しつけの第一歩
2007 / 04 / 30 ( Mon ) ★★迷子を保護しています★★ この犬がほんとは誰かご存じの方、連絡くださいm(_ _)m 保護した経緯、詳細はこちらから で、本題…… プロの預かりさんって新しい犬が来たとき、まず最初に何を教えるのだろうか? ちなみにうちでは、今回のすみれのようなケースも含めて、他人様の犬をお預かりしたときは、まず第一にうちがどこかをちゃんと叩き込み、名前を呼ばれたらとにかく戻ってくるように練習させる。万が一リードが外れてしまったとき、首輪がとれてしまったとき、これは命を守るのに一番大事なしつけだと感じているからだ。 もちろん、リードや首輪は出かける前にちゃんとチェックしていくのだが、それでも万が一の事故は起こりえる。だから犬を預かると、最初の1週間が一番緊張するのだ。いま放れたら、こいつぜったい戻ってこんぞ、と思うとどうしても最悪の事態が頭をよぎる。 すみれも、最初はもちろん名前にまったく反応しなかった。そりゃ、ある日とつぜん「すみれ」と呼ばれはじめたわけだし、反応しなくてとうぜんだろう。だから最初の1週間はとにかく、すみれ、すみれと連呼する。で、振り向いてこっちを見たら、ともかくめちゃくちゃ褒めてやる。それを続けることで「すみれ」というのが自分を呼ぶ識別子だということをしっかり刷り込んでやる。散歩の途中でも、ちょっと離れたら、即座に「すみれ、おいで」と呼びかけて、足元まで戻ってきたらグリグリしてものすごい勢いで褒めてやる。 うちが近づいてきたら、「すみれ、おうちどこ? おうちは?」とせっせと話しかけてやる。3日目くらいには、たいていの犬は自ら門に入ろうとするようになる。 これを1週間も続けると、たいていの犬なら家がどこか、自分の名前は何かをちゃんと認識するようになる。ついでに言えば、万が一脱走してしまったときのために、散歩コースも毎日色々変えてみる。うちの近所をくまなく歩きまわって、どこに出てもとりあえず家までは帰り着けるように近所の道をちゃんと教えておいてやるのだ。 てな具合に、大事な預かりっコに神経を集中させていたせいか、昨日の散歩では、いきなり姫のリードが外れて管理人は、みっともなくもオタオタしてしまった。これがカイなら何も心配はいらないのだ。呼べば100%ダッシュで管理人の元に戻ってくる。だが姫の場合は? いちおうまず大丈夫だという自信がないではなかったが、先日のドッグラン騒動のときのことを思うと、やはり少なからず不安は残る。まあ、万が一走りだしてしまったとしても、姫はちゃんと家に戻っては来るのだが、静かな連休中の住宅地に、ウァオウァオ絶叫しながら走る大型犬の図は、やはりできるなら避けたいものだ。 こういう時は、何があっても犬を追いかけてはいけない。落ちついて、何もなかったように、いつもの調子で犬の名前を呼ばねばならぬ。 再三言い続けていることを、頭の中で繰りかえしつつ、思いきり楽しそうな声でいつものように姫のことを呼んでみた。 「姫、おいで!」 幸い、姫はリードが外れたことにも気づいてなかったようで、呼ばれるといつものように尻尾をフリフリ戻ってきて、おとなしく管理人の前にオスワリしてご褒美の馬肉フレークが出てくるのを期待に目を輝かせて待った。 あぁ〜やっぱりやってて良かった、呼び返しの練習。 でもこれがもしすみれだったら、きっと管理人はもっとオタオタしちゃうんだろうな。大事なすみれがもしリードから放れて走りだしてしまったら、我を忘れて思わず追いかけてしまうかもしれない。いざとなった時、慌てないように、ほんとうに毎日のお稽古はちゃんと続けておかないといけないね。 すみれは、首輪なしでうろうろしているところを保護された。もしかして、首輪かハーネスがすぽっと抜けてしまったのだろうか? それでパニックした飼い主さんは慌ててすみれを追いかけてしまったのだろうか? 呼び戻しの練習はちゃんとしていたのだろうか? たとえば首輪とは別に迷子札をつけておいてくれれば、きっとすみれはいまごろ無事飼い主さんの元に帰れたのにね。 リードが外れるという事故は、どんな飼い主にも起こりえる。そういう時に慌てないよう、呼び戻しの練習だけは、ほんとうに皆さんやっておきましょう(管理人の実感)。 |
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