天は犬の上に犬を作らず
2007 / 09 / 05 ( Wed )
きょうは昔の会社の同僚の家に遊びに行ってきた。じつは結婚してうちの近所に住んでいるのだが、最近はお互いに忙しくて、ずっとご無沙汰していたのだ。なのに、なぜいきなりのこのこ押しかけたかと言うと……

「うち、去年から犬飼ってるんだ! こんど遊びにおいで」

「行く、行く! 水曜日に行く!!!!」

ってなわけで、思いたったら吉日である。っつぅか管理人をおびき寄せるなら、犬を餌にするのが一番効果的だ。で、そこの家の愛犬クウはいま流行のティーカッププードルで、茶色のコートが愛らしいとびきりのべっぴんさんだった。あぁ〜ん、管理人もう一目でノックアウトされました。やっぱり好きだわ、プードルって犬種♪ むろん、猫より小さいティーカッププードルは管理人的に言えばやっぱり小さすぎるのだが。いつかは飼ってみたいな、ドラム缶にぴったりはまるようなドデカイプードル(-。-) ぼそっ

で、それはともかく、いきなり上がり込んで挨拶もそこそこに犬と転げ回って遊んできたのだが、このコほんとうに骨の髄まで犬って感じのすばらしく可愛いコちゃんなのね。生体販売してるペットショップで買ったそうだけど、幸い病気もせず、アレルギーも出ないしすこぶる元気ですくすく育ってるようだし。最近はひどいブリードが多いせいで、人気犬種をペットショップで買うっていうのはものすごいギャンブルなのだが、良いコに巡り会えて良かったね。クウを見ててつくづく思った。

ご承知のように、管理人は保護動物の譲渡活動推進派の人である。自分自身も姫をもらっているわけだし、そういう人だとペットショップを目の敵にしてると思われがちだ。事実、保護活動してる人の中にはペットショップで犬猫を買ったなんて言うと(¬_¬)こんな目で見る人いるしね。じっさい量販店のペットショップの生体販売は正直ひどいと管理人も思う。アクリル板の向こうにいる赤ちゃん犬たちを見るたびに思うのだ。何で、親やきょうだい犬と転げ回って遊んでいるべき赤ちゃんが、こんなところで独りポツンと座ってなけりゃなんないんだろうか? その思いはたぶん決して消えないと思う。

だからといって、ペットショップで買った犬猫が悪いわけではないのだよ。たまたま行ったペットショップで運命のコと出会ってしまった。そのコを買って帰って最後まで責任を持って愛情深く育てていけるなら、それはそれで良いじゃない? 少なくとも管理人はそう思うのだ。だから、ペットショップで犬猫を買ったからと言って目の敵にする必要もないし、買った人たちも「うちの○○はペットショップで買ったコですけど」なんて申し訳なさそうに言う必要もないのだよ。

生体販売を止めるべき理由として、衝動買いの原因になるからという人がいる。これ、おもしろいなと管理人は思うのだ。なぜなら管理人は衝動買いはしたことないが、いつも犬猫を飼うときは衝動飼いだからだ。たまたま公園を歩いていたら、猫が落ちてたから拾って家に連れて帰る。腹を空かした子猫が庭に迷い込んできたから、戸を開けて中に入れてやる。犬の場合は多少計画性があるものの、1頭飼うつもりでもらいに行ったら、あんまり可愛くてどっちの色にするか選べず、けっきょく2頭まとめてもらってきてしまったり、いつでも里親募集中を何気なく見ていたら、どうしようもなく気になるコがいて、けっきょくうちで飼うことにしてしまったり。我が家で犬猫が増えるとき、事前に一生面倒みられるか十分検討したり、15年後の自分の人生設計を見直して、ぜったい大丈夫か考え抜いたり、そんなこと一度だってしたことはないのだ。

だって、思いもよらないときに犬や猫が目の前にふらっと現れるのだから。その時たまたま我が家の動物枠に空きがあれば、そうか、行くとこないならうちのコになりなさいって、毎回そんな感じなのだ。おかげで我が家の場合、犬猫のルックスに選択の余地はない。天を拾ってふと気づいてみれば、我が家の猫たちはみんなモノトーンになっていた。

っち、こんどこそ柄物が欲しかったのに(-。-) ぼそっ

衝動飼いが悪いとは思わないが、その時の気の迷いで飼いはじめてしまったものの、じきに飽きてしまって手放すというのはちと困る。だから、憎むべきは衝動買いじゃなくて、いらなくなったり、思ったのとちがったらその場でぽいっていうもったいない感覚のほうだと思うのだ。ちなみに、管理人はブラックコングなスカートも、派手なステテコもちゃんと愛用してますよ。イメージしたのとはちょいとちがったけど、それでもせっかく買ったもん、使わないで捨てるなんてもったいないもん。

たとえば服を買ったら、自分にはぜんぜん似合わなかった。家具を買ったら、家の雰囲気にそぐわなかった。そんな経験は誰にだってあるだろう。その時にどうするか? そこが分かれ目なのだと思う。似合わない服ならば、似合うように工夫する。雰囲気を壊す家具なら色を塗り替えてみる。そうやって何とか自分なりに使えるようにする人であれば、いらないからぽいってする必要はないのだ。ちなみに長年の犬猫飼いの経験から言うと、ペットの「こんなはずじゃなかった」率、これはそうとう高いよ。だってとうぜんじゃないですか、相手は心のある生き物なんだから。

管理人はペットショップの生体販売は、できれば止めるべきだと思う。なぜなら犬猫というのはほんらい人と共に生きるべき動物だからだ。どうしても生体販売したいのなら、夜は家に連れて帰って、家庭でペットとして暮らさせなさい。それができるのなら、生体販売をしても文句は言わない。あとは、日中店に置くときは、仲間の犬猫と自由に遊べるようにしてあげなさい。いまペットショップで生体販売されている犬猫というのはほんとうに生まれてほどない赤ちゃんばかりだ。人間だって同じだが、子どものころは人生で一番色々学ぶべきことが多い時期なのだ。その大切な時期にガラスケースの中で独りポツンと暮らすことが良いはずはないのだから。

でも現在の生体販売の一番の問題は、とにかく小さければ小さいほど良いという買う側のまちがった思いこみなのだ。犬も猫も別に生後2ヶ月から飼わなくても、ちゃんと飼い主にはなつくものだ。むろん個体差はあるが、いくつになって新しい家に行っても、彼らはちゃんと飼い主を認識するようになる。たとえば我が家の2頭で言えば、パピーから飼っているカイよりも成犬になって我が家に来た姫のほうがよっぽど飼い主命だよ。

だから、赤ちゃん犬や赤ちゃん猫から飼わないとダメっていうまちがった思いこみ、これをいいかげん皆さん捨てませんか?

何が何でもペットショップが悪いとは管理人は思わない。ただ、ペットショップで売っていない犬や猫のほうが飼いやすい人まで猫も杓子もペットショップで犬猫を飼う現代のペットブームはやっぱりおかしいと思う。20年先はクエスチョンマークがつきそうな老夫婦が子犬や子猫を買う。子育てでただでさえ忙しい若夫婦が、わざわざ手のかかる子犬や子猫を買う。毎日ペットを留守番させねばならない独り暮らしの人が、目を離さずに色々教えねばならぬ子犬や子猫をわざわざ買っていく。その図式がおかしいのだ。最初から飼うのに無理があるのだから、放棄されるペットが増えるのは当たり前だと管理人は思う。

まったくもって困ったもんだ、今時のペットブームって奴は。動物と暮らすなんてぇのはさ、一部の特殊な人のマニアックな趣味だったはずなのにさ……

テーマ:わんことの生活 - ジャンル:ペット

19:13:21 | 管理人の独り言 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
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