドリーだったり、けっこう自己主張も強いし、面白い犬ですよ。やっぱり家に来るコだから、色んな意味で個性的♪
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