だからやっぱりYes, we can!
2008 / 03 / 10 ( Mon ) どうですか? 誰にだってできることって意外にたくさんあるでしょう? だから「わたしには何もできない」ってことはないのだよ。「何もできない」のと「何もしない」のでは大違いだ。
センターの処分犬の記事を読めば、誰だって無力感に襲われる。見殺しにせざるを得ない命が多すぎて空しいだけだし、ならば見ない振りをしようという人が増えてもしかたない。だがね、見ない振り、なかった振りが一番悪いと管理人は思うわけだ。見ない振りをしていて、そのうち消えてなくなるのならそれでも良い。だが、見ない振りをすればするほど、状況はどんどん悪くなる。 4年前に姫をもらったころに比べると、譲渡活動やセンターの姿勢が大きく変わってきている。ちょっと前までは、センター内の写真を撮ってブログに公開するなんてことはぜったいに許されなかった。いまは、センターに登録したボランティアさんが、写真を撮ってきてそれを自由に公開しても問題にはならない。以前は隠していた闇の部分を敢えて公開しようという姿勢が出てきているのだよ。それでも頑なに見ない振りを続けたいのならそうすれば良いが、それよりもできることをやって、少しずつでも状況を良くしていったほうが建設的じゃないですか? 保護犬猫の譲渡活動というのは、犬猫をもらった人だけの問題じゃない。すでに犬猫をもらった人よりも、他人事だと思っている、ふつうにペットを買っている人にとって身近な問題になるべきなのだ。いつでも里親募集中の犬のラインナップを見ているとわかるが、いまや半分以上が純血種だ。あそこにいる犬猫の多くは、安易に繁殖された販売用のペットたちや、そのコたちを生みだすために酷使されて用なしになったら捨てられるその親犬猫たちなのだ。うちはちゃんと可愛がってるし、関係ないでしょうと思うかもしれないが、もしかすると、いまセンターに収容されて死を待っている犬猫の中に、あなたの愛犬愛猫の親やきょうだいが混じっているかもしれないのだ。極端な話、運が悪ければあそこにいるのは、他でもないあなたの愛犬愛猫だったかもしれないのだ。 悪徳ペットショップでグッズを買うこと。安いんだから良いでしょう、それと捨てられるペットが多いのは何の関係もないわよ、と思うかもしれないが、犬猫を非人道的に物扱いする好ましくない店が繁盛すれば、どうようのやり方をとる業者がどんどん増えるのだ。だって安ければ売れるのであれば、もっともコストをかけない手段を誰だって選ぶでしょう? おもちゃや餌やおやつとどうように、大量購入して、余剰品は廃棄するのがふつうじゃないですか? 仕入れ価格を抑えるために、犬猫たちを買いたたくことになるでしょう? 買いたたかれる繁殖屋は、これまた犬猫生産にかかるコストを極限まで下げようとすると思いませんか? そうして、ふつうの犬猫飼いが、何も考えずに続けている行いが、回り回って不幸な犬猫を増やす結果になるのだよ。けっきょく全部繋がっているのだ。ペットと暮らしはじめた時点で、誰もが責任の一端を担うことになるのだ。そんな風には考えたくない、わたしは関係ないと思いたいというのが人情だろう。だが、ごく一部の、血も涙もない酷い人間が次々飼い犬を捨てるだけで、ほんとうに年間16万頭もの殺処分犬が出ると思いますか? この国には、ほんとうにそんな酷い人間がたくさんいるのですか? 保護活動、譲渡活動が特殊な一部の人々の活動であってはいけないと思う。犬猫を飼っているすべての人々が関心を持つべき事柄だと思う。人海戦術をとりたくとも、一部の保護活動、譲渡活動サポーターだけではたいしたことはできないのだよ。だが、子どもよりも犬猫の数のほうが多いペットブームのこの国で、犬猫と暮らしているすべての人が行動を起こしたら、それはとてつもない力になる。 だからYes, we can!なのだ。「何もできないから、あなたががんばって」ではないのだよ。犬猫を飼っているすべての人が、できることを見つけて、少しずつでも何かやっていく。そうすれば、いつか、きっとなにかが変わっていくのだから。 Yes, we can! |
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