思い出話に泣き笑い
2007 / 09 / 26 ( Wed ) デカ犬たちを引き連れてぼーっと散歩していたら、姫がいつものようにクンクン草むらの臭いを嗅ぎだした。いつもより熱心に書き込みを読んでるなぁ〜と、ぼーっと見ていたら、大きな石の下から紙に包んだ何かを目にも止まらぬ速さで引きずり出し、バクッと口に入れようとしたので、管理人の雷が落ちた。
拾い食い、すんじゃねぇ!!! 管理人はもちろん、犬を優しく教え導く陽性強化の信奉者である。管理人がどうぞ、と差しだしたものだけを食べるお行儀の良い犬にすべく、日々お稽古は続けているが、姫が、食べ物を見つけてそれを口に入れる前に、管理人の許可を得るようになるまでには、おそらくあと150年ぐらいはかかるだろう(深いため息) せっかく見つけた食べ物を取りあげられて不満げな姫をよそに、奪い取った紙包みを遠くに投げ捨てながら、ディーがまだ元気だったころに、同じようなことがあったなとふと思いだした。 ある日、夜の散歩で歩いていたとき、3頭が一斉に一本の電信柱に向かって突進していったことがあった。ツチノコ兄弟も姫も、臭いに敏感なセント・ハウンドなので、散歩のときの書き込みチェックは3頭共通の趣味なのだが、興味の対象がちがうせいか、全員が同じ場所に集中することはあまり多くはないのだ。珍しいなっとぼーっと見ていると、わりとすぐにその場を離れ、3頭は元気に歩きだした。 必死な形相で突進したわりには、タイトルだけ読んで諦めるとは、これはまた妙なこと? で、その後も3頭と2人はダラダラと近所の住宅地を歩いていたのだが、何だか犬どものようすがおかしい。具体的にいえば、ディーが挙動不審なのだ。 管理人は、散歩の途中でやたらと犬に話しかける、一般人から見るとかなりイッチャッてる犬飼いである。 「お花がきれいに咲いてるね、もう春だねディーくん」 「ようやく涼しくなったね。良かったね、カイちゃん」 「きょうの夕飯は、何にしようかね、姫さん」 で、昔からの癖なのだが、管理人がやたら話しかけるのは3頭のなかでもディーに対してが一番多かった。「○○だよね、ディーくん」と言うたびに、ふだんならディーは顔を上げて、満面の笑顔でこちらを見るのだ。ところが、なぜかその時は、何を言ってもディーは下を向いたまま。 ん〜何かがおかしい。ぜったいに、変だ。 そこで、ディーのことを呼んでみた。 「ディーくん、こっち向いて」 まるっきり無視。 「ディーくん、可愛いディーくん♪」 それでも無視。 「DJ! こっちを見なさい!」 渋々顔を上げたディーの口には、ナプキンにくるまれたフライドチキンの骨がしっかりくわえられていた。 何くわえとんじゃ、おんどりゃぁ!!! しつこいようだが、管理人は褒めてしつける陽性強化の信奉者である。だが、愛犬が口に生ゴミをくわえているときは、ついつい地が出てしまうものだ。 これが姫なら、骨をゲットしたとたんに一気呑みするところだが、お坊っちゃん育ちのディーは、せっかくだから家に持って帰って、ゆっくり楽しもうと思ったのだろう。だが、見つかったら取りあげられるのがわかっているので、ずっと下を向いて歩いていたにちがいない。まったく、毎日たらふく食わしてやってるのに、何で拾い食いなんかするかなぁ〜 当時は、拾い食いは問題犬の問題行動で、頭が痛い話だったが、ディーを見送って1年以上経つと、そんな騒ぎすら懐かしく思う。顔を上げろと言われて、渋々こちらを向いたときのディーの間抜けな表情を思いだすだけで、思わず泣き笑いしてしまう管理人なのである。 ![]() |
|
| ホーム |
|


