霞だけじゃ腹が減る
2008 / 06 / 08 ( Sun ) たとえばサイト一つ作るにしても、プロに頼むのと自分で地道に作るのだと、できあがりに大きな差が出る。だがいまは、どこかの保護団体が寄付で集めた金を使って、プロにサイト造りを依頼したなんてことが公になるとその団体はバッシングを受けることになる。
「ワンコちゃん、ニャンコちゃんのためにせっかく寄付したお金を、サイト造りに使うなんて許せない!」 なんで? って管理人は思うのだ。作ったサイトでまったく別のものを売っているのなら、そりゃ怒るのもわかるけど、犬猫の行き先を見つけるために使うのなら、それは必要経費でしょ? 専任で他に仕事をせずに里親探しに従事してる人を見つけると、ボランティアを名乗る詐欺だとみんな大騒ぎする。だが、犬猫の世話と、その里親探しだけで1日が終わっているのなら、それは立派な仕事じゃない。だったら、その仕事に対して給料を払えば良いじゃんか。専任でやってくれる人がいるおかげで、より多くの犬猫の命が救えるのなら、給料を払ってでもやってもらいたいと管理人は思うのだよ。管理人自身は自分の食い扶持を稼いで、うちにいる奴らを飼っていくだけで手一杯だが、月にいくらか寄付することで誰かが代わりに保護活動をしてくれるなら、それは大歓迎だと管理人は思うのだ。 ただ給料を出す以上、出資している管理人は、まあ株式会社でいえば天下の株主さまなわけで、自分の金がどう使われているかはむろんちゃんとモニターさせてもらうけどね。ご寄付ありがとうございましたm(_ _)m でももらった金はおれたちのもんだから、勝手に使わせてもらうよっていうのはちょっとばかりちがうのだ。それはぜんぜんビジネスじゃない。そういうことをやってる団体は、詐欺と言われてもしかたがない。ビジネスになるということは、資金をちゃんと調達するのと同時に、その使い途もきちんとクリアにして公表するということだ。それができれば、大企業がスポンサーにつくし、資金を費やして効果的な宣伝活動もできるようになる。 会計処理も含めて、専任のプロを雇ってやるべき仕事を任せてしまう。そうやって組織的に大きな活動ができるようになれば、動物の保護譲渡活動という地味な活動が世間にとって無視できない流れになっていくのだよ。そうするとだな、社会に認知されることで、保護活動というもの一般の人にもっと知れ渡り、その結果、もらわれていく犬猫の数も増えるし、同時に捨てられる犬猫の数も減るはずなのだ。 そのためにはさぁ〜、いいかげん、ボランティアは霞を食べてる仙人だっていう幻想、やめませんか? ついでに言えば、ボランティアで犬猫を保護して譲渡してる人はみんな心優しい良い人だって幻想も、いいかげん、捨てませんか? こう言っちゃなんだが、管理人が知ってるそういうボランティアやってる人たちも、別にみんなごくふつうの人たちなのね。犬猫のことはたしかに異常に好きなんだが、それ以外の点では、ほんとに、ごくごくふつうの人ばかりなのだ。本音を言えば、中には一定数嫌な奴も混じってるし、常識ないな、悪魔みたいな奴だなこいつって人だって実際はいるのだよ。 だが、そういう人がいても良いと管理人は思うわけだ。だって里親探しはビジネスなんだから。犬猫に新しい飼い主を見つけるという目的を達成するためなら、相手が嫌な奴だって別にそんなことはどーだって良くない? ところが世間はそうは思わない。譲渡事業をやってる人は、みんな心優しい人格者で霞を食って生きているとなぜか皆さん思いこんでいらっしゃる。そういう世間の期待に応えるために、ボランティアやってる人たちはさ、ただでさえ忙しいのに、そのうえ天使のふりまでしなきゃならんわけだ。正直そこまで期待するのは、気の毒だと思うのだよ。 で、けっきょく何が言いたいのかといえばだな、恐ろしい数の動物が平気でポイポイ捨てられて、どんどん殺されていくこの国で、その数を少しでも減らそうと思うのなら、ビジネスとしてのシビアさが必要なんじゃないかなと思うわけ。経済活動の一部として、当たり前に金も稼ぐし、その資金を使って宣伝もするし、会社の中には性格極悪でも仕事はできるって人もいるわけだ。やってる人たちには、それがビジネスだっていう割り切り方が必要だし、周りで応援する人間にもそれを是認する度量が必要だと思うわけ。 でもビジネスにはほど遠いよね、日本の保護活動。 っていうより、ボランティアは霞を食っている清く正しい人々がやるものだっていう勘違い、どうにかならんものかね(-。-) ぼそっ しつこいようだが、良いことをやろうとしても金がなければ何もできない。だから慈善事業でもちゃんと資金は稼ぐべきだし、それを効果的に使うべきだ。動物のレスキューはじゅうぶんビジネスになるはずだし、じつは驚くべきポテンシャルを持っている。 ……てなことにすでに気づいてビジネス化しているアメリカでも、譲渡される動物の数は犬で18%、猫は16%とというこの現実。日本はいったい何%になるんだろうね? 少なくとも、年間に殺処分される動物の数を考えると、霞を食ってなんとかできる時代はもうとっくに過ぎていると管理人は思うんだがね。 ヤシガニと暮らす母ちゃん犬の面倒見てくれる人、全国規模で募集中だす。 保護された経緯と問いあわせはこちらへ。業界初のヤシガニ付き里親募集バナー、あなたのサイトにも、おひとついかが? ダウンロードは、こちらから。 |
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