山がわたしを呼んでいる?!
2007 / 08 / 31 ( Fri )
出稼ぎ先のオジサンたちが先週末、富士登山に行ってきた。

火曜日に会社に行ったところ、誰のデスクにも花は置いてなかったので、おお、全員無事に帰還したのだなとほっと一安心する心優しい管理人である。

オジサンたちは会社がすごぉ〜く好きなので、週末も同僚とつるんで遊びに行く。何だか知らないが年に何度も社員旅行風のイベントがある会社なのだが、むろん管理人は一度も参加したことはない。何しろ雪見酒を楽しみに新潟に行けば暖冬で雪はひとかけらもなかったとか、キャンプに行ったら豪雨に襲われ川で冷やしていたキュウリとビールが流れてしまったとか、毎回ろくなことは起こらないのだ。それでも、オジサンたちはめげずに今回も出かけていった。ちなみに富士登山は昨年から温めていた2年越しの計画である。

で、また今回もいつものようにいちおうお誘いいただいたのだが、とうぜんのように管理人は丁重にお断り申し上げましたとも。

「富士山行くんだけど、管理人さんも行かない?」

「行きません(きっぱり)」

「日本人なら、一生に一度くらいは富士山に登ってみるもんだよ」

「一度行った友だちが、死んでも二度と行きたくないって言ってましたから。若い頃から苦労は金を出してでも回避しろっていうのがわたしのモットーなんで遠慮しときます」

「…………」

ちなみに、管理人は子どものころから山登りが大大大っ嫌いである。小学生の頃は、遠足と称して高尾山やら大山に無理やり連れて行かれたのだが、なんで苦労して高いところまで上って、ただ弁当喰ってまた降りてくるために貴重な人生の1日を費やさねばならぬのか、管理人にはどうしても理解できなかった。

それに最近は一般的なハイキングコースの多くで犬入山禁止となっているので、うちのコたち一緒に連れて行くこともできないしね(-。-) ぼそっ

そう、最近は犬が入れない山っていうのがやたら多いのだ。理由は生態系を守るためってことになっているが、要はペットブームで犬連れの登山客が増えて、マナーを守らないお馬鹿飼い主が激増したために、犬は入れるなって話になってしまったわけね。うちの可愛い○○ちゃんに、山の中で自然を堪能させてやりたいと平気でノーリードで走らせる。自然の中だから良いだろうってうんPを当たり前のように放置する。そういう迷惑な勘違い飼い主が多いから、犬に○○させるなって話になっちゃうのだ。これ、犬立ち入り禁止の公園が増えるのと同じ理由なのだよ。ほんらい立ち入り禁止になるべきなのは、犬じゃなくて犬をまともに管理できないどうしようもない馬鹿飼い主なんだが……

犬をノーリードで自由に走らせたいなら、頑張って働いて山買ってください。誰も来ない自分の敷地内なら、ノーリードにしようがうんPを放置しようが、好き勝手やってもらってかまわないから。それ以外の場所は、すべて公共の場所なのね。公共の場所では世間のルールを守って他人に迷惑をかけない。これ、ほんらいなら小学生でも知ってる最低限のお約束ごとだから( ̄‥ ̄)=3 フン

まっ、犬連れ登山OKの山であっても、少なくともカイは行きたがらないと思うけどね。おそらく最初の10分ぐらいは張り切って歩くだろうが、すぐに疲れて

「もう嫌です。ボクはここから一歩も動きたくありません」

って座りこみするのは目に見えてるし。さすがの管理人も30kgの巨大犬を背負って山登りは勘弁してもらいたい。生まれつきシチーボーイのカイちゃんに山登りは似合わない。

それに対して姫のほうは、おそらく山になんて連れて行ったら野生の血が沸騰してこれまた大変な騒ぎになる。姫は山がとにかく大好きなのだ。田舎のほうに遊びに行くと姫は傾斜面を見つけてぐいぐい引っぱる。

「山がアタシを呼んでるわぁぁぁ〜行くわよぉぉぉぉ〜!!!」

やっぱりこいつ、元猟犬なのだろうか? 山を見ると駆けだしたがる姫を見るたびそう思う。

猟犬として飼われてて、いつものように調子こいてコマンドを無視して明後日の方向に走りだしてしまった結果、群とはぐれてしまったのだろうか?

無責任な飼い主に捨てられた可哀想なワンコちゃん。そんな被害者っぽいオーラをまとって我が家にもらわれてきた姫なのだが、じつは群からはぐれてしまった間抜けな猟犬だったなんてことは、世間に知られたら姫ちゃんのイメージダウンになっちゃうので、ここだけの話にしておこうと心に決めている管理人なのである。

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河原のBBQでプチアウトドア気分を味わう我が家の皆さま

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前の記事の追記
2007 / 08 / 30 ( Thu )
出稼ぎから帰ってきたら、状況が変わっていたので、いったんWebポスターを下ろすことにいたしました。

どうやらこはくちゃん、失踪したその場に留まっているようで、とても臆病なコなので人がワイワイするとかえって捕獲が難しくなりそうなのでね。

最新情報はこちらをご覧あれ。

早く飼い主さんの元に戻ってくれ……頼むよ、こはく……

ブログ読んでるだけで、胃が痛くなりそうだ(T_T)

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たっ……たいへんじゃぁ〜
2007 / 08 / 30 ( Thu )
いつもの立ち寄り先の卒業犬が迷子になっとる!

取り急ぎこんなもん作ってみたんで、いる人は勝手に持って帰って、好きなところに貼っておくれ。

Webポスター


とくに大宮第二公園付近にお住まいのかた、散歩のときに目を皿のようにして探してやっておくれでないかい。頼んだよ。よろしくね。

こはくはすごぉぉぉ〜くビビリなコなんで、おまけにパニックしてるはずだから、見つけたらくれぐれも無理して捕まえようとはせずに、すぐに満月さんに連絡してやってくださいまし。

驚いて駆けだしてなんてことになったら、よけい危険ですからね。よろしくね、くれぐれもよろしくね……

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保護活動のスタンダード
2007 / 08 / 29 ( Wed )
最近思ってることなんだが、保護犬に新しい飼い主探す活動って、そろそろ曲がり角に来てるんじゃないかな?

あっ……すごい唐突ですよね。でもちょっと前からずっと考えてたのよ。世の中ペットを捨てる人ってまだまだ多くて、最近はペットブームとやらで猫も杓子も癒された〜いって犬猫買いに走るから、ますます捨てられる数はすごいことになってるじゃないっすか。ところが、処分数に関してはここのところ下降傾向なんですわ。保護される数はあんまり変わってないんだけどね、要は引き取り手が見つかってるわけだ。

で、それじたいは喜ぶべきことで、ちょっと前に姫さんブログで記事にしてたように、厚生労働省から通達が出たおかげで、いまのトレンドは殺すよりも生かす方法を模索しろって自治体のほうもなってきてるし。で、捨てられた動物に新しい飼い主見つける活動って、いちおう各自治体でも細々とはやってるんだが、あとは地域によっては獣医師会がそういう活動をやっている。だが、メインはNPO法人をはじめとする個人ボランティアの活動なのね。つまり、有志がいないと成り立たない活動なわけだよ。いまはね、少なくともそうなのね。

動物の保護活動って個人がやってるのが基本だから、じつはスタンダードってないんだ。極端なことをいえば、アタシが保護した犬猫だから、アタシが気に入らない奴にはやらないって、じっさいはそれでも良いんだと管理人は思うのだよ。事実、すみれを新しい家に送り出す時はそうだったしね。管理人の嫌いな奴にはやらね〜からねってそういう空気がプンプン臭ってたと思うのね。

ところが、なぜか保護活動にはいつの間にかスタンダードができている。不妊去勢手術はマストだとか、留守番の多い家はダメだとか、例のあれなんですけどね。

それを見てて管理人としては思うんだな。これって20年ぐらい前に里親探しっていう活動が始まった時に、どっかの誰かが最初に言いだしたことが、そのままスタンダードになってんじゃない?

これは管理人の想像だが、最初はこれで良かったんだよ。捨て犬猫を拾って飼い主探しをしてる人なんてほんのちょっとしかいなかったし、条件にぴったり合うもらってくれる家もそこそこまだあったんだと思う。当時の日本はまだ景気も良かったしね。専業主婦のいる家もけっこうあったんじゃないかなって思うのだ。

ところが、時代は変わっていまの美しい国は格差社会だ。ヒルズだとかミッドタウンだとかにお住まいのすごいお金持ちの人たちと、住む家もなくてネットカフェに寝泊まりしている人たちが共存してる。いつリストラされるかわからないし、会社が潰れるかもしれないし、怖くてシングルインカムじゃやってられないという時代だ。管理人の周りを見回しても条件にぴったり合う家なんかありゃしない。おまけにペットブームのおかげで放棄犬猫は増えてるし、ついでにブリーダー崩壊やらペットパークの倒産なんかで大量の里親探しが日常茶飯事だ。

じっさいは、悪名高い保護団体の譲渡条件だって緩和されているのだよ。緩和せざるをえない状況だからね。たとえば成犬成猫であれば、留守番の多い家だってけっこうもらえる。犬の場合は、外飼い可っていうケースもけっこうある。

ところが、世間の皆さんはあいかわらず「うちみたいな条件じゃどうせもらえないし」と最初から応募とか問いあわせすらしてくれないのだ。保護団体(個人も含めて)からもらう時は○○でなければならないってみんな思いこんじゃってるからね。なんだかなぁ〜って管理人は思うのだ。だって、もらってくれる人が増えないと、センターから次のコ引きだしてくることもできないんだもん。

保護活動というとひとつの枠にはまった何か、と世間は思っているのだが、管理人はそうじゃないと思ってる。たとえば犬と猫だけ比べてみても、同じには論じられない。管理人はいつも犬の話ばかりしているが、別に猫はどうでも良いって思ってるわけじゃないんだな。じっさい猫のほうが処分数は多いわけで、そういう意味では猫のほうが問題が大きいのだ。

ただ、猫の場合は犬より少しだけ解決方法が単純なんじゃないかと思うのだ。具体的にいえば、猫の場合は不妊去勢手術を徹底してやれば、確実に処分数は半減する。最近は地域猫の活動も活発だし、少しずつでも生まれる子猫を減らせれば、確実に処分される数は減っていくはずなのだ。犬には狂犬病予防法という法律があるので、野良犬がウロウロしていればすぐに保健所の担当者が飛んできて捕獲する。だが、猫の場合は、すべて飼い主もしくは見つけてしまった人による持ち込みなのだ。つまり、不妊去勢手術をちゃんとして、これ以上個体数を増やさなければ、野良猫は野良猫として(できれば地域猫になって欲しいが)とりあえず寿命をまっとうできるのだよ。ついでにいえば、猫の問題行動に悩んで猫を捨てたってケースはあまり聞かない。サイズの問題もあるし、声もそれほどでかくないし、猫はわりとどんな状態でも飼っていけるものなのだ。

犬のケースはもう少し問題が複雑だ。不妊去勢手術をしないために、どんどん増えてしまったというパターンがひとつ、その他に躾ができなくて飼いきれなくなったというケースもけっこうあると管理人は思う。

おそらく地域差が出てくるんだと思うのだ。たとえば東京、大阪など都市部のセンターに保護されているコの多くは、飼ってみたら大変だったんでもういりませんっていうパターンが多いように思うのだ。具体的にいえば、すみれのケースみたいな奴ね。それに対して地方では、まだまだ生まれちゃったけど飼えないからっていうパターンが多いように思う。じっさい野良犬もまだまだ多いし、こういう地域では猫と同じように不妊去勢手術を徹底させることが、処分数を減らす一番の近道だと思うのだ。

逆に都市部では不妊去勢手術よりも、躾をちゃんとしましょうって呼びかける方が効果があると管理人は思っている。たとえば、すみれの里親さんに対しては、管理人は不妊手術はとくにお願いしなかった。先方が自主的にやってくださったのだが(説明するまでもなく手術の効果はよくご存じのご家族だった)もししなくても、管理人としては何も意見するつもりはなかったのだ。だが、躾に関してはきちんとやってくださいと何回もしつこくお願いした。これは管理人個人の考えだが、都市部で、室内飼いできちんと犬を管理して飼えるのなら、不妊去勢手術は必ずしなければならない義務ではなく、できればやっておいたほうが良いオプションだと思っているからだ。

世の中には色んな考え方の人がいる。住む環境によっても、色んな意見があるだろう。だから、保護活動に関しても全国一律で同じスタンダードっていうのは逆に弊害があるんじゃないかなと管理人は思うのだ。それぞれの地域で、なぜその場所で放棄動物が増えるのか、その理由をきちんと吟味した上で、どうしたらそれをなくせるか考えて作った地域ごとのスタンダードがあっても良いと思うのだよ。

同じように、せっかくなら保護犬保護猫をもらってやろうと思う人たちに対しては、条件や考え方はそれぞれの保護団体、個人によってちがうのだから、里親募集イコールこういうものとは思わずに、自分が納得できるようなやり方をしている人を見つけて、そういう人から1匹でも引きとってやってくださいねって、管理人としては言っておきたいなと思っている。

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効果音かよ、この雷!
2007 / 08 / 28 ( Tue )
いやはや、すごい雷でした。

出稼ぎから帰ってきたとき、遠くの空が光ってたんでこりゃヤバイかなと早めに散歩に出たのだが……

Yahooの地域別ピンスポット天気予報をチェックしたところ、犬猫屋敷の周辺には雨雲ひとつなかったんだが、犬たちにリードをつけて玄関を出たら、土砂降りだった(涙)

アメダスの嘘つき(-。-) ぼそっ

それでもせっかく出たんだからトイレぐらいはさせようと、前には進んだのだ。ところが家から100mも離れないうちに、最初の雷がゴロゴロ鳴りだした。

それを聞いたとたんに姫さん、くるっとその場でUターン。シッコもうんPもせずにすたこらさっさと家に向かって勝手に歩きだしちまった。前を歩く妹を乗り越えそうな勢いで門に飛び込み、そのまま玄関にまっしぐら。

とりあえず家の中にいれば安全ということは、どうやらわかってるみたいだね。

雷が鳴っている間は、ご飯も食べられないし、オドオドしながら部屋の中をただひたすら歩きまわる姫。いったい、何があったんだろうね? 管理人には知るよしもないんだが……

そんなパニック状態の同居犬を尻目に、グースカ寝ている黒い奴とバリバリ音を立てて餌を噛み砕く子猫が1匹。

怖いもの知らずってある意味幸せなのかもね。姫は色々経験してるぶん、怖いものも多いんだよね。ただ、少しずつでも恐怖が和らげば良いんだが。せめて、雷が鳴っていてもものを食べられるぐらいまでには、いつかは雷が怖くなくなるといいんだが……

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こ……怖ひ……

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犬は人を見る
2007 / 08 / 27 ( Mon )
夜の散歩でしょっちゅうコたちがいる。

あちらも多頭飼いで、いつも中型と大型の2頭を連れて歩いている。多頭飼いというとダックスばかりとかチワワ軍団とか、ああ○○の犬種が好きなんだなってわかる人が多いのだが、そこの家の2頭は何ともアンバランスで人目を引く。

まあね、うちの場合も他人のことは言えないが。犬種に詳しい人なら、カイと姫を見て、ああ、ハウンドが好きなんだなってわかってくれるとは思うけど、一見非常にアンバランスな取り合わせだしね。すみれがいた頃なんて、何を基準に犬を選んどるんじゃい? って訊きたくなるような妙なでこぼこトリオだったし。

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色も形も大きさも様々に取りそろえてございます


で、そのいつも会う犬たちだが、1頭は犬種辞典に「雑種」として写真を載せたいほどみごとな日本古来の雑種なのだ。時代劇で、店先につながれてるポチの役で出演できそうなバリバリの雑種ね。もう何が交ざってんだかさっぱり見当つかないけど、少し前の日本人なら、犬といわれたらまず最初に思い浮かべるような典型的な日本の犬なのだ。で、その雑種のコのほうが、群のリーダーなのだが、このコがめちゃくちゃきちんと訓練が入ってる。これならCDXだって軽くとれるんじゃない? と思うほどみごとにコマンドが入ったじつに優秀な犬なのである。で、そのコが最近引き連れて歩いているコが大型犬の純血種なのだが、この犬、なんの犬種なのか管理人にはどうしてもわからない。やたらと脚が長くてトライカラーで、たぶんまちがいなく純血種だとは思うのだが、こんな犬見たことないというほど珍しい犬なのだ。

なんの犬種だかわからないなら、飼い主に訊けば良いことなんだが、残念ながらそれはできない。なぜならこのコンビとすれちがうたびに、うちの奴らが大騒ぎしてとてもおそばに寄れる状態ではないからだ(汗)

ちなみに、この純血種くん、おそらく歳は1〜2歳ぐらいだと思う。お散歩デビューからほどなくして、思いきり子犬の動きをしていた頃から、じつは頻繁にすれ違っていた。互いの家が互いの散歩コースに位置しているために、何だかやたらと会うのだが、最初の頃はうちの奴らがこんな具合なのに輪をかけてあちらもまだトレーニング途中だったため、会うたびにものすごい騒ぎになっていた(大汗)

いまは互いにあまり近づきすぎるとヤバイことはわかっているし、あちらの子犬くんにかなり集中力ができてきせいで(うちの奴らはあいかわらずなんだが(滝汗))それほど狭い道でなければ、なんとか互いに無視してすれ違えるぐらいにはなってきた。でも、まだ立ち話をするにはほど遠い状況なのだ。

あぁ〜でもいつの日か、あの馬鹿でかい犬をグリグリさせてもらいたい!

で、ここまで書いてお気づきのように、この相手の飼い主さんは非常に意識が高い立派な犬飼いさんである。出会った瞬間、即座に避難場所を目で探し、巧く距離をとってすれちがうお稽古をさせてもらえるので、常時トレーニング中の犬猫屋敷ご一行さまとしては非常にありがたい。むろん、このくらいならいけるかな、という飼い主の目算が甘すぎて、やっぱり吠えてしまうこともあるのだが、そういうときも「すみません」のひと言でこと足りるので気が楽だ。

犬とすれ違った時に吠えたり過剰反応したりしないようにするトレーニングというのは、相手があることだけにふだんの生活でやるのは難しい。近づきすぎれば、やっぱり吠えてしまうし、かといっていつも逃げ回っているのでは進歩がない。リスク覚悟で会うたびに少しずつ距離を縮めていければ良いのだが、犬に慣らす訓練というのがどういうものかわかっている人相手でないと、ムッとされたり睨まれたり、ときには怯えられたりしてすごく気を遣うものなのだ。

管理人としてはね、「仮免訓練中」って首から下げて歩きたい気分なのだよ。ホント。

で、そんなわけで、勝手にトレーニングさせていただいているわけだが、このコを練習台にできるのは、お母さんが犬を引いているときに限るというのがじつはおもしろい点だ。

週に2日くらい、お父さんが代わりに散歩していることがあるのだが、父さんが引いている時のようすはじつに悲惨だ。お母さんがいるときは、ビシッとヒールで歩くコが、父さんと一緒だと野生動物状態になる。ぜんぜん父さんのほうなど見ていないし、犬猫屋敷ご一行の姿を遠くから見つけただけで、立ちあがって吠えて大騒ぎになってしまう。本格的に騒がれると、かなり大きな犬なので、男性の力でも押さえつけるのはそうとう大変そうなのだ。

こっちもそれがよくわかっているので、最近は妹とのあいだでこんな会話が交わされる。

「あっ、来た!」

「どっち?」

「父さん」

「じゃあ無理だ、Uターンするしかないな」

犬としては、たぶんコマンドは入っているのだと思う。ただ、コマンドに従うかどうかは犬だって相手を見る。

そういえば以前紹介した犬馬鹿飼い主のエッセイの中に、飼い犬とそっくりだが、ものすごく凶暴で危険な犬が夜な夜な近所を散歩しているという話を犬友から聞いて、どんな犬なんだろうと調べてみたら、ご主人が連れてるうちの犬だったというエピソードが載っていた。たしかに連れてる人によって犬って態度が変わるんだよね。おとなしくてのんびりしているはずのうちのカイだって、ジィジを引きずって走っているようすは、ただのイノシシにしか見えないし(ため息)

父さんは、お母さんと一緒のときあのコがどんなによいコか知っているのだろうか?

荒れ狂う巨大犬を必死に押しとどめようとしている父さんの姿を見るたびに、ふとそんなことを考えてしまう。

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せりくって……そこまで短くしなくても……
2007 / 08 / 26 ( Sun )
快適な部屋で思わず気絶してしまったら、目が覚めたら夜であらびっくりの管理人だ。で、新聞のテレビ欄を見てとつぜん不機嫌になった。

世界陸上のせいで、お父さんのためのワイドショー講座が休みじゃないか!

管理人はお父さんじゃないが、ふだんテレビはほとんど観ないので、お父さんのためのワイドショー講座がないと世間の話題に乗り遅れるのだ。来週は、オバサンたちの話題についていけないな。まったく!

ところでいまや恒例となった世界陸上だが、皆さん、あれ、好きですか?

管理人は嫌いです。

厳密にいうと世界陸上という大会が嫌いなわけじゃないが、お祭り風の演出がものすごく
嫌い( ̄‥ ̄)=3 フン

真剣勝負で頑張ってる選手には大声でエールを送りたいと思うのだが、誰よりも興奮して絶叫するアナウンサーうるさすぎ! 感情的になって吠えてる解説者、ウザイ!

ここが興奮するところだって、教えてくれなくてもいいからさ。もっと冷静に事実だけを伝えてもらえないだろうか? いつから民放のスポーツ中継ってこの路線になっちゃたの?

ちなみにメインキャスターの織田裕二も嫌いなのだ。いやね、織田裕二を個人的に嫌っているわけじゃないんだが。世界陸上始める前は、別に好きでも嫌いでもなかったし。ただ、いまは積極的に嫌いです。オメー、なんで毎回偉そうにそこでうんちくたれてるんだ? 世界陸上やら世界水泳やら、最近は民放がスポンサーになったスポーツの世界大会が花盛りだが、メインキャスターになったタレントは、必ず管理人の中で好感度が激落。ああいう演出でって頼まれてるんだろうけど、必要以上にハイテンションなのがウザイのね。

まっ、織田裕二の場合は、毎回彼の歌がテーマソングになるところが一番腹が立つんだが……

あの五線譜にはどうしても書き表せないような音のズレがね。気持ち悪いっすよ。
悪い夢見そう(-。-) ぼそっ

きっと歌込みの契約なんでしょうけど。だったら、少しは巧くなってね。選手たちはどんどん記録更新してるのに、アンタの歌だけいつまで経っても雅楽みたいだから。

で、家でも毎日種を越えた世界陸上の熱戦が繰りひろげられている。

いつまで経っても懲りない天が、動くものを追う習性があるハウンド犬どもを毎回しつこく挑発するからだ。

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降りたい、でも降りられないだって、怖いオバサンが狙ってるから


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怖いオバサン


20070827c

この微妙すぎる距離……


天ちゃん、思い切ってスタートダッシュを切りました! 

良い走りだしですねぇ〜

そうですね、これは良い記録が期待できそうです。

あっ、あっ、姫さん俄然距離を詰めていきます。やっぱりストライドの差でしょうか?

天選手、一気にソファーの裏に潜り込んだ!

あそこに入られてしまうと、他の選手たちはお手上げですね。

いや、姫選手力任せにソファを動かし始めました。天ちゃん、危うし!!!

おっとぉ〜、ここでレフリーストップだ!

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天ちゃん、怖くて尻尾入っちゃいますぅ〜
トラウマになっちゃいますぅ〜


勝手にトラウマになってください。だから止めろっていうのに、わざわざ挑発するアンタが悪いんだよ。

ニャンコちゃんが可哀想ぉぉ〜って声が聞こえてきそうだが、これが犬猫屋敷流のサバイバル子猫育てなのね。自分の身は自分で守る。危険は自力で回避する。そうじゃないと自立できないダメな成猫になっちゃうからね。

我が家の世界陸上はきょうも晴れやかに繰りひろげられている。

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チビ姐さんの逆襲
2007 / 08 / 25 ( Sat )
少し前、チビ姐さんの調子がいまひとつ良くなかったころ、管理人は毎週チビと天を連れて病院通いを続けていた。チビは泌尿器関係のトラブルで、天はどうしても目が完治しないため、治療の方針を決めて、定期的に薬をもらいに行かねばならなかったからだ。

ちなみに、犬たちどうように猫どもも病院に行くのは好きじゃない。天はふだんはケージ生活をしているので、とっつかまえてクレートに放り込むのは簡単だが、家の中で自由に徘徊しているチビの場合、投薬、通院など自分の意にそぐわないことが起こると事前に察知すると、みごとな具合に姿を消す。

猫缶を開ける「カン」という音が聞こえたり、おやつの煮干しの袋の「ガサガサ」という音が聞こえると、いつの間にかうしろに立っていたりするくせに、まったくもって猫というのは自分勝手な生き物である。

ただ人間のほうもそんな猫とのつきあいにすっかり慣れているので、猫担当の妹が、その日も巧い具合にチビを捕獲した。

「ふふふふ……寝起きでぼーっとしてるところを捕まえたのよ」

というわけで、まんまと捕獲したチビを猫袋に詰め、管理人と妹は病院へと向かった。車の中には、猫どもの抗議の声が鳴り響く。

「冗談じゃないわよぉぉ〜!!!! 覚えときなさいよ! こんなことして、ただで済むと思うんじゃないわよぉぉ〜!!!!!!」

姐さんの脅しが、ただの脅しでないことがわかるまでに、そう時間はかからなかった。

幸い、姐さんの具合はすこぶる良くなっていたので、強い薬を止めて、今後は腎臓の機能低下を防ぐ薬だけにすることで話がまとまった。その後天ちゃんが診察を受けるあいだ、管理人が姐さん入りの猫袋を抱いて待っていた。天の治療も終わり、待合室でお会計を待っていると、何だか生暖かいものが、膝から脚をつたって流れおちる感触が……

うっ……チビの奴、やりやがった(怒)

寝起きで膀胱がパンパンになっているときに、ひっつかんで猫袋に詰められたため、尿意が限界まできていたのだろう。ふだんは採尿して尿検査もするので、膀胱が完全に空だと困るのだが、きょうは具合が良かったせいか、いつもの採尿をしなかった。その上、膀胱の形を確認するために、さんざんお腹を押され、おまけに待合室は犬仕様の気温設定なので姐さんにはたぶん寒すぎたのだと思う。

それは理解できるが、でもほんの少し思うのだ。

やっぱりこれって、嫌がらせよね(涙)

何より腹が立つのは、こうなった原因である猫担当者の妹ではなく、付き添いで来ているだけの管理人のパンツがシッコまみれになったことだ。妹という奴は昔から末っ子特有の要領の良さで、いつも運良く難を逃れるのだ。

下半身が猫のシッコまみれになっていたので、管理人は姐さん入り猫袋を抱いたまま犬用シートに座らされた。

「車が汚れると困るし」

ったく……ムカツク奴である。

で、家に帰って、そのまま姐さんごと風呂場に飛び込んだ。姐さんも下半身がシッコまみれになっていたので、シャンプーをつけて洗ってやると、まあ怒るの怒らないのって、その怒り方は半端じゃなかった。四つ脚ぜんぶの爪を出して、次いで歯までむき出してものすごい勢いで攻撃してくる。

別に嫌がらせでやってるわけじゃないのに(涙)

その上、攻撃の手が緩んだなと思った瞬間……肛門からうんPが飛びだしてきて、みごとに管理人の手にぽとりと落ちた。

ナイスキャ〜ッチ!

素手でうんPをキャッチできるようになった時点で、ペット飼いも一人前だ。

さすがに怒り狂うチビ姐さんにドライヤーまでかける勇気はなかったので、そこは猫担当者にお任せして、管理人はとっとと部屋に逃げ帰った。

で、戻ってみると、部屋の真ん中に大きな水たまりがひとつ……




姫!!!! なんで、こんなところでお漏らししとんじゃい!!!



「だって、お帰りって玄関までお迎えに出たのに、アンタ、アタシを無視してお風呂に入っちゃんたんだもん」

犬まで抗議行動。勘弁してくれよ(滝涙)

これからペットを飼おうと思っている方に忠告します。糞尿系に弱い人は、AIBOかポスペで我慢しておきましょう。生きてる奴らは、糞尿を最終兵器に使います。

天が今後、姐さんたちの攻撃方法から何かを学習しないことを祈るばかりである。

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長期戦を戦う覚悟
2007 / 08 / 25 ( Sat )
昨日の記事の続きなんですけど……

ご本家のほうに追加の記述があったんで、ふと思ったのだが(勝手にコラボしてるんだけどね)ああいう記事が上がると、わりとみんなが熱くなって、動物愛護熱が一気に高まる。あと何日で処分なんて言われてしまうと、ついつい無理しても預かりますなんてことを言いたくなってしまうのだ。

じつはここに保護活動の深くて一番ヤバイ落とし穴がある。

とりあえず助けてあげたいから、ひとまず命を救いたいから、そんな思いで突っ走る人が多くいる。いきなり100mを全力疾走してしまうのだ。準備運動もなしにね。

で、脚をつってその場に崩れ落ちる。それじゃダメなんだってこと、現状を知ると一緒にわかって欲しいなと管理人は思うのだ。

年間16万頭も殺されている国で保護活動をしようと思えば、とうぜん長期戦になるのだ。何年もかけて、処分される数を少しずつ減らしていかなければならない。たしかに処分を待つコたちの映像は衝撃的なものではあるが、無理してあそこにいるコたちを全員救ったとしても、明日また同じ光景が繰り返されるだけなのだよ。

今回公開された動画は、ひとつの地方のセンターの毎日の光景だ。たとえばお盆や正月など、保護犬の数が一時的に増える時期はあるのだが(旅行シーズンで愛犬が迷子になっていることに飼い主が気づかないせいだ)たいていは毎日センターに数頭の犬が保護されてくる。通常個人の引き出しは許可されない場合が多いので、ボランティア登録している個人や団体がその中から新しい家を見つけられそうなコを選び出して保護する。助けられるのはほんの一握りの命だけだ。

管理人がいまの時点でみんなに知って欲しいのは、そういう過酷な現実なのだ。

ああいう映像を見た瞬間、心ある人ならとうぜん胸が痛むだろう。見殺しにせざるをえない自分に腹が立つ。無力感にさいなまれるのが嫌だから、何もできないことに苛立つのが嫌だから、ぜったいに見たくないという人もいるだろう。それはそれで個人の自由だが、やはり現実を知ることから始めるべきだと思うのだ。

預かってやれない自分を責める必要もないし、負い目を感じるのもおかしいと思う。

人にはそれぞれ事情がある。いま現在見知らぬ犬を家に入れて新しい飼い主探しをできるのなら、それはたいへんけっこうなことだ。だが、いまはそれができないのなら、それはそれで仕方ない。

少なくとも管理人はそう思っている。

無理して1頭連れてくることはできるかもしれないが、半年先、1年先、そのコの行き先が決まらなかったときに、飼い続けてやることができないとしたら、やっぱり保護してはいけないのだ。

保護活動はマラソンだ。準備運動もなしに、一気にスタートダッシュをしたところで、途中で脚をつってリタイヤすることになる。

たとえば預かることだけならできるというなら、きちんとした組織力を持った保護団体にボランティア登録するといい。預かることはできないが、運転だけならいつでもというのなら、これまた組織の一員として働けばいい。預かることもできない、運転も苦手、人と交渉するのはからきしダメだし、わたしには何もできないわと言うのなら、保護活動をしている人のサイトに日参して、ランキングボタンを押しまくれ。周りの人が犬を飼いたいと言っていたら、保護犬をもらうという方法もあるのだと吹聴してまわるのも間接的に命を救う助けにはなる。

じつはやれることっていくらだってあるのだよ。預かりボランティアはたしかに保護活動の花形だが、周りで支える地味な役目の人たちがいるからこそ、保護活動は成立する。

そして、いま現在保護することができないけれど、将来的にやってみたいと思う人たちには、犬飼いとしての腕を磨いておいて欲しいなと思うのだ。保護犬を預かる時に技術や経験があるに越したことはない。保護犬の難しさは、親もブリードも性格も何もわからないということなのだ。それでもいったん保護した以上、まっとうな家庭犬にして新しい家に送り出さねばならない。家に連れてきて、数日暮らしてようすを見て、そのコに合ったトレーニング方法や巧くやっていけそうな飼い主を見極めなければならない。それをするにはある程度以上良い犬飼いでなければならない。

どんな犬でもドンと来い、そう言えるぐらいの自信と経験がなければ、少なくとも個人保護など怖くてできない。

管理人はいつもそう思っている。

たとえばすみれが家に来た時、もし姫を飼う前だったら、管理人は頭を抱えて泣き出していたかもしれない。こんな問題犬、もらってくれる人いるわけない、と思っていたかもしれない。だが、姫のお陰で管理人は糞尿関係と吠え癖の問題行動のあらゆるパターンを知っていた。だから、別に動じなかったし、直せるということも知っていた。

最近ポセを無理やり預かったのは、むろん、ポセがわが愛する隠し子であるのも理由だが、さんざん読みまくったビビリ犬の直し方の本に書いてあったことがほんとうに実践できるのか試してみたかったからだ。

経験を積む、技術を磨くといっても、ふつうの犬飼いにとってはどうやってやればいいかわからない。経済的に余裕があるなら、トレーナーさんをお願いするのも良いだろう。たくさんの本を読んだり、DVDを見るのも勉強になる。そこでたくわえた知識を人の犬を借りて実践してみる。じっさいそこまでやらないでも、色んなパターンの犬がいるのだと知るだけでも、じつは犬飼いとしての引き出しは少しずつ増えていく。困った時に相談できる相手や、見に行けるサイトを知っているだけでも引き出しは増える。

じっさい、今後預かりボランティアをしないとしても、経験と知識が豊富な良い犬飼いが増えていけば、間接的に捨てられる犬を減らす助けにもなるだろう。

そんなことを言われたら、怖くて預かりなんかできないという人は、自信がないならきちんとした保護団体の属して預かりの経験を積めばいい。手持ちの札をたくさん持っている団体ならば、手に負えない犬が来た場合でも、ちゃんとバックアップを用意してくれる。じっさい個人保護でやっている人たちだって、相互条約のようにバックアップ体制をとっているのだ。できるできないは別として、やはり人間と犬との相性というものがある。どうしても合わないコを預かるのは、人にとっても犬にとってもあまり良い結果は産まないからだ。

保護活動ってマラソンであり、じっさいのところは駅伝みたいなものなのだ。一人で34.195kmを駆け抜ける人もいるし、10kmずつ手分けしてリレー形式で走っていく人もいる。周りで応援する人がいなきゃ、走ってるほうもやる気がなくなるし、地味だけど、やっぱり給水所に立っている人もいないとレースは成立しない。

マラソンでも駅伝でも、それぞれのランナーが優秀なのに越したことはないし、新記録を目ざしている人もいれば、完走だけを目的にしてる人もいる。それで良いのだと、管理人は思うのだ。だがどちらにしても長期戦で、最悪なのは途中でリタイヤしてしまうことだ。そしてできることなら、なるべくたくさんの人が参加する市民マラソンになるべきだと思うのだ。今年は沿道で応援するだけでも、来年はちょっと1区間走ってみようかなという人が増えれば、16万頭がいつかは10万頭になり、そのうち全員をなんとか救えるくらいの数まで減らすことができるかもしれない。

果てしない夢……なのかな? いや、管理人はそうは思わない。ノーキルや捨て犬ゼロはたしかにいまの時点では実現不可能な壮大すぎる夢だが、処分される動物を減らすことだけなら、たぶんなんとか実現できると思うのだ。幸い、センターのほうも譲渡に前向きな姿勢を見せ始めている。今後、保護した動物たちの受け皿をもっと広げていければ、少しずつでも処分数は減らせると思うのだ。

だからね、まず最初に何をやらねばならぬのか、現実を見て知ってくださいね。保護活動ってどういうものなのか、理解してくださいね。そして、自分の頭で考えてくださいね。

何ができるか。何をすべきか……
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究極の無駄遣い
2007 / 08 / 24 ( Fri )
いつもの立ち寄り先に、センターの記事が載っていた。

ここで言うセンターとは、ショッピングセンターみたいな楽しい場所ではなく、いまは殺される予定の動物たちが収容される哀しい場所だ。

いまは、と敢えて管理人が書くのは、できれば何年か先にはこういう各自治体の動物管理センターが家をなくした犬猫の一時保護場所として機能して、そこから新しい飼い主の元に旅立っていく場所になって欲しいと願っているからだ。

もしかすると、そういう日がいつかは来るかもしれない。捨て犬捨て猫がゼロになる日はたぶん1000年ぐらい経っても来ないだろうし、それを期待するのは考えるだけで疲れてしまうが、センターがシェルターとしての機能を果たす日は、もしかすると比較的近い将来訪れるかもしれない。

むろんそのためには、色々変えなきゃいけないところが山ほどあるとは思うのだが……

で、そのセンターの記事だが、映っているのはあと数日でこの世から消えていく命だ。

今回は動画を撮ってきてくれた。

管理人はちゃんとそれを見せてもらった。辛いから、可哀想だから見たくないという人には、無理に見ろとは言わないが、もしできることなら、たくさんの人に、ちゃんと見てやって欲しいなと管理人は思う。

このコたちのほとんどは、おそらく来週にはこの世にいない。

そして毎年発表される殺処分数の統計の数字に含まれるのだ。

16万頭という数字は、大きすぎて実感がわかないが、こういうコたちが気が遠くなるほどたくさん集まって、16万頭という数字ができあがる。

それを自分の目できちんと見て、確かめて欲しいと思う。

そして考えて欲しいのだ。

何かが変じゃないですか? こういうことが日常的に行われてるこの国、やっぱりどっか変じゃないですか?

姫が保護された近所には、動物管理センターの捕獲用罠が置いてあった。姫は運良く捕まることはなかったが、この中に姫がいたとしても管理人は驚かない。

姫はおそらく前の飼い主にとっては問題犬だった。吠え声がうるさく、トイレの躾が曖昧で、我が儘などうしようもない犬だと思われていただろう。

ガリガリに痩せて放浪していた姫は、通りがかりの人から見ればただの汚い野良犬だった。それをたまたま保護してくれた人がいて、ネットに載せてくれたお陰で、一人の変わり者の犬飼いが、このコを欲しいと手を挙げた。

元問題犬の野良犬は、いまや一部のマニアックな犬飼いのアイドルだ。

姫ちゃんに会いたい! 是非一度、グリグリしてみたい!

あのガラス窓の中にいたかもしれない元放浪犬が、いまは我が家のお姫さまだ。

どんな犬であったとしても、チャンスさえつかめれば、姫と同じようにちゃんと寿命を全うできる。無駄に殺される必要などないはずだ。

まだ生きられる命を奪うことは、やっぱり無駄だと思うのだ。それも税金を使って。

そんなことは馬鹿馬鹿しい。馬鹿馬鹿しいことは止めるべきだ。

資源を大切にしなければならない。エコだ環境保護だとみんながみんな騒いでいるこのご時世に、こんなに無駄なことを続けるなんてどうかしている。まだ生きられる命を無理やり奪うなんて究極の資源の無駄遣いだ。

だが、そういう無駄遣いが行われていることを、残念ながら多くの人は知らないのだ。

だから、ちゃんと見てほしいと思うのだ。単なる統計上の数字になる前に、きちんと見て、感じてほしいと管理人は思う。

まだ生きられる命を、もしかするとどこかの家族を幸せにしてくれるかもしれない動物たちを、なぜ無駄に殺さなければならないんですか?

こんなにたくさんの動物たちが、毎日各センターに収容されるペットブームの国って、どこか変じゃないですか?

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公共マナー
2007 / 08 / 22 ( Wed )
夜になってニュースでも観ようとテレビをつけて、ぶったまげた。

いきなり飛行機が炎上するあの映像が目に入ったからだ。また中東でテロでも起こったかとよくよく話を聞けば、平和で安全なはずの美しい国でいきなり起こった事故だという。

乗客乗員は全員無事避難したから良いようなものの、とうぜん貨物室に載っていたものはすべて木っ端みじんになってしまった。

動物が積まれてなかったのなら良いけど……

折れ曲がって崩れ落ちていく機体を見ながら、管理人が最初に考えたのはそのことだ。飼い主にとっては家族どうようの犬猫も、法律上はただの物だ。だから、原則的にこの国では、ペットを飛行機に乗せる時は、受託手荷物扱いとなってケージに入れて貨物室に載せることになる。むろん、生体を載せる時は貨物室の一部が気温、気圧ともキャビンと同じに保たれるのだが、今回のような事故が起こればむろん貨物室の荷物のことなんか誰も考えはしないのだ。

うちのコたちは、管理人の目の黒いうちはぜったい飛行機には乗せねぇ〜ぞ!

念のために言っておくが、管理人は別に飛行機にペットを乗せる人間が悪いと言っているわけではない。どうしても乗せねばならぬ事情もあるだろうし、リスクを承知の上でそれでもペットを連れて飛行機に乗らねばならぬのなら、それは飼い主の勝手だ。ただ、うちのコたちに関しては、やっぱり何があっても乗せないだろうなと管理人は思っている。陸続きで行けるところなら、どんなに時間がかかってもきっと車で移動するし、海を渡らねばならぬのなら、たぶん船旅を選ぶだろう。

それにしても、我が家の大事な家族の一員が、四つ脚の毛むくじゃらの動物だからというだけの理由で物扱いされて貨物室に載せられるのに、やかましいうちの姫が猫の集団を見つけた時の3倍のうるささで世間に迷惑をかける小さな人間たちが、ふつうに公共交通機関を利用しているのを見るとちょっとばかりむかっ腹が立つ管理人なのだ。

とくにこの夏休み時期には多いのだが、長時間のフライトで基本的な服従訓練ができていない子どもと乗り合わせてしまうほど悲劇的なことはない。いまはめったに飛行機など乗らないが、かつて華のOLをやっていた頃は、たびたびそんな悲劇に遭遇した。久々の海外旅行でルンルンしながら飛行機に乗りこむと、すっかりハイになってすでに通路を駆け回っている悪魔が目に入る。

その瞬間、自分の運の悪さを心の底から呪ってしまうのだ。

やっぱり無理してもビジネスクラスをとれば良かったぜ。

いや、最近はみんな裕福だから、ビジネスでも、ファーストでもやっぱり悪魔は乗ってくるかもしれんな。

ちなみに管理人は別に子ども全般が無条件に嫌いなわけではないが、スワレ、マテ、イケナイのコマンドが効かない野生動物はやっぱり嫌いである。というより、子どもに基本的な公共マナーも教えられないくせに「子どもなんだからしかたないでしょ!」と開き直る厚顔無恥な飼い主親が嫌いなのだ。

子どもの人権云々ほざく前に、周りの人の人権もちゃんと尊重しろっつぅの。嬌声を挙げながらかけずり回ってるその野生動物たちのお陰で、こっちはすごく迷惑してるんだからね。

こういうことを言うと、子育て中の心優しいママやパパから、理解がないとか子どもと犬猫を同列に扱うなんてひどいとか、また怨まれちゃうんだろうなと思いつつ……

ちなみに、管理人はだから犬猫も人間と同じように公共交通機関にふつうに乗せろって言ってるわけじゃないんだよね。たしかに、喚き続けるうるさい悪ガキお子さまに比べれば、うちの犬たちのほうがよっぽど静かに人に迷惑をかけずに乗っていられるのは言うまでもないが、じっさい、電車、バス、飛行機問わず動物可なんてことにしたら、こんどは「犬(猫)なんだから吠えてもしょうがないでしょ!」と開き直る厚顔無恥な飼い主が増殖して、ますます犬猫の立場が悪くなるだけだしね。

ただ分けて乗れるようにしてくれないかなとは思うのだ。女性専用車両みたいに、夏休み期間中だけ子どもはぜったい乗ってこない車両を作ってもらえると嬉しいな……と。

いまの時期、どの車両にも必ず子ども連れが乗ってる電車に乗るたびにつくづく思う。我が物顔で車内を駆け回る子どもとバスに乗り合わせるたびにつくづく思うのだ。

どうして親が注意しないかな? 一度でだけ良いから、二度とやるまいと子どもが思うくらいビシッと叱ってもいいんじゃないの?

犬をちゃんと叱れない飼い主のための便利グッズというのは色々売られているんだが、人間用のはないんだろうかね? そんなことを思いつつ早く夏休みが終わらないかなと心待ちにする管理人なのである。

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惜しい!
2007 / 08 / 20 ( Mon )
天ちゃんのために、こんなグッズを買ってみた。



いやね、天ちゃんチビのくせに信じられないほど盛大にトイレ砂をかき回すですよ。で、掃除が大変なんで砂が飛び散らない猫トイレを探してたのね。

ちなみに屋根つきのこんなタイプは昔からあって、うちも愛用してるんだけどね



これでも砂を飛ばす猫は飛ばすのよ。チビ姐さんなんか、気にくわないことがあると、入り口付近に砂で山を作っちゃうわけだ。

そこで、新製品に挑戦してみることにした。ネーミングも可愛かったしね。

おまるdeキャット

ん〜ナイスです(^_^)v

「納得の新発想!」

「猫がすすんで行くトイレ!」

なるキャッチフレーズに惹かれて思わず買ってしまったのだが……

1日目……

シッコは巧くできたのだが、うんPが思いきり便座にこびりついて大変なことになった。

砂を入れる量とか、色々テクニックがあるらしいんだが、いつものことながら妹は説明書きをぜんぜん読まないんでね。大失敗。

で、トイレトレーニングの方法なる文書を一から読み直して、まず最初の1週間は便座を外してこのトイレに慣らすことから始めることにした。

ついでに、天のケージの前に箱を置いて、これでしている猫の姿が天のトイレから見えるようにしてみる。

学ぶのかな、猫も(-。-) ぼそっ

で、そんなこんなで1週間経って、ようやく便座もつけてできるようにはなったのだが……

20070820a



惜しい! 天ちゃん、それじゃ逆さでしょ(^_^;)

猫はトイレを失敗しない。もともとある程度決まった場所でする習性があるからだ。犬にはそういう習性はない。だから、室内の決まったところでさせようと思えば、それなりに時間をかけてトレーニングしなくてはならない。

犬と猫、どちらもペットの代表格だし、小型犬だと猫との違いはあまりない気がするんだが、やっぱり種が違うぶんそれぞれ特徴があるんだな。

にもかかわらず、トイレで排泄している子猫に向かって、思わず「Good boy!」と叫んでしまう根っから犬飼いの管理人なのである。

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異文化コミュニケーション
2007 / 08 / 19 ( Sun )
管理人の一番若い犬友であるNANAMIさんが、明日からドイツに旅行に行くという話を読んで、なんかちょっと羨ましくなった。

そう言えばパスポート、とっくに切れちゃってるよなぁ〜

海外どころか、ここ2年くらい箱根の山も越えてないアタシってどうよ?

管理人も若い頃(遠い目)はしょっちゅうあちらこちらを旅していた。気が向くと、ふらっと出かけていってどこかの国でぼーっとしている、そんな旅行スタイルが好きだった。

別に観光地に行くのが目的ではないのでパックツアーとかは行ったことがないし、あっちこっちに行っている割には、ロンドン、パリみたいなメジャーな場所にはなぜか一度も行ったことがない。

たぶん、今後も行かないとは思うがね。どうせ行くなら文明都市よりアフリカに行ってみたいと思ってるし。

海外旅行に行くと、管理人は必ず地元のスーパーに立ちよる。スーパーじゃなくてただの商店でもいいのだが、その手の地元民御用達の店だと英語はほとんど通じないのが常なので、スーパーならば言葉が通じなくても何とか買い物ができて便利だからだ。

で、そういう観光客がめったに来ないような場所で、地元の人たちを観察する。これが、けっこう楽しいのだ。

地元民が集まる場所に行くと、その国のほんとうの姿が見えるような気がする。地元の人が何を買って食べているか眺めていると、その国の暮らしかたの基本が見える気がするのだ。

ビックリするようなものが食べ物として売られていることもある。これ、何に使うの? というようなものが並べられていることもある。その国にはその国なりの生活がある。それを眺めるのが管理人としては楽しいと思うのだ。

食事もたいていは、地元の人が行くような店に入ってみる。これまた、たいていは英語なんてほとんど通じないので身振り手振りでオーダーするのはけっこう大変なのだが、それでも7割以上の確率でまともなものを食べられる。一番たしかなのは、そばのテーブルにいる人たちの食べているものを覗き込んで、美味しそうなら「あれと同じものをちょうだい」と指さすことだ。

地元民が好んで食べるものには、まずいものなどめったにない。

むろん、これをやろうと思ったら、何でも食べられる強靱な胃袋と、身振り手振りだけで何とか意思の疎通を図る根性と、危険な場所にはぜったいに近づかない注意深さが必要なのだが、こういう旅行は一度やると病みつきになる。どんな観光地を見てまわるより、○○の国に行ってきたという気がして嬉しいのだ。

こういう話をすると、たいてい「管理人さんは英語ができるから」と言われるのだが、英語が通じる場所なんて、世界のほんの一部だけだ。たいていのところでは観光地ならばほぼ100%英語が通じるが、道行く人に英語で話しかけてもわかってもらえないことのほうが多いのだ。たとえば、ヨーロッパだと英語が通じるのは北の方の一部の国だけで、それ以外の国ではフランス語などのラテン系の言葉のほうがわかる人がかえって多い。ちなみに管理人はフランス語はからっきしダメで、スペイン語が少しわかる程度なので、こういう国に行くとけっこう苦労する。

それでも何となく生きていけるのは、言葉なんか通じなくても何とか意思の疎通はできると身をもって知っているからに他ならない。

管理人は根っからのエコ人間なので(←要はケチな貧乏人)タクシーや観光バスに乗ることもめったにない。だから、地元の人といっしょに電車やバスなどの公共交通機関を利用する。ちなみに「次は○○」だの、忘れ物をするなだの、倒れないように吊革に掴まれだの事細かに指示してくれる電車やバスなど日本以外にはないので、どこで降りるかは自ら判断しなければならない。だからバスに乗る時は、運転手に「○○に行きたいから、バス停が来たら教えてね」と言っておくと、ほとんど場合ちゃんとバス停で降ろしてくれる。たまに運転手が忘れていても、乗り合わせた人が親切に教えてくれるのでまず問題はないのだ。

以前バルセロナに行った時、グエル公園までバスに乗って、いつものとおり「バス停が来たら教えてね」と運転手に言っておいたところ、バス停に着く直前、乗り合わせた数十人の地元民が全員一斉に「ここがグエル公園だ! 降りろ、早く降りろ!!!」と騒ぎだしてビックリしたことがある。

必要以上にお節介なところが、ラテン民族のいいところだわね。

お陰で管理人は無事グエル公園で降りることができた。教えてくれた全員に「グラシアス、ムチャスグラシアス!」とお礼を言いまくって、全員の拍手喝采に送られて……

管理人はどこの国に行っても、最低限覚える現地の言葉がある。

こんにちわ、ありがとう、さようなら、はい、いいえ、おねがいします、1〜10の数の言い方、わたしは○○に行きたい、英語はわかりますか?

最低限これだけ言えれば、じつはどこの国でも生きていける。むろん、会話にはならないが、それでもこちらのやりたいことは伝えることができる。話しかける時は、まず現地の言葉でこんにちわという。何かやってもらったら、必ず現地の言葉でありがとうと言う。これは外国に行った時に管理人が常に心がけていることだ。

わたしはあなたの言葉はわからないけど、わかろうとする努力はしています。現地語を使う「こんにちわ」と「ありがとう」にはそんなメッセージが含まれているような気がするからだ。

現地語で「こんにちわ」と話しかけるのは、初めて会った犬とコミュニケーションをとる時にやることといっしょだ。最初は視線を合わせず、できればしゃがみ込んで、敵意はないということをわかってもらうために、そっと手を差しだして臭いを嗅がせる。

コマンドに従ってくれたら、お礼のご褒美を差しだす。これは犬にもわかりやすい「ありがとう」のメッセージだ。

言葉が通じなくても、種が違っても、生き物どうしってぜったいコミュニケーションがとれるものなのだと管理人は思うのだよ。

ただ、お互いに理解しようという努力は常にしないとね。相手にわかりやすいよう説明することを常に心がけないとね。

近ごろ、管理人がさっぱり外国旅行に行かなくなった一番の理由は、うちの中にいる動物たちとの異文化コミュニケーションだけで管理人の好奇心が十分満たされているせいなのかもしれない。

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ほんとうに地球は温暖化してるのかいな?
2007 / 08 / 18 ( Sat )
最近、自分の将来に不安を覚えるほど仕事が暇なので、やたらと本を読みあさっている管理人だ。で、いつもの犬話とは関係ないのだが、最近読んだ中でちょっとおもしろかったのが、これ↓

 


あのジュラシックパークのマイケル・クライトンが地球温暖化について書いた1冊だ。

管理人は原書で読んだのだが、原書でもそうとうの長編で、こりゃ途中で投げだすかとも思ったが、おもしろくてけっきょく一気に読み切ってしまった。

地球温暖化を阻止するために活動しているはずの環境保護団体にじつは裏の一面が……

まあしょせんはマイケル・クライトンなんでね、内容はいつものとおり単純な冒険活劇なんだが。主役はぜったい死なないし(死ぬだろう、この状況ならってときでも必ず奇跡的に助かる)、だいたい、こんな大規模な悪巧みに、何でずぶの素人が、それも数人だけで立ち向かわなければならないのか? 突っこみたいところは多々あるのだが、それでも単純におもしろかった。

とくに死ぬほど暑かったこの1週間、このまま地球は溶けてしまうのではないかと思いながら読むにはまさしく最適の1冊でしたわ。

何しろ、本書で繰りかえし言われるのが

「地球温暖化は環境保護団体やマスコミが作りあげた幻想だ」

ってことなのだが……

でも暑いじゃんよ(怒)

死ぬほど暑くて、脳が溶け出しそうじゃねえかよ!

本書はむろんフィクションなのだが、じっさいの気象データや科学者の論文が頻繁に引用されている。で、それを見ていくと、温暖化しているのは地球の一部だけで(アジア地域はたしかに気温が異常に上昇している)地球全体で見ると、決して目に見えて温暖化が進んでいるというわけではないのだが、連日の猛暑と氷河が崩れ落ちるようすなどを毎日テレビで見せつけられると、明日にでも地球が溶けてなくなってしまうのではないかという幻想を覚える。本書を読むことで、そのからくりがわかると、妙に納得してしまうのだ。

じっさい、東京だけを見ると、確実にこの50年で気温はそうとう上昇しているが、大騒ぎしだしたのは、ごく最近のことだしね。

本書の中で、環境保護団体の代表が言っていたセリフがおもしろかった。

「地球温暖化で金を集めようとしても、夏場はともかく、冬は誰もそんなことを心配したりはしないのだ」

たしかに、ここ数日あまりに暑かったので、マスコミも一斉に地球温暖化だと大騒ぎしていたが、冬場に氷河が崩れ落ちるあの映像はめったにお目にかかんないわなぁ〜

たとえば環境保護団体は、自分の主張を裏付けるために都合の良いデータだけを選んで世間に公表する。政治家は、国民の意識を他に逸らせるために、またある目的を達成するために、様々な脅威を大げさに言い立てる。それにマスコミが同調して毎日それを見せつけられると、人はしだいにそれが真実だと思いこむ。

現代はほんとうに情報化社会だ。ただ家でぼーっと座っているだけでも、山のような情報が流れこんでくる。それをぜんぶ信じていたら、人はいったいどうなっちゃうんだろうか?

正しい情報を取捨選択する目を持たないと、却って危険なんじゃないかなと管理人は思うのだ。

テレビで言っていたから、新聞に書いてあったから、ネットで誰かがそう言っていた、Mixiのコミュでこう読んだ、そんなことで大騒ぎしている人たちのようすを見るたびに何だかなぁ〜と思うのだ。

まっ、それでもたしかに東京はものすごく暑くなってると思うしね。我が家の老犬たちのためにも、来年は連日40度の猛暑なんてことにならないように、クーラーはなるべく使わないとか、ちょっとした気づかいぐらいはわすれないようにはしたいけどね。

見たままをぜんぶ信じていいのかな? そんな疑問を抱かせてくれる1冊だ。

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暑さ対策
2007 / 08 / 17 ( Fri )
きょうはいつもより少し涼しいような気がする。気がするだけで、あいかわらず気温は35度を超えているのだが、それでもふだんより過ごしやすいのは、きっと湿気が低いせいだろう。曇っているのでふだんより直射日光もきつくないし。

それにしても、ったく、今年は冷夏だって言ったのはどこのどいつだよ(怒)

ふつうの夏なら夜寝る時ぐらいしかクーラーを使わない犬猫屋敷だが、今年はさすがに日中ドライを入れっぱなしだ。管理人自身、クーラーはあまり好きではないし、できれば扇風機だけで暮らしていきたいのだが、外気を入れても熱風が吹き込んでくる状態ではやはり文明の利器を使わずにはおれない。

こうしてみんながクーラーを使えば使うほど室外機から出る熱でますますヒートアイランド現象がひどくなるのはわかってるんだがね。それでも我が家のオッサン、オバサン犬が熱中症にでもなったら、その方が管理人としては大問題なんでね。

クーラーを使うと言っても、我が家はドライをかけているだけだ。それも設定温度は29度。だから、世間に比べるとかなり暑い。それでも外よりはずいぶんマシなので、犬たちと管理人にとっては心地よい。何でもっと思いきり冷やさないかというと、外気との差があまり激しいと却って老犬たちと中年飼い主が体調を崩すからだ。

どんなに暑くても、うちの犬たちは1日2回散歩に出る。この1週間はほんとうに暑かったので、散歩といっても近所で土の公園を一周回って、必要な用事を済ませるだけだったが、それでも外気にあたらざるをえない。とつぜんの気温の変化が身体に負担となるのは、人間も犬も同じなのだ。

とくに、持病持ちの姫は気温差が激しいとてきめんに発作を起こす。

なので、ドライはかけていてもこまめに切って部屋が冷えすぎないようにしなければならない。とくに散歩に行くときは、1時間くらい前からスイッチを切って、外との気温差をなるべく少なくしている。

そんな犬猫屋敷で夏場大活躍するのは、ケーキなどを買うとついてくる保冷剤だ。これを手拭いに入れて首に巻くと体感温度が下がって少し涼しい気分になる。だから、うちのコたちは夏になるとこんな姿で暮らしている。

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今年はさ、涼しさが持続するとかいう優れもの犬服も売られてるんだけどね……大型犬用8000円という値段を見て断念したんだわさ。

飼い主が500円のもの着てるのに、何で犬に8000円もする服着せにゃならん?

だから、我が家のコたちは今年も思いっきり田子作なのだ。

いいんだよ、ちょっとぐらいかっこ悪くても。涼しいのが何よりよ。でもやっぱり欲しいな、着ると涼しくなる犬服(-。-) ぼそっ

誰かのお下がりでもいいんだけど、ヤフホクで1000円ぐらいで売ってないだろうか……

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いまさら聞けないオバサンの悩み
2007 / 08 / 15 ( Wed )
ポセが帰ってしまってすっかり気が抜けている管理人である。

あぁ〜あ、これで夏休みも終わりって感じだわ。いきなり夏バテしたみたいで、すっかり食欲もなくなってるし。

あっ、犬猫たちは元気です。食欲不振は、管理人ね。なんか、暑すぎて食べることすら面倒( ̄‥ ̄)=3 フン

ポセちは月曜の夜にお迎えが来てとっとと帰っていったのだが、そういえば、帰る前の最後の散歩は、試しに姫ポセのコンビで行ってみた。

そうしたら、あなた、ポンちゃんたらぜんぜん怖がらずにずんずん散歩行くですよ。なんかさ、落ち込むよね。管理人、こんなにポセのこと可愛がって色々お世話してあげたのにさ、けっきょく耳に噛みついた姐さんのほうがやっぱり頼りになるとポセは思ってるってことなわけで……

わざわざポセの大好きなうずらの卵買ってきてさ、ご機嫌取りまでしたのにさ……

こんなことなら、管理人もポセの耳に噛みついてやればよかったよ(-。-) ぼそっ

で、それはともかく昨日は暑いなか管理人はやっぱり出稼ぎに行っていた。会社のオジサンたちは働き者なので、お盆休みでもやっぱり会社は通常営業だったからだ。あんまり暑いんで、この前ユニクロのバーゲンで500円でゲットした、いま流行のオーバーブラウスを着ていったのだが、電車の窓に映った我が身を見て、なんかに似てるなとふと思った。

……ん〜そうか、中華街の店先に下がってる叉焼だ(。_ _)

最近の若い方は、あれを何と呼ぶのか知らないが、タンクトップの上にだぼっと着るぶかぶかのオーバーブラウスは管理人のようなオバサンにとっても非常に快適だ。首周りが空いているし風がけっこう通りぬけるので涼しいし、本人は非常に気に入っているのだが、露出度が多いだけに、周りにとってはけっこう暑苦しくて迷惑だ。

まっ、他人がどう思おうが管理人は涼しいんだからそれで良いんだけどさ(←人目を気にせずに快適さを追求する時点で、すでにオバサン)

それにしても、最近よく見かけるけどなんて呼ぶのかわからないってものが多くなったなとつくづく思う。って言うか40年以上生きているとファッションの流行も2周目に突入するので、前の流行のときはこう呼んでたけど、きっといまはちがうのよねってものが多いのだ。

かつてのヒップボーンはいまやローライズと呼ばれているし、何年か前にブーツカットなるスタイルが出た時は、何のことかと思いきや、よくよく見ればそれってベルボトムじゃん。

管理人だって、そういうカッコして街を闊歩してた時代もあったわさ(遠い目)

仕事柄、同じ世代のオバサンたちに比べると横文字に弱いわけではないのだが、それでもやっぱりどんどん出てくる新しい言葉についていけない管理人だ。けっきょくのところ、歳と共に情報アンテナの感度が鈍ってきてるんだなと思うとちょっと哀しい気持ちになる。

でも恥ずかしくていまさら聞けない。だからますますわからなくなる。こうしてオバサンはどんどん時代から取りのこされていくんだね。

いまさら聞けないと言えば、最近ドラマでもやってる「花より男子」あれって「だんご」と読むのか「だんし」と読むのか、管理人はずぅ〜っと密かに悩んでいた。たまたま同年代の友だちが「花だん、ハマッテ毎日見てんのよねぇ〜」と言っていたので、思わず恥を忍んで訊いてみた。

「ねえ、ねえ、あれって『だんし』って読むの? それとも『だんご』?」

「知るわけない。だから、バレないように『花だん』って呼ぶんじゃん」

なるほど……

オバサンは、歳をとると流行に疎くなってどんどん世間からとりのこされていく。だが、歳のぶんだけ狡猾さだけはどんどん身についていくのだな。

こうして、わかった振りしてビミョーにまちがった流行言葉を連発する寒い中年が増えていくのだ。

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どんなに暑くても、若いこいつは、ゼッコーチョー!

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恐怖の対象
2007 / 08 / 13 ( Mon )
ポセを見てるとおもしろいな、とつくづく思う。何が怖くて、何が平気なのか。その区分けがイマイチ他人には理解できないのだ。

たとえば昨日自分の耳を囓った姫姐さん。

ふつうなら、牙をむいて襲いかかってくるデカ犬はものすごく怖いものなんじゃないかと管理人は思う。だが、今朝になってもポセはやっぱりいつものように姫とふつうに接している。怖がって尻尾を下げるでもなく、怯えて逃げだすわけでもなく、このせいで犬を怖いと思ってしまったらどうしようというのが管理人の一番の心配だったのだが、ポセはどうやら姫を怖いとは思っていないらしいのだ。

ところが、散歩の途中で犬に会うと、けっこうな確率で吠えて相手を威嚇する。つまりは見知らぬ犬はやっぱり怖いと思っているということで、知っている犬なら大丈夫だけど、見知らぬ犬はやっぱり危険とポセはたぶん考えている。

昨日のゴルゴ13の記憶がしっかり刷り込まれてしまったせいか、いまやポセは自ら玄関から出るのも拒否するようになってしまった。

お掃除爺さんは、きょうはいないって……

何度言いきかせても、やっぱりポセは玄関から顔だけ覗かせて庭を見回し、すぐに玄関の中に引っ込んでしまう。

姫に咬まれた記憶はあっさり忘れる癖に、柵の向こう側で掃除してたお爺さんのことは一生忘れないってわけね(-。-) ぼそっ

そこら辺の基準が、いまひとつ人間にはわからんとこだのぉ〜

ちなみに、散歩コースに関しても人通りに少ない、土の道はほとんどOKだ。尻尾をくるんと上げて、余裕綽々で草むらの書き込みを読みながら、軽快な足どりで歩いていく。とくに街灯がない暗い場所なんかだとなおよろしいと思っているらしい。ポセは昼間の散歩より暗くなってからの夜の散歩のほうが好きだ。それでもスタート時点ではかなりビビって腰が退けてしまうのだが、いったん歩きだせば、公園だけなら問題なく丸一周できるようになった。

苦手なのは人や車が通るコンクリの道だ。管理人の感じでは、静かな住宅街のほうがよっぽど敵が潜んでいる確率は低いと思うのだが、ポセは住宅街に入ったとたん、またもや敵地に潜入したスパイのごとく、キョロキョロ、オドオド、挙動不審犬になってしまう。

たぶん、これって慣れの問題なんだろうなと管理人は思うのだ。ポセは北関東の片田舎で母犬に連れられて放浪していたところを保護されたコだ。だから、木が生い茂った山道みたいな場所は小さな頃から見慣れた光景だ。いま住んでいる場所もちょっと行くとクマが出るような田舎なので、土の散歩コースには事欠かない。

ポセみたいな犬だって、ふつうの住宅地を毎日延々散歩し続ければ、おそらくコンクリの道でもそのうち慣れてちゃんと歩けるようにはなるはずなのだ。ただ、そうなるまでにはきっと途方もなく時間がかかる。

ポセのおもしろいところは、玄関や門から出るときが一番時間がかかるという点だ。

「お散歩……行こうかな。やっぱり怖いから止めちゃおう。でもやっぱり行こうかな。だけどまた怖い人がいたらヤダから止めちゃおうかな」

玄関前でさんざんこれをやったあと、こんどは門から顔だけ出して、周りに敵がいないか確認してからようやくオドオドと門から出てくるのだ。

毎回、この作業に15分はかかる。

だが、安全を確認してよし行こうといったん腹をくくれば、あとは割とふつうに歩けるのだ。

ポセにとって、散歩は命がけでトイレに行くようなものだ。うんPとシッコさえちゃんとすれば、すぐに安全な家に帰らせてもらえると思いこんでいる。だから、うんPは毎回門から出てすぐにするのだ。で、うんPが出た瞬間、きびすを返して家に戻ろうとする。

今朝、ポセは散歩待ちの間に玄関の足ふきマットの上でうんPをした。ふだんは犬部屋のトイレでするのだが、犬部屋の中では、ケージから脱走した天ちゃんとバァバが大捕物を繰りひろげていたので、ポセは玄関に放して行ったのだ。

カイと姫を連れて戻ると、ポセは満面の笑顔で出迎えてくれた。

「ボク、きょうはもうシッコもうんPも終わったんで、散歩は行かなくてけっこうです」

甘いね。

腸と膀胱が空っぽでも、犬猫屋敷ではやっぱり散歩は行かなきゃならんのよ。

「なっ……なんでですか!?」

犬の散歩は管理人の趣味だから。飼い主の趣味につきあうのは、飼い犬としてのとうぜんの義務なのね。

何より先に、外に出ることに慣れなきゃ行けないんだよ、ポセ。毎日毎日ちゃんと散歩に出ることで、いつの間にか外が怖くなくなる日が来るんだから。

いまの管理人の夢は、ポセを連れて銀座の歩行者天国を闊歩することだ。

何年かかるかはわからないが、いつかふつうに人混みを歩くことができるようになると良いなと思っているのだ。

そのためにもポセちゃん、また修行しに犬猫屋敷に泊まりにおいでね!

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14:15:23 | うちのコたちの話 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
恐怖……流血……そして高いびき
2007 / 08 / 12 ( Sun )
ポセくん、犬猫屋敷ご滞在も早3日目である。

そういえば、飼い主はいつ迎えに来るのだろうか? 木曜日の夜中にいきなり現れてポセを置いていったきり、その後何の音沙汰もないのだが、もしかしてポセちゃん、このままうちのコになっちゃう?

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えっえぇぇ!? ぼく、この家にもらわれて来たんすか?

うちのコになるんならその飾り毛、暑くるしくてうざいから、姫ちゃん、カイちゃんとお揃いのスポーツ刈りにしたいんだけど……

見る影もないくらい斬新なカットにしたら、やっぱり飼い主は怒るだろうか?

てなことを考えつつ、きょうも朝から大騒ぎだった。

まずポセちゃん、今朝の散歩はビビリ度がなぜか倍増して玄関から出ることすらできなかった。ドアを開けると顔だけは覗かせるのだが、すぐに玄関の中に尻尾を巻いて逃げ帰ってしまう。オッサン、オバサンが散歩に行っているあいだ排泄を我慢させるのは可哀想なので、とりあえず庭でシッコだけはさせておきたいのだが、これまでは毎日大喜びで庭に駆けだしていったのに(ポセにとっては柵の中は準安全地帯)きょうはなかなか出てこようとしない。

おかしいなと思って門のほうまで行ってみると、公園の入り口付近でお掃除ボランティアのお爺さんがせっせと掃き掃除をしていた。

なるほど、ポセはこれが怖かったわけね。

昨日犬まみれのほうに書いたように、ポセは爺さんが苦手である。おまけに掃除道具全般もなぜか恐怖の対象だ。掃除機、箒、ちりとりなどを見ると怖くて横っ飛びしてしまうのだ。その嫌いな爺さんが恐怖の箒を振り回している。ふつうの感覚なら何でもないそんな日常風景も、ポセの目から見るとマシンガンを手にしたゴルゴ13が家の前で張り込んでいるようにしか見えないのだ。

こりゃ、掃除が終わるまでは朝の散歩はお預けだわね。

で、その後管理人はちょっとお出かけする予定があったので、いつものように犬たちにお留守番用のおやつを用意した。ふだんならコングに山ほどおやつを詰めこんでやるのだが、ポセはおやつにも好き嫌いが激しいので、うちのコたちは巨大グリーニーズを1本ずつ、ポセには大好物の鶏ささみジャーキーを1本やっていくことにした。で、それぞれにおやつを差しあげて、行ってくるわと玄関を出て3歩歩いたところで……

ギャオギャオ、ガオガオ、グルグル〜


オイオイ、いきなり喧嘩かよぉ〜(涙)

見送りに玄関まで出ていたバァバが「止めなさ〜い」と叫んでいる声は聞こえるが、騒ぎはいっこうにおさまらない。しかたがないので玄関にとって返し、管理人は靴のままドスドスと家の中に飛び込んだ。

止めんかい(怒)


一喝したら、犬どもはすぐに喧嘩を止め、尻尾を巻いて大慌てで自分の領地に逃げ帰った。

喧嘩の原因は姫さんがポセの鶏ささみジャーキーを横取りしようとしたことだ。食べ物が絡むとビビリのポセも決して引かない犬なので、結果、大喧嘩に発展した。

ったく、毎日十分すぎるほど色々食べさせてやってるのに、たかが鶏ささみジャーキー1枚を巡って、どうしてこういうもめ事を起こすんざんしょ。

姫は管理人に大声で怒鳴られて、そのまま反省室(クレート)に放り込まれた。ポセはと見ると、自分で決めた巣穴である管理人のデスクの下で丸くなって震えている。

おまけにそばには血がぽたぽた落ちてるし……

あぁ〜最悪。流血の惨事って奴だわ(。_ _)

とりあえず傷口を確かめて止血しないとお話にならないので、まずはよく見える明るいところにポセを引きずり出すことにする。とはいっても、無理矢理引っぱるとますます怖がるので、鶏ささみジャーキーを盛大に振って、猫なで声でなだめすかして何とかお出まし願った。

幸い、傷はたいしたことはなかった。耳の端をちょっと咬まれただけで貫通もしてないので、濡れタオルでしばらく抑えていたらすぐ完全に血も止まった。うちのコならともかく、お預かりしている他人様の家のお坊っちゃまだし、一瞬、念のために病院に連れて行こうかとも思ったが、縫うほどの傷でもないし、何より恐がりのポセを車に乗せて見ず知らずの獣医の元に運んだりしたら、ポセにとっては咬まれたことよりそっちのほうがトラウマになりそうだったので、傷口をよく洗って、マキロンで消毒してとりあえずようすを見ることにした。