盗み食い
2008 / 03 / 01 ( Sat ) あとで食べようと、とっておいたチーズケーキを盗み食いされた。
とは言っても、今回の犯人は姫ではない。我が家に巣くう二足歩行動物の仕業である。なぜなら、チーズケーキは冷蔵庫にしっかりしまってあったからだ。むろん、賢い姫ちゃんのことだ、管理人の留守中にこっそり台所に忍び込み、冷蔵庫を開けて、チーズケーキを取りだして食べ、また冷蔵庫とキッチンのドアを閉めて証拠を残さないという大それた犯行を犯したとしても管理人は驚かない。 だが、いくら姫ちゃんでも、ケーキが包まれていたセロファンを、燃えないゴミの中に捨てるまではしないと思うのね。いや、むろん、独り暮らしの長い姫ちゃんは、家のお手伝いをしないオジサンたちよりは、燃えるゴミと燃えないゴミの分別方法に詳しいとは思うがね。だが、そこまでやるとは思えない。 何より、セロファンにケーキの残りかすが付着したままで捨てられていたのだ。姫が犯犬ならば、洗ったようにきれいに全部嘗めとるのは言うまでもないだろう。 というわけで、犯人は二足歩行だという結論に達した。妹に訊いてみたところ、妹がとっておいたスイートポテトもなくなっていたらしい。 ということは、犯人は奴らだ! チーズケーキにもスイートポテトにも、ちゃんと所有権を主張するために名前が書いてあった。ふつうの家では、冷蔵庫の中身に名前は書かないらしいが、我が家では昔から「これは喰うな」という印に、自分のものには名前を書く習わしになっている。名前が書いていない場合は、誰かに食べられても文句は言えないのである。だが、最近は老眼が進んだという言い訳のもとに、名前が書いてあっても無視されることが多いのだ。 「名前書くだけじゃもう無理。これからは、自分のものは袋に入れて別にしまっておかなくちゃ」 チーズケーキもスイートポテトも、先日来たお客さんのおみやげである。他に、我が家ではまったく人気がないフルーツケーキもいただいたのだが、フルーツケーキは丸ごと手つかずで残っているのが口惜しい。くそぉ〜美味しいものから、先にやりやがったε-( ̄ヘ ̄) 盗み食いの犯人が姫だけだった時代は良かった。姫の届かない高い場所に置いておけば、盗み食いのリスクは回避できた。だが、いまは3Dで移動するチビ天がいるおかげで、棚の上も安全地帯ではなくなった。このうえ、冷蔵庫の中身も油断ならないとなると、いったいどうすれば良いのだろうか? チビ天といえば、飼い主の頭を悩ませていたスプレー行動はすっかりなりを潜めた。手術から帰ってきてすぐに、布団の上で抗議シッコを一度したのを最後に、管理人の部屋ではその後被害は出ていない。とうぜん、悪癖がなくなったものと思って、妹に訊いてみたところ、どうやら妹の部屋では、いまでもたまにやっているらしい。 「えぇぇぇ? でもアンタぜんぜん騒いでないじゃん?」 「防御策万全だから。いくらされてもへっちゃらさ♪」 防御策はこれ→ ![]() ベッドの上にはレジャーシートを敷き詰め、カーテンには一面トイレシートを貼りつけて、そのうえにはさっと洗えて乾きも早いアクリル毛布を敷き詰めている。お漏らし、それが何か? の万全な体制をとっているのである。 いくら叱ってもなかなか直らない問題行動はたしかにある。自分用の冷蔵庫を買った方がいいだろうか、とついついカタログをめくってしまう管理人なのである。 |
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