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自分の順位

管理人にしては、しばらく更新をさぼってしまった。いやはや、ご無沙汰しておりましたm(_ _)m

というのも、週末猛烈な歯痛に悩まされて七転八倒していたからだ。土曜日の午前中の時点では、これなら月曜日までなんとかなるかな? 月曜の朝一で歯医者に行きゃいいわと症状を甘く見たのがまちがいだった。医者が休みになったとたん、こんなんなら死んだ方がマシと思うような猛烈な痛みに襲われ、けっきょく自分の予想の甘さを後悔しまくる結果になったのだ。

おまけにそんなときに限って仕事も忙しいときている。どうせ横になると恐ろしい痛みが襲ってくるので、けっきょく痛み止めを飲みまくり、プリンと茶碗蒸しで食いつなぎ、何とか納期に間に合わせた。

疲れがたまると弱いところに来るというのはほんとうで、腰痛と歯痛は毎度おなじみの持病である。ゆえに顎を腫らして悲惨な顔をしていても、家族から一切同情はしてもらえない。

今回ちょうどカイの関節炎と時期が重なったこともあって、扱いのちがいが顕著だった。家族じゅうがカイの「あんよ痛い痛い」を心配しまくる横で

「ねえ、歯が痛いのね。とても痛いのね、アタシ……」

「ふん、ちゃんと歯医者に行かないからでしょ!」

愛されてないな……自分(涙)

病気になると、家族内での自分の重要度がひしひしとわかる。とくに犬猫と同時に病気になると、どっちが家族にとって大事なのか身をもって知ることになる。管理人の歯痛が治まって、元気になったことを心から喜んでくれているのは、ふたたび長い散歩が再開されてごきげんルンルンな姫さまだけのようである。

20070328
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

留守番狂奏曲

昨晩からカイの前脚の具合がおかしい。いちおう散歩には喜んで行くのだが、ピョコピョコとびっこを引いて歩いている。去年の秋にも一度そんなことがあって慌てて獣医に駆け込んだのだが、そのときは車を降りたとたんにふつうに歩き始めてけっきょく何が原因かはわからなかった。

そこで今回は半日ほどようすを見ることにしたのだが、やはりまだ微かに脚を引きずっている。カイはもう8歳の老犬で身体のあちこちにガタが来てもおかしくない歳なので飼い主としては心配でたまらない。

で、夕方獣医の午後の診療が始まったらさっそく診てもらいに行ったのだが、ここでひとつ問題があった。現在姫はヒートの真っ最中で、一緒に病院に連れて行くわけにはいかないのだ。

姫はいわゆる「分離不安」を抱えた犬だ。元捨て犬という経歴を考えるとそれほど珍しいことではないのだが、我が家に来た当初は、管理人が出かけるたびに1キロ四方に響き渡るような声で絶叫を繰りかえしていた。いまはようやくおやつをもらって仲間の犬と一緒にいるかぎりはおとなしく何時間でも留守番ができるようにはなったのだが、今回のようにカイだけを連れて管理人が出かけるような事態にはまだ対応できていないのだ。

じっさい、昨晩管理人は友人と夕食を食べに出かけてしまったのだが(姫に疑われないよう会社に行くようなスタイルで出かけたのはいうまでもない)カイの調子が悪かったので、姫は犬部屋に閉じこめ、カイは廊下で自由にさせておいたところ、もらったコングの中身を食べ終わった直後、犬部屋のドアを突き破って廊下に飛びだし、玄関と廊下に3カ所も抗議シッコをまき散らしたらしい。

その直前、短いながらちゃんと散歩に連れて行き排泄も済ませているにもかからわず廊下でシッコをするのは、姫さんお得意の抗議行動なのだ。ちなみに姫はトイレで排泄すべし、という基本的な約束事はちゃんと理解している。管理人がいれば廊下に出していても、したくなれば部屋に戻ってちゃんとトイレでできるのだ。

むろん、管理人がいるということは姫がトイレでシッコをするたびに盛大に褒めてやるということだし(他の家人はついついそれを忘れるのだ)姫がわざわざトイレに行く気が失せるのもわからないではないのだが、かといってしょっちゅう家中に水たまりを作られるのも困ってしまう。とくに外出から帰ってきたとたん「きょうの姫は○○だった」とさんざん文句を言われるのは非常に気分が悪いものだ。

というわけで、きょうは新たな技を試してみた。まず、姫さんには管理人の外出中、おとなしくクレートに収まっていただく。ここまでは以前もやってみたのだが、そのクレートを人気のない管理人の部屋に置いていくとけっきょく出かけているあいだじゅう吠えて暴れてたいへんなことになるのはわかっている。

そこで、きょうはクレートのメッシュ越しに茶の間でテレビを観ている家人の姿が見えるキッチンにクレートを置き、騒いだら完全無視、おとなしくなったらここに置いたおやつを順番にやるように、と家人に申し渡して出かけてみた。

結果、この作戦は大成功だった。

クレートに入れられることは姫としてはあまり好ましい状況ではないが、すぐそばに人がいて、たまに猫が通過したりする環境なら寂しい、置いていかれたといういつものストレスは軽減されるようだ。そのうえ、おとなしくしていると次々おやつが降ってくるという状況は姫にとってはそれほど悪くもなかったらしい。

けっきょくカイの脚の痛みは軽い関節炎だろうという結果が出た。何枚もレントゲンを撮り、つぶさに観察したのだが(何しろきょうだい犬のディーが癌にかかっているので骨肉腫が一番心配だったのだが、その徴候はまったくなかった)たぶんヒートの姫に興奮してふだんの数倍激しく遊んでいたせいで前脚に過度の負担がかかったのだろうということで決着した。で、検査やなんやでけっきょく2時間近くかかったのだが、家に着いても覚悟していて姫の絶叫はまったく聞こえなかったのだ!

むろん、まったく騒がなかったわけではない。最初のおやつをやって管理人が出かけてしまったあと、しばらく(10分)くらいはギャーギャー騒いで何とか鍵を開けようとメッシュのドアをあれこれいじくり回していたらしい。だが、いくら騒いでも何も達成できないと悟った瞬間、姫はいつものようにあっさり諦めておとなしくなった。その後言われたとおり家人がおやつを入れてやったところ、あとは機嫌良く次々もらえるおやつを食べて静かに留守番していたらしい。

2時間も留守番をさせていたにもかかわらず、置いていった大量のおやつの一部はそのまま残っていた。これは姫にしてはかなり良くやったといわざるをえないだろう。

世間の常識に照らし合わせるとまだまだ問題多しの姫ちゃんだが(何しろ基本的なクレートトレーニングもできていないわけだし)でも、昨日よりはずいぶん進歩ということで、自分の策がまんまと術中にはまってきょうも満足している管理人である。


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テーマ : ♪♪成犬万歳!!
ジャンル : ペット

サクラ咲く

これといったイベントもなく(本人が前日まで忘れていたのだからしかたがない)あっさり誕生日がすぎていったが、せっかくなので自分で自分に誕生日プレゼントを買ってやることにした。

姫が我が家にやって来てサイトを始めたときに買って、その後2年半駆使した結果ついに先日お亡くなりになったデジカメの後釜をようやく購入したのである。

前回の「いちきゅっぱ」から今回はさらにグレードアップして「いちななよん」というお安さである。現在の主流は3~4万円台の異常に小型で画質もいい高性能デジカメなのだが、むろん3万円もするカメラは貧乏人にはとても買えない。下手に清水の舞台から飛び降りても怪我して痛い思いをするだけなので(たまに身分不相応の高級品を買うとたいていすぐに壊すのだ)分相応に旧式の売れ残り品を購入することにした。

景気が回復したとはいえ、世間には管理人のようにあいかわらず社会の底辺を彷徨っている人間もいる。そういう貧乏人のためにちゃんとビッグカメラにはデジカメ特価品コーナーが存在していた。

そこには「いちきゅっぱ」のカメラが目白押し♪

ふふふふふ……やっぱここで買っちゃおうっと(#^o^#)

2万円ちょっとのすばらしく良いカメラもあったのだが(ずっと小型でおまけに充電器と専用電池つき)さんざん迷った結果、5000円あったら棒ダラ(特大)が2箱、グリーニーズなら40本、豚の耳だって50枚買えるじゃないか! と自分に言いきかせ(金の単位が犬のおやつになっているあたり、姫さんと同じ思考レベルの管理人だ)けっきょくその場にあった一番安いカメラを買って満足することにした。

どんなときでも、一番であることは良いことだ。管理人は子どものころからとても負けず嫌いな人間だ。

で、このカメラ、安いわりにはきれいに撮れる。というか技術の進歩とは恐ろしいもので、2年半前に買った「いちきゅっぱ」のカメラとは比べものにならないくらい画質もきれいで室内でも真っ黒のカイがそこそこ形になって映るのだ。

で、さっそく試写してみたのがこんな感じ↓
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むろん、まだ使い方がよくわからないので撮影モードを変えるとか、そういう高度なことはできないのだが(あいかわらずマニュアルを読まないせいでイマイチ使いこなせていない管理人)とりあえず散歩に持参して、久しぶりに我が子たちの元気な姿を記録した。

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嗅ぐ、とにかく嗅ぐ

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草のなかにも何かいいものがあるやも知れぬ!


ついでにいつもの公園で早咲きの桜も激写した。

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いいね、桜は。やっぱり好きだわ(^o^)

そろそろ姫のヒートも終わるし、新しいデジカメ持って、さっそく花見にでもでかけようかなとちょっと浮き浮きしている管理人である。
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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

きょうは何の日?

3月21日……国民の祝日

で、きょうは何の日か、わかるかな?


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きょうは仏壇の部屋に行くと、黒い甘くて美味しいお菓子が置いてある日よ!さっそく仏間にGOだわよぉ~♪

うぅぅ~ん、たしかにそれは正しい。でもね、他にも何かあるでしょう?

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きょうは春分の日といって、昼と夜の時間が同じになる日ですね。ボクとしては、朝早く起こされるのは勘弁して欲しいし、これからどんどん陽が長くなるとなると思うと憂鬱ですね。

まちがってはいない。だが、どうせ昼だろうが夜だろうがアンタは寝腐っているんだから、どっちが長くてもあまり関係ないと思うがね。

さあ、チビ姐さん、長寿のアンタならわかるでしょ? きょうは何の日?

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お彼岸よ、お彼岸。さっさと墓参りに行きましょうよ! 年寄りは墓参りが何よりの楽しみなんだからね!!

たしかに正しい、そのとおりだけど……


皆さん、何か大切なこと忘れてませんか?












どうせ、誰も覚えてないみたいだから……いいわよ、なら。独りでやるから……



まっ、いいけど……








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To Me(汗)


3月21日……国民の祝日

国を挙げて犬猫屋敷の管理人の誕生日を祝ってるんだよ。何か文句あっか?!
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テーマ : 犬との生活
ジャンル : ペット

空気を読まない奴

昨晩、散歩の途中で姫がいきなり発作を起こした。季節の変わり目である春と秋、気温が激しく上下するころにはお約束のように起こる姫の発作なのだが、これまではすべて室内、それも夜中か明け方と決まっていた。一度だけ、散歩に行こうとしたとき玄関で倒れたことがあるのだが、散歩の途中の道ばたでというのは我が家に来て初めてだった。

昨晩は、ひとりで2頭を連れて散歩に行ったので、正直管理人はパニックした。地面にうずくまって動けなくなっている姫のそばに座りこみ、いつものように身体をさすってやりながら「大丈夫だよ、すぐ終わるからね」と囁きながら、はてどうしたものかと思い悩んでいたのである。

幸い、姫が発作で倒れたの場所は道路上とはいえ、車も人もめったに入ってこない路地の奥だった。もしこれが車通りが激しい表の道だったとしたら、ともかく姫を抱き上げて、安全な場所に移さなくてはならなかったろう。体重20kgの姫は管理人ひとりでも何とか抱き上げられる大きさだが、片手でカイのリードを握り、硬直した姫の身体をすんなり抱き上げられるかどうか管理人も自信はない。

そうなると、家人に電話して応援を頼むしかないのだが、あいかわらず(なぜあいかわらずかは、過去記事を見ておくれ!)管理人はケータイが携帯電話である基本的な存在理由が理解できていない。ゆえに、こういう大切なときに限って我が愛するケータイは、部屋の充電器にささったままよいコでお留守番をしているわけだ。

出かけるときには、忘れずに(^_^;)

ディーの病気が発覚したあとの1ヶ月の闘病生活のあいだは、管理人も毎日散歩にケータイをちゃんと携帯していたのだ。ディーにいつ何時なにが起こるかわからなかったし、そうなったら体重30kgのデカ犬をいくら管理人でも自力で運ぶことはできないし、だから常に万が一の事態に備えて応援要請用のデバイスは肌身離さず持っていた。幸い、ディーが散歩の途中で動けなくなるようなことにはならなかったが、いつ発作が起こるかわからない姫を連れている以上、こういう事態になることはある程度予測がついたはずなのに(T_T)

まさに後の祭りとはこのことだ。さんざん言っていることだが、管理人のような凡人は常に失敗から学ぶことしかできないのだ。

けっきょく10分あまりその場で姫のそばに座りこみ、発作が終わるのをじっと待つことにした。姫の発作は、ひどいときには30分ほど続くこともある。今回、10分程度でとりあえず歩けるようになったのは不幸中の幸いといえるだろう。

で、心配顔で道路に座りこむ飼い主と、硬直した身体でうずくまっている群の仲間の横で、黒い奴が何をしていたかというと……





はしゃぎまくって、狂ったように踊っていた(大汗)




この緊急時に、いったいな・ぜ・だ!?!?!?!?!?!?!


何が引き金になったかは知らないが、黒い方ったら、とにかくとつぜんものすごく嬉しくなってしまったらしい。うひょぉ~うひょぉ~とばかりに地面に座りこむ管理人達のまわりで喜びの舞を披露していたのだ。

空気を読め、まったく!!!!

管理人的にはそうとうシリアスモードになっていた。身体を硬直させ震えている愛犬の安否を気づかっているのだからとうぜんだろう。即座にトラブルの臭いを嗅ぎつけ、一目散に家に戻って家人を応援に連れてくるような名犬ラッシー並の活躍をアンタに期待はしていないが、せめてじっと横に座って成り行きを見守るくらいはして欲しい。

頼むからリードを引っぱりまくってぴょんぴょん跳ね回るのは止めてくれ!

だが、カイザーという犬は、以前からこういう奴なのだ。いっけん手がかからない、おとなしい犬と思われがちだが、肝心なときに限って、なぜいまそういうことをやりやがる?!と泣きたくなるようなことをしでかす奴なのだ。おまけに空気を読まないという点ではカイの右に出る犬はいない。常に飼い主の気持ちを思んばかり、自分に期待される行動をとる優等生のディーはいうに及ばず、傍若無人でマイペースな姫だって、カイに比べればずっと適確にその場の状況をきちんと把握する。

ところが、カイときた日にゃぁ~なんでそこで踊るのだ!?なぜ発作に苦しんでいる仲間に対してお尻を上げてプレイバウなんだよ!

だが、カイのそんなマジボケ行動のおかげで、我が家はいつも救われているのだ。カイが妙な踊りを披露してくれたおかげで、青筋がたった管理人の気分はほんの少し楽になった。カイがああやってバカなことをやっている以上、姫の発作もいつもに比べればたいしたことはないのかもしれない。

やがて姫はよろよろしながらも、とりあえず自分の脚で立ちあがり、少し進んで排泄を済ませてくれたので、家に即行で帰ることができた。家に着くころには姫もすっかりいつもの調子に戻り、玄関に入ったとたんにヒート中恒例のドタバタプロレスが始まった。

はぁ~それにしてもだ。

ともかく、今後は散歩にケータイをちゃんと携帯していこう。ついでに、カイの変なダンスを止めさせるために極上のおやつも用意して出なければ。

何年一緒に暮らしても、状況に応じた犬の新たな行動に心底驚かされることがある。なぜあそこでカイが踊っていたのか、カイザーの気持ちは管理人には知るよしもない。

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テーマ : わんことの生活
ジャンル : ペット

リスクと責任

生殖可能な雌を飼う以上、望まない妊娠を防ぐために繁殖期に交尾させないだけではなく、周りに対するさまざまな気遣いが必要になる、ふだんの散歩でもコースを変えたり、他の犬と会わないように時間帯を調整するなどヒート中の犬を飼う飼い主に必要なマナーというものがある。ヒート中の犬はマーキングも増えるし、尿の臭いも強くなる。ゆえに色々と気づかいが必要になってくるのだ。たとえば他の犬と接触することで犬どうしの喧嘩なんて事態も起こりえる。手術をしない犬を飼うということは、妊娠させないという単純なひとつのことだけではなく、他にもいろいろたいへんなことが多いのだ。

ちなみに♀の場合はヒートの時期だけで済むのだが、これが♂犬となったらそれこそ年間365日が繁殖期だ。去勢していない♂犬の場合、他の♂犬とのライバル関係が一生続いていく。自分の遺伝子を残すというのは動物の本能なのだからいたしかたないとはいえ、彼らの多くは常に他の♂犬と張り合って生きていくことになるのだ。とうぜんマーキングも多くなる。犬を飼っていない人の目から見ると、どちらも同じシッコだが、犬の排泄とマーキングはまったく意味がちがうものだ。早い時期に去勢手術を終えてしまうと、排泄だけでマーキングはしないコが比較的多い。なぜならマーキングの場というのは犬たちにとっての一種の出会い系サイトだからだ。

「犬猫屋敷姫でぇ~す! 彼氏募集中なの♪ メッセージ残していって(^o^)」

「山田ポチです。5丁目を仕切ってるのはオレです!」

「いや、5丁目の番長はオレだ! あっ、魚屋の隣に住んでるシロっていいます」

ライバルの書き込みがあれば、どうしてもそのうえに自分のメッセージを書きこまずにはいられない。家のなかや庭やいつも行く公園でも、自分のテリトリーを主張せずにはいられなくなる。

この時期、どうしようもなく魅力的なヒート中の♀犬の臭いを嗅ぎつければ、どうしてもその場に駆けつけずにはいられなくなる。そうなると飼い主のコマンドなどまったく耳に入らないし、ふだんはおとなしくてよく言いつけを守るコが、野生動物と化してリードを噛みきって脱走したり、雌を巡ってライバル達と死闘を繰りひろげることもある。

以前、BBQを姫のヒートで延期したとき、来る犬はみんな手術したコばかりだしべつに連れてきてもいいんじゃない?という意見もあった。だが、ヒート中の犬を連れて犬連れの集会に行くような真似は、ぜったいしてはいけないのだ。手術をしていても犬の本能が完全に消えたわけではない。同性どうしの争いや周りの犬が落ちつきをなくすなど、正直ヒート中の犬が1頭いるだけで、その場はなにが起こるか判らない事態になる。多頭飼いであれば、一緒に住んでいるコたちにも少なからず影響は出る。ツチノコ兄弟は1歳を過ぎてから手術をしたので、ちゃんとヒート中の姫の臭いに反応してしまうのだ。おかげで姫のヒートのあいだ、我が家は大型犬が家具をひっくり返して家中を駆け回る大騒ぎが繰りひろげられる。

ちなみにヒートのあいだは、2年がかりのトレーニングはいったい何だったんだと哀しくなるほど姫はコマンドに従わない。散歩に行けば好き勝手に臭いを追って引っぱりまくるし、家のなかでもふだんの数倍トイレの失敗率が上がってしまう。常に興奮状態なので吠え声も通常の3倍程度うるさくなる。つまりヒートの時期の姫は、まさに野生動物と化してしまうのだ。

だが、手術をしていない犬の飼い主の中には、こういったリスクをまったく知らない人も多い。パンツをはかせているからいいでしょうとヒート中にもかかわらず平気で犬連れで旅行に行ったり(同じホテルに泊まりあわせてしまった他の飼い主さんにとっては大迷惑だ)ドッグランやら犬がたくさんいる公園にヒート中の犬を連れて行ったり、カフェにそういう犬を連れて入ったり、最低限のマナーをわきまえない飼い主もじつはたくさんいる。

手術をしないなら、生殖可能な犬を飼う場合のマナーというものがある。それが守れないのなら、やはり手術は必要だ。手術をしないという決断には、それに伴う責任とリスクがある。根拠のない迷信や、うわさ話に流されてかわいそうというだけで手術をしないというような簡単なことではすまされないのだ。

先日、犬を飼っている友人のひとりからメールが来た。最近、飼い犬に生殖器系の病気が見つかり、その治療と同時に手術をすることに決めたという。おせっかいな管理人のことだ、むろん彼女が犬を飼いはじめてすぐ不妊去勢手術のメリットについてとうとうと話して聞かせたのはむろん言うまでもないことだが、けっきょく彼女は手術をしないと決めていた。幸い望まれないコが産まれてくることもなかったし、いままでは繁殖期に困ったこともなくこれまで過ごしてきたのだが、今回、病気が見つかったことで、いろいろと思うところがあったようだ。

はじめは受け入れがたかったことも犬を長く飼って色々なことを知ると必要なことだと理解できます。今後新たに犬を飼うときは迷うことなく避妊手術すると思います。

管理人は、正直これが一番だと思うのだ。身をもって感じ、納得した上で判断すれば、それはその人の信念になる。

だから、管理人としてはあえてぜったいに手術をすべしと言うつもりはない。だが、情報を集め、正しい知識をもとにしてそれぞれの飼い主が納得した上できちんとした判断を下して欲しい。それは、生殖可能な動物を飼う以上、すべての飼い主が負わなければならない責任なのだから。

♪♪ぜひ、ご一読を!♪♪

犬の生殖活動については宗谷動物愛護推進委員の日記のなかに、詳しく判りやすい説明が書かれています。こちらからのリンクで見に行ったわんずているさんのところにあった不妊手術に関するレポートちょっと難しいことも書いてあるけど、判りやすくて管理人のお薦め!
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ジャンル : ペット

妙な迷信

現在、姫さんは年に2回のとびっきりカワユイ時期に入っている。

おかげで我が家は恒例の大騒ぎの日々が連日続いている。先に結論を言うと、管理人は不妊去勢手術肯定派であって、できれば姫にも手術をしたいと前々から思っている。だが、じっさいは姫の健康上の問題で手術はしないで済ませているのだ。心臓疾患があるせいで麻酔のリスクが高すぎておいそれと手術をするわけにはいかないからだ。

先日、出稼ぎの帰りに電車で寝惚けていたところ、そばに立っていた2人組のオバサンの会話が耳に入ってきた。

オバサンA「で、どうするの? やっぱり1回は産ませるつもり?」

オバサンB「そうねぇ~そのほうがいいのは判ってるんだけど、うちはこれ以上増えちゃっても困るしって思うと決心がつかないの」

オバサンA「ぜんぶ引き取ってくれるお婿さん探せばいいじゃない」

オバサンB「そうなんだけど、なかなかね」

オバサンA「で、やっぱり、あれ? 1度は産ませておこうって思うのは病気が怖いから?」

オバサンB「そう。ほら、1度もお産させないと病気になるじゃない」

なんの病気じゃい!?

むろん、このオバサンABが娘の健康を気づかって、産まれた子どもを喜んで引き取って育ててくれる奇特な男性の出現を待っている世にも希なる脳天気なお馬鹿さんたちという可能性も捨てきれないが、一度に複数が生まれることを想定しているところを見ると、おそらく犬か猫かそういったペットの類の話をしているのだろうと管理人は想像した。思わず「オイ、てめぇら、そこに正座せい!」と怒鳴りつけて説教を喰らわせようかとも思ったのだが、オバサンたちはそんな話をしながら次の駅で降りていってしまったので、貴重な布教活動の機会を逃す結果となってしまった。

それにしても、「一度は産ませないと病気になる」って、そのわけの判らない理論はいったいどこから来るのだろうか?

ちなみに、人間でも同じ話を聞いたことがある。以前友人が「一度は子どもを産まないと病気になるらしいから、わたしはぜったい結婚して母になる」と言い張っていたのである。彼女はその後、良き伴侶と巡り会い、いまは立派に子育てをしているので、それはそれでいいのだが(ちなみに、自分が母親の病気予防のために生まれてきたことを息子は知らない)、その説がほんとうに正しいのなら、子どもを産まずに生きてきた管理人は近々病気になることになる。

かといって、管理人としては自分が病気になりたくないために育てられない子どもを産む気はないんだが。だって、いらないからって段ボール箱に入れて、河原に捨てるわけにはいかんし。管理人の子どもじゃペットショップでも売れないだろうし。かといってセンターに持ち込んで処分してもらうわけにもいかんしね。だからといって生まれたての子どもを崖から投げ落とすなんてできないし。だから甘んじて病気になるしかないんだが。

で、病気って、いったいなんの病気だよ!?

なんとなく子宮蓄膿症の話がまちがって伝わっているのかなという気もする。出産経験のない不妊手術をしていない5歳以上の♀犬に発生率が高いというのは統計的な事実だが、だからといって、1度出産させておけばこの病気にかからないというのはなんの根拠もないデタラメだ。♀犬の場合、子宮蓄膿症や子宮癌といった生殖器系の病気を予防するには、子宮と卵巣を全摘出する不妊手術を受けるのがもっとも有効な手段であって、それ以外にぜったいという予防法などないはずだ。

にもかかわらず、多くの人がなんの根拠もない迷信を信じている。信じているだけなら実害はないが、迷信を元に望まれない子犬や子猫を増やしているのは由々しき事態である。

先日たまたまネット上を徘徊しているときに、不妊手術をしようかしまいか迷っている飼い主さんのサイトにぶち当たった。「しようかとも思うけど、危険だとも聞くし、あまり前向きには考えられない」と書いてあったので、通りすがりで失礼とは思いつつ、いくつか獣医さんをまわってリスクとメリットについて話をよく聞いてから判断されたらいかがですか、とコメント欄に書いてきた。けっきょくその人がどうしたかは知らないが、少なくともきちんとした知識を持った上で、どちらにするかの判断を下してくれたことを祈るばかりだ。

どちらのケースも根本にあるのは同じことだ。「危険だと聞いたから」「病気になるっていわれたから」何がどう危険なのか、病気というのはなんの病気の話なのか、そういう部分が曖昧のまま迷信を信じて妙な行動をとる人はじっさい世の中多いのだ。ちょっと調べれば判ることだし、獣医に聞けば教えてくれる。ほんとうにペットを我が子のように愛しているというのなら、その程度のことは調べてみるぐらいはすりゃいい、と管理人などは思うのだが、じっさい、それすらやらない飼い主が哀しくなるほど多いのだ。

管理人の周りにはレスキュー関係者がとても多い。だから、不妊去勢手術はやって当たり前だという人がほとんどだ。だが、犬猫屋敷としては、手術をするしないは飼い主が自分で判断すべきだというスタンスをあえてとっていくつもりだ。最初に書いたように管理人自身は手術肯定派だし、自分の家のコたちにはできれば手術をする主義だが、だからといって手術をしないことイコール悪だとは思わない。なによりいまは、事情があるとはいえ自分の飼い犬に手術をしていない以上、何が何でも手術をしろとは、やはり管理人としては言えないのだ。

それに、不妊去勢手術をしないがためのリスクをきちんととって責任持って飼うのなら、手術をせずに飼うというオプションもあってもいいとも思っている。要は飼い主が、きちんとした情報を集め、考えて自分の愛犬愛猫にとって何がベストか見極めるべきだと思うのだ。

不妊去勢手術には、正直メリットとデメリットの両方がある。飼い主自身の考え方もあるだろうし、善悪で簡単に片づけられる問題ではないのだ。望まれない命が生まれてきて、それが簡単に処分されていく現実を目の当たりにしているレスキュー関係者にとって、手術をしないというオプションなど考えつかないだろうが、じっさいそういう現実を知らない人たちにそれを判らせるには時間がかかる。だが一方的に「手術をしないのは悪」と決めつけることで、かえって相手を硬化させることだってあるだろう。いまのレスキュー活動は「不妊去勢手術をする」ということが、犬猫をもらう最低限の条件になっているが、皮肉なことに、ほんとうにその必要性を理解してもらわなければならない人たちは、譲渡条件に合わないからと門前払いを食わされてペットショップなどに行ってしまうのだ。そこで「♀犬は1度出産させないと病気になる」なんて妙なことを吹き込まれ、愛犬を病気にしたくないとせっせと子犬や子猫を増やしていく。これって立派な悪循環だと思いませんか? 管理人はこれじゃまずいんじゃないかな、と思っている。

だからあえて、ぜったいに手術をしろとは言わないが、同時に管理人自身が姫を飼っていて経験した手術をしてない犬を飼うリスクと責任も、きちんと理解しておいて欲しいのだ。
(明日につづく)
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テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

ハウツー本の功罪

最近「愛犬を天才犬に変える」とかいう、これさえ読めばあなたもカリスマ飼い主的躾本を売るサイトからやたらTBが送られてくる。

おそらく犬をキーワードにやたらめったらTBを送りつけているのだろうが、あまりしつこいのでちょっと覗いて見たところ、ずいぶんごたいそうな値段の本なのだ。おまけに愛読者の声みたいなコラムもあって「嘘だろうと思ったけれど、藁にもすがる思いでこの本を買って読んでみました。翌日から実践したところ、なんと! 1週間ほどで見違えるような成果が!!!」てなことが書いてあり、これって女性週刊誌によくある「1ヶ月で15kgの減量に成功!!!」っていうのと同じノリね、と心密かにほくそ笑む管理人である。

別にこの「見違えるような成果が!!!」の人が嘘をついているとは言わないが、本1冊読んだぐらいで犬が劇的に変わるようなケースは、おそらく飼い主の接し方が根本的にものすごくまちがっていたのだ。それを直すくらいなら、最初から大枚はたいて躾本を買わなくても、しつけの基本みたいな内容のフリーのサイトはいくらだってある。そういうサイトを10カ所ぐらい徘徊して、そこに書いてある意味(手をどの角度に挙げるとか、何秒で褒めるといったノウハウじゃなくて、なぜそういう行動をとるべきかっていう理由の部分ね)をよく考えてみれば自ずと正解は見えてくる。

それにしても、日本人ってハウツーものがとことん好きだよな、と管理人はつくづく思う。犬の躾本にしても図解入りのわかりやすいものがいまや主流だし、この1冊であなたの犬が名犬に! みたいな本はほんとに巷に溢れかえっている。

ちなみに躾本を読んで変わるのは犬じゃなくて飼い主なんだがね。ほら、犬は躾本読まないしさ。だから正しくは「あなたの犬を名犬にする本」じゃなくて「あなたをまともな飼い主にする本」なのだが、なぜか世間ではこういう本を「犬の躾本」として売っている。そうじゃなくて正しくは「飼い主の躾本」なのね。まっ、仕事柄細かいところに難癖つけるのは、管理人の悪い癖だけど。

管理人も以前はこの手のハウツー本をいくつか手にとってみたのだが、いまはほとんど読まなくなった。なぜなら一般的なハウツーものは、しょせん一般的な話しか書いてないし、3冊も読めばだいたい内容は似かよったものだからだ。ちなみに管理人は英語日本語両方のハウツー本を読んでいるが、両方ともだいたい内容は同じだね。まっ、犬の飼い方なんてスタンダードは日本もアメリカもイギリスもたいしてちがいはないってことだ。

最近、管理人がよく読むのは訓練士や犬好きのマニアが書いているエッセイ集の類だ。たいていは自分が扱った犬のことや、歴代の飼い犬について書いてあるのだが、なかに「ああ、姫もこういう行動とるな」とか「なるほど、カイはこういう理由でああいうことをするわけだ」と思いあたる部分が出てきてけっこう勉強になることが多い。素人飼い主である以上、一生のあいだに出会える犬の数にはかぎりがあるわけだし、プロの訓練士さんのようにたくさんの事例を目にする機会はないわけだが、こういう本を読むんでさまざまなパターンを学ぶことで、管理人は犬飼い引き出しを増やしている。

たまに珍しい犬種に出会うと、あぁ~これが、あの本に書いてあったやつだな!と嬉しくなる。じっさい、ビーグルの吠え声がうるさいというのは知識として知っていたが、ほんとうのものすごさを知ったのは、姫が我が家に来てからだ。

犬のトレーニングのハウツーものに関しては、常時最新の話題作が翻訳本として出版される。だがこの手のエッセイというのはあちらでも一部のマニア向けの書籍だし、たいていそれほど売れることはないせいか、めったに翻訳されて出版されることはないようだ。結構おもしろいし、ためになるのになと管理人などは思うのだが、出版業界もいまはすっかり厳冬期なのでやはり売れない本は出さないのだ。

アメリカのアマゾンを覗いていると、ハウツー本にもそれこそ色々な種類のものがある。日本とのちがいは、問題行動に特化したそれが出ていることだ。「ビビリ犬を直す方法」「攻撃的な犬の対処方法」などほんとうにさまざまな本があり、それこそステップバイステップで細かく対処方法が書いてあるのが特徴だ。なかには、「成犬からの飼い方」「他の飼い主に飼われていた犬の育て方」などというsecond hand dogが当たり前の国らしい本もあり、羨ましいなと思うのだ。

日本で出ているハウツー本は、やはりパピーから飼うことが前提になっているものがほとんどだ。だから、成犬から飼って躾なおしをしようとするとノウハウじたいがわからない(じっさいは、パピーのやりかたと大して変わらないのだが、何も知らなければそれすらわからない)。だから多くの飼い主さんが、その対象年齢をすぎてしまうと躾なおしは無理だと思いこんでしまうのだ。

先日、散歩の途中で他の犬が怖くてたまらないというキャバリアの男子に会った。うちの2頭は興味津々でさっそく挨拶をしに行きたがったのだが、このキャバくん、デカ犬2頭の姿にすっかり怯え尻尾が脚の間に入ってしまった。うちの犬は、ほんとうに他の犬が大の苦手でと嘆く飼い主さんに、いくつですか? と訊いてみたところ

「もう2歳ですからね、治りませんよ」

という答えが返ってきた。2歳なんて一番トレーニングしやすい時期なのにね。このコは犬嫌いと諦めてしまわずに、ゆっくり少しずつ慣らしていけば数年後にはある程度は犬嫌いなんて治るのに。もったいないことだ、と管理人は思うのだ。

姫は4~5歳で、犬猫屋敷にやってきた。当初はオスワリもできないコで、お粗相の癖が抜けず、子どもが大嫌いで隣の公園に子どもが来ているといっては絶叫しまくっていた。

いまはオスワリフセができるようになり、トイレの失敗もヒートの時期を覗いてはほとんどなくなり、子どもが正面から1m以内に近づいてきたとき以外は尻尾も下げずに黙って通りすぎることができるようになった。

姫を世話してくれた保護団体の人は、もしかしたらあのまま姫を飼っていくことを期待したのかもしれない。だが、管理人は姫を引き取った時点で、問題があれば直して飼おうと決めていた。単に本の中での知識だったが、成犬の躾なおしは可能だということを知っていたからだ。じっさいにやってみて、やっぱり本に書いてあったことは嘘じゃなかったと実感した。

成犬から犬を飼おうという人が少ないのは、パピーがとにかくめちゃくちゃ可愛いというのも理由のひとつだが、もうひとつには成犬から飼うことのノウハウが確立していないという問題もあるのだろう。パピーから飼うためのノウハウは巷に溢れかえっているものの、成犬をどう扱っていいか手取り足取り教えてくれる人はなかなかいないのだ。じっさいにやらなければならないことはパピーとほんとうに何も変わらない。ただその犬が背負っている過去を想像してちょっとばかり工夫が必要になるだけだ。

そんなことを知っている人が増えるだけでも、じつは状況を少しでも変えることになるんだろうな、と管理人は思っている。成犬から飼う人が増えるだけではなく、いままでは「もう2歳だから直せない」と諦めてしまっていた人が、もう一度一からやりなおしてみようと思ってくれるだけで、放棄犬予備軍の数割はおそらくそのまま飼い続けてもらえるからだ。

遠い遠い道のりだがね。それでも何もやらないよりはちょっとマシ。少なくとも管理人はそう思っているのだ。

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くつや

友人が、ネット上で靴のアウトレットショップを開店した。

靴のアウトレットショップtagara

もともとファッション業界に縁が深いこともあって、アウトレット品の仕入れができる環境にあり(だから正真正銘ほんまもんのブランド品のアウトレットなのよ)以前から細々と商売はしていたのだが、今回本格的に店をオープンすることにしたのだそうだ。

っていうか、犬猫飼いが通うペットブログで靴屋の宣伝してどうすんだい!? って噂もあるのだが、そこは無理矢理こじつけの女王、犬猫屋敷の管理人である。

犬飼いが毎日欠かさずすることはなぁ~に?

それはお散歩。で、お散歩行くなら靴は履かんといかんでしょ? だから靴屋なんだよ。どーだ、参ったか!(←誰に言ってんだか(汗))

で、今回、犬猫屋敷の管理人一押しの目玉商品はこちら↓

http://www.tagara.jp/pic-labo/limg/DSCN5120.jpg


全体にカジュアルは少ないんだがね、この散歩用スニーカー(←勝手に命名)が1900円はお値打ちだね(^o^)

おまけに、4月いっぱいは開店記念で送料がタダになるそうです。いい響きだね「送料無料」。管理人はタダより安いものはないと思うね。

基本的には、リーガルのアウトレット品がメインなので、お父さんが会社に履いていく靴の品揃えが豊富だ。靴というのはほんらい足にあったものがいいわけで、そういう意味でネットで靴を買うのに抵抗がある人も多いだろう。そこでオンラインアウトレットショップの巧い使い方はこれだ。

まず、プロパーでリーガルのお父さんシューズを売っている店に行ってみる。で、気に入ったものを片っ端から試着する。自分の足にぴったり合うサイズを見つけたら、家に帰ってネットショップでそのサイズの靴を注文する。

リーガルのような老舗のブランドは、基本的に木型がほとんど変わらない。だから自分にぴったりのサイズさえわかっていれば、延々それを使い続ければいいわけだ。じっさい、会社用の靴はリーガル一筋数十年みたいな根強いファンも多いし、1足履きつぶしたらまた同じものを買うみたいな人には、こういう靴のアウトレットショップというのはまさに救世主なのだ。

アウトレット品というと正規品とはちがうB級品みたいな悪いイメージがあるものだが、じっさいこの店で扱っているアウトレット品は、素人目にはどこが悪いのかまったくわからない。ただよく見ると一カ所だけ傷がついていたり、デザインがちょっと古かったりする程度で、別に何も問題ないものばかりだ。だいたい、靴なんて1度履いたらすぐ傷がつくものだし、だったら最初からちょっと傷がついているだけで値段が恐ろしく安いのなら、それを買った方がお得じゃん?

我が家の可愛い愛犬、愛猫に美味しい餌とおやつを買ってやるために、毎日せっせと汗水たらして働いてるパパさんたちのために、この機会にぜひともカッチョイイ通勤靴をプレゼントしてあげるのはいかがかな?

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たかがリード、されどリード

以前の日記に書いた、唐突に上京してくる友人の職業はパティシエである。ゆえに、彼女と会うときは、ちょっとお茶を飲むだけでも「この店、空いてるから入ろう」というわけにはいかないのだ。なぜなら、一般人にとってはたかがおやつのケーキといえど、彼女にとっては貴重な研究の機会だからだ。なので、2人で一緒のケーキを頼むと怒られる。他人の作品を心ゆくまで眺めてその技を盗む機会をみすみす逃すということは彼女にとっては大きな損失になるからだ。

たしかに、管理人も仕事に関係することだと、以前のように純粋に楽しめなくなっているな、と思うことがある。ある時、ふとプロの目で冷静にそれを見ている自分に気づくのだ。それがいいのか悪いのか、首を傾げたくなるところだが、ともかくふつうの人の目から見ると何でもないことでも、プロの目で見ると色々と新たな発見がある。

ご存じのとおり、犬友の越後屋は手作り首輪の店をやっている。もともと本業は部品を作るエンジニアなので、首輪やリードも奴にとっては工業製品の一環だ。ゆえに商売を始める前に金具類の耐久性を計った実験データを入手し、力学的にそれらの部品が使用に耐えうるかの確認は怠らなかった。管理人が越後屋の首輪は可愛くて安価なだけではなく耐久性も申し分ないと太鼓判を押す理由はここにある。

で、その越後屋がまたもや妙なことを思いついて電話してきた。

「なあなあ、うちのリードせっかく手作りのオーダーメイドなんだからさ、好きなサイズでお作りしますってして、寸法を入れて注文するようにしたらいいと思わない?」

たしかに、使いやすいリードの長さというのは飼い主と犬によってまちまちだ。たとえばうちのカイと姫だけを見ても、体高が5cmほどちがうだけでベストのリードの長さというのはじつは微妙にちがってくる。

「いいアイデアだとは思うけど、ふつうは何センチですか?って問い合わせが殺到してたいへんなことになると思うがね。とりあえず標準は決めておいたほうがいいんでないかえ?」

「そうか、やっぱりそういうことになるかなぁ~」

ちなみに、越後屋製のリードの標準の長さは150cmと決まっている。とりあえずこのサイズなら大型犬から小型犬までいちおうカバーできる長さである。だが、もちろんオーダーメイドで好きな長さで作ってもらえると知っている管理人などは、毎回自分の好みに合わせてオーダーするのだ。いまや、越後屋のデータベースのなかに、犬猫屋敷仕様という分野ができているのである。

ふつうの人は、リードの長さなどにはこだわらない。たいていは柄を選ぶのがまず優先で、店で売っている市販品の長さ(いまは130cm~150cmが標準だ)のものを買ってそれに疑問すら持たないだろう。だが、じっさいリードというものはその犬と飼い主の体型、使う目的などによって数種類用意するのがよいと管理人などは思っている。

たとえば、身長180cmの飼い主がチワワやヨーキーなどの超小型犬を連れて歩くのと、150cmの小柄な人がアフガンハウンドを連れて歩くのでは、とうぜん使いやすいリードの長さはちがってくる。また人混みを歩くときはトラフィックリードと呼ばれる短めのリード(80cm~100cm)が便利だし、逆にツケやコイのトレーニングをする場合はちょっと長めのリード(180cm~200cm)を利用するのが好ましい。ノーリードにするわけにはいかないが、ある程度犬を自由に遊ばせるときは3m~5mのロングリードを使うのもいいし(ただしコイのコマンドが入っていることが大前提だ)ともかくリードというのは状況によって使い分けるべきものだと管理人は思うのだ。

近ごろ、犬猫屋敷の周りでもジャック・ラッセル・テリアを飼う人がとても多くなった。よく散歩で会うジャックはたいてい6ヶ月前後の子犬で、なぜか皆いちようにフレキシブル・リードをつけている。最近は量販店のペットショップで「ジャック+フレキシのお買い得セット」が売られているのだろうか、とマジで管理人は思っている。それほどフレキシをつけたジャックの子犬とやたらとすれちがう昨今なのだ。

フレキシの危険性については以前も記事にしたのだが、あいかわらず世間では「あれは便利そうだ」とフレキシを愛用する人が多いようだ。正直、犬と飼い主の状況を見て、「お宅にはまだフレキシは危険ですよ」と言うぐらいの骨のある良心的なペットショップが増えてくれればと思うのだが、じっさいは売れるとなったらどんな客にでも売るのが商売だ。なので買う方のこちらがきちんとした知識を持たないと犬に大きな危険が及ぶ。

フレキシが、使いこなせる人には非常に便利でよい道具であることは管理人にも異論はない。じっさい我が家にもフレキシはあるし、ときには状況に応じて利用しているのも事実である。だが、たとえばうちの場合だと姫にフレキシは使わない。万が一フレキシが手から離れてしまったとき、姫がコイのコマンドに従って100%戻ってくるという保証がまだないからだ。

現代日本はペットブームが花盛りで、人間顔負けの高価な犬グッズがちまたに溢れかえっている。そんなもん犬に必要かい?!と言いたくなるようなものも少なくない。そういうものには金を惜しまない飼い主が、なぜか首輪やリードといった犬が毎日使うものをきちんと吟味して選ばないというのはやはり妙だと管理人は思う。首輪やリードは、やはり軽くて犬に負担がかからず、飼い主も使いやすいものがベストだと思う。管理人のように汚れたら洗えて、色んな柄を楽しみたいという飼い主は、越後屋製のような布製のものを選べばいいし、値段が高くても長く使えるものがいいと思うのなら、軽くて肌に馴染むよい革製のものも売られている。

ほんとうに使いやすい長さのリードを決めるまで、じつは我が家でも数十本のリードを試した。おかげでうちにはスペアのリードが家中に転がっている。

たかがリード、されどリード。リードは犬を飼う人が毎日必ず使う道具だ。それに大事な愛犬の安全を守る大切な道具でもある。だから、たかがリードにだって、ぜひとも、とことんこだわって欲しいのだ。店でリードを買うときは、その長さや持ち手の握りやすさや金具の重量を手にとってちゃんと吟味して選んで欲しいと管理人は思う。いまは驚くほど安い値段でもリードが買える時代だが、安いリードの中にはナスカン(首輪につなぐクリップ部分)の耐久性に問題があるものもある(犬具用として作られているものは汎用のものより耐久性が高い)。

ふつうの人の目から見ると何でもないものが、プロの目で見るとちがって見える。

犬を飼うすべての人が、プロの目で犬具を選んでくれるといいな、と管理人は思っている。

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飼い主バカならうなずく一冊

きょうは最近管理人が読んだお薦め本の話。

たまたま犬関係の本の一覧を見ていて衝動買いした中のヒット作がこの本だ。



題名を見てもわかるようにこの本のテーマは、いかに犬に対して飼い主バカになれるかだ。「犬バカ度を測る10の方法」という題名はついているが、別にチェックリストがついているわけではなく、内容は単なる飼い主バカのエッセイである。だが、この飼い主バカ、そんじょそこらの飼い主バカとはレベルがちがう。

はっきり言って犬を飼ってない人の目から見ると、この飼い主夫妻は完璧に頭がいかれている。ゆえに、犬飼いの目から見ると腹を抱えて笑わずにはいられない。

彼らの愛犬ウェンデルは、他人から見れば単なる犬だが、夫婦にとってはとうぜんのことながらわが子である。ゆえに誕生日にはケーキを用意し(犬飼いならばとうぜんだろう)、お友だちを呼んで誕生日パーティーを催し(何が悪い!)水泳教室に通わせ(泳げなかったのは先生の指導の仕方が悪かったからに決まっている!)クリスマスにはパウマークで飾ったクリスマスカードに欲しいプレゼントのリストを添えてサンタさんにお手紙を出す(わが子にプレゼントが届かなかったらどうするつもりだ!)。

ここまでは、ごくふつうの犬飼いとしてとうぜんやることばかりだろう(←すでに一般常識からかけ離れている点はこの際無視)。だが、殺鳥事件の犯犬となったわが子の犯行を隠すため、夜中に夫婦揃って黒装束で死体の処分に向かうくだりや、迷子ポスターをスーパーで見かけ、もしもわが子が迷子になったらと思っただけでパニックを起こし、さっそく迷子札をあつらえたはいいが、とても1枚には思いのすべてを書ききれず、けっきょく迷子札を6枚も作ってそれをじゃらじゃら犬に下げさせているところはさすがの管理人も唖然とした。

さすがに本を出すほどの犬バカは筋金入りの犬バカである。

あまりのくだらなさに呆然とはするのだが、他人から見るとたかが犬を家族に持つものには、多かれ少なかれその気持ちがわかるのだ。だから、くだらない、何やってんだこのバカ夫婦と思いつつも、ついつい引き込まれてしまうのだ。

この本がおもしろいのは、筆者がそうとうの犬バカでありながら、犬バカである自分をどこか冷静に見ているからだ。たしかにウェンデルはまさに彼らの子どもなのだが、犬を変に擬人化してわけもなく高価なものを買い与えるだけで満足している妙な飼い主とはひと味ちがう。飼い主自身が犬を喜ばせたいと心から思っているから、その奇妙な行動も微笑ましく見えるのだ。

各章の終わりに「犬バカの10種族」という典型的な10パターンの犬飼いについての短いコラムがついているのだが、これがまたおもしろい。いるいる、こういう飼い主!とばかりに日本もアメリカも犬飼いは同じだと思わず声をあげて笑ってしまう。

読んでもとくにしつけの勉強にはならないし、この本から得るものなどおそらくなにもないだろうが、犬にまつわる暗い話が多い昨今、ちょっとめげた気分のときにはぜひ手にとって欲しい一冊だ。
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発想の転換

どんな場合でも苦手を克服すべく日々精進するのは犬を飼う上でとても大切な姿勢だと管理人は思っている。別に姫に、このフラットと仲良くお尻の臭いを嗅ぎあえとはいわないし、管理人もこの飼い主と仲良く談笑したいとは思わないが、せめてお互い無視して通り過ぎるていどの関係にはなりたいのだ。それに、ここでこれを克服しておけば、やがてどこかで会うであろう次の姫の気にくわない犬に会ったときも、対処する方法を身につけられる。

というわけで、管理人はふたたび頭を使ってどうしたらいいかを考えた。

ギャン吠え犬に吠えるのを止めさせるのは難しい。つまり、吠え始めてしまうとそれを止めさせるのはたいへんなのだ。これは、管理人が長年の犬飼い生活で学んだレッスンである。ゆえに、最初から吠えさせないということが重要となってくる。

犬を吠えさせないための常套手段は、その場にオスワリマテをさせて、犬の意識を飼い主に向けさせることだ。そんなことはどんな躾本を見ても書いてあるし、どのトレーナーに訊いてもそうすべきだという回答が返ってくる。だが問題は、ふつうの飼い主にとって、そばを犬が通りすぎた瞬間に愛犬の意識を自分に集中させじっとオスワリマテをさせるのが何より難しいということだ。そこで「オスワリマテ」といっただけで、おとなしく座って待てるような犬だったら、最初からこんな苦労はしていない。

姫の場合は幸い、いったんオスワリをさせられれば、その後はある程度集中して待つことができるようになっている。ならば、とにかく何でもいいから姫を座らせてその注意を管理人のほうに向けさせればいいはずだ。

むろん、管理人に注意を向けるといった場合、理想としては管理人の目をじっと見つめ、「次に何をすればよろしいでしょうか、ご主人さま?」と期待でウルウルした目をしてもらえれば言うことはないのだが、姫がよくできたメイドみたいにそこでアイコンタクトができるような立派な犬であれば、むろん最初からギャン吠えに悩んだりはしないのだ。だからこの際、注意を向ける場所はおやつが出てくるポーチでも、ベイトを握った右手でもかまわない。

ちなみにツイテのお稽古を初めて早1年あまり、あいかわらず姫のなかの管理人の順位はレバー、ポーチに続く第3位である(そのときのいきさつはこちらを)。いつまで経っても牛の臓物と張り合っている情けない飼い主なのだ。

だが、この際そんなことはいってられん。もし姫がじっと座ってフラットをやり過ごしてくれるのなら、管理人は牛を背負って歩くのも厭わない。

というわけで、ここ数ヶ月管理人はさまざま方法を試してみた。問題のフラットをやり過ごすのに安全な距離を測り、さまざまな食材をベイトとして試し、声の調子を変え、最後は首輪にジャークを入れることすら試してみた。だが結果はどれも思わしくなかった。あいかわらず姫はフラットとすれちがうたびにギャンギャン大騒ぎを続けたのである。

はてと……他にどういう手段があるだろうか?

そこで、ふたたび根本に立ち返って考えてみた。姫という犬はセントハウンド(臭いを追うために作られた猟犬)の血を濃く引いているだけあって、臭いにはとにかく敏感だ。つまり、姫の知覚のなかでは臭覚が飛び抜けて発達しているということだ。じっさい、オスワリやツケをさせているとき姫がコマンドを無視して突進するのは、たいていどうしようもなく魅力的な臭いを追うときで、そうなるとイグアナと化した姫にふたたび上を向かせるのは至難の業なのだ。

つまり一番敏感な臭覚を刺激するのが姫には一番効果があるということだ。

たしかに、ただの乾きもの(ジャーキー類)を使うより、牛レバーを使った方が姫は管理人の言うことをよく聞くようになる。同じ牛レバーでも、ただ冷蔵庫から出しただけより、ちょっと炙って臭いをたたせたほうがより一層効果が上がる。つまり、姫にとっては臭いで釣るということが何より効果的なのだ。ゆえに数メートル先からでもわかるぐらい臭いのきついベイトを使えばおそらく姫はどんなときでも管理人に意識を集中させていられるのだろう。だが、問題は管理人自身が臭い人になって毎日暮らしていきたいかという点なのだ。

発想の転換。遠い距離でも臭いがわかる臭いものを使わなくても、距離を短くすればいいのではないか?

そこで、次に問題のフラットに会ったとき、試しに鼻の穴に突っ込まんばかりに姫の鼻先にジャーキーの束を押しつけてみたのだ。

ピンポンピンポンピンポ~ン♪

これは、大正解だった。敏感な鼻先に大好きなおやつを突きつけられた姫は、まさにうっとり恍惚の表情となり(目は鼻先を注視するのですっかり寄り目)横を天敵が通りすぎるのにも気づかず、じっとジャーキーを見つめ続けてその場に座っていることができたのだ。ちなみにいったんベイトに意識を集中させれば、その後はおやつを鼻から離していつもの位置で持ってもまったく問題はなかった。

Good Girl!!!!

言うまでもないことだが、管理人は専門的な犬のトレーニング方法など何も知らない素人だ。たまたまうちの姫にはこの方法が最適だったというだけで、これがどんな犬にも当てはまるわけではないし、ましてや鼻先にベイトをすりつけるというのは即効性はあるが、同時にダウンサイドもある方法だ。何より、ベイトを外すという次のステップに行くときに相当時間がかかるだろう。それに、もろに餌で釣っているというそのやりかたは、はっきり言ってみっともない。じっさい、通りすぎるフラットの飼い主が「何をやってんだか、あのバカ飼い主」という目で見ていたのを、管理人は見逃さなかった。

でも、とりあえずこれで姫は天敵に吠えかからずに巧く相手をいなすことができるようになったのだ。吠えないでいてくれないことには、吠えずに通りすぎることが良いことだと教えることも不可能だ。

どこの躾本にも書いてない、ちょっとおかしなしつけ術。管理人と姫のオリジナリティーあふれるトレーニングはこれからも続いて行く。

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ギャン吠え犬に悩む

姫には困った癖がある。もともとビーグルの血を引くせいか声がやたらとデカイのだが、散歩の際にすれ違った犬に対して、時たま勘弁してくれといいたくなるような大声で叫ぶのだ。

俗に言うギャン吠え犬である。

世間の常識に照らし合わせると、これは直さねばならぬ問題行動ということになる。

他の犬と仲良くなれない、素人さんが思うところの「犬嫌いの犬」というのはたいてい恐がりのビビリのコが多い。犬が嫌いというよりも、犬に慣れていないというだけで、幼少のみぎりから他の犬とふれあってお友だちを作っておけば回避できる現象なのだが(もともと群で生きる犬に犬嫌いがいるわけはない)他の犬に吠えかかる困ったちゃん、じつはこの国には多いのだ(比較的他の犬を受けいれない和犬の性質も少しは関係するかもしれない)。

ちなみに、最初に我が家で飼ったDukeは、辞書の挿絵に使いたいほどの筋金入りのギャン吠え犬だった。当時、犬という動物が何たるか何もわかっていなかった素人飼い主は、ごたぶん漏れず「うちの犬は犬嫌い♪」と変な勘違いをしたまま、それを直すための努力もせず、けっきょくDukeは1頭も犬のお友だちができないまま、虹の橋を渡っていった。

いまに思い返せば、可哀想なことをしたと思う。小さなころからちゃんとトレーニングしてやれば、きっとすぐに直すことができたはずなのに。

いつもきちんと準備を怠らず、最初から完璧に何でもこなすスーパーマンとはちがって、管理人のような凡人は失敗からしか学ぶことができない。ゆえにギャン吠え犬Dukeを育てた経験から、犬とすれちがうたびに、ガンガン吠える犬を飼うのはたいへんだぞということを学習した管理人は、ツチノコ兄弟に関しては、パピーの頃から犬と人(Dukeは人に対してもギャン吠え犬だった)にとにかく慣らす訓練をした。おかげで、兄弟の場合はどんな人でも大好きで、犬に関してはほぼ9割誰とでも仲良くなれるとても飼い主孝行の犬に成長した。

姫の場合もほぼ7割はOKなのだが、どうしてもダメな相手というのがいるらしい。よく観察してみると、自分より遙かに大きな犬というのがネックで、そのなかでも「こいつは嫌い」という何らかの基準があるようだ。

人間どうしでも、どうも相性の悪い相手というのはいるものだ。何がどうというのではないのだが、最初に会ったときから「こいつとは合わねぇ~な」と思う相手というのはどんな人でもいることだろう。だから、犬に対しても、すべての相手と仲良くしろといういうつもりはないのだが、その「合わない相手」がたまたま頻繁に散歩ですれちがう犬となると、ちょっとばかし困った事態になってしまう。

姫が、とにかく大大大っ嫌いなフラットがいる。どうやら朝の散歩時間が一緒のようで、その時間帯にあたってしまうと、ほぼ毎日公園のまん中あたりですれちがうことになるのだ。ちなみに相手は、そうとう大柄なフラットの♂である。で、姫は我が家に来た当初から、そいつのことがとにかく気に入らなかった。

姫が犬猫屋敷に来た当初は、自分より大きな犬に対して、ともかく毎回ギャンギャン吠えまくっていたので、管理人もさして気には留めていなかった。ところが、少しずつ訓練を重ね、ゴールデン、ラブ、ハスキーとだんだんと大丈夫な犬が増えて来たにもかかわらず、このフラットに対してだけは、あいかわらず毎回会うたびにギャン吠えを繰りかえすのである。

姫ったら、あのフラットのことがともかくめちゃくちゃ嫌いなわけね。

ふつうなら、話はここで終わるのだ。できれば、なるべく会わないように時間をずらし、ぜったいにそばを通らないよう気をつければ済むことだ。だがね、それでもやっぱり会うときは会ってしまうのだ。そのうえ、たまに会うごとに姫のギャン吠え状態がひどくなっているような気がするのだ。それにはたぶん、きちんと説明がつく理由がある。

このフラットの飼い主さん、たいへんきちんと犬をしつけしているおそらくじつに優秀な飼い主だ。ゆえに、姫のようにすれちがう犬にギャン吠えするようなコを育てた管理人のようなダメな飼い主を見ると、心の底から軽蔑したくなるらしい。毎回、姫が吠えるたびに深々と頭を下げて謝る管理人に対し「何なのかしら、あの犬の飼い方」といわんばかりの冷たい視線を投げかけて通りすぎていくのである。

そう、姫がこのフラットを苦手とするように、管理人もじつはこのフラットの飼い主がとても苦手なのだ。だから、彼らの姿が視界に入ると、「あぁ~また吠えちゃったらどうしよう!」とドキドキハラハラしてしまう。その緊張が姫に伝わるせいで、姫のギャン吠えがますますひどくなってしまったのだ。

というわけで、管理人は「姫のフラット苦手克服計画」を立てた。もっと厳密にいえば、「管理人の苦手なフラット飼い主克服計画」である。

(つづきは明日)


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また自慢かい?!

最近、別の話題が続いていて、我が家の中年コンビは果たして元気にしているのか、とご心配くださるかたのために……

うちの奴らは、おかげさまでめっぽう元気です。

姫さん、数日前から年に2回の「とびっきり可愛いモード」に入っているため、室内マーキング癖が復活中。昨晩は、風呂から出てきたら、またもや玄関の三和土にお印をつけていたため、床に這いつくばっての掃除で管理人はすっかり湯冷めをいたしました(涙)

ったくもぉ~!!!! 姫にちゃんとトイレの場所を教えられなかった前の飼い主、ちょっと顔貸せ! 一発殴ってやらないと気が済まん!!!

もとい……

先日飼い主馬鹿の管理人がブログで吹聴していた姫さまの、うんP処理中オスワリ芸のその後だが、最近は、あの強情で頑固で嫌なことは一切やらない主義の黒い方までが、うんP処理中は横で座っていると特大のジャーキーがいただけるということにほんの少しだけ気づいた模様。

かなり前進じゃん。Good Boy♪

むろん、まだ気づいただけで確信にはいたっていない。ゆえに、成功率は15%という低さである。

一般的に言えば、まっ、まぐれという言い方もできるのだが……

当初、先日の記事に書いたように、カイは姫がご褒美をもらっている気配に飛んできては隣に座って「ちょうだい、ちょうだい」とやっていた。ここで、以前の管理人ならばここでカイの目一杯のおねだり顔に負けてついついおやつを出していたのだ。

だが、もうそんなことはしない。なぜなら管理人は8年前よりはずっと進化したちょっと良い飼い主になっているからだ。可愛い愛犬のラブリーなおねだり顔を無視できるだけの分別がついただけでも、飼い主馬鹿の管理人としてはそうとうの進歩と言えるだろう。

だってさぁ~カイのちょうだい顔っていったら、ホントに世界一可愛いらしくて、もう飼い主はめろめろになっちゃうんだから(←救いようのない飼い主馬鹿)。

心を鬼にして、最後の最後にやってきて前で座ってみせるカイザーのことは無視して、姫だけに褒美をやって褒めるということを数日続けてみたところ、賢いカイザーさんはどうやらおやつが見えたら飛んできて座るだけではもらえないのだと気がついた。

ここで、犬の行動はいくつかにわかれる。

どうせ走ってきてももらえないのなら、行くのすら止めようと思うパターン(ちなみに、DJはこのタイプだった)。それでもしつこく粘って何とかおやつをいただこうと頼まれもしないのにあれこれ芸をするパターン(姫ちゃんはこれ)。そして、なぜもらえないのか、どうしたらもらえるのかを周りを観察して考えるパターン。

そう、カイザーというコはパピーの頃からこうやってさまざまな芸を覚えてきたのだ。いつも優等生のディーがすぐそばにいたせいか、ディーがやっていることを見て、それを真似するという技術を自然に会得したのである。なので、今回も姫がじっとオスワリしてその結果大きなおやつを口に入れてもらっているのを見て、そうか! と悟ったらしい。

他に興味をひかれるものがなければ、「Sit」の号令に従ってその場に座りこみ、管理人がうんPを拾い終え、袋をバッグにしまうまでおとなしく座って待つことができるようになった。

なぁ~んてお利口さんなんでしょ、うちのコってば♪(←飼い主バカは死ななきゃ治らない)

むろん、まだ「こんなことできます」と言えるレベルまではほど遠い。だが、数回でもできれば、あとは成功率を上げるべく日々精進していけば、いつかはほぼ確実にできるレベルまで完成度を高めるのも夢ではない。

8歳と4ヶ月にして新たな芸を身につけつつある我が愛犬の成長に目を細めつつ、そんなことは1歳で教えておくのが常識だという世間の声は聞こえないふりを決め込む脳天気な管理人である。

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追伸:うんPアンケートの中間報告が発表されました! 姫さまによる講評も一緒にお楽しみくださいマシ♪
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リンク再開いたしましたm(_ _)m

すでにお気づきのかたもいらっしゃるかと思うが、このたび犬猫屋敷ふたたび相互リンクを募集することとあいなりました。

しばらく休んで復活した当初は、人間関係のゴタゴタにうんざりしていたのでもう人とは関わり合いになりたくないねモードに入っていたのだが、うちからは一切リンクはしないと無礼なことを言ったにもかかわらず、それでもご親切にリンクしてくださる皆さんに対して、やっぱりこちらからもリンクを貼るのが礼儀ってもんでしょ……と管理人なりにちょっと反省したわけだ。おとなだね、管理人。Good Girl♪

で、とりあえず知っているかぎりのサイトを回って、現在リンクを貼っていただいていただいている相手先をピックアップしたのが今回あげたリンクリストである。だが、どう考えてももう少しあるような気がしてならないのだ。Googleさんに言わせると30ほどあるらしいのだが、どう数えても10ちょっとしか見つからなかった。

というわけで、もし「うちもリンクしてるのに貼ってくれなかった!」と言うかたはお手数ですがご一報ください。意図的に外したわけじゃないんでね。ちゃちゃっと探して今回これしか見つけられなかったっていうそれだけ……

で、現在リンクさせていただいてるサイトの簡単なご説明おば……
(ちなみに順不同です。見つけた順番にあげてるからさ)

* ゆぅべの日記
なぜこのサイトが!?と見た人が全員思うことだろう。だって犬なんてどこにも出てこないし。でも考えてみれば管理人も立派な犬ヲタクなわけよ。ヲタクの興味の先がちがうってだけでね。思いっきり別の次元のマニアックな世界に浸れます。管理人の元同僚なら、おおっ、このブログはもしや!って新鮮な驚きにうちふるえるはず。

* 色即☆是空
犬の里親探し業界では知る人ぞ知る(知らない人はまったく知らない)ご存じ満月さんのサイトです。犬の保護活動って心優しい良い人が、一生懸命がんばってまぁ~す♪みたいな変な誤解をしているそこのあなた、ぜひこちらのサイトをご覧ください。フツーの人がフツーにやってもちゃんと命は救えるのよ。ときどき吐血しながらまじめな話もしてますが、酒かっくらって暴言も吐いてます。個人的に、文句なしに好き♪あっ、いやだぁ~告っちゃった(^_^;)(←満月嬢が大嫌いな顔文字)

* 道(めざせビーグルの★)
ある日思ってもみなかった苦情の貼り紙が!? 一念発起したTerryママは愛犬ビーグルとともにしつけ教室にGO! 毎日一歩ずつ着実にビーグルの★への階段を昇っていくTerryくんと飼い主さんの奮闘ぶりが微笑ましい日記です。

* 手作りわんこグッズの店Shy Dog
いわずと知れた犬猫屋敷御用達の手作り首輪ショップ。店長越後屋文左衛門は慣れないサラリーマン生活に疲れているのでしばらく更新が滞り気味だったが、最近影の店長が更新作業をしているせいか、ちょくちょく覗くと、地道に色々更新されてて楽しいかも♪ そろそろ春の新柄がどんとお目見えするはずなんだが……期待してこまめにチェックしておくれ!

* Rex君の恐竜日記
恐竜と呼ばれた大型犬と初めて犬と暮らす飼い主さんの奮闘記。おやつ大好き、めちゃくちゃ元気者のRexくん、現在は保護した迷子犬ゴン太と一緒に、あいかわらず元気にやってます。ゴン太の飼い主さん、早く迎えにきてくれぇ~

* ワンコライフ
姫がまだ「ペコ」と呼ばれていた時代、一緒に旅行に行ったりして姫の里親募集時代をよくご存じのべこままさんのサイトです。有名なビビりっコのベスコタコンビがさ……もうめちゃくちゃ可愛いっすよ。生ベスコタもたまらんがね。たいていはなれない場所で会うせいか、いつも2頭とも固まってるけど、もう舐めたいくらいに可愛いんだわ。で、それとはちがって日常生活でふつうにのびのび犬やってるお二方を見るたびに、ビビリってけっきょくは新しい環境に慣れるのがちょっとばかし苦手ってそれだけなんだなとつくづく思います。うちのコはビビリだからって悩んでいる人、必見。無理矢理ビビリを直すこたぁ~ないよ。ふつうに生活していくうちに、少しずつ新しいものに慣れていけばそれでいい。そういうほんわかした犬飼い生活をのぞける日記です。

* 三度の飯より犬が好き
管理人もいいかげん自分のことは飼い主馬鹿だと思うけど、リリーpapaには負けるね。まさにおでこに「リリー命」って透明のタトゥーが入ってる状態。リリーが人間の娘じゃなくてほんとうに良かった。お年頃になったら、まちがいなく男からの電話を叩き切るタイプのオヤジだよ、リリーpapa(汗)
まっ、papaさんがリリーに夢中になる気持ちもわかるのだ。なぜならほんとうにリリーちゃんって目のなかに入れても痛くないほどカワユイヨーキーだから。ヨーキーといえば、ギャンすくうるさく吠えまくる気の強い犬という悪い印象がある管理人だが(残念ながらうちの近所にはこういうヨーキーが多いのだ)リリーちゃんはマジでおとなしくて、人なつこくて、犬にもちゃんとなつこくて、ホントにホントによいコという以外の感想が出てこないパーフェクトなお嬢さまなのだ。その愛犬自慢をひたすら続ける飼い主馬鹿サイト(←褒めてるつもり)、お薦めだよん♪

* HANA-SAKU
うちの隠し子ハナとサクラのために飼い主が作った飼い主馬鹿サイト(←だから褒めてるんだってばぁ~)懐かしいハナの子犬時代から野生児サクラがやってきてあれこれやらかす2頭の全歴史がこのサイトに詰まってます。管理人の長年の友人であるハナサク父母とのお出かけ写真、旅行の話、はたまたごくごく日常の生活まで、ふつうの犬飼いのふつうの生活がのぞけます。何しろ長年の家族ぐるみのおつきあい、ときに我が家のうる星やつらも登場しているところも必見(けっきょく管理人が一番の飼い主馬鹿?)!

* ωω The hips of a lovely peach ωω

これまたごくごくふつうに里親募集をしていたかたのサイト。いまは猫のまちゃむねくんが家族に加わり預かりボラさんは止めてしまわれたのだが……いいのか、旦那さん猫アレルギーなのに!?
奥さま、それあまりにも下品です! いやぁ~グロすぎます!!! でもやっぱり好きです♪ すみませんm(_ _)m

* 救え! 広島ドッグぱーくのわんこ達(私設応援団)
もともとは、昨年の広島ドッグぱーくの事件を期に立ちあがったレスキューサイト。現在は広島の件が一段落ついたこともあって、他のレスキューにも目を向けられている。広島の件は、正直非常に後味の悪い結末だったが、今後この国のレスキューがどういう方向に向かっていくのか管理人としてはやはりきちんと見ていきたいなぁ~と思っている。

* 犬猫屋敷いただき物の部屋
人づきあいの悪い管理人ではあるが、我が愛犬たちのためにいくつか会員証などをいただいたこともあるのね。そのいただき物の部屋、本館のなかにございます。

というわけで、リンクしてくださっている皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い致しまするm(_ _)m
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ライブ行く人、この指とぉ~まれ♪

数日前、姫をもらって以来の犬友であるワハ母からお手紙が届いた。

このe-メール時代に郵便局のオジサンがわざわざ持ってきてくれる、ほんまもんの『お手紙』である。で、なかを開けると「父ちゃんがまたライブをやるというもので、よろしかったらいらしてね!」というお手紙とともにワハ母お手製のチラシが数枚入っていた。

お誘いいただいたのは嬉しいが、さてこのチラシ、どうしたらいいものか。

手紙には「チラシは作ったんだけど、事情があってサイトにはあげられません」と書いてあったのだ。はて、その事情とは? ネット上で派手に宣伝するのはまずいってことだろうか? それとも前回のライブでこのデジタル時代になぜかカセットテープが回っていたのと同じ「事情」なのだろうか?

訊こう訊こうと思いつつ日々の雑事にまぎれて確認が遅くなってしまったのだが、ようやくメール(もちろんe-メールね!)で連絡がついたとき、ワハ母はこう宣ったのだ。

「スキャナーで取り込むところまでは、何とか自分でできたのよ。でもこれをどうしたらいいんだろうって考えはじめたらわからなくなっちゃって……だから取り込んだファイルはそのままPCのなかで眠ってる」

ただそこに置いておくためだけならば、スキャナーで取り込む必要もなかったと思うのだが?

ついでに言えば、印刷したチラシでなく、取り込んだファイルのほうを管理人に送って欲しかったね。その旨伝えたところ

「無理、ぜったいに無理。送れるわけないと思う」

というじつにやる気のない答えが返ってきた。まったく。誰だって最初は初心者なんだから。やってみなきゃできるかどうかわからんだろうが!

「やらずにできないとほざくのなら、もうライブの宣伝なんかしてやんないからね!」

「うっ……(涙)やります、やりますってばぁ~」

まっ、無理だったらこっちで取り込めばいいやとは思っていたのだ。ところが、1時間もかからないうちにちゃんとpdf版の画像ファイルが管理人のもとに届いたのだ。

Good Girl! やればちゃんとできるじゃん!

で、その問題の母ちゃん特製のチラシはこんなの↓

ottos.jpg


なかなか良いできだと思わない? ちなみに印刷したものをスキャナーで取り込んだため、どうしても印刷ムラとインクにじみが見えてしまっていまひとつ圧縮したときにきれいに仕上がらなかったので、

「できれば印刷前の画像ファイル、送って欲しいな」

と言ってみたのだよ。そしたらね、当たり前のようにこんな答えが返ってきた。

「ワタクシの場合、元ファイルは紙です」

……だったね。忘れてたよ。またハサミとセロテープを駆使したんだねアンタ(汗)(←ハサミとセロテープの意味がわかるあなたはそうとうヘヴィーな犬猫屋敷マニア♪)

で、そんなことはどうでもいいのだが、ともかくこんどの土曜日3/10に六本木でワハ父がライブをやるっすよ。前回の経験からいくと、管理人達世代には懐かしい曲あり、オリジナルあり、そのうえめったに聞けないワハ父の語りありでなかなか楽しいイベントだす。そのうえ、今回はとってもステキなステージ衣装で登場するみたいだし(←勝手に決めてる)。

管理人はいまのところたぶん行ける……はずなんだけどね。またいつものクライアントさんがご無体な注文入れてこないかぎり……だけど。

土曜日の夜、たまには六本木でいっぱいやりながら懐かしい音楽に酔いしれたいってかたは、ぜひとも足を運んでみておくれ!

印刷用チラシはこちらから
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ウルトラマン幻想

こうしてみると、AAが犯した失敗は現在のこの国の動物保護活動が抱える問題のまさに縮図だと管理人は思っている。その根底には、「自分たちは良いことをしているのだから」という甘えの構図が見え隠れする。

「良いことをしているのだから、これくらいは大目に見てもらえるだろう」

「良いことをしているのだから、こんなわたしを批判するのはおかしい」

「良いことをしているのだから、黙って見逃してくれてもいいだろう」

だが、それじたい大きなまちがいなのだ。良いことをしているというのは、あくまでも保護団体側の言い分であって、世の中にはそれを良いことだと思わない人だって存在する。たとえそれがほんとうに「良いこと」であっても、世間一般の基準に照らし合わせて非常識な行いは批判されてもしかたがない。ましてや、そうなった事情を誠心誠意きちんと説明せずにうやむやにしてしまったら糾弾されるのはやむを得ない。

だから、管理人は別にAAを擁護するつもりはないが、かといって息の根を止めるまでたたきつぶせとも思わない。最初に書いたとおり、AAがどうなろうと、体制に影響はないと思っているからだ。

ただ、おそらく他の団体なら二の足を踏んだであろう今回の広島の現場に乗り込んでいって、ともかく500頭もの犬を一時的に保護し、その多くに新しい飼い主を見つけるきっかけとなった活動に関しては、それが金目当てであろうが、功名心に突き動かされたものであろうが、ともかく一定の評価はすべきだと思うのだ。

そして、AA側の問題はさておいて、管理人も含めて傍観者として見ていたわれわれの側には、ほんとうに何も問題がなかったのだろうか?と思う部分もじつはある。

具体的にいえば、保護団体というものの存在を、すべての悪を退治するウルトラマンだと信じていた節はないか、ということだ。

たしかに、保護団体はこういった現場に乗り込んでいって、その場の責任者(こいつがバルタン星人ね)と交渉し、犬の所有権を放棄させてそれぞれの犬に新しい飼い主を見つけるカッコイイ役柄を演じる。だから○○という団体が現場に入って交渉していると聞くと、これですべては万々歳だと素人としては思いこむのだが、じっさいはそんなに単純な図式では済まないのだ。たとえば、不適切多頭飼いの現場処理の場合、何年もその場に通って地道な交渉を続ける場合もある。一度に引き出せる犬の数は数頭で、そんなことを何年も続けてようやく1カ所の処理が終わるのだ。

それはとてつもなく地道な作業だ。何も知らない人たちは、なぜぜんぶ一斉に助けてやれないのか? その場に残されたコたちが可哀想だと騒ぎ出す。だが、じっさいは引きだしてきたとしても、そのコをおく場所がないのが現実だ。ましてや子犬以外はなかなかもらい手が見つからない現状では、やむにやまれぬ事情で見殺しにせざるをえない事態だってありえるのだ。

それを、ただ一方的に、可哀想だ、ひどいと叫ぶのはあまりにも偽善的だと管理人は思うのだ。いわば。テレビで戦争の中継映像を見ていて、敵を殺す兵士に対して、むごい、残酷だと叫ぶのと同じようなものなのだ。相手を殺(や)らなければ自分が殺される。その現場にいなければ、決してわからない事情というものがあるはずだ。そのときの、本人の気持ちや行動の理由など、あとになったら本人だってわからない場合もあると思う。

にもかかわらず、今回の広島の事件では驚くほど多くの評論家が登場した。そしてその権威に多くの人が振り回された。ウルトラマンが着ぐるみを脱いでトイレに座っているところが映ってしまったせいか、幻滅した人たちが声を限りにバッシングを始めたように管理人には見えたのだ。

だがね、しょせん最初からウルトラマンなんていないのよ。

可哀想な犬たちを助けて、幸せな家庭に送り届けてハッピーエンドなんていう心温まるストーリーじたい、動物保護活動のほんの一面でしかないのだよ。

でも、みんなそれを期待したよね。正直いって、管理人も期待した。できれば1クルー(3ヶ月)ぐらいで片がついてくれればいいと思ったよ。だが、もちろんそうはならなかった。おまけにウルトラマンがウルトラマンではなかったわけだ。

保護活動をしている人たちは、もちろんそういうことは黙って胸の中にしまっているけれど、じっさいはきついこと、汚いこともたくさんあるのだ。あって当たり前でしょ。だって命に関わる真剣勝負なんだから。きれい事だけでは済まないさ。動物の保護活動は、テレビのなかの作り事じゃない。じっさい、目の前で消えていく命を必死になって助けている人たちがたくさんいるのだ。

今回のAAがそのひとりだったかどうか管理人は知らないが、そういう地道な活動をきょうも続けている人が少なくとも日本中にたくさんいる。派手にマスコミにとりあげられることなどないし、ただ1頭の名もない犬を助けて新しい飼い主さんに届けるだけのほんとうに地味な活動だ。まだまだやりかたに問題はあるし、改善できる点もあるけれど、そういう人たちがいてくれるだけで、毎年数百の命がじっさい救われているのだよ。

今回の広島の一件は、動物の保護活動とはどういうものなのか、今後どうすべきなのかという数々の問題点を提示したと管理人は思っている。これを教訓として改善していくか、はたまた同じあやまちを繰りかえすかは今後保護活動に携わっていく人の腕次第だが、単にAAが悪かったという結論や、保護活動じたいが悪の根源といったような議論にはしたくないと思うのだ。それよりもっと悪いのは、ウルトラマン幻想に踊らされ、幻滅した人たちが、今回の広島の件を最初からなかったことにしてしまうことだろう。

今回バナーの配信を停止したことで、管理人のなかでは今回の広島事件はいちおう終わったことになる。だが、あの現場から犬をもらって帰った人にとって、広島レスキューはそのコたちが虹の橋を渡っていくその日まで続いていく。あの現場に入り、さまざまな思いをしたボランティアさんのなかでも、きっと完全に忘れ去ることなどできないだろう。

だから、周りで見ていただけのわれわれも、やはり忘れてはいけないのだと思う。どこかのサイトで読んだ言葉だがまさに「ノーモア広島」だ。1カ所に数百頭の犬が閉じこめられ、繁殖のための機械として酷使されるようなことが、この国からなくなることを切に願うべきだと管理人は思うのだ。この国で、動物保護活動など必要なくなる日が来るように、毎日地道なことでもできることからやっていかねばならぬと思うのだ。

やはり、決して忘れてはいけないと思う。


No More 広島
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広報活動

AAが犯したもうひとつのまちがいは、広報活動のまずさだった。これも要は組織化された団体かどうかの問題なのだが、ほんらい外部との接触だけに特化する広報のプロがいるかどうかでプロジェクトの印象は変わっていく。

日本の政治の場合は、役職がいわば順送りなのでこれは当たらないのだが、たとえばアメリカ政府の場合、報道官という仕事は政府の顔として重要な役割を果たす要職だ。ゆえに、どんな意地悪な質問にも平然と応えられ、ユーモアがあって、人を惹きつける技術を持つ広報のプロがスカウトされてその任につく。バックでは、スピーチライターやプランナーなどのこれまたその道のプロが広報戦略を練り上げる。その多くは政治家ではなく、マスコミ関係出身のまさに広報のプロ集団なのだ。

小規模保護団体にそこまでやれとはいわないが、少なくとも世間の支援を得たいと思ったら、広報に力を入れるのはとうぜんだ。だが、ごたぶん漏れず今回のAAも、広報に関しては最初から最後まで数々の失態を繰りかえした。

何より最大の失敗は、世間の知りたいことと自分が知らせたいことの誤差にまったく気づかなかったことだ。今回のような大規模レスキューの場合、世間の注目が集まったときに間を空けずして新しい情報を矢継ぎ早に出していくのは、世間の興味をつなぎ止め、より大きな運動へと展開していくための常套手段と管理人は思っている。だが、AAは必要な情報を出しそびれ、すべてが後手後手に回っていた。情報を出さないから、憶測が始まる。確証が得られないからデマや噂が一人歩きする。その後は、その火消しに躍起になるのが精一杯で、気づいたときにはけっきょく手のつけられない状況になっていた。

妙なもので、ボランティアにもグレードのようなものがある。誰も声に出してはいわないが、里親探し業界ではやはり預かりボランティアが花形であるのは紛れもない事実だろう。じっさい即戦力となるのは犬を預かれる人たちだし、その移動や世話に従事するボランティアが活動を支えているといっても過言ではない。ゆえにサイトの管理など裏方を志願する人はあまり多くないし、それをわざわざ募集する団体もめったにない。いまは多くの保護団体が自前のサイトを持っているが、たいていはスタッフが片手間でその運営をしているのが現状だ。

ふだんはそれでいいのだろうが、今回のような大規模レスキューに関わったとき、とうぜんながらその運営は滞る。じっさい多少は更新していたとしても、現場から疲れ果てて帰ってきた人の報告は、あくまでも彼らが伝えたいことであって、それが必ずしも周りが知りたいこととイコールにはならないのだ。

そうすると、次第に保護団体側の思惑と世論が乖離していく。だが、冷静な目で世論を判断できない現場の人間は、そのギャップにすら気づかない。おそらく管理人どうようAAの公式サイトをチェックしていた多くの人は、その滑稽さに気づいたことだろう。だが、当事者たちはそれにまったく気づかずにみるみるダウンスパイラルにはまっていった。

これは何もAAだけに限ったことではない。保護団体(とその関係者)のサイトを覗いてみると、何やっとんじゃ、こいつら!? といいたくなることが少なくない。これでも管理人は保護犬を引きとって育てているセミ関係者みたいなものである。それでも頭にクエスチョンマークが10コぐらいつくような妙なことを平気で書いている人がけっこういる。たしかにそれは、保護活動の業界ではふつうのことかもしれないが、世間一般の常識に照らし合わせるとやっぱりアウトでしょう、と管理人などは思うのだが、業界の水にどっぷり浸かりきっている人たちにはそのおかしさに気づこうともしないのだ。

ここで考えなくてはいけないのは、ブログなりサイトなりを誰に読ませたいのかという問題だ。もし、保護活動関係者のあいだだけで盛り上がりたいだけなのなら、それはそれでいいだろう。好きなことを書きまくって、仲間うちだけで喜べばいい。だが、保護活動のほんらいの目的は、飼育放棄する人を減らし、殺されるためだけに生まれてくる命の数を減らし、運悪く飼い主がいなくなってしまった動物に新たな家を見つけることだ。そのためには、飼育放棄しそうな人、あとさき考えずに繁殖に手を出す人、家を探している犬猫を引きとってくれそうな人に対して訴えかけなくてはならないはずだ。

ペットショップでの生体販売を止めさせたいのなら、いままで何の疑問も持たずにペットショップで犬猫を飼っていた人に他に方法があることを知らしめる必要があるはずだ。にもかかわらず、ペットショップで買った犬の悪口を書きながら、ペットショップで犬を買うのは止めましょう、そうだそうだとやっていても、事態は何も変わらない。なぜなら、ペットショップ出身の犬を悪くいった時点で、そういうところで犬を買った人たちは、その先を読まずに怒って帰ってしまうからだ。

広報というのは、自分が言いたいことを声高に主張することではないはずだ。いくら大声を張り上げても、誰も聞いてくれなければ意味はない。人に意見を聞いて欲しいのなら、まずは相手が欲しがる情報を与えなくてはならない。誰もが見たがる情報を与えつつ、その端々にこっそり自分の主張を埋めこむのだ。それが巧く戦略的にできないかぎり相手を説得するのは難しい。

むろん、広報活動というのは即座に結果が出るものではない。1頭の犬を救って、良かった良かったと喜びの舞を舞うような直接的な活動とはちがうだろう。だが、1頭の犬を救って助けられるのはしょせん1つの命だけだ。それに比べてきちんと継続的に続ける広報活動は、結果的に数百頭の命を救うことになる。

残念ながら、動物保護活動に携わっている人の多くはその事実に気づかない。だから、いつも今回のAAのように広報活動で大失態を演じるのだ。

(しつこいけど、あともう1日)
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連係プレイ

保護団体どうしの横のつながりが薄い、というのも今回広島の件が思うように進まなかったもうひとつの理由だろう。保護団体というのは、それぞれ特色(センターからの引き出し専門、犬種限定、プロジェクト型など)はあるにしろ、やっていることはどこも似たり寄ったりだ。つまり、誰もが飼い主を失った犬を保護して新しい飼い主を見つけるという作業を延々続けているにもかかわらず、なぜか団体どうしの協力関係というものが存在しないのだ。むろん、○○の会と××の会は仲良し的な関係はあるのだろうが、たとえば東京西部地区動物保護団体連合会みたいな組織があるという話は聞いたことがない。

ゆえに、それぞれの団体が、似たり寄ったりのサイトをわざわざ一から作って、それぞれにバナーを用意し、ほとんど同じアンケート用紙をわざわざ作り、それぞれに少数の支援者から援助を受けながら、細々と保護活動を続けているのだ。共有できるものは、最初から共有すりゃいいじゃないか、と管理人などは思うのだが、なぜか皆さん我が○○会のオリジナルにやたらとこだわりを持っている。まあ百歩譲って、どうしても自分たちだけでやりたいのなら、勝手にやればいいことだし、正直、地元の捨て犬を救うための活動をやっているだけならば、それでも何とかこと足りるのだろう。むろん、地域限定でやっていては、やがて受け皿となる里親候補家庭がなくなってそのうち行き詰まることになるのだが、それでも、この方法だけでできないことはないとは思う。

だが、広島の例を見ればわかるように、いまのレスキューには、大規模な100頭単位の繁殖所崩壊現場の処理が含まれている。ところがいまの小規模保護団体のレベルでは、一団体が一カ所の大規模レスキューを請け負えるかといったら、それはどう考えても無理なのだ。○○の会も××の会も、何人でやっていますか?と尋ねてみると、その人数の少なさに誰もが驚愕するだろう。なぜなら、たいていは幹部が数人(5人もいれば良いほうだ)に預かりボランティア家庭が10~20というのがいまの保護団体の相場だからだ。預かりなどのボランティアをすべて含めても10人以下という団体だってざらにある。

そんな小規模団体に、100頭単位の大規模な繁殖所(または不適切多頭飼い現場)の処理ができると思うほうがどうかしている。それでもやらなければならないとなったら、団体どうしの横のつながりが不可欠なのだ。考えてもみて欲しい、今回の広島のように500頭近くが残された現場だったとしても、100の団体が集まれば、一団体5頭づつ引き受ければ何とか処理ができるのだ。5頭といっても小規模団体にとってはたいへんな数なのだが、それでも引き受けられない数ではないし、広く一般からボランティアを募れば、一時的に預かり場所くらいは見つけられる可能性が高いだろう。

じっさい、広島のケースでも最初からAAだけですべてを処理できるとは思わなかった。だから、とうぜん他団体の協力を仰ぐものと考えていたが、現実はそうはならなかった。これが、AAが犯したもうひとつの失敗だ。

大規模レスキューの現場に入ったとき、一番乗りした団体は、幹事団体としての役割を果たさなくてはならない。現場の状況を把握し、関係箇所と調整して、引き出せる犬の数を確認し、それぞれの行き先を関係団体に振り分ける。たとえば移動可能な個体が多いのなら、できるだけ広範囲に犬を分散させるほうがいいだろう。なぜなら、引き取り手の数は最初から決まっているので一カ所で大量の犬の飼い主探しをするよりも、あちらこちらに分散したほうがより早く飼い主が見つかる可能性が増えるからだ。

たとえば今回の広島の件にしても、東京、大阪などの大都市圏やそれ以外の地域にも犬を移動させて、それぞれの地域を受け持つ保護団体の責任で飼い主探しをしたならば、ずっとスムーズにことが運んだにちがいない。犬を売ってしまえばそれまでのペットショップとちがって、飼い主探しの難しさは、いったん譲渡した後も常にアフターケアーが必要になるところだ。なので、犬を譲渡する場合は、その近辺にアフターケアーができる保護団体があることが鉄則となる。それをするには、各地に支店を持つ大規模保護団体が存在するか(いまはもちろん、そんなものはない)または各地の保護団体が連携をとるか、そのどちらかしか方法はないと管理人は思うのだ。

(明日につづく)
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広島ドッグぱーく崩壊事件について

今回の広島ドッグぱーく崩壊事件があれよあれよという間に妙な方向に行ってしまったのに、正直唖然としている人も多いことだろう。当初は可哀想な犬たちを救う正義の味方だったはずのある動物保護団体が、いつの間にか悪者に変身してしまったのだから。

念のため、最初にもう一度言っておくが、再三このブログで書いているとおり、管理人はアークエンジェルスという団体とは何の縁のゆかりもない単なる犬好きのオバサンだ。AAという団体を擁護する義理もないし、逆にバッシングするほどの怨みもない。ゆえに、何が何でもAAが正しいと騒いでいる擁護派やAAの悪行を日々書き連ねてこれまた大騒ぎしている嫌悪派双方のどちらにも入れない。

正直、どちらの気持ちもよくわからないのだ。なぜなら、管理人にとってAAというのはこの国に星の数ほど存在する小さな自称動物愛護団体のひとつであって、そのひとつが潰れようが栄えようが体制に影響はないと思っているからだ。

それを踏まえたうえで、今回の一連の騒ぎに関して管理人なりに思ったことを書いてみる。これは、あくまでも管理人個人の意見であって、別にブログに書いて公開するほどのものでもないし、自分の憂さ晴らしのためだけならば、友人知人に愚痴って済ませることもできるのだが、敢えてこうして書くのは、今回問題になった点の多くがこの国の保護活動が抱える問題の一端と重なるなとつくづく感じているからだ。人の振り見て我が振り直せということわざにあるとおり、今回AAが犯した失敗から動物保護に携わる人たちが何かを学んでくれればと思うからだ。

ちなみに、一部の人にとってはおそらく不快な内容になるとは思う。見て不愉快な思いをするのが嫌ならば、この先はおそらく読まない方が賢明だろう。もひとつおまけに、自分の意見とちがうからとうちの敷地内(管理人の縄張りね)で騒ぐのも止めていただきたい。人の意見なんて十人十色、その人なりの考え方があるものだ。ちなみに管理人の意見のベースになっているのは、あくまでも公式サイトと新聞やテレビのマスコミ報道、それに一部の限られたサイトに書いてある事柄のみだ。マニアックに2ちゃんやコミュサイトの掲示板を毎日チェックしてそこに書かれている情報に一喜一憂する暇は持ちあわせていない。だから、こんなこともあった、あんなこともあったという細かい事例はわざわざ教えていただかなくともけっこうだ。最初に書いたように、管理人はAAが栄えようが滅ぼうが、何の興味も持っていない。

で、今回の件で一番問題になっているのは、やはり寄付された支援金の用途だろう。人間「金が絡むと親子も他人」で単純なはずの話までが妙に複雑化してしまうものだ。1億以上集まったと言われる支援金に関しては、けっきょく最後まできちんとした説明ができなかったAAが、一方的に責められるのはいたしかたないと管理人は思っている。寄付された金というのは単にお預かりしているもので、もらったものではないという小学生でもわかる理論がわかってないのは困ったものだ。

たとえば、飴を買ってきてくれと誰かに頼まれたとする。1000円預かって、飴が300円だったとしたら、残りの700円はおつりとして返すのが筋だろう。それが1000円渡されて、300円の飴を買い、残りの700円でチョコとポテチとジュースとアイスとあれこれ買ってしまったとなったら、オイおまえと言われるのはとうぜんだ。ましてや、その飴が300円ではなく100円だったとしたら、泥棒呼ばわりされても文句は言えないだろう。

こちらは相手を信用して、寄付金を託したのだ。誰も最初から信用できない赤の他人に金を渡したりはしないだろう。信頼するに足ると思ったからこそ多くの人が支援金を振り込んだ。その信頼に対して誠実に応えるには、支援を依頼したプロジェクトについてきちっと結果を出し、最終報告をすると同時に、寄付された金の用途を明確にすることが必要だろう。

信頼に対して誠実に応えるというのは、人間関係においても、犬との関わり合いにおいても、何より大切なことだと管理人は思うのだ。その基本的な部分をないがしろにしたことで、AAは動物保護団体としての世間の信頼を失った。

ただ、多かれ少なかれ同じようなことをやっている自称保護団体が多いのも事実なのだ。保護活動というのは金がかかる。自前で何とか賄える範囲で済ましているうちはいいのだが、手を広げすぎるととうぜんのことながら経済的に行き詰まる。そこで、多くの保護団体が一般からの金銭や物資の寄付を募ることになるのだが、支援を要請しながら、きちんとした会計報告すら出さない自称保護団体もまだまだある。これは由々しき問題だと管理人は思うのだ。

そういう保護団体の言い訳はたいていひとつに決まっている。保護した犬の世話で手一杯、助けなければならない命がたくさんあってそんなことはしていられない、とこう言うのだ。いっけん納得がいく説明に聞こえるかもしれないが、それはやはり単なる言い訳だ。もし、寄付してもらった金の用途をきちんと管理できないのなら、最初から寄付など募るべきではない。どうしても寄付を募ってまで大規模なレスキュー活動が必要ならば、寄付された金のなかから費用を出してでも、プロを雇ってきちんと金の出し入れを管理をすべきなのだ。反対意見もあるかとは思うが、少なくとも管理人は寄付金のなかから会計士の費用を出したと言われても、それは保護活動に関わる経費だと納得する。

当たり前のことだが、寄付された金というのは預かっただけでもらったものではないのだ。いわば税金と一緒で、その用途に口出しされるのはとうぜんだと考えた方がいいだろう。それが嫌なら、自分の資産の範囲内で細々と保護活動をすればいい。じっさい、個人の保護活動家に対して寄付する人間などほとんどいない。だから、数人が寄り集まって、○○の会などと名乗る自称保護団体が雨後の竹の子のように増えていく。

日本にある保護団体の90%以上は、ただ単に団体名をつけているだけで、じつは単なる個人の集まりでしかない。組織としてのルールもなければ、経理のような基幹業務をになう人材もいない。その小さな保護団体の多くが、譲渡動物の受け皿という小さすぎるパイを必死になって奪い合っているのが現状だ。そんな日本の保護活動を見ていて、管理人はいつもため息が出てしまう。

(明日につづく)
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