一番好きな時間
2008 / 02 / 10 ( Sun )
ワンコちゃんニャンコちゃんと一緒にいると癒されるわぁ〜なんて黄色い声で言われるとケッε-( ̄ヘ ̄)っとばかり鼻を鳴らす管理人だが、じっさいは、毛むくじゃらの家族を見ているだけで癒される、そんな時間がたしかにある。

ある日、姫がもらったおやつを嬉しそうに管理人のベッドの上で食べていた。別に急ぎの用もないし、そんなときは、ついつい姫がおやつを頬張る姿をじっと見つめてしまう。ベッドにぼーっと座って姫を眺めている管理人のところに、カイがいそいそとやってきた。管理人が暇そうにしているのを見て、グリグリのチャンスと悟ったのだ。

姫の食べる姿を見ながら、片手でカイを撫でてやる。姫が大事なおやつを抱えているときにカイがベッドにあがってきても、姫はまったく意に介さない。これが他の犬なら吠えて威嚇してたいへんなのだが、カイに関してはまったく警戒心を持たないのだ。もう3年も一緒に暮らしているのだから当たり前といえば当たり前だが、それでも、最初のころの騒ぎを思うと、良くここまでになったと誇らしく思う。

やがて、へそ天全開のカイをグリグリしている管理人の脇の下から、天がそっと顔を出す。いつも厳しい寮長センセイはおやつに夢中になっているので大丈夫。オジサンが四つ脚を宙に浮かせて身もだえているということは、これはグリグリのチャンスだと、小さな天にもちゃんとわかるのだ。

空いている方の手で天の頭の先やのど元を撫でてやる。グルグル声を出して、天もまちがいなくご満悦だ。

犬猫たちを撫でながら、彼らのようすを眺めるのは、どんなに良く効くレメディーよりもリラックス効果が高いと管理人は思うのだ。どんなに嫌なことがあったとしても、まっ、何とかなるさという気になる。そして何年か先に、彼らが管理人を置いてとっとと旅立ってしまったあと、思いだすのはこういう何でもない日常の風景なのだ。両手だけじゃ足りなくて、足まで使って全員をグリグリしていたはずが、余った手を見てどうしようもなく哀しくなる。玄関のドアを開けた瞬間に、走ってくるカツカツという音が聞こえなくて涙が出る。

犬や猫を飼うということは、取るに足らない小さな日常生活の積み重ねだ。管理人にとっては彼らがそこにいるというだけで幸せで、犬猫にとっても、管理人がそこにいるというだけで安心できる。そんな関係を十数年ただ続けていくだけ。

だからこそ、好きでないとやってられない世界なのだ。そういう何でもない日常が嬉しいと思えるからこそ、管理人はおそらく犬や猫と暮らすことを止められないのだと思う。

20080210a

テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

20:38:04 | うちのコたちの話 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
| ホーム |