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勧誘

最近、立て続けにちょっと嬉しいことがあった♪

もともと、犬とは何の関わり合いもなく知り合った古い友人が、地元の保護団体で、搬送のボラをはじめようかなと言いだしたのである。正直、最初にその話を聞いたとき、管理人は耳を疑った。

「なっ……なんで?」

「アンタのブログ読んでたらさ、何か、自分にもできることやろうかなって思ってさ。保健所にいる犬を引きとってやりたいとか思っても、うちでは無理じゃん? でも車出すくらいならできるし……」

ちなみに彼女は、仕事に家事にとにかく忙しすぎるくらい忙しい人である。ボラやる時間がとれるなら、自分の身体休めたら? と言いたくなるぐらい多忙な毎日を送っている。

それからしばらくして、今度はべつの、これまた古くから友人と飲み会で会った。ちなみに彼女はずっと前から犬を飼いたい、飼いたいと言い続けている人だ。もちろん、勧誘の機会を虎視眈々と狙っている管理人が耳元で「保護犬譲渡~成犬譲渡~」と囁き続けているのは、言うまでもないだろう。

その彼女が、ようやく重い腰を上げて犬を飼おうかなと言いだしたのだ。

「あと数年すれば子どもに手も金もかからなくなるじゃん? そしたら、ほんとうに犬を飼おうって夫と決めてるんだ」

「そう! 良かった」

「でも、保護団体からはもらわないからね」

「(-_-)なんでよ?」

「うちは外飼いだから、家の中で飼えとかいろいろ言われるのは嫌( ̄‥ ̄)=3 フン」

「そっかぁ~」(←思いっきり肩が落ちる管理人)

「だから、保健所に直接行って、譲渡してくれるって犬をもらってくることに決めたの」

わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪

「アンタのブログいつも見てるんだけど、保健所にいる犬って可愛いコがたくさんいるじゃん? 引き取り手がいないからって殺しちゃうのはもったいないよ」

どちらにしても、じっさい、実現するかどうかはわからない。だが、動物の殺処分という問題がこの国にはあるという事実を知ってくれる人が増えたのは、やっぱり嬉しいことだと思う。1人は、とりあえず手をこまねいて見ているだけではなく、何か行動を起こしてみようかなと思ってくれたし、もう1人は、どうせ飼うならセンターに収容された犬の中からと考えてくれた。

うちが、姫を引き取ることなく、ブログを始めることがなかったら、おそらく、殺処分の問題など知らぬ間に一生を終えてしまった人たちかもしれない。たとえ知識として知っていたとしても、彼女たちにとっては、センターに収容される犬は見たこともない、遠い存在のまま終わっていたことだろう。彼女たちは何度も姫に会っている。姫がうちに来て、しだいに家庭犬になっていくさまをずっと見つづけてきた人たちだ。保護犬というのが、別に特殊な存在ではなく、チャンスさえ与えられれば、またふつうのペットとしてどこかの家族を幸せにできる存在なのだと気づいてくれた人たちなのだ。

ちょっと前に、我が家にジィジバァバの知り合いが遊びに来た。うちの両親と同じくらいの年代のご夫婦で動物好きでずっと犬猫を飼っていたが、最後の犬が数年前に他界したあとは、ペットレスな生活を送っているのだという。

「ほんとうはずっと犬猫と暮らしたいんだけどね。でも、もう子犬や子猫の相手をしてやれる体力もないし。この歳だと、最後まで面倒見られる保証もないしねぇ~」

姫の頭を撫でながらため息をつく彼女に向かって、さっそく成犬・成猫譲渡という仕組みがあること、年齢的に譲渡してもらうのが無理でも、一時預かりボラなんて仕事もあることを管理人がさっそく吹聴したのはむろん言うまでもないだろう。

何も知らずに通りすぎてしまうはずだった人たちに、現実を伝えること、いまあるオプションについて話すことはふだんの生活の中で誰もができるボランティア活動だ。それを知った上で、相手がどんな行動をとるかは、この際どうでも良いのだと思う。ただ何も知らないがゆえに、他のオプションを考えつかずに、猫も杓子もペットショップで子犬、子猫を買うというこの国の有り様がやっぱり変だと管理人は思う。

嬉しいご褒美がたくさん出たせいで、ついつい勢いづいて、せっせとブログの連日更新記録を伸ばしてしまう実に単純な管理人なのである(笑)

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テーマ : わんことの生活
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蟻とキリギリス

散歩の途中で、ポセにウンPをさせようと、雑木林をうろうろしていたら、そこにお稽古シェルティーちゃんが通りかかった。

お稽古シェルティーちゃんとは、ツチノコ兄弟がパピーの頃からよく散歩で遭遇する、とびきり優秀な飼い主さんと犬のコンビなのだ。たぶん、シェルティーちゃんの年齢はカイと同じくらいだと思う。我が家が、公園でお散歩デビューを果たしてしばらく経ったころ、シェルティーちゃんと飼い主さんが公園の隅の駐車場で熱心に服従訓練をしているようすを頻繁に見かけたからだ。

当時、ご意見無用のデカ犬パピーたちに連れられて、公園を右往左往しながら、お気楽姉妹はせっせとお稽古に励むシェルティーちゃんと飼い主さんを眺めて、「大変ねぇ~」と他人事のように口々に言っていた。

まさかその後十数年間にわたって、自分たちのほうがよっぽど大変な目に遭うなどとは予想もしていなかったころの話だ。

時は巡り、とうぜんのことながらお稽古シェルティーちゃんは完璧にしつけが入った「どこに出しても恥ずかしくない名犬」に成長した。かたや、子犬時代に訓練らしい訓練もされず自由奔放に育ったデカ犬兄弟は、愛想が良いだけが取り柄の「どこに出しても恥ずかしいただの駄犬」となったのだ。駄犬は駄犬らしく、それなりに問題行動なんてぇのも姿を見せ、そのたびに、対処療法一辺倒の駄飼い主は大騒ぎしながらその対策に大わらわ。かたやシェルティーちゃんと飼い主さんは、いまも優雅に公園を散歩していらっしゃる(^_^;)

我が家の散歩時間が遅くなったせいで、最近はめったに会うことはなかったが、そんなお稽古シェルティーちゃんに昨晩、久しぶりに会ったのだ。今回、ポセは初お披露目である。

そして、奴は期待通りやってくれた。

こちらに目も向けずにしらっと通りすぎる名犬コンビに向かって、歌って、踊って大騒ぎ(。_ _) さらに悪いことに、その騒動に興奮した姫が声高らかに熱唱し、しまいにはオジサンまで踊りだす始末(T_T)

こちらが、お稽古シェルティーちゃんを意識しているように、きっとあちらも我が家の群をよく覚えているにちがいない。それほど親しく話したことがあるわけではないが、何せ10年以上のつきあいだ。最後に、あのコンビに会ったときは、たしか姫がまだ絶叫マシンだった頃で、あの時も、喚く犬を無視して彼らは優雅に目の前を通りすぎていった。

「きっと、シェルティーちゃんちの今夜の夕食の話題になるわな(ため息)」

「あの変な飼い主、また新しいの飼ったみたいよ。今度は、ミーアキャット? 飼うなら、ちゃんとしつけぐらいすれば良いのにねぇ~って絶対言われてる(涙)」

スタート時点でつまずくと、飼い主は、あとの十数年の犬飼い生活で苦労が絶えない思いをする。まっ、良いか。とりあえず、うちの犬は可愛いし。いまが楽しければ♪ で基本の訓練を怠ったつけは、ちゃんとあとで支払うことになるのだ。せっせとお稽古していたシェルティーちゃんは蟻で、それに対して遊びほうけた我が家の場合はキリギリス……みたいなものだ。

まあキリギリスはキリギリスなりに、あとでどんなことをしてもつけを払っていけばいい。キリギリスチックな生き方をすでに半世紀近く続けている管理人は、あとから送られてくる高い請求書にはもう慣れっこになっているし。

だがね、キリギリスのくせに蟻に憧れ、蟻になれなかったことを犬のせいにして、キリギリスでいることを放棄する飼い主はいかんのだよ。この国には、残念ながらそういう人間がごまんといる。

完璧に服従訓練の初級を終えたシェルティーちゃんは、1歳になるかならぬかの時に、すでに飼い主さんがウンPを回収している横で、じっと座ってその作業が終わるのを待っていた。我が家の犬たちが、そんなすごいことをできるようになったのは、カイが10歳近くなった一昨年の出来事だ。

すでに、この時点で10年の開き(^_^;)

だが、10年遅れでもべつに構わないと思うのだ。キリギリスが、キリギリスなりに、ちゃんとつけを払っていけるなら。キリギリスが、キリギリスでいることを投げださずにいる限り。

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座っちゃいるが、視線は明後日(^_^;)

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群の伝統

ポセが道端で拾い食いをしたo(;△;)o オーマイガー!!

ちょっと前までは、管理人が差しだす餌でさえ、毒が入っているのではと警戒して容易に口に入れなかったあのポンが、である。

その瞬間、管理人はショックのあまり凍りつき、いつも姫に対してやるようにポセの口をこじ開けて中の物を取りだすことすらできなかった。

余談だが、犬の口の中から食べ物を取りだすときには、親指と人差し指(または中指)で、頬の、上顎と下顎の交わるあたりをぎゅっと挟み込んで思いきり押すのがお薦めだ。自分でやってみるとよくわかるが、この部分に圧力をかけられると、動物は必ず口を開いてしまう。拾い食いしたときの犬は、せっかくの獲物を盗られまいと力一杯歯を食いしばるので、そんじょそこらの力では口をこじ開けることはできない。それに頭に血が昇った状態だと、不用意に口に手を入れた瞬間、食べ物の一部とまちがって噛まれる危険もないわけじゃない。その点でも、いったん口を開けさせてから手を突っ込めば、飼い犬ならば噛まれる危険はまずない。

こんな妙な豆知識ばかり豊富な自分が、情けないとは思うんだが……

もとい、うちでポン太を引きとって早3ヶ月。日々頑張って色々教えてきた成果が、拾い食いかい!?(怒)

犬は、群の先輩の行動をみて色んなことを学んでいく。多頭飼いをしたいのなら、1頭目を完璧に躾けておけば、あとから来る犬はそこそこ良い子に育つ。良い行いばかりする先輩を見習って、下っ端たちもそれなりに良い行いを身につけていくからだ。

ところが、我が家のように1頭目がそこそこ、2頭目はまあまあ何とかというレベルだと……

そこそこの黒い奴も、まあまあ何とかなアーチストも、それなりに良いところはあるのだ。どうせ先輩の行いから学ぶのなら、そっちの良い部分を学んでくれれば良いものを(-。-) ぼそっ

拾い食いの女王は、反面、お座りマテが完璧にできる。せっかくなら、姫さんの優秀なお座りマテの妙技を真似してくれれば良いのに、むろんポセが身につけたのは拾い食いの早業のほうだ。もう1頭の黒いかたは、拾い食いはめったにしないが、いくらお座りをさせていても、おやつが欲しくなれば後ろ肢で立ってハンドラーに飛びつく悪癖を持っている。ポセが、飼い主に飛びついておやつを奪う妙技をいち早く身につけたことは、むろん言うまでもないだろう。

なんで、わざわざ問題行動のほうばかり、真似するんだよぉ~(滝涙)

だが、動物なんてしょせんはそんなものなのだ。水は、低い方へと流れる。朱に交わればシュラシュシュシュ(ため息)

もし今後多頭飼いを考えるのなら、悪いことは言わないから、1頭目の犬を非の打ち所のないぐらい完璧な状態まで躾けておくのが身のためだ。そうすれば、飼い主は1頭分の努力で完璧な犬のクローンを何頭でも手に入れられる。だが、うちのようにイマイチの犬を飼っていて、そこに後輩が増えていくと……

悪癖に限って、なぜか群の伝統として、先輩から後輩へと脈々と受け継がれていくものなのである。

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立ちあがると、おやつが近いと学習しました、オジサン!

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一台二役

一昨年、管理人は寒さに負けて電気ストーブを衝動買いした(その時の話はこちら)。その後、夏場の暑い時期にクーラーも壊れたせいで、けっきょくエアコンも買い換える羽目になったのだが(その時の騒動はこちらね)、この時買った電気ストーブはいまだ元気に活躍している。肌がカサカサになるわりにイマイチ暖かくならないエアコンより、遠赤外線だかなんだかでじわっと温める電気ストーブのほうが中まで火が通る感じがして具合が良いからだ。

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ストーブの前は、姫ちゃんの特等席

これを買うとき、管理人が比較検討したのは値段と暖かさだけだった。あと毎月の電気代とかも多少は気にしたが、少なくともストーブの形状まではまったく気にかけなかった。

とにかく寒いから暖かくなればいい。そう思って買ったストーブに、実はもう一つの機能があるなどとは思ってもみなかったのである。

このストーブ、使わないときはなぜか後ろ向きで置かれている。

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なんで? と我が家に来た人に毎回尋ねられるが、これには深いわけがある。

うちで買ったストーブは熱くなった電熱器部分の熱を効率よく部屋に送り届けるために、ドーム型になったステンレスの反射板がついている。この反射板がさ、熱を反射だけじゃなくて音も反響させるのよ(-。-) ぼそっ

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銀色の部分が反射板

お陰で、表に向けてこれを立てておくと、姫の声にエコーがかかって、デカ声がますます増強されてしまうのだ(^_^;)

取説に、電熱器部分は熱くなるから触るなとか、火事になるから上に服を乗せるなとか色々書いてあったのだが、このストーブはアンプ機能も備えているので、声がデカイ犬を飼っている人は注意しましょうとは書いてなかった。

書いとくべきだと思うけど(-。-) ぼそっ

このアンプを使うと、姫の吠え声が届く範囲が半径3kmは拡大される。

アンプ機能がついているストーブといえば、ミュージシャンでなおかつ寒がりのあの人に教えてあげようかしら。この前のライブで、見栄はって股引履かずにステージに立ったせいで寒くて手が動かなくなってたから……

ライブといえば、またもや、食べ放題バイキングの第2弾があるらしい。父のブログの隅っこに、控えめにそっと貼ってあった。

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2月11日(木・祝)

大好評!赤羽キャバーンにて、
イタリアン食べ飲み放題LIVE!
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いまのところ、管理人は行くつもりなんだが……また理不尽なクライアントがとんでもない納期の仕事を押しつけてこない限りね。

だって色んな意味で、美味しい企画なんですもの!

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テンション

十人十色という言い方があるが、犬も十犬十色である。とくにテンションの高さというのは平熱が犬によって大きく違う。

たとえば、ビビリのポンちゃんは、テンションの平熱がものすごく低い。カイちゃんの平熱が6度5分だとしたら、ポセの場合はつねに5度3分あたりをうろうろしている感じなのだ。ビビリのコは一般的に作業意欲が低いので、訓練を入れるのが難しいと言われるゆえんである。

それに対して姫は、平熱が8度近くある感じだ。いまはさすがに歳をとってきたせいで以前に比べるとかなりおとなしくはなっているが、かつての姫は、常に何かをやってやろうと虎視眈々と狙っていた。作業意欲はめちゃくちゃ高い。そんなコに対して、やるべき作業を飼い主がちゃんと与えてやれない場合、こういう犬は問題犬と呼ばれるようになる。勝手にやることを見つけてやってくれた作業が、飼い主の意にそぐわない場合は問題行動になるからだ。

何かを教えようと思ったとき、犬としては姫のほうが覚えが早い。いわゆるやる気のあるタイプだからだ。おもちゃやおやつや、とにかく姫が欲しいと思うものを巧く目の前にちらつかせれば、それを口に入れるために姫はあれこれ工夫する。それに比べるとポセは、やる気にさせるまでが一苦労なのだ。1度目で巧くいかなくても、何度でもしつこく挑戦する姫と違って、ポセの場合は1度失敗すると、とことん落ち込む。それどころか、どうせボクにはできないからと、挑戦することさえしなくなる。

ポセのような犬は、褒めて躾ける陽性強化にまさにぴったりの犬だと思う。やればできるんだから。おまえは素晴らしい犬なんだからと何度も繰りかえし教えてやる。もしかしたら、ボクにだってできるかも! そんな自信をつけさせるのが、ビビリ犬を巧く導くコツなんだなとポセと暮らしてみるとよくわかる。

以前、前の飼い主がポセを訓練している動画を見て「アンタ、誉めるタイミングが遅すぎる」と生意気なことを言って大喧嘩になったことがある。それは、ほんのコンマ数秒のタイミングのずれだったが、一瞬、ポセの顔に不安がよぎるのが管理人としてはとても気になった。

奴が誉めるタイミングは、おそらくふつうの犬なら問題ないレベルだ。相手がディーや姫のようなテンションの高い犬ならば、もう少し考えさせてから誉めてやったほうが良いくらいかもしれない。相手がカイでも、もう一呼吸置くだろうなと管理人は思う。だが、ポセの場合は不安を感じさせる前に良くやったと言ってやらねばならない。

犬飼いは無意識のうちに、犬のテンションの高さによって対応を変えている。元もとテンションが高すぎる犬には、落ちついた声で指示を出す。逆にポセのような不安だらけの犬の時は、テンション上げ上げで臨むのだ。ポセを連れているときの管理人は、はっきり言って馬鹿である。太鼓持ちのPVかと思うほどポセを褒めて褒めて褒めまくる。

十頭いれば十犬十色。マニュアル通りにやったとしても、必ずしも期待した通りの成果は得られない。だからこそ、生き物と暮らすのは面白いのだ。ディープな犬飼いが犬との暮らしにハマル理由はそこら辺にあるのかもしれない。

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1日5分であなたの愛犬が……

いつもの公園を流しているとき、犬が盛大に吠えている声が聞こえてきた。ふと見ると、我が家の散歩コースの途中にバーニーズが繋がれていて、派手に吠えまくっている。

天ちゃんを拾ったのと同じあたりで、今度は捨てバーニーズ?

んなわけない(-。-) ぼそっ

単に飼い主さんがトイレに行っているのを待っているだけだったのだが、犬とすれ違ったときに吠えないというトレーニング中の我が家の3頭を連れて、あの横を通りすぎるのは自殺行為である。

そこで犬猫屋敷の群は、橋を渡って小川の反対側に移動した。ちょうど、バーニーズの動きが見えるところまで行って、3頭にお座りをさせる。

ちなみに、この時点でポセは、もういっぱいいっぱいである。何度か後ろ肢で立ちあがり、得意のダンスを披露しかけたが、妹に無理やり座らされた。古株のカイも、バーニーズクラスのデカ犬だと、やはりいまだに反応する。ここでオジサンがカウントをとって踊りだしたら、まちがいなく犬猫屋敷オンステージの始まりだ。

ゆえに、いつもより強い調子でコマンドをかける。

「カイ、座れ!」

この時、姫さんは最初の一声を上げるべく、思いっきり息を吸い込んでいた。四つ脚を踏ん張り、目はバーニーズに釘付け。こういうときは5秒以内に、高らかな声で歌い出すのが常だ。

だから管理人はポーチから、とっておきのササミの塊をとりだした。

「姫ちゃん、おとなしく座ったら、これあげる」

カッチョ悪いとは知りながら、ササミを鼻に押しつけると、うっとりした姫はすぐに尻を地面につけた。

「それくれるのなら、座る」

こうして無事に3頭を座らせたところに、ちょうど相手の飼い主さんが戻ってきた。犬と感激の対面を果たしながら、不審そうな目で、小川を挟んだ向かい側でお座りしている3頭のデカ犬を見ているのがわかる。

そりゃ、妙だよね。何で微妙な距離をとって、お座りしながら、こっちを見ているんだと知らない人ならそう思う。

犬が苦手ならば通りすぎればいいのに、わざわざこっちを見つめてじっとしているんだから……

だが、犬慣れのトレーニングとはこういうものなのだ。最初は、ちょっとお座りさせて数秒間騒がずにいられることに慣れさせる。その後は、今回うちがやっていたように相手の犬の姿を見せながら、黙っていられる時間を少しずつ長くしていくのだ。この距離である一定の時間おとなしくしていられるようになったら、今度は少し相手の犬との距離を縮めてみて、同じ訓練を繰りかえす。相手の犬の大きさ、態度などによっても反応の仕方が違ってくるので一筋縄ではいかないが、こういう作業を延々繰りかえしていると、いつの間にか、犬とすれ違っても無視していられるようになる。

いや、ホントに。嘘だと思ったら、一度験しにやってごらんなまし。

数ヶ月の時間と、膨大なおやつと、赤っ恥をかいてもめげない図太い根性が必要だがね。だが、それだけあれば、たぶんどんな素人でもできることだ。

「5分であなたの馬鹿犬が天才犬になる!」みたいな究極のしつけ術の広告が、よくサイト上に表示されていたりするが、これって「1日5分であなたの馬鹿犬が天才犬になる!」の間違いだよな、と管理人はいつも思う。もっと明け透けに言っちゃえば、ほんらいの意味は「1日5分であなたのような馬鹿飼い主でも天才飼い主になれる!」なんだよな、ともつくづく思う。

道行く人に不審な目で見られても、めげずに犬を座らせておとなしくさせるトレーニングを続けていくうちに、これはイケル、ここは引かねば赤っ恥をかくという勘が働くようになる。そうなれば、もうこっちのものなのだ。犬の訓練に必要なのは、知識や理論だけではなく、まず経験だ。

経験から学ぶことができれば、犬飼いはちゃんと成長し、それと一緒に飼っている犬もいつの間にか天才犬になっていく。

だが多くの人間は、その前に言い訳を思いつく。うちの犬は雑種だから、もう3歳だから、馬鹿犬だから……言い訳を探している暇があるのなら、どうしたら巧くやらせられるか、考えるほうに頭を使った方がずっと生産的だと思うのだが(-。-) ぼそっ

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その頃、留守宅では……

旅先に、カイちゃんを名乗った妹からメールが届いた。

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おみやげはあまいもの(notまんじゅう)がいいです。
きぼりのおきものとかはいりませんから。

かいちゃん
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それを見て、留守番をしている二足歩行動物用の土産を買いそびれていたことに気がついた(^_^;)

留守番の四本脚には、むろん山ほどの土産を買っていたというのに……

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派手な縞々シャツが、黒犬によく映える

20100125b
これ着て、どこに行けと言うのですか!?(涙)

ポンちゃんはお尻尾くるりの日本犬だから、
一着ぐらい着物を持ってても良いかなと思って(-。-) ぼそっ

人用土産を買ってないという話をすると、はなさくさんも声を張りあげた。

「ヤバイ! うちもハナには色々買ったけど、お父さんには何も買ってない!」

犬飼いなんて、しょせんそんな生き物である。置いてきた犬たちのことは常に頭の隅から離れないが、置いてきた二足歩行動物のことなんてきれいさっぱり忘れている。

というわけで、ホテルのお土産コーナーでテキトーなものを選んでとりあえず人間用の土産にする犬飼い二人。フリマの会場で、犬用の土産を選んでいたときの熱心さはそこにはなかった。

「まっ、これで良いわね。とりあえず、何かあれば良いんだから」

我が家で一番かしましいオバサンコンビの留守中、男の子たちは、仲良く2頭きりで、これまた蜜月な時間を過ごしていたらしい。土曜の夜は、家族がおでんを突いているあいだ、一緒に茶の間でくつろいでいた模様だ。

いつもなら、毛が散るから犬は茶の間に入れるなと騒ぐジィジも、茶の間は猫の憩いの場なので犬はダメというバァバも、なぜか男子チームにはめっぽう甘いのだ。

帰宅したとたんに家人に言われた。「この2日間、信じられないほど静かだったわぁ~」

犬猫屋敷の騒音の元は、やはり管理人とオバサンなのか?

まっ、とりあえず無事帰宅して何より♪ そして姦しオバサンコンビが戻ってきたとたん、犬猫屋敷の姦しい日々が再開されたのである。

旅行記の締めくくりに、とたんに喧しくなる家族総出の出迎えの様子をどうぞ……




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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その7~

翌朝も、笑っちゃうくらいのピカ天である。

前日は、それでも風が強くて、夕方になるとかなりブルッときたのだが、日曜日は上着は置いていこうかと思うほどの晴天だった。今回の目的の一つは、このドッグランであったこちらの団体のオフ会を覗いてみることだったのだが、いつものごとく、管理人の楽しみはイベント会場で催されるフリマで大人買いをすることだ。

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先週に引きつづき、またもや大量のデカ犬服を買いあさる管理人なのである。それにおやつも数種類。

管理人は、とくにこの団体や個人と決めて保護活動をしている人を応援することはしない。どこかに所属して、どっぷり浸かることは何となく性に合わないからだ。その代わりと言っちゃ何だが、わりと節操なくどんな団体のイベントでも時間が許す限りフラフラと出かけていく。将来的に、状況が許せば預かりボラなんかもしたいとは思っているのだが、きっとそうなってもどこかの団体に所属するのではなく、あっちこっちに登録して、その時、必要とされているところでお手伝いできればいいなと考えている。

どこかに所属するということが、妙に息苦しい気がして、何となく好きくないのは、生まれもっての性格だ。

保護団体が開催するフリマ、というのはそんな管理人にとってはまさにうってつけのイベントなのだ。保護活動に必要なのは何より銭。どこの団体も、常に寄附を募っているのだが、これまたひねくれ者の管理人は、こういうところに寄付して、「犬猫屋敷の管理人さんからXX円のご寄付をいただきました!」みたいに言われるのは、こっ恥ずかしくてすごく嫌なのだ。

だって、良い人だと思われたら、ヤバイじゃん? 赤い羽根を堂々と胸につけて歩いてる人みたいじゃん?

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その点、フリマだと欲に駆られて好きなものを大人買いしているうちに、自然に寄付をすることができる。管理人の買い物欲も満たされて、なおかつ保護活動に必要な費用が寄付できて、まさに一石二鳥♪

てなわけで、色々購入したお陰で、ただでさえ荷物が多いのに、それに加えて買ったものの袋まで下げて、ものすごい状況で、旅行二日目の中年女四頭の群は、またもや山のなかのドッグランを点々と歩きまわった。

その日もまた、唯一姫が盛り上がったのはとっておきのまつげちゃんを独りで追いかけ回していたときだけだったが(涙) あと、一瞬イングリッシュ・セッターの姿を見かけて、一緒に走ろうと飛んでいって、しつこくしすぎて嫌われた(。_ _)

けっきょく、お友だちはまた1頭もできなかったね、姫ちゃん(T_T)

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だが、姫と一対一で濃厚な時間を過ごせただけで、実は管理人としては満足なのだ。群の仲間と離れて、不安のなかで過ごした2日間は、姫にとってはちょっとヘビーだったかもしれないが、何度かこういう体験をすれば、きっと姫も管理人とのお出かけが楽しいものだと認識してくれるだろう。

けっきょく、帰りの車の中でも姫は一度も寝なかった。ようやく姫が横になって鼾をかいて眠りについたのは、我が家の愛車に乗り換えて、はなさく家をあとにしたときだ。これでようやく家に帰れると心底安心したのだろう。ほとんど笑顔もなかったし、お約束の神経性下痢も起こしたし、姫にとっては大変な体験だったかもしれないが、犬連れ旅行の楽しさに目覚めた管理人は、きっとまた大荷物を持ってどこかに出かけていくことになるだろう。

その時はまた、つき合ってもらうからね、姫ちゃん!

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次のお供は、デブかチキンにしてくんない?


=== 完 ===

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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その6~

酒も回って、ようやく緊張が解けてきた頃、第一の事件は起こった。

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部屋に入ってすぐ犬用トイレでちゃんと用を足して以来、マーキングのそぶりすら見せなかった姫が、ほろ酔いかげんでご機嫌になっている管理人の目の前で、いきなりしゃがみ込んだのである。

その瞬間、酔いは一瞬にして冷めた。

こういうときには、シッコたれと暮らして5年のキャリアが物をいうのだとつくづく思うようなすばやい動きで、管理人は姫の首根っこを押さえて「姫、ノー!!!」と叫んでいたのである。

あまりの剣幕に、姫のシッコも止まるほどで、ついでに言えば、その怒声に驚いて他の部屋に泊まっている犬たちが一斉に吠えだしたほどだった(←迷惑な客は実は管理人自身)。

幸い量はそれほどではなかったので、はなさくさんにも手伝ってもらい、せっせとその場所にオレンジXを撒いていたら、今度はその横でサクラがジャー!

おいおい、おまえもか!?

サクラにしてみれば、人間たちが姫ばかり構っていると考えたのだろう。人の関心を引くためにわざとトイレを失敗するのは奴にとってパピーの頃からの得意技である。三つ子の魂百までとは、まさにこのことだ(涙)

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ぶつくさ言いながら、今度はサクラの粗相の後始末をしていると、その横でサクラが「ウンPが出たいの!」と騒ぎだした。仕方がないので上着を着て、2頭をトイレに連れだしたものの、けっきょくウンは出ず、シッコもいましたばかりなのでほとんど出ず……

テメエら、何の怨みがあるんじゃい!?

すっかり酔いも冷めて部屋に戻ったあと、生ぬるくなったビールの残りを飲み干して、けっきょく12時前に床についた。初めての犬連れ旅行で、宴会までしようなどと欲張った自分たちがいけないのだろうか? でも、運転と、馴れない犬連れの緊張ですっかり疲れていたんだもの、ビールぐらいは飲みたいじゃん(T_T)

ベッドに入ってからも、しばらくお喋りをしていたが、そのうち2人とも眠くなった。このまま、コトンと寝てしまいそう……と記憶が薄らいできた瞬間……

「ちょっと、ちょっと、ちょっと、姫、ウンPが出そうな気がするの」

……勘弁して欲しい(-。-) ぼそっ

なぜさっき、寒いなかトイレに行ったときにちゃんとしてこない? だが、いくら文句を言ったところで出物腫れ物所嫌わずだ。姫は慣れない場所に行くと神経性の下痢を起こすのが常なので、ここで黙らせたところで、けっきょく明け方に叩き起こされることになるだろう。仕方なく、管理人はふたたび上着を身につけて、深夜のトイレ散歩に出発した。なのに、けっきょく姫もウンPはしない。さんざん、夜中の山道を30分近く歩きまわったにもかかわらず( ̄‥ ̄)=3 フン

姫と管理人が出ていった気配で、せっかく寝ていたはなさくさんとサクラもすっかり目を覚ましてしまった。ホント、はた迷惑な奴だ。その後も、姫は何となく落ちつかずクレートの中で鼻をフンフン鳴らしていたが、はなさくさんから借りたフカフカ毛布を入れてやったところ、やがておとなしく朝まで寝てくれた。

と言うか、たぶん寝ていたのだと思う。とくにクレームもなかったし(-。-) ぼそっ ベッドに戻った瞬間、疲れはてていた管理人は完全に意識を失い、気がついたら、2日目の朝だったのだから……

20100123c

いつまで続くんだ、この旅行記? でも続きは、また明日

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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その5~

犬連れOKのホテルのレストランには、ちゃんと犬用メニューも揃っていた。

「せっかくだから、犬にもレストランで食餌を頼んでやろうと思うのよね!」

ワンちゃんと一緒にお出かけ♪ レストランで、ワンコメニューを楽しむうちのコ★ みたいなブログを見慣れている犬連れ旅行初心者たちは、当初、そんなことを考えていたのだ。

だが、ホームページでそのメニューとやらを見たとたん、夢はもろくも崩れさった。

★★ワンコちゃん用メニュー★★

おからハンバーグ
オムライス
馬肉リゾット
蒸しささみ

……カツ丼はないのか?

おまけに載っていた写真がさ、猫の餌入れみたいな小さな皿にのった一握りの肉の切れ端に500円なんて値段がついている。

ありえない!


こんな量じゃ、姫もサクラも秒殺で完食するのは目に見えている。体育会系の奴らの食欲を満たすには、これを10皿は頼まないと無理だろう。

「犬飯は、持参することに決めたわ(-。-) ぼそっ」

「そうだね……あのコたちの食欲を考えたら、ドライフードをたんまり食べさせて、デザートにケーキでも頼んでやる方が無難かもね(ため息)」

で、人飯の前に、たんと2頭に持参したいつもの犬飯を食わせたあと、腹を空かせた2頭の二足歩行動物たちは嬉々としてレストランへと向かった。予定通り、犬たちのために美味しそうなケーキも頼んでやったのだ。

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それなのに……

姫のやつ、おからとイモで作ったこのケーキを、一口、口に入れたとたん、「いらない!」とばかりにペッと吐き出しやがった(怒)

アンタ、いらないって、これ1コで500円もするのよ! 管理人がいつも昼飯に食べている弁当(450円)より高いのよ! せっかくの旅行だからって奮発して頼んであげたのに(滝涙)

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姫は肉が好きなの。
こんなパサパサしたもの、食べたくない!

まあ良いだろう。残ったケーキも無駄にはならなかったのだから。

「姫、いらないって言うから、これも食べて良いよ」

差しだされた2個目のケーキは、一瞬のうちにサクラの口の中に消えていった。

そんなこんなで、無事食事を終え、4頭はまた部屋に戻り、(人間が)風呂に入ったりしてほっと一息ついたところで、せっかくなので、寝酒にビールでも飲みたいねという話になった。だが、ビールはどこで売っているのだろうか? ホテルのあちらこちらにジュースの自販機はあったものの、ビールやらつまみが売られていた気配はない。部屋の冷蔵庫にも何も入っていないようだし……

犬連れの生活は早寝早起きが基本である。ゆえに、8時にはすでに夕飯を食べ終えていたのだ。たしかに人間のほうも疲れはててはいたものの、まだ寝るには早すぎる。

第一、本格的に床につく前に一度犬たちをトイレ散歩に連れ出しておかないと、まちがいなく朝4時ぐらいに「シッコしたいのぉ~」の合唱で叩き起こされることになるだろう。

やっぱり、ここでビールは不可欠だ。だいたい、部屋で宴会がなくて、なんのホテルライフかな……

いてもたってもいられず、けっきょく管理人はビールを探しにホテル内の捜索に向かった。フロントで、ビールはどこで買えますか?と訊こうとロビーまで降りていったところ、エレベーターのドアが開いた瞬間、意外なほどにあっさりとビールの自販機が見つかった。

ビールは、エレベーターの目の前の自販機で売られていたのだ。

さっきから何回もここを通っていたはずなのに、2人ともまったくその存在に気づかなかったのはじつに不思議だ。

とはいえ、犬連れ客は廊下を歩いているあいだじゅう、うちのコが粗相をしないかと常に足元をチェックしながら歩いている。ちょっとでも犬が怪しいそぶりを見せたら、すぐさま、制止しようと身構えているのだ。ゆえに、視線が1m以上うえに上がることはない。

だから、ビールの存在も、犬連れの時はまるでアウトオブ眼中だったのであろう。

ようやく見つけたビールを買って、管理人は嬉々として部屋に戻った。はなさくさんの巨大な荷物のなかからは、とうぜん宴会用のカキピーやらさきイカが出てきたので、それをつまみに2人で飲み始めた時点では、まさかこのあと大どんでん返しが待っていようとは思いもしなかったのである。

まだまだ続く……

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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その4~

さすが、ドッグランに併設の犬連れ専用ホテルだけあって、今回泊まった宿はとても設備が整っていた。

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入り口には脚洗い場がついていて、タオルもちゃんと用意されている。レストランにも部屋にも犬を係留するためのフックがあるし、何より、大型クレートを二つ持ちこんでもじゅうぶん余裕があるだけのスペースがちゃんと室内に確保されているのがデカ犬飼いにはありがたかった。

あまりに大量の荷物に、わざわざ台車を借りて部屋にグッズを搬入する二足歩行たち(^_^;)

ホントに、一泊旅行なのだろうか? どう考えてもヨーロッパ一周1ヶ月の旅に出たときの方がずっと荷物は少なかったような気がする(-。-) ぼそっ

大騒ぎの末、台車に山積みの荷物を部屋に運びこみ、クレートを建てて犬たちの居場所を確保しながら、中年飼い主たちは話し合っていた。

「デカ犬飼いに必要なのは、やっぱ何を置いても体力と腕力だわね」

「た~しかに! こんな重い物持てな~い! とか言っちゃって身をよじるような女には、しょせんデカ犬は飼えないわ」

はなさくさんとは、四半世紀前の会社で、同僚として働いていた頃からのつきあいである。当時、互いにもっとスリムで、ギャルの端くれをやっていた頃もすでに二人とも並はずれた腕力があった。同じ部署の男どもが、虚弱体質やら腰痛持ちばかりで、社内で引っ越しがあるたびにわざと客先とのアポを入れて姿をくらます使えない男ばかりだったからだ。引っ越しのたびにぶつくさ言いながら、書類が詰まった重い段ボール箱を運んでいた25年後、ふたたび、こうして二人で大荷物を運ぶことになろうとは!

ちなみに、彼女は現在老人介護もしているので台車の扱いが驚くほど巧い。本人曰く「車椅子で培った技術が、こんなところに活かせるとは思わなかったわ」。日々デカ犬に引っぱられ、ますます腕の筋肉が発達しているのみならず、新たな技術まで身につけて、元外資系OLのイケイケギャルのなれの果てコンビは、もはや向かうところ敵無しの状況である。

んでもって、とりあえず犬たちの居場所を確保して、くつろぐ中年女たち。

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かつてのバブルOLにとって、ホテルは第二の我が家である。むろん、あの頃泊まっていたのは夜景がきれいなシティーホテルで、それに対して今回は、窓を開けても山しか見えない部屋の中にケージが建っている未体験ゾーンではあったのだが……

部屋の中には、ちゃんと犬のおトイレコーナーも用意されていて、それに加えてはなさくさんの大量の荷物のなかには、ちゃんとトイレトレーも入っていたので、さっそく犬用トイレも用意した。姫を旅行に連れてくるのにあたって、何が一番心配だったかと言えば、やはりトイレの問題で、すでに家では失敗はゼロになっているものの、姫には、どうしても抜けないマーキング癖がある。ゆえに、どう考えても他の犬たちのマーキングの匂いが残っている部屋の絨毯で失敗するだろうなとは思ったのだ(←なのでオレンジXを1瓶ちゃんと持参した人)。

ところが、トイレを用意したとたん、姫は迷いもなくそこに直行し、ちゃんとシートのうえで用を足した!

姫ちゃんったら、なんて良い子なのかしら♪ シッコにまみれて苦節5年、姫が、こんなデンジャラスゾーンで自らトイレでシッコする日が来ようとは!

うちの犬は、トイレの場所を覚えない馬鹿犬だなどとほざいてあっさり飼育放棄する馬鹿飼い主よ、見るが良い。どんな犬であっても、たとえ何歳になっても、犬にトイレトレーニングはちゃんとできるのだよ。必要なのは、絶対にできると信じて飼い主が決して諦めないことだけなのね。何度失敗しても、メゲかけても、続けていけばきっとできるようになる日がくるのだよ。

とはいえ、一度大成功をおさめても、次の瞬間、あちゃっと言う騒ぎが起こるのは、これまた姫さんとの生活にはつきものなわけで……

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ゆえに、部屋でフリーにしているあいだは、姫から目を離すことはできなかった。トイレに行くときも、風呂に入るときも、はなさくさんに姫が床の匂いをかぎ始めたら、気を逸らしてくれるよう頼んでおかねばならなかった。この辺りは、マーキング癖を持った犬を連れて歩く飼い主の宿命だろう。我が家の場合は、カイはおそらくマーキングはしないが、ポンもマーキング男なので、こういうところに連れてくるなら、マナーベルトは必需品だ。

姫から目を離すとき、と言えば、今回、管理人がトイレや風呂に行くときも、姫が一度も絶叫しなかったのは特筆すべきことだろう。何せ、管理人の姿が見えなくなるとヒーヒー騒ぐ分離不安娘である。妹がいれば大丈夫なのだが、これまでは、その点が心配で独りで犬たちを連れて歩くのを躊躇していた。ところが、今回はなさくさんとサクラがいれば、姫も大丈夫だということがわかったのだ。どういう加減かは知らないが、どうやら姫はこの四頭を新たな群として認識したらしい。これで、今後はお出かけオプションがまた広がるじゃん♪

まだ無理かなぁ? もう少し確実になってからの方が良いのだろうか? そんな迷いがずっとあったせいで、管理人はこれまで一度も姫を連れて旅行に行くことをしなかった。だが、ダメ元で今回行ってみて、案ずるより産むが易しとはほんとうだなとつくづく思った。うちの犬は、飼い主が思っているよりずっと良いコでいられるのだ。これで大丈夫という自信をつけるためには、やってみて、成功してみて、自信を深めるより他に方法はない。

レストランでも、姫は一度もテーブルのうえの人飯を狙うことはしなかったし、次から次へと入ってくる犬たちに対して、周りがドン引きするような大声で挨拶することもなかった。たっぷり疲れさせていたのも良かったのだが、しばらくすると、管理人の足元で寝てしまったお陰で、管理人は思ったよりのんびり美味しい食事を楽しむことができた。

はなさくさんも管理人も子どもがいないので、子連れ旅行の大変さは体験したことがないのだが、きっと犬を連れているのと同じような感じなんだろうなと今回思った。常に目の端で犬の動きを追っていなければならない、気を抜くことができない状況が続くのはたしかに疲れることではあるが、でも奴らを連れて歩くのは、何とも言えず楽しい。

「犬連れ旅行って疲れるけど、どうしようもなく楽しくない?」

たしかに、こんな楽しいことをこれまでやらずにきたのは、もったいなかったとつくづく思ふ。

まだ続く……らしい(-。-) ぼそっ

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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その3~

管理人は、行き先がどこだかイマイチわかっていなかったのだが、はなさく家を出て、CDを1枚聞き終わる前に、あっさり車は目的地に着いた。どうやら、聞くものがなくなると困ると持ってきた十数枚のCDも単なる無駄な荷物だったようだ(^_^;)

こうしてやってきたドッグランを、犬たちは、彼女たちなりに心ゆくまで楽しんだ。ただ、それがドッグランの一般的な楽しみ方かどうかと尋ねられれば、大きなクエスチョンマークが頭に浮かぶ。

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以前は、ドッグランと言えばガンガン走りまわって、回収不能の問題犬になっていた姫ちゃんも、さすがに10歳を過ぎるとほとんど走らない今日この頃だ。ランの外枠に沿って(たいてい、犬たちは隅の囲い沿いにシッコをかけてまわっているので)これまでここにやってきた犬たちの思い出帳を一通り確認すると、呼ばれもしないのに管理人の前に戻ってきて、あとはその辺をうろうろしているだけ。

姫より少し若いサクラも、とくに友だちができるでもなく、そこで知り合った犬と走りまわるでもなく、はなさくさんの周りでウロチョロしつつ、なんだかまったりとしている。

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ふつう、ドッグランと言えば、そこで新しいお友だちができて、かけっこしている犬たちの画像があって、「東京から来ている○○ちゃんと仲良くなりました♪」みたいなキャプションがついているのが一般的だが、そんなわけで、うちの奴らは新たなお友だちができるでもなく、それどころかせっかく一緒に行ったのに、2頭で遊ぶわけでもなく、けっきょく、奴らが他の犬と映っている写真がほとんどなかった(。_ _)

やっぱ、入場料を払ってドッグランに連れてきて面白いのは5歳までだな(-。-) ぼそっ

みんなそう考えるせいか、ドッグランで老犬に会うことはめったにない。たいていは2歳3歳の若犬ばかりで、そのコたちが弾けるように走りまわっている間を縫って、うろうろしているうちのオバサンたち(涙)

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もちろん、ドッグランに来るような二足歩行動物はとうぜん犬が大好きなので、悠然と歩みよってくる姫の頭を撫でてくれるので、人にグリグリされるのが大好きな姫としてはそれなりに楽しかったようなのだが……

横では、弾けて走りまわった挙げ句、避けきれずに突進してくる若犬に、大声で注意しているサクラさん(^_^;)

こいつらにドッグラン……という企画自体が失敗だったかも(汗) もしかしたら、食べ放題のバイキングとかのほうが良かったんじゃないだろうか?

姫が唯一盛り上がったのは、とっておきのまつげちゃんを与えたときだけ。

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今回行ったドッグランは、複数の広場が山のなかに点々とあって、一番混む、メインの大きな広場2箇所はさすがに土日はおもちゃ、おやつとも禁止だったが、それ以外の場所では自由に遊んで良かったので、姫さんは駆けまわりながら、独りでまつげちゃんと戯れていた。

ふと見ると、同じように持ってきたボールを使って飼い主と遊ぶサクラっち……

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犬猫屋敷もはなさく家も、庭をフェンスで囲っているので、自宅の庭がプチドッグランみたいなものなのだ。それほど広くはないが、それでもある程度自由にノーリードで駆け回れる庭があるのに、わざわざここまで時間と金を使って来る必要が果たしてあったのだろうか? だってうちの犬どもがやってることは、自宅の庭でやってることと、まったく同じなのだもの(滝涙)

だが、飼い主のほうはそこかしこに色んな犬がいるドッグランにはしゃぎまくりだ。何せちっこいのからドデカイのまで色んな犬をグリグリし放題。飼い主のほうは、いくつになってもドッグランを楽しめる。

それだけでも、じゅうぶん、入場料を払った甲斐はあるというものだ。そう思わないと、やってられん( ̄‥ ̄)=3 フン

まっ、うちの犬たちも彼女たちなりに、そこそこ楽しんではいたわけで、恐ろしい数の書き込みを端から端まで自由に読めて、姫の知的好奇心はおそらくじゅうぶん満たされたと思うし、色んな人に代わる代わるグリグリされてサクラもとても満足していた。

ドッグランに行って、お友だちができて、走りまわる我が愛犬の姿を見るのが楽しいというのは、しょせん、ドッグランの楽しみ方の一つのパターンだというだけで、うちの犬はうちの犬なりに、そして飼い主は飼い主なりにその場の雰囲気を満喫すれば、それはそれで良いのだよ。

こうして一風変わったドッグランライフを楽しんだ中年女四頭の群は、続いて初めての犬連れお泊まりという未体験ゾーンに突入したのである。

明日につづく

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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その2~

久しぶりの旅行ではしゃぎまくる二足歩行の中年女たちに対して、四つ脚のほうは、実にクールなものだった。

比較的若いサクラっちは、数ヶ月ぶりに再会した管理人に舞いあがって、それなりに嬉しそうにはしていたが、うちのお嬢さんは、出かける前から、なぜか思いきり不機嫌顔。

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ソファのうえで黄昏中

デブとチキンの群の仲間が一緒に行かないという時点で、姫的にはおそらくとても不安だったのだ。

我が家に来てすでに5年。またよその家にやられるという恐怖は、すっかり消え去ったと思っていたのに……

むろん、必要以上に姫の不安を煽ったのは、盛大すぎる家族の見送りだった。家人にしてみればとくに悪気はなかったのだ。ただ、絶叫マシンを置いて行かれるのでは? という恐怖が去って妙に浮かれていただけなのだが。それでも……

「姫ちゃん、元気でいってらっしゃ~い!」

さすがに万歳三唱まではしなかったが、家族総出の派手な見送りに姫の不安は確信に変わった。

「そういえば、アタシの食堂がなくなったと思ったら(←朝は時間がないので、前の日にすでにクレートは解体して、車に積み込んであった)、こんなところに乗ってるし、きっと姫、よその家にやられるんだわ(涙)」

そしてトドメは、安さに負けて管理人が衝動買いしたおニューのドライブボックスである。なんのことない、犬を入れて、シートベルトで固定するための単なる箱で、ふだん後部座席に乗っている姫にとってはこれといって違いはないかなとその中に入れ、ついている紐に首輪を固定したところ、姫さんパニックしまくって、暴れて騒いでついには紐が首に絡まって瀕死の状態(^_^;)

そういえば、箱に「最初は室内で馴らしてから車に乗せましょう」って書いてあったっけ(-。-) ぼそっ

取説をまったく無視してテキトーにやるせいで、けっきょく道具を巧く使えないのは管理人のいつものパターンである。

仕方なく、門を出て数十メートルのところで一旦停止し、車を開けて、姫を箱から出す管理人。嗚呼、こんなことじゃ先が思いやられる(。_ _)

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笑顔なし

はなさく家には、前にも来たことがあるので、目的地がそこだと思いこんだ姫ちゃんは、一瞬リラックスしたものの、自分の食堂が見知らぬ車に積み込まれ、その後、その車に乗せられ最終目的地に向かってスタートしたとたん、またもや不安がこみ上げてきたらしい。ふだんなら、窓の外を見ながらドライブを楽しむのに、不機嫌そうな顔をしてじっと前の座席を見つめている。

具体的には、管理人の動きを一瞬たりとも逃さぬように見つめていたのだ。もし、管理人が姫を捨てて逃げだそうとしたならば絶叫しながら追いすがろうと心に決めていたのだろう。

管理人としては、ぜんぜん、そんなつもりはないんだけどね(-。-) ぼそっ ただ、姫ちゃんと2頭っきりのバケーションを楽しみたかっただけなんだけど……

ただ、そんなことは犬にはわからない。おまけに、偶然とはいえ、今回行った目的地は、姫が保護された場所のすぐ近く。5年前の景色の記憶が犬にあるとは思わないが、すぐそばに山があって、人通りもまばらで……みたいな光景は、もしかしたら姫の中で独り暮らしの不安な記憶と共に残っているのかもしれない。もしかすると、姫は絶叫癖のせいで、市街地の家で持て余されてこういう山のなかに連れてこられて捨てられたのかもしれない。だとしたら、仲間と引き離されて1頭だけで車に乗せられた時点で、不安になるのも無理はない。

でもね、姫ちゃん、アンタを山のなかに棄てに行く人が、高いクレートまで一緒に持ってはいかんだろう? お着替えセットに、お気に入りのおもちゃに、大好きなおやつと餌とトッピングまで持っている時点で、んなことはありえない。

だが、姫にとって群の仲間と離れて管理人と2頭きりの旅行は、これが生まれて初めての体験で、無事、またあの我が家に帰れるかどうかなどわかるわけはないのだ。姫が、ある程度不安を感じパニックを起こすことは予想していた。だが、多少のストレスをかけても、こうして一度旅に出てみて、その後、無事にまた家に帰れるという体験を積ませない限り、姫の不安を完全に克服することはできない。だから、やらねばならぬのだよ。それに、たまには姫ちゃんと水入らずで、ねっとり過ごしてみたかったしね。

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部屋でもやっぱり黄昏中

多頭飼いだと、どうしても1頭ずつにかける時間は限られてくる。以前に比べるとずっと手がかからなくなった姫は、現在ビビリ克服訓練中の新入りの登場で、管理人にかまってもらう時間が減ってしまっている。姫はクールに見えて、実は飼い主にべったりの忠犬ハチ公タイプなので、ほんらいならば管理人をできる限り独占したいはずなのだ。以前ならばここで、ポセの存在が霞むような大騒動を引き起こして、管理人の関心を引こうとしていたと思うのだが、いまの姫はそんなことはしない。逆にふだん以上に優等生になって(じっさい、揺り戻し後は他の犬とすれ違ったときの絶叫癖も完全に消えた)完璧なお座りを披露して管理人に誉めてもらおうと頑張っている。そんな姫ちゃんだから、そのご褒美に濃密な2日間を過ごそうとわざわざ出かけてきたというのに、肝心の犬は、喜ぶどころか、ジトッとした怨みがましい目で飼い主を睨みつけている(-_-)

まったく理不尽、と思わないではないが、異種の動物との生活なんて、しょせんはそんなものなのだ。二足歩行動物が良かれと思ってしたことでも、その意図を、四つ脚が一発で理解することはめったにない。だから、わかってもらえるまで、繰りかえし、とにかく教えるのだよ。姫が、管理人と2頭で出かけるお出かけは、楽しいと認識するまで。もう二度と、捨てられることはないのだと繰りかえし何度も体験させる。

管理人が浮き浮きしているのと同じように、姫も、ドッグランに着いたら思いきり楽しんでくれれば良いのだが……

明日につづく……

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姫ちゃんとの蜜月旅行記~その1~

今回、大騒動にならなかった理由は、ひとえに、しっかり者のはなさくさん企画による旅行だったからである。なにしろ、管理人は現地に着くまで、イマイチ、自分がどこに行くかがわかっていなかった。

20100118a

久しぶりの旅行に浮き浮きして、会社の同僚に犬連れで泊まりに行くと言ったところ、とうぜん彼女にこう訊かれた。

「へぇ~、でどこに泊まるの?」

「千葉」

「千葉のどこ?」

「千葉の…………どっか」

管理人自身が、どこに向かっているのかわかっていない以上、いつものように自信を持って道を間違えるはずもない。だが、万が一ということもあるので、念のため、ナビのスイッチを切っておいた。なにしろ管理人が向かう先は、通い慣れたはなさく家である。安物のナビなどにはわからない、とっておきの抜け道を管理人はちゃんと知りつくしているのである。にもかかわらず、ナビのスイッチを入れておくと、奴は管理人に指図しようとする。言うとおりの道を進まないと「ルートを外れました!」と絶叫しやがる。

管理人は、他人に指図されるのが何より嫌いだ(←あいかわらず人の話を聞かない女道ばく進中)。

んでもって、一箇所曲がり角をまちがって、天下の公道で堂々とバックしたぐらいで(←けっきょく、それでも道をまちがう女)管理人はめでたく無事午前中に目的地のはなさく家に到着した。

20100118b

ここからは、はなさくカーに荷物を積み替え、あちらの車で今夜の宿に向かう手はずだ。なぜなら、はなさく家の車のほうが一回り荷台のサイズが大きいからだ。犬2頭と人間2人のたった一泊旅行のはずが、どういうわけか、コンパクトサイズのハッチバック車には乗りきれないほど大量の荷物がそこにはあった。

互いに持っていくと言い張っている山盛りの荷物を横目で見て、ため息をつく中年女二人組。

「何をこんなに持ってきたの?」

「だって、何があるかわからないし、万が一の時に必要かもって思ってあれこれ入れてたらさぁ~気がついたら、こんなになっちゃってたのよ」

「まあね、アタシも他人のことは言えないんだけど……」

「たぶん、半分以上は未使用で帰ってくると思ふ」

「右に同じ」

人間、初体験の事柄には必要以上に注意深くなるものである。とくに飼い主の言うことになどの耳も貸さない、何をやらかすかわからないご意見無用の犬たちを連れて旅行に行く場合……

20100118c

「この大量の毛布はなに?」

はなさくさんは、管理人が見たところ少なくとも3枚は分厚い毛布を持参していた。

「ケージに敷いたり、部屋の床に敷いたりするの。うちのコは、フカフカじゃないと寝られないから」

でも犬は1頭なのに、なぜ3枚?

だが、管理人も同じようなもんだ。トイレシート、大小合わせて30枚とトイレットペーパー1ロール丸ごととオレンジX1本をわざわざ持参する必要は……たぶん……ない。これでも、床に敷き詰めるための防水シートを断念したのは管理人的には偉かった。それを言ったら、姫がクレートで寝るのを拒否したときに、一緒に床に転がって寝るための寝袋を置いてきたのも……

ちなみに、これだけ色んなものを持っていったにもかかわらず、現地について風呂に入る段になって忘れてきたものを思いついた。

「ハンドタオルと、バスタオルは部屋についているけど、(人間の)身体を洗う手拭いがない!」

「いかん! わたしも垢すりは持ってくるの忘れた!!!」

ちなみに、垢すりを忘れたはなさくさんは、なぜか○○の湯的な入浴剤は持ってきていた(-。-) ぼそっ

「これ、良かったら使わない? 犬のタオルだけど……でもちゃんと洗濯してあるから。きれいなのよ。洗濯して持ってきたんだから。ただ、ふだんは犬の身体を拭く用のタオルだってだけで……」

恐る恐る、持参した犬用タオルを差しだす管理人(←毛布は持っていなかったが、少なくともバスタオルを5枚は持っていった人)。

「わあ、ありがたいわ。借りる♪」

相手が犬飼いでなければ、絶対に白い目で見られる申し出に喜んで飛びつくところが犬飼い友の良いところだ。

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も一つおまけにつけ加えると、これだけ完璧に姫ちゃんが必要とするであろうものを取りそろえて行った管理人は、自分の化粧品一式をみごとに車のなかに忘れてきた。

一泊した翌朝、化粧をしようとしてはじめてその事実に気づいたのである(^_^;)

自分の化粧品より、姫ちゃんのお着替えや食餌の際のトッピングを優先する時点で、人間失格の文字が頭をよぎったのはむろん言うまでもないだろう。

てなわけで、何に使うのかよくわからない大量の荷物を積み込んで、中年女四頭の群を乗せた車は、一路、今夜の宿へと向かったのである。

明日につづく……

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無事帰ってきたのだ

もし「晴れ女」という資格があるなら、まちがいなく自分は1級の晴れ女だなと惚れ惚れしたくなるような晴天のなか、無事行ってきました姫ちゃんとの蜜月旅行♪

犬猫屋敷のイベントにしては珍しく、無事つつがなく初めての犬連れお泊まり旅行を終えて、管理人的にはちょっと拍子抜けしている。

チッ、このネタで、また1ヶ月引っぱろうと思ったのに(-。-) ぼそっ

とはいえ、それなりには色々騒ぎはあったのだが……

100枚以上撮った写真と共に、その楽しい旅行のさまをレポートしたいのは山々だが、明日納期という殺意を抱きたくなるような仕事をくれたクライアントに敬意を表して、とりあえずはきょうは仕事にとりかかることにする。

旅行の模様は、明日以降、順次アップしていきますので、みんな、見てね(←引っぱる戦法、今年も健在)。

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姫、すっかりグロッキー(←死語の世界へようこそ)


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時代のキャラ

管理人がまだギャルをやっていた7万光年昔の地球では、根暗な奴は人間失格だという烙印を押されていた。

当時は、バブル全盛期のイケイケムードのなかで、誰に対しても物怖じせず、社交的で明るいのがとにかく由とされていた時代だった。ゆえに、管理人と同世代の連中のなかには、わざと自分のキャラを殺して、明るく、社交的に振る舞う習慣がついてしまっている人がいる。当時は、異性にモテるためにはギャグを連発するオレやアタシであることが必要不可欠だったからだ。

管理人は、根暗な奴も根暗なりに、スゲー面白しれぇ~と思う一風変わった人間なので、こういう人に会うとちょっと哀しい気分になる。周りにウケるために自らのキャラを変えるのは、強化するポイントをまちがった犬の陽性強化訓練みたいなものだ。まずは長所を見つけてやって、それを良い方向に伸ばしてやる代わりに、世間ウケする別キャラを演じていると、しだいに歪みが生まれてくる。歪みはいかん。二本脚も四つ脚もね。管理人はかねがねそう思っているのだよ。

先日紹介したアトくんにあれよあれよと言う間に新しい飼い主さんが見つかった(^_^)v んでもって、アトくんを預かっていたゆかさんがビビリッコと接する際のポイントを記事にしていたので、もしよろしかったらご覧ください(→ここね)とても良い内容だと思うし、ビビリと関わっている人、今後関わろうと思っている人にはとても参考になる。

最近は洋犬純血種が大流行で、犬たるもの、誰に対しても愛想良く振る舞うのが当たり前だと思っている人が多いせいか、色んなもの(とくに人間に対して)に警戒心が強いビビリの性格はマイナス要素に数えられがちだ。先日も書いたが、じっさい、譲渡会のような一発勝負のお見合いの席でビビリのコたちは、なかなか新しい飼い主の目に留まらない。呼んでも尻尾をフリフリ寄ってこないようなコは、なつかないからダメだと最初から候補にすらしてもらえないからだ。

だが、驚くなかれ、犬というのは実は馴れる動物なのだ。時間をかけて巧く接していけば、慣れない犬はいない。どれくらいの時間がかかるかは、その犬がほんらい持っているキャラと、それまで生きてきた犬生での体験によってばらつきはあるものの、どんな犬でも必ず新しい環境に慣れ、そこで巧く生きていくノウハウをちゃんと身につけられる。

そういう点では人間よりも、ずっと柔軟性のある動物なのだ。40歳のオッサンをいきなり引きとるより、6歳のポセのほうがぜったいにスピーディーに我が家に馴染む。もし、ポセが二足歩行動物だったら、おそらく、いまだに管理人が作る飯に文句をつけて、ハンストを続けているにちがいない。

目が合った瞬間に尻尾フリフリ近づいてくるほうが、たしかに可愛くは見えると思う。自己紹介が終わったあと気詰まりな沈黙が続く根暗人間よりも、合コンでどうせ隣に座るのなら、話題豊富な人のほうが良いわ程度の意味ではね。だが、その後一生を共にすると考えたとき、常に笑いを提供してくれる相手が最適かどうかは疑問だろう。それより、知れば知るほど味がでるような深いキャラに惹かれる人もいる。

ビビリの犬の良さは一緒に暮らしてみて始めてわかる。あんなに頑なだったワンコが、自分だけに向けてくれる最高の笑顔は、ほんとうに何物にも代え難い魅力があるものなのだ。そのために必要なのは、ちょっとの手間と愛情と絶対に諦めない根性だけだ。ちょっとしたコツさえ知っていれば、とくに技術もいらない。ただ必要なのは、犬の状態をよく観察して、行くか引くかの判断を巧く下していくことだけだ。

ビビリのコはやりすぎるとかえって恐怖心が増大する。だが、まだ無理だといつまでも冒険をさせないと、なかなか度胸がつかない。要は飼い主のバランス感覚の問題なのだ。ここまでならOK、これ以上はまだ無理という判断は、最初から巧くできるものではないにしろ(なにしろ、個体差が大きいのでね)、一緒に暮らしていくうちにしだいにわかってくるものだ。

高度成長のイケイケどんどんだった時代には、輝いて見えたネアカ青年も、不況の時代には、ウザイだけの暑苦しいオッサンオバサンと判断される。ウケるキャラは、時代によって移り変わるものなのだ。だから自分を変える必要はない。同じようにビビリはビビリのままで良いのだよ。全ての犬がゴルやラブのように人間大好き愛想良しである必要などないはずだ。だが、怖い物だらけの世の中は、きっと犬にとってもストレスフルな、暮らしにくい状況なので、その部分だけは克服するのに、ちょっとだけ人間が手を貸してやる。

ビビリの犬と暮らすというのことは、そういうことなのだと管理人は思う。

わかんないよぉ~時代のキャラは変わるんだから、もしかしたら今年、ビビリが、来たぁぁ~!!!ってことになるかもしれないし(笑)

一発勝負には向かないが、もし気になる相手が暗い目をしたビビリのワンコだったとしても、だから論外とは判断しないでくださいね。時間をかければ馴れない犬などいないのだから。そして、ビビリの犬が飼い主だけに向けるとびきりの笑顔は、ほんとうに「やった!」とガッツポーズしたくなるほど魅力的なものなのだから。

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だからって、どうしてほっかむりなんですか(涙)

馴れることが大切なのだよ、ビビリくん


二兎を追う者は一兎をも得ず。両方2位って中途半端じゃん(-_-) きょうもポチッとよろしくね(^_^)v→ にほんブログ村 犬ブログ 元捨て犬へ にほんブログ村 犬ブログ MIX大型犬へ
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この期に及んで(涙)

姫ちゃんと水入らずの初めての週末旅行に向け、浮き浮きしながら準備する管理人をあざ笑うかのように、いきなりトラブル勃発である。

まず今朝の散歩で、姫が脚を引きずっているのに気がついた。どーしたの、姫ちゃん?

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脚が痛いのよ。もしかすると姫、重病かもしれないわ(涙)

関節炎の持病持ちはカイである。これまでも、ここ数日のようにいきなり気温が下がったりすると、とつぜん散歩の途中でカイが脚を引きずることはあったのだが、とにかく元気な姫の場合は、これまで一度も、その手の症状が出たことはない。でも、もう10歳だもんね(←推定)。週末、駒沢公園内をさんざん歩きまわって疲れたうえに昨日くらいからとつぜん気温が下がったから、ついに、姫さんも関節炎の仲間入りかもね(T_T)

嗚呼、関節炎の犬が2頭ということは、サプリの消費量もこれからは2倍になる。余談だが、なんで犬のサプリってああ値段がやたらと高いのだろう? 管理人自身も仕事柄関節炎とは切っても切れないマブダチなので、サプリを飲んでいるのだが、管理人の関節用サプリは、240錠入りがコストコで3000円ちょっとで買える。ところが、犬用サプリは管理人が探した中で一番安い店でも60錠入りが同じくらいの値段だ。

ここ↑がいまのところ、
管理人が探したなかでは一番安いお店♪

1日に飲む量は2錠ずつで一緒ということは、犬のサプリは人間用の4倍!? 馬鹿げてる! なんか根本的に間違っとる( ̄‥ ̄)=3 フン

てなわけで、大慌てで、カイ用の関節炎サプリを増量して飲ませ(カイの場合は、これでたいていの場合は症状が治まる)、室内でもフリースの服を着せ、ヒーターを焚いて、おまけに前脚の関節のマッサージまでしちゃう管理人である。

だって、脚引きずってる犬をドッグランに連れてくわけにはいかんだろう? そうなると、旅行のお供はカイちゃんにメンバーチェンジということになるのだが……

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そんなの嫌! 絶対に行く!
だって、みんなに今週末は旅行に行くって言いふらしちゃったんだから!

ちなみに、留守番の家人からもなぜか盛大すぎる応援メッセージが届いている。

「姫ちゃん、無事旅行に行けるようにみんなで祈ってるから! ぜったいに、ぜったいに週末までに良くなってね! まちがっても、お留守番なんてことにはならないように……」

姫を置いて行かれることだけは、なんとしても阻止したいらしい(-。-) ぼそっ

そんなこんなで姫の病状が心配なうえに、さらに追い打ちをかけるように、いつものクライアントからメールが届いた。

「とりあえず○○の内容で、納期は18日(月)の午前中ということでお願いします」

これは、神が与えた試練だろうか? 正月以来約半月、これ以上非生産的な暮らしはないというくらいぼーっと過ごしていたのに、なぜよりによって旅行の予定が入っている今週末に急ぎの仕事が舞い込む!?

初詣のお賽銭が少なすぎたことに対する神さまの嫌がらせだろうか? だって、うちは獣人まとめて11頭家族だから、1頭につき10円で110円で何が悪い? 去年は10頭で34円だったんだから、このデフレの世の中で倍以上の値上げじゃんか!?

まあ良い。これが神が与えたもうた試練ならば、甘んじて受け入れようではないか。意地悪されても、管理人は負けないもんε-( ̄ヘ ̄) こうなったら、意地でも仕事を終わらせて、姫を連れて旅行に行ってやろうじゃないか。意地悪っこの神さまに、目にもの見せてやる!

これから旅行に出発するまでの数日間、犬の脚をマッサージしながら、仕事に打ち込む管理人なのである。

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成人式

きょうは成人式である。

振り袖姿のきれいなお姉さんと道ですれ違い、案の定、うちのビビリん坊はパニックして踊り狂った(。_ _)

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いまの人、たてがみが生えてました!
毛が逆立ってました!

ミンクのストールして、髪を結い上げていただけだから。アンタって、ほんと見慣れないものは全てパニックの対象になっちゃうんだわね(-。-) ぼそっ

晴れ着のお嬢さんにパニックしている犬を見て笑っていたら、妹が五万光年ほどはるか昔のエピソードを思いだした。

「そういえば、Dukeもさ、アタシの振り袖姿見て牙むきだして唸ったわ」

そんなこともあったっけね(遠い目)。

犬猫屋敷のお気楽姉妹は体型的にも顔立ちも、絶対に和装が似合わないタイプである。ゆえに笑いをとる目的以外では、管理人は決して着物など着ないのだが、何をとち狂ったか妹は成人式に親にねだって派手な振り袖を買わせたのである。んでもって、美容院で着付けをしてもらい、頭に派手な飾りをつけて帰宅した妹を見たとたん、我が家の愛犬Dukeは狂ったように吠えだし、牙を剥きだして唸りまくった。

「怪しい奴! 出て行け! こっちに来るな! 来たら咬みつくぞぉぉぉ~!!!!」

Dukeも、ポセとどうよう見慣れないものは全て拒否の典型的なビビリ犬だった。変な髪型のひらひらした赤い物体は、ビビリの犬の目から見ると、家にとつぜん入ってきた不審者以外の何者でもなかったのだと思う。

ただし、どんなビビリでも馴れることはできる。おそらくこれから1年間、毎日管理人と妹が振り袖姿でポセを散歩に連れて行き、長い袖から華麗に砂肝ジャーキーを繰りだせば、ポセも振り袖姿のたてがみ付きのお姉さんに馴れることはできると思う。

んなことは、やらんけどね(-。-) ぼそっ せいぜい年に一二度すれちがうだけの晴れ着に、馴らす必要もないわけだし。

見たことのないものを目にした瞬間、好奇心よりもまず恐怖が先に立つ。これがビビリの特徴だ。ただ、ビビリの犬というのはそういうもので、それを知って飼っていけば、それほどつき合いづらい奴らでもない。

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三連休なのでプチ遠足

お出かけ日和の三連休の中日、きょうは駒沢公園にフリマを覗きに行ってきた。

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妹もつき合ってくれるというので、思い切って全員を連れて行こうかとも思ったが、けっきょくポセはまだちょっと無理と判断し、古株の2頭だけを連れてのフリマ見物である。なぜなら、いち早く公園に着いていた地元民のみっちゃんから、こんな写真が送られてきたからだ。

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いまの様子

あっ、こりゃダメだ。こんなところにポセを連れて行ったら、奴は緊張のあまりパニックダンスを踊りだす(^_^;) 駒沢公園は犬の散歩のメッカだし、嫌ってほど犬とすれちがうので社会化トレーニングにはうってつけの場所なんだが……

というわけで、手のかからない2頭だけを連れて、管理人はフリマでのお買い物を楽しんだあと、念願だった、姫ちゃんのドッグカフェデビューまで果たしたのだ。

あの姫が、飼い主が囓っているハンバーガーを横取りすることもなく、また店員さんがトレイにのせて運んでいるオニオンリングに飛びつくこともなく、その上、次々と入ってくる他の犬たちに、周囲をドン引きさせるような大声で「こんにちは!」と挨拶することもなく店内でじっとしていられたことに管理人は感動した。

苦節5年……良くここまで頑張ったよ、姫さん! この調子なら、来週の旅行デビューもバッチシだね(^_^)v

そう、管理人と姫は来週、泊まりがけで旅行に行くのである。週末、千葉のドッグランでこちらの団体のイベントがあって、「良かったら、一緒に行かない?」とはなさく母からお誘いを受けたからだ。ちなみに、なぜ姫が旅行のメンバーに抜擢されたかというと、「今度、犬連れで旅行に行くから、置いていく連中のお世話、お願いできるかしら?」と家人に尋ねたところ、全員から「もちろん、姫は連れて行くのよねっねっね!? お願いだから、姫だけは連れてって!」と言われたからである。

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姫が一番良いコだから、旅行のお供に選ばれたの♪

本犬は、そう信じているようなのでわざわざ真実を知らせるまでもないが……

んでもって、この旅行計画が本決まりになった頃、みっちゃんから渡りに舟のオファーがきた。

「ねえねえ、姫さん用にパジャマいらない? ハルに着せようと思って買ったら小さすぎて入らなかったのよ(T_T)」

てなわけで、みっちゃんからパジャマを受けとるかたがた、どうせならばこちらの団体のフリマを覗いてみようかなというのがきょうの企画だったのだ。

フリマは大盛況で、管理人も、うちの犬たち用に服を何枚か購入した。すでに我が家の犬服は引き出しを3つ占領しているというのに……まだ買うか!? でも、やっぱり買わずにはいられない。だって、ふだんは探すのも苦労するようなデカ犬用の犬服が1000円以下で買えるんですもの!

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ハルっちのお下がりのPJはぴったりだったし

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カイちゃんには、お星様がついたキラキラTシャツ

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お留守番の坊やには季節外れのリゾート風
(↑ぜんぜん嬉しそうじゃないところがミソ)

いやぁ~ん、きょうも良いお買い物しちゃったわ♪ お買い物は、どんなときでも管理人の生き甲斐である。

バブルに浮かれた華のOL時代、旅行に行く前には、着ていく服や靴を買い漁っていたものだ。いまは自分を飾り立てることにはすっかり興味がなくなったので、代わりに、我が家の愛犬を飾り立てることに全精力をつぎ込むようになった。

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姫は、もういつでも出発OKだけど……アンタは?

犬に飛びつかれても痛くもかゆくもない着古した散歩着とスニーカーを入れて、パジャマは……まあ良いや、部屋着に持っていくジャージで(-。-) ぼそっ

犬のオフ会にドレス着ていっても、どうせ、誰も飼い主のことなど目もくれないのだから……

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ビビリですけど、それが何か?

我が家にビビリの次男が来たせいか、最近ビビリのワンコが目につく。

たとえば、この人んちにいるこのチビさん

アト1
預かり母曰くパタリロ少年隊の東くん♪

現在、せっせと社会化トレーニングの真っ最中。そろそろ歯が抜けたって言ってたから、4ヶ月前後でしょうな。嬉しくなるくらいのド雑種なんで、果たして成犬になったらどんな大きさになるか、どんな容貌になるか、まったく未知の世界だけど、たぶん10kg前後の中型犬……になるんだろうなというのが管理人の予測。立ち耳で、短毛で、キリッとしたカッコイイ系の和風イケメンに成長しそうな気がする。

アト2
ボーロに釣られて社会化トレーニング中

実はこのワンコ、千葉のセンターに居るときから管理人の目に留まっていたのだよ。きょうだいで身を寄せ合ってビビッている子犬の写真をここで見かけて、ありゃま、こりゃかなりのビビリだし譲渡会に出てもなかなか決まらないんじゃないかなぁ~とちょっと心配していたのだ。

譲渡会みたいな場では、やはり誰にでも笑顔を振りまけるフレンドリーなコのほうが人気が高い。なにしろ、一発勝負の合コンだからね。その場で自分の魅力をアピールできない奴はあぶれてしまう宿命なのだ。

弾丸のように喋りまくって、さんざん笑いをとって場を盛り上げる管理人より、最後になって「いやぁ~ん、酔っちゃったぁ~」とか言って男にしなだれかかる女のほうがたいがい男にモテルというのと同じ理論ね。

世の中、理不尽なものなのだε-( ̄ヘ ̄)

だが、理不尽なら理不尽なりに、ちゃんと神さまは全員にチャンスを与えてくれるのだよ。ちょっとビビリのワンコは、一発勝負の譲渡会より、個人宅に逗留して、日々の日記で魅力をアピールしてもらったほうが個体の良さがよくわかる。捨てる神あれば拾う神ありとは良く言ったもので、それを知っている人たちが、ちゃんとこのきょうだいを引きだした。

アト3
多頭飼い宅で、揉まれてます

かなりのビビリという触れ込みで、じっさい、困った顔が初期設定だからこりゃかなり大変かなとも思ったが、意外なほどあっさり食い気に負けた(^_^;) この辺りは、やはり子犬の良いところだ。人間もそうだが、若ければ若いほど柔軟性はある。人間が怖いという意識はたぶん常に持っているので、ツチノコ兄弟のように誰にでも物怖じしないで近づいていく脳天気な犬にはならないが、警戒心が多少あるふつうの和犬として成長していくことになるだろう。

いつもビビリと言っているが、実はうちのポン助もビビリとしてはレベルが低い(←?)。ポセが、前の飼い主宅にもらわれてきたのも、ちょうどこのコぐらいの月齢だった。新しい家で、ポセはとにかく有り余るぐらいの愛情を注がれた。そのお陰で、ポセはいまでも初対面の人には警戒心を抱くが、しばらくして、コイツは平気だと確信すれば、節操がないほど相手に甘えるダランとした犬に成長した。なにしろ、うちに遊びに来た友人に平気でへそ天するようなコなのだよ。奴は、新しいおもちゃが怖い、見慣れない場所は怖いというのと同じレベルで、見たことない人が怖いと思っているだけで、人間全般に不信感を抱いているわけではないのだ。

根本的に人に不信感を抱いている犬と、最初はビビッても、基本的に人が好きな犬はまったく別物だ。

最初は多少頑なでも、安全だと思ったとたんに飼い主に素直に甘えられる程度のビビリなら、かえって飼い主命の忠犬になって、飼い主としては、一度飼ったら二度と手放せないどうしようもなく可愛いパートナーになるものだ。

いわゆる社会化期を過ぎても、警戒心の強いコは、引きつづき色んなものに慣れさせるトレーニングは続けていかねばならないし、そういう点では手がかかると思われるかもしれないが、こういうコは、多少の悪さはしても子犬時代の悪戯は、世の中を嘗め腐っているツチノコ兄弟のような爆発的な破壊力はない。だから、ある意味飼いやすいコではあるのだ。ただ、嫌がるからやらせないという姿勢を飼い主がとってしまうと、残念ながらどんどん臆病になっていく。

ちなみにこのコ、名前はアトと言うのだよ。

なぜアトかというと、きょうだいのうち、後から引きだされたコだから(^_^;) 後がいるということは、とうぜん、先に引きだされた方のコがいるわけで、そのコはいまここにいる。こちらの名前はサキ

おいおい(^_^;)

サキ1
ちゃんとお座りして、イイコ!

アトよりサキのほうがちょっと色白かな? でも毛色の出方なんかがそっくりで、警戒心が強いところも良く似ている。ついでに言えば食い物であっさり陥落したところも、慣れると甘ったれな点もそっくりだ。別々の場所で生活しているから、今後色んな個性が出てくるだろうが、やっぱりきょうだい犬は良く似ている。

サキちゃん、アトくんのこのビビリきょうだいが、今後どんな風に成長していくのか? どちらが先に終の棲家を見つけるのか? ビビリが実はツボというそこのあなた、ビビリに萌えるというあなた、今後も要チェックですぞ!

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名前

つむぎちゃんから年賀状をもらった。

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去年までは、管理人とカイと姫と天あての連名で来ていたのだが、今年は、いち早く新入りメンバーのポセの名前までちゃんと入っていた。

これを見て、妹が一言。

「なんで、天まで入っているのに、アタシの名が入ってないε-( ̄ヘ ̄)」

……だって、つむぎちゃん、アンタの名前、たぶん知らないし(-。-) ぼそっ っていうか、ここを見に来る人の99%はアンタのことを「妹」というハンドルネームのキャラだと思ってるし。じっさい、現実社会でここの読者のかたに会うと、奴は「あっ、妹さんですね!」と声をかけられるのだ。それを言ったら管理人も「管理人さぁ~ん!」と呼びかけられるのだが……

あの人、アパートの管理人さんかなにかやってるのかしら? と、きっと周りの人は思っているにちがいない。

それはさておき、この年賀状を見て、大切なことを言いそびれていたことに気がついた。

実はポセの本名は、今回うちの犬として登録した時点でポセイドンからシンプルなポセに変更したのだ。名前を変えた理由はね、狂犬病の予防接種をしに行った時に、獣医さんに「お名前は?」と訊かれて「ポセイドンです」と胸を張って答えたら「ぷぷっ」と吹き出されてしまったから(-_-)

お医者さんの気持ちもわからないではない。なにしろ奴は予想どおり初めての病院でビビリまくり、診察代の上でコントのように両脚をわなわな震わせて失笑を買ったのだから……。こんなビビリの気の弱いコに、よりによってポセイドンって(-。-) ぼそっ

いや、でもこのコはポセイドンですから! と言い張ることもできたのだが、仰々しい名前を背負って名前負けするよりは、あっさり軽い名前で一から出直すのも悪くないかなと管理人は考えた。だいたい、ポセが実はポセイドンの略だって知っている人のほうがいまは少ないだろうし。誰も、ポセのことポセイドンなんて呼ばないし。

というわけで、ポセはいまは単なるポセなのだ。海の神さまみたいに雄々しくて、強く立派で逞しくなんてことは、この飼い主は望まない。ただ世の中は怖いものばかりじゃなくて、実は楽しいことも結構あるのだということを知ってくれればそれで良い。

ポセに、せっせと社会化トレーニングをしているのも、目的はそれだけなのだ。管理人は別にビビリのポセに、フレンドリーな明るい犬になれと言っているわけではない。ほんらいの自分とちがうものになれと言われたら、犬だってきっと苦痛だと思うのだ。被害妄想が強くて、弱虫で、人見知り、犬見知りが激しいのはポセほんらいの性格だし、それを変えるつもりは毛頭ない。ただ怖いことだらけのお家の外も、思い切って出てみれば、けっこう楽しいこともあるし、全員が敵に見えた見知らぬ犬のなかには実はけっこう良い奴もいて、自分に危害を加えに来るとしか思えなかった見ず知らずの人間のなかにも、ほんとうは優しくて良い人が混じっているのだということをポセが理解してくれればそれで良い。それが理解できれば、ポセはきっといまよりずっと楽に生きていくことができるようになる。

常に不安を抱えて生きていくということは、犬にとってもすごく大変なことだと思うのだよ。きっとストレスも溜まるし、心臓にも負担がかかって寿命が短くなる。眉間に皺をよせて、どうでも良いことをくよくよ悩んで一生を送るより、美味しいものを食べて、色々楽しいことを経験する一生のほうが良いはずだと飼い主自身が思っているから、うちの犬になった以上、ポセにも、そういう犬生を与えてやりたいと思うのだ。

ゆえに、ポセはどんなに嫌がっても、色々なところに連れて行かれ、色んな体験をさせられる。

最初は怖くてたまらなかった庭を笑顔で駆け回れるようになったみたいに、新しいことに慣れることでポセにとっての結界が少しずつ広がっていけば、それだけポセ自身が楽になる。楽になれれば、少しずつでも楽しいことが増えていく。

その楽しいことが、ある限界を超えたとき、きっとポセはいつの間にふつうの犬として暮らしていけるようになるのだと思う。

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だからって、こんなカッコさせられる
意味があるのでしょうか?


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正月といえば……カニ!

また今年もやってくれた。
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犬たちのことではない。いつまで経っても学ばない男、うちのジィジの話である。

庭にカニの殻を撒くな! 肥料にしたいのなら土に埋めろとあれほど毎年口を酸っぱくして言っているにもかかわらず、また今年も、奴は花壇にカニの殻を置いていた(以前のカニ騒動に関しては、こちらをご覧ください)。

ただ今年は、砕いたものが撒いてあっただけ少しは進化しているのかもしれない。だが、砕かれたカニの殻は犬たちにとってはカニ煎餅そのものである。

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良いにおひ……

まっ先にそれを見つけた姫が、当たり前のように柵をぶち抜いて花壇のなかに突入した。夢中になって土の上から殻を拾っている姫の首輪を掴んで引きずり出そうとする飼い主。

ちなみに、こうなると飼い主の「No」のコマンドになぞ誰も耳を貸しはしない。ようやく姫を捕獲して、とにかく座らせた飼い主は、目の端でもう一つの動く黒い影を捉えた。

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正月といえば、やっぱりカニですね

カイザー……おまえもか(。_ _)

オバサンがあらかたのカニ煎餅をすでに吸い込んだあとだったからだろうか、オバサンに続いて花壇に飛び込んだカイのことは、なんとかベイトで釣ってその場から引きはがすことはできた。

その頃、もう一頭の新入りは……
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オジサンとオバサンは、
あそこでいったい何をしているのでしょうか?

規則は破るためにあると思っているハウンドと、基本的に叱られることはわざわざしない忠実な和犬の差がこういうところに出る。
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ちがうわよ、あいつは美味しいものを知らないだけ

カニが土に還るまで、またとうぶん、ドッグランは使用禁止である。嗚呼、頭が痛い。こうして犬猫屋敷の一年は、今年もドタバタと共にスタートする。

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ササミ効果

暇である(-。-) ぼそっ

ほぼ4年ぶりに納期を抱えていない正月が、これほど暇なものだとは思わなかった。この歳になると、さすがに周りは皆家族持ちなので、正月に遊んでくれる友だちもいなくなったし、正月のテレビは面白くないと、かねてから話には聞いていたものの、ここまで観たい番組がないとは思わなんだ。

なのでこうして久しぶりの連続更新である。

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「元捨て犬」ってあまりにストレートすぎるランキングができてたから(-。-) ぼそっ

姫はご存じのとおり千葉で独り暮らしをしているところを、たまたま心ある人に拾われた生粋の元捨て犬だし、それを言ったらポン太郎くんも、母に連れられてうろうろしているところを保護された野良のコだから、こういうカテゴリーも悪くないかなと、そんな感じで登録してみた。ちなみに、100件近いブログがここには登録されているのよね。

いわゆる保護犬をもらったり、捨て犬を拾ったりして、そのコたちと暮らしている人がある程度市民権を得るようになったことに時代の流れを感じるし、こうやってまとまって表示されることで、今後、そういう犬たちを引きとろうかなと思っている人々が、保護犬との暮らしとはどんなもんか、参考にしてくれれば良いなと思う。

買った犬だろうが、もらった犬だろうが、拾った犬だろうが、じつはたいした違いはないんだぞってことをね。

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ちょっと、アンタたち伏せよ、伏せ! この中で、
ちゃんと伏せができるのはアタシだけって、どーいうこと!?
(↑そう言ってる本犬も、じつはできていないところがミソ(^_^;))

んでもって、我が家の新入りポセのその後だが、この三が日、ポセの態度がすごく変わった。いま現在、管理人が必死でポセに教えていることは、とにかくどんなときでも管理人に意識を集中させるトレーニングなのだが、その部分で大きな進化が見えたのだ。

なぜ、飼い主に意識を集中させたいと思っているかというと、ポセの場合、外に出た恐怖のあまり常にキョロキョロしすぎるせいで、見なくても良いものをわざわざ見つけて、勝手に怖がってパニックしているのが問題だなと管理人が思っているからだ。ちなみに、ポセは一瞬のアイコンタクトならちゃんととれる状態で我が家にやってきた。だが、その視線をキープしておくことができない。同じように「座れ」のコマンドで一瞬地面にお尻はつけるのだが、座り続けていることもできなかった。

管理人がポセに教えたいのは、継続した動作をすると良いことが起こりまっせ、ということなのだ。きちんとしたお座りができるようになって、ハンドラーの呼びかけにちゃんと反応するようになると、いったんパニックを起こしても、冷静な状態に戻すことができる。それ以前に、パニックを起こす前にそれを止めることができるのだ。

そんなこんなで日々アイコンタクトの練習からせっせとやっているわけだが、今朝の散歩の帰り道で、ポセが初めて横について、管理人の顔を見上げながら一度も視線を逸らさずに10mほどの距離を歩ききることができた(*^-^)b

これはポセにとっては画期的なことなのだ。いままでは、呼びかければ一瞬顔はあげるものの、すぐにまたいつものキョロキョロが始まっていたのだから……
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一瞬座ることはできるんだが、
視線はいつも明後日の方角

だが、この偉業を、これまでの努力の成果だとか、管理人の犬飼い技術の向上とか、ましてや、恐怖の初詣を無事乗り切って犬が自信をつけたからと有頂天になるには、管理人はあまりに現実を知りすぎている。今回、このような成果が出た理由は、初詣のために、とっておきのササミ巻きチーズのベイトを出したからなのだということを、誰よりもよくわかっているのは実は管理人自身なのである。

ササミは、ポンちゃんの大好物だからね……

だが、とりあえずはこれで良いのだと管理人は思う。いまは、ただ単にササミ巻きチーズに釣られて上を向いて歩いているだけでも、それを何ヶ月も続けていくうちに、そうやって管理人の顔を見ながら(じっさいはおやつを見てるんだが)歩くことがポセの中でスタンダードになればそれで良い。ササミ巻きチーズに視線が釘付けになっているせいで怖いものが目に入らなくなって、段々とポセの中で、散歩じたいが恐ろしい体験ではなくなってくれれば、それで良いのだと管理人は考えているのだ。

ここまでポセの心をくすぐるササミ巻きチーズ……もっと買っとくべきだったぜ!

犬の恐怖にも不安にも、好奇心にも誘惑にも打ち勝てるベイトを見つけると、ベイト命のダメ飼い主はとたんに希望の光が見えてくる。金でポセの心が買えるなら、ササミ巻きチーズぐらい安いもんだ。

正月明けに店が開いたらさっそく、800g入りの大袋をあと2~3袋はゲットしておかねばと心に決める管理人である。

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犬猫屋敷にやって来て以来、どんどんグルメになっていくボク


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初詣チャレンジ

年末年始は、ビビりっ子のポセにとっては受難の季節である。

まずは大晦日の除夜の鐘。

犬猫屋敷の公園を挟んで向かい側には寺がある。そこで、毎朝6時に鳴るおつとめの鐘の音がポセにとっては恐怖なのだ。これは我が家に来て以来ずっとで、最初の一ヶ月くらいは毎朝6時にパニックを起こし、逃げだそうとしてドアを引っ掻きまくったせいで、姫さん作の「勝手にドッグドア」が1.5倍のサイズに拡張された(^_^;) さすがに最近は慣れてきたが、いまでも鐘の音は恐怖の対象だ。ところが大晦日には、これが108回延々鳴り続ける。

予想どおり、サブちゃんが歌い終わったあたりから、パニックが始まり、その後1時間強、ガタガタ震えながら挙動不審な動きを続けるビビリ犬と、それをなんとかなだめようと四苦八苦する新米飼い主。

はぁ~これからポセが生きている限り一生、毎年これが繰りかえされるかと思うと頭が痛い。姫の絶叫防止も含めて部屋に防音措置を施そうかと真剣に思う。

そんな恐怖の一夜を過ごしたあと、つぎに待っているのは初詣パニックである。

なぜ、たかが初詣ごときでパニックするかというと、ポセにとってはふだんの散歩コースから外れるだけで、まず最初の恐怖が襲ってくるからだ。ついでに言えば、一帯の人が初詣に集まってくる近所の神社は、被害妄想狂のポセの目から見ると、どこから敵に襲われるかわからない、群衆が集まっている非常に危険な場所なのだ。そのうえ、散歩ついでに初詣に来る人も多いので、とうぜん犬にもたくさん会う。三重苦とはまさにこのことだ。だが、どんなに恐ろしいイベントであっても、犬猫屋敷の一員になった以上、初詣には参加しなければならない。これは我が家の犬にとっては義務なのだから……

最初は、まだ無理だからポセだけ留守番させようかとも思ったのだがね。だが、けっきょくは、ダメ元で連れて行ってみることにしたのだ。最悪、どうしても無理そうならば17kgの巨体を抱えて参拝するか、もしくはいったんポセを置きに返ってくれば良いやと考えた。だって、無理かもしれないからやらなければ、いつまで経ってもできるようにはならないし(^_^)v

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家を出た直後から、気分はどんより

ところが、思いの外ポセはふつうに神社までの道を歩くことができた。途中、初詣帰りの(ポセの目から見ると)巨大なチワワと見上げるようなパピオンに遭遇し、新年一発目の派手なダンスをご披露したのは、この際特筆すべきことでもないだろう。その他にもとつぜん出てきた車にビビって横っ飛びを3回したのもポセ的にはふつうの行動だし、自転車に轢かれそうになってあたふた怯えてものすごく不審な犬になったのも、ビビリワンコの飼い主に言わせれば、日頃見慣れた行ないである。

意外なほどにポセがふつうに歩けたのは、おそらく群の大きさに安心感があったせいだと思う。初詣には両親と近所に住んでいる大叔母も一緒に出かけるので、ポセにしてみれば、独りで自宅に帰るよりは、とにかくこの大きな群から離れないほうが得策だと思ったのだろう。

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群を率いるのは例年通り、遙か遠くに見える
ジィジを引きずる黒いイノシシ

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何も考えずに先に行きすぎて
慌てて戻ってくるのも例年のお約束

人間が参拝しているあいだは、犬は境内の隅で待たされる。ここが、実は一番の難関で、もしこの時に前を犬が通過したりしたら目も当てられないような惨状になるだろうなと管理人は覚悟していた。ふだんの公園で見せるあの派手な踊りっぷりを考えると、見知らぬ場所で、見知らぬ犬に会った場合のポセのリアクションがちょっと想像つかなかったからだ。

ところが、何頭もの犬が前を行き過ぎていったにもかかわらず、ポセは一度も踊らなかった。それどころか、ずっと管理人の脚のうしろに隠れて、ひたすら気配を消していたのだ。管理人が参拝しているあいだは、妹が番兵を務めていたのだが、この時もどうように妹の脚のうしろにずっと大人しく身を潜めていたらしい。

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カイちゃん、今年も可愛いって
たくさんの人に撫でられました!

20100102f
ちょっと、いつまで待たせるのよ。
お礼の品はなに? 早く出しなさいよ(怒)

ポセがおとなしく待っていられたもう一つの理由は、カイと姫が一度も騒がずに、ずっとおとなしく一箇所で座って待っていることができたせいだろう。この日のために、わざわざビッグサイトで吟味して選んだ珍しい数種類のおやつをベイトバッグ一杯に詰めて出かけた管理人の作戦勝ちである。

管理人がその場を離れるときは妹の胴にベイトバッグを巻きつけていった。そのお陰で先住犬たちは目がベイトバッグに釘付けで管理人がいなくなったことにすら気づかなかったほどなのだ(←喜んで良いのやら、ビミョー(^_^;))

やはり他の2頭が平然としていれば、ポセもあまりパニックせずにいられるのだ。仲間が落ちついて、冷静に対処しているのを見るだけで、ポセはその状況が危険なものではないと判断する。うちに来た当初は、ポセどうよう初詣がチャレンジで、毎回、境内で勝手にニューイヤーズコンサートを開催していた姫が、ほんとうに落ち着き払って、ずっとお座りの姿勢を崩さず、ただひたすらベイトバッグを食い入るように見つめることができるようになったのが、やはり大きいなと管理人は思う。

新しいコが入ってくると、いまは落ちついている古株が、最初はハチャメチャだった時代を思いだす。そして歩いてきた遠い道のりを思い起こして、ここまでやってきた自分と犬の功績を誉めてやりたくなるのだ。そして同時に、諦めずに色々やっていけば、いつかは、どんな犬だってそれなりに成長するのだということを実感する。

ポセだって、きっといつかはふつうに初詣を楽しめる犬になるのだ。

それまで、たぶん長い時間がかかるけど、がんばって一緒にやっていこうね、ポン太(^o^) そんなパニックのなかでも、人混みの境内でちゃんとお座りして砂肝ジャーキーを食べられたポセを狂ったように褒め称えながら、心のなかで、熱く将来を誓う管理人なのである。

20100102b
とりあえず並んで記念撮影。
ポセは、この時点ですでに、いっぱいいっぱい


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A Happy New Year!

年賀状が完成したら力尽きた管理人です、あけおめ、ことよろm(_ _)m

なので、毎年恒例初詣のもようは、またのちほど……

丸1日かけて作ったのに、インクを大量に消費するからという理由で不採用になった年賀状をとりあえず貼って、新年のご挨拶に代えさせていただきます。今年もまた、犬猫屋敷をどうぞご贔屓に♪

nange2010.jpg

年賀状のテーマは<<犬猫屋敷のメンバーを探せ>>
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