四足歩行と二足歩行
2008 / 03 / 15 ( Sat )
きょうは婆ちゃんの誕生日パーティーだった。

管理人はまたしても現在納期に追われる身なのだが、なにせ1世紀近く元気にしている婆ちゃんの誕生日である。仕事が忙しいなどという(他人にとっては)大したことのない理由での欠席は許されない。と言うわけで、きょうは親戚の家で宴会だったのだが、管理人的にちょっとばかし気にくわないのは、この家へお邪魔する際には我が子(四足歩行動物)の同伴が許されないという点だ。

他の親戚が飼って育てている二足歩行動物の場合は、無条件に出席が許される。たとえ気に入らないことがあると言っては、超音波のような嬌声を挙げて喚き散らそうが、他人が食事をしている横を埃を巻き上げて駆けぬけようが、奴らは2足歩行だというだけですべてが許されてしまうのだ。

テーブルのうえに並んだご馳走を、おそらく手当たり次第試食するであろう姫は別として、こいつらに比べれば、うちのカイちゃんのほうがずっとちゃんとしつけがされている。ここでおとなしくしていなさいと教えれば、決められた場所でじっとしていることができるし、欲しいものが目の前にあったとしても、管理人がどうぞと言うまでちゃんと待っていられる。食事中の部屋のなかをかけずり回るなんてことは論外だし、ましてや要求が通らないからと言って吠えるなんてことはありえない。

だが、うちのコたちの場合は、何があっても宴会に同席することは許されない。なぜなら彼らは犬だからだ。犬は人間とちがって獣であって、いくらしつけをちゃんとしていると言っても、やっぱり咬むし吠えるし危険だと多くの人が信じているからだ。

哀しい誤解だな、と管理人は思うのだ。欧米の犬先進国だと、二足歩行はお断りだが犬は無条件に入れる店なんていうのもざらにあるんだがね。

まっ、じっさい、この国ではまだまだ、頼むからもう少し何とかせいやと言いたくなる四足歩行も多く見かける。犬全体の評判が下がるから、そういう犬は人混みに連れて出るなと言いたくなるケースも少なくはないのだ。逆に四足と二足を両方いっぺんに育てている人のケースを見ると、四足歩行がきちんとしつけされている場合は、二足歩行動物のほうも、お行儀がとても良いのがおもしろいなと思うのだ。

けっきょくのところ四足歩行でも二足歩行でも、教えるべきことは一緒なのね。少なくとも、二足歩行が「子ども」レベルでいるうちは、たぶんやるべきことは、さしてちがいがないのだよ。

自分の思い通りにならないからと、要求吠えを繰りかえす二足歩行とその飼い主親の対応を見ていると、要求吠えの癖をつけてしまう飼い主と同じことをやっている。吠えるとうるさいからと望みどおりにしてやるのだ。そのおかげで、彼らは要求を通すために要求吠えをすることを覚えてしまう。

犬のしつけページの「これだけはやってはいけません」の部分を一度熟読した方が良いんじゃないかな?

超音波の要求吠え攻撃のせいで頭が痛くなりながら、ようやく我が家に戻ると、おとなしくて、穏やかで、(奴らに比べれば)ずっとしつけの行き届いた四足歩行の我が子たちが、無言でにこにこ笑いながら管理人の帰りを待っていた。あぁ〜なんて静かで心地よい空間なんだろうか? もしあの二足歩行動物たちと丸1日一緒に過ごせと言われたら、管理人はまちがいなく発狂する。

「うちの子なんて、犬と一緒よ。サルと同じレベルなの」

謙遜しているつもりかそう言う飼い主親に愛想笑いを向けながら、内心「そいつとうちの子たちを一緒にするなんて失礼な! ましてやサルと同レベルだなんて、サルが気を悪くする」と思っていたなどとは、口が裂けても言えない。
20080315a

テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

20:53:09 | うちのコたちの話 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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