衣替え
2007 / 06 / 15 ( Fri ) カイはダブルコートの犬だ。なので、この時期アンダーコートを一気に脱いで夏のファッションに衣替えする。
6月に入ると、いくらせっせとブラシをかけても、綿毛のようなアンダーコートが床じゅうにふわふわ漂って毛玉を作りとても部屋が汚くなるので、梅雨入り宣言をあざ笑うようなピカ天のきょう、嫌々ながらお犬さまたちをシャンプーすることにした。 まずはおやつで釣って奴らを風呂場に連れ込む。 パピーの頃から風呂場が何をするところかちゃんと知っているカイは、ここで一丁前に駆け引きを試みる。 「ささみジャーキー欲しい人、ハイお風呂場行って!」 「ささみジャーキー1枚でシャンプーは割に合いません。泥足を洗うだけならいいですけど、全身シャンプーの場合は、もう少し何かつけてもらわないと……」 「じゃあ、プラス砂肝ジャーキーをひとつ!」 「もうひと声!」 「しょうがないなぁ〜 じゃあ大まけにまけて、砂肝ジャーキ2枚!」 「のった!」 風呂場に入るのに、砂肝を1枚、洗い終わったらささみジャーキーを1枚、で、ドライヤーが済んだら砂肝をもう1枚、これだけもらわないとシャンプーなんて割に合わないと奴は学習しているのだ。その割には、シャンプーの途中で冷えてトイレに行きたくなるといけないので、前もって室内トイレでちゃんと排泄しているあたり、じつはシャンプーされる気満々なのだが(汗) カイの場合はまあいいのだが、問題は「濡れると死ぬ」と思いこんでるアイツである。姫はとにかく身体が濡れるのが大嫌いなのだ。その上、変な臭いを身体中にすりつけられるのも我慢ならないので、風呂に入るなんてとんでもないと思いこんでいる。なので、おやつで釣って風呂場の入り口までは誘導できるのだが、じつに巧くおやつだけを食い逃げする。まあどうしても入らない時には、小脇に抱えて護送となるわけだが、管理人として、できれば姫にもおやつに釣られて喜んで風呂に入るようになって欲しい。 そのため、毎回時間を使ってヘンゼルとグレーテル方式(3歩歩いたらおやつがもらえる)で何とか脱衣所までは自力で来れるようになったのだが…… 最後は首根っこを掴んで無理矢理洗い場に監禁する。そうすると姫さんたら、まるで殺されんばかりの悲鳴を上げるのだ。 その声は止めてくれ。近所から動物虐待していると思われちまうぜ。 とは言っても、どんなに暴れて騒いでも、風呂にはぜったい入れられるんだがね。いいかげん諦めりゃいいのに、まったくいつものことながら強情な犬だこと。 2頭を洗うとさすがに飼い主のほうがぐったりする。全身毛だらけになるし、腰も痛くなる。だが、ジィジが羨むほど大量に抜けた毛を集めながら思うのだ。たぶん、この時期はこまめにシャンプーして、自然に生え替わった毛をちゃんととってやるのが、少しでも快適に暑い夏を過ごさせてやるためには必要なんだろうなと。 わかっちゃいるけど、できないのだが。 けっきょく面倒になってバリカンで毛全体を短くしたり、手抜きでファー○ネーター使ったりしちゃうんだけどね。 そういえばこの時期に限って、ツチノコ兄弟は道で会う人ごとに 「あれ? ちょっと痩せた?」 って必ず言われる。ふだんは当たり前のように「大きくなったね」としか言われないのに。 犬の衣替えは、飼い主がちゃんと手伝ってやらんといかんわけだね。はぁ〜自分の分と犬の分と、年に2回の衣替え……やっぱり犬を飼うって手間がかかるわ。 |
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