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顔面蒼白

最初に症状が現れたのは、日曜日の夜だった。姫が、夕飯に食べたものを一気にすべて吐いてしまったのだ。

食後1時間ほど経ったときのこと。肉も野菜もほとんど何も消化されない状態ですべて身体の外に出てしまった。姫が、食べた物を吐くのは、実はそれほど珍しいことじゃない。息もつかずにかっこみ食いをするせいで、喉につまって一気に吐き戻すなんてことは時々あることで、そのため吐いただけならそれほど心配することはない。

だが次の瞬間、管理人のなかでアラームが鳴った。姫が、吐いた物を食べようとしなかったからだ。

ギャー、吐いた物を食べるなんて、汚~い! 気持ち悪~い! と思ったそこの貴女。ペットは飼わないほうが身のためだよ(-。-) ぼそっ 自分が吐いた物を食べるなんて、ありえない……というのはあくまでも人間の感覚で、犬猫は自分のでも他人のでも吐瀉物に平気で口つけるから。それを許すか許さないかは飼い主の趣味だが、基本、あの連中は吐瀉物を食べるが汚いことだとは思っていない。

とうぜん、姫も喉につまって吐き戻しの時は、すぐに出てきたものをまた平らげるのだ。ところがこの時は、吐いた物に見向きもしなかった。そこに生肉がそのままで出てきているにもかかわらず……

ん~、おかしい。何かがおかしい(-_-)

だが翌朝のご飯はちゃんと食べたし、また吐くこともなかったし、ウンPも立派なのがモリモリ出たので、お出かけで疲れたせいだろうと管理人は考えた。

事態が急変したのは、月曜の夜である。

とつぜん、姫が猛烈に苦しみだして、横になることもできなくなってしまったのだ。どこかが、ものすごく痛いのは明らかだ。子宮蓄膿症騒動のときのように、背を弓なりにしてとにかくやたらと歩きまわる。こういうときにはどこかに激痛が走っている。横になったほうが楽になるのだが、痛すぎて寝ることもできないのだ。

大慌てでかかりつけの獣医さんに電話したが、こんな日に限って連絡がとれない。さてと……どうすべしか……

夜間でも診てくれる区の獣医師会がやっているシステムもあるのだが、初めてのお医者さんに連れて行っても、おそらくとりあえず今夜のところは痛み止めの注射を打って終わりだろうなとそんな気がしたので躊躇した。痛み止めならカイの時に処方してもらった薬が山ほど手元に残っている。

むろん素人判断で薬を与えるのは危険だし、やっぱり医者に診せるべきか……

これが急性のたとえばウィルス性の病気とか、変な物を口に入れたせいで起こった病気なら、医者に連れて行ったほうが良いが、何となく、そうではない気がしたのだ。この辺りはもう飼い主の勘としか言いようがないんだが、姫のようすを見ているとね、そうじゃないと確信した。

内臓のどこかかなぁ? 朝からシッコがぜんぜん出てないから、もしかして腎不全? でも腎不全でお腹が痛いってことはありえないし、腸炎ならいまごろ吐いて下痢してたいへんだし、もしかして肝臓か? それとも胆嚢? でもいずれにせよ、吐き気とかそっちのほうが出てくるはずだし……

ん~、犬にも盲腸ってあったっけ?

色々考えているうちに、いったん痛みが治まったらしくとりあえず姫はフセの姿勢で寝始めた。んんんん……いつもは横なって寝るはずだが、あの姿勢で寝るということは、やっぱりいつもと何かが違う。さらに、とにかく痛みさえとれれば、今夜はなんとか乗り切れると判断したのは、寝ている姫の呼吸が深くしっかりしていたからだ。痛みが酷いときには、犬も息が荒くなる。

というわけで、一か八かで手元にあった消炎効果と痛み止めの両方に使える薬をやってみることにした。投薬量はカイとの体重差を考慮した量からもう少し減らして、万が一の場合でもこれならさほど害はないだろうという量にして。ただ問題は、姫の場合は食べ物にくるまないと薬をなかなか飲ませられないというところなのだ。何か食べてくれれば薬も飲ませられるのだが、果たしてこんな状態でも食べられるのだろうか?

とにかく何か食べて欲しかったので、カイ用に清水の舞台から飛び降りて購入した、管理人の弁当より高価な缶詰めを開けてみた。すると……







ぜんぜん喰ってるし(-_-)

差しだしたスプーンを鼻で押しのけて、缶ごと奪おうとしやがるし( ̄‥ ̄)=3 フン

しまいには、ポセのお残しにまで顔を突っ込んで平らげるしまつ(^_^;)

ちなみに食べてるあいだは痛いのも忘れていたようで、ふだんと変わらずぜんぜん元気。そのようすをそばで見ていた妹が一言、「高級缶詰めはもったいなかったわね。デビフでもぜんぜん良かった気がする」

たしかに。猫缶の食べ残しでもじゅうぶんだった(。_ _)


食べ終わったあとは、また痛みを思いだしたようでしばらく右往左往していたのだが、やがて落ちついたようにいつもの姿勢で横になった。その後は朝までほとんど起きあがることなく、ひたすら爆睡。しまいには、鼾をかいて寝始めたので、安心して管理人も床についた。

翌日、朝一番で医者に連れて行こうと思ったのだが、もはや病院に行く気にもならないほど元気いっぱい。昨日の騒ぎはなんだったのやら……。カイの納骨も済ませないうちに今度は姫とお別れじゃ、飼い主の神経が保たない! と友人たちに触れ回った管理人の立場はどうなる?

とりあえずいつもの先生に電話して、病状を話したところ意外にあっさり結論が出た。

たぶん椎間板ヘルニア(-_-)

まだそれほど悪い状態ではないんだが、たぶん進行してたのだよね。飼い主がそれに気づかずに疲れさせてしまったために一気に症状が出てしまった。とりあえずはしばらく絶対安静にして、ステロイドで患部の腫れが引くまで待つ。基本、運動制限と食餌療法でこれ以上悪化させないように気をつけながら、ともかく一生上手くつき合っていかなければならない持病がもう一つ増えたということだ。

飼い主共々腰痛持ちかよ(-。-) ぼそっ

でも命に関わる病気じゃなくて、ともかく良かった。

老犬が家にいるとやっぱりとても神経を使う。若い犬ならそれほど心配いらない症状でも、万が一ということがあるからだ。椎間板ヘルニアじたい、決して笑いごとじゃない重病なのだが、それでも致命的な疾患に比べたらぜんぜんOK。むろん、今後注意しないと歩けなくなるケースもあるわけだから、ほんと、笑いごとじゃないんだがね。それに他にも原因はあるかもしれないので、落ちついたら血液検査やレントゲンや、また検査一式が必要になるし。

ただ、犬も猫も人間と同じで、歳をとれば身体にガタがくるのだよ。昔はあんなに元気で、大声で歌いながらドッグラン中を走りまわっていた姫が、腰痛で歩くのもやっとなんていう時代がくる。ただ、そんな状態になっても、今後ものすごく手がかかる状況がきても、それでもやっぱり生きていてくれることが、ありがたいなと飼い主としては思うのだ。

痛い思いはなるべくさせたくないし、苦しい思いもして欲しくないが、でもある程度元気で生きててくれることがね……

ホント、生きてるだけで丸儲けだよ(-。-) ぼそっ

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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

Comment

姫ちゃん、理由がわかってよかったですね。
年を取れば何かしら出てくるのは当たり前。
大きい子の足腰が痛いのはいろいろ大変だけど、でも生きていてくれたら何とかなります。
うちもみなみの関節痛をおっかなびっくりで見ています。

それが子犬に問い合わせ殺到じゃないんですよね・・・
だんだん条件的に厳しい人もありで、トライアルに出たり戻ったり・・・
結局残り4匹状態です。
それなのに、既に次の子犬がちらほら影をちらつかせているのです!
はあ~~~~(×_×)

姫ちゃん大変だったんだねー。
今後も心配だけど大事に至らなくて本当に良かった。
それにしても症状から色々と原因を推測できる管理人さんはすごいと思う。
うちの子に何かあったら管理人さんに相談しよう。

ホントに、痛みの原因が分かって良かった~。
飼い主共々お大事に!

お大事に

姫ちゃん お大事にしてください。

うちの息子も2月半ばにぎっくり腰をやってしまい、まだ左足が麻痺していて、自室で静養中です。ベッドは腰に悪いし、上れなくなったので解体していまはフローリングにセンベイ布団で一緒に寝ています。

★★mi-goroさま江★★
姫も、時々前脚の具合が悪くて、てっきり関節炎だと思っていたのですが、いま思うと、ヘルニアの初期症状だったみたい(。_ _) みなみちゃんも、じゅうぶんご注意くださいね。大きいコは、ホント年齢が関節にくるからね。考えてみれば、飼い主だってきてるんだから、このコたちも同じだよねぇ~。

けっきょく、まだ4頭ですか……。いまはシーズン真っ盛りだから、次のコたちのために、とにかくキャパ空けないとね(ため息)。

★★はなさくさま江★★
今回は初めての外科騒ぎだったんで、けっこうパニクったわ。言われてみればそうじゃんって明らかにわかる症状だったんだが、家って今まで外科で病院のお世話になったのっていないからさ。猫も犬も人間も(-。-) ぼそっ

ポイントはやっぱ食欲ですな。外科病棟は、どんなに重病でもとりあえず食欲のある患畜ばかりなり。

気温差が激しいので、ハナとサクラも気をつけてねぇ~。あっ、もちろん飼い主夫婦も(-。-) ぼそっ

★★姉2号さま江★★
お騒がせいたしました。ふたを開けてみれば、こんな話よ。大騒ぎして損した(-。-) ぼそっ ってあの日はマジ、パニックしたんですが。

姫は何だかんだ言っても、ものすごい強運の持ち主だから、あれこれ持病を抱えながらも、もっともっと長生きするような気がする。生きててくれるだけで、丸儲けなのよねぇ~。

★★はる_をやぢさま江★★
はじめましてm(_ _)m お互い持病を持つワンコ飼い、たいへんだけどめげずにいきましょうや。ダックスもビーグルもこの病気が出やすい犬種だから、もうこれは運命。あとは、これとどう上手くつき合っていくか、今はせっせとその情報を集める毎日ですわ。

薬が効いてきてちょっと良くなったら、お医者さんの予想どおり、姫はふつうに床の上歌いながら走りまわってるし(-。-) ぼそっ 止めろと言っても、言うことききゃしないので、板の間はやっぱり腰に負担がかかるので、姫ちゃん用にレッドカーペット敷こうかと本気で考えている飼い主バカ(笑)。
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スーパードッグにはほど遠い、おとぼけワンコたちと暮らすフツーの飼い主


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