ハウンドの薦め!?
2006 / 12 / 08 ( Fri )
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で、きょうの話題だが……

うちの犬たちはハウンドである。ハウンドって何? と思ったときは、こちらのページなど見ていただくわかるのだが、まあ要は、テリア以外の狩猟犬のことを、犬の世界ではハウンドとひとくくりにして呼んでいるのだが、このハウンドというグループ、言葉は悪いが世間一般では「お馬鹿さん系犬」だと思われがちな犬たちである。

さまざまな犬種がなぜ作られたのか、どうしていまの特徴があるのかをきちんと理解しないでただ他の犬種と比べて見た場合、

コマンドを入れるのに時間がかかる→しつけが難しい→訓練性能が低い→馬鹿犬

という単純な公式がなりたってしまうらしい。

ちなみに、管理人はハウンドが大、大、大好きなハウンドフリークである。訓練性能が高く、競技会の常連であるラブやゴールデンやシェパードやボーダーコリーとハウンドの犬が並んでいたら、十中八九ハウンドを選ぶ。しつけに苦労するのがわかっていても、やっぱり管理人はハウンドを飼いたいと思うのだ。なぜならハウンドというのは犬のなかでも、もっとも原種にちかい、犬らしい犬だと思うからだ。

以前犬関係の本に、アメリカの競技会で入賞した犬種の統計が載っていたのを見たことがある。とうぜんベスト10に入っているのは、上に書いたような日本でも競技会常連の犬たちである。で、我が愛しのハウンドの犬はどのあたりにいるかというと、皆さん底辺のあたりでうろうろしていらっしゃる。じっさい、バセットハウンドでCDXをとりましたなんて言われたら、管理人ならその場でひれ伏してその飼い主さんを神さまのように仰ぎ見るだろう。

つまり、単純に統計学上の数字だけを見ると、ハウンド→ダメ犬→馬鹿と思われてしまうのだ。哀しいことだけどね、これが現実。

だが、うちのコたちと長年一緒に暮らしてよく判ったことは、彼らが単なる馬鹿犬ではないということだ。たしかにコマンドは入りにくい。思い通りに動くなんてことは夢物語だ。たとえば呼び戻しだけを見てみても、うちの犬たちときたら成功率が90%以上になったためしがない。むろん、管理人の力のなさはあるのだが、それを差し引いてもやっぱりハウンドは手強いぜと常に思い知らされる。

ハウンドの犬は強情だ。もともと、飼い主と離れた位置でも独自の考えで獲物を追うように作られた犬たちだけあって、人間の指示がなくても適確な動きをとれるよう、優れた判断能力が備わっている。猟犬としては長所であったはずのその判断力が、ペットとしては、ときに飼いにくい犬と呼ばれる原因となる。

たとえ来いと呼ばれても、来ることにメリットがなければ彼らは決して動こうとしない。「姫!」と呼んで、こっちに向かって疾走してくるのを見て、しめしめと思っていたら、そのまま全速力で前を通過していったこともある。カイとボール遊びをしようと、せっせとボールをとりに行かせていたら(いちおうゴールデンの血も入っているので、カイはああ見えてもリトリーブの真似事ぐらいはできるのだ)、とつぜん興味を失って、気がつけば管理人は独りぼっちになっていて、涙を拭きながらすごすごボールをとりに行くなんてことは日常茶飯事だ。

カイや姫がラブやシェパードなら、こんなことはきっとありえないのだろう。だから、管理人は自分の実力はさておいて、お宅の犬はきちんとしつけが入っていますか? と訊かれてぜったいに自信を持ってハイとは答えられないのだ。

だって、ある時とつぜん裏切られるんだもの。つねに管理人が最高に楽しいことをやってやらないと、とたんにそっぽを向くんだもの。だから、気合いを入れてつきあわないと、カイや姫はすぐにそれを見抜いてしまうのだもの。

彼らは常に最高のものを探している。最高に楽しくて、最高に嬉しいことをしてくれる相手が管理人ならば、彼らは名犬ラッシーかと思うようなスーパードッグにもなってくれる。だが、管理人が気を抜いたとたん、オスワリ? なんのことですか? って顔を平気でするのだ。何か命令されるたび、それが自分にとって損か得かちゃんと計算しているのだ。自分が置かれた状況を適確に判断し、そのときベストの選択肢を選ぶのだ。

正直、ハウンドは飼いやすい犬か? と訊かれたらやっぱり管理人はノーと答えるだろう。だが、飼いたい犬かと訊かれたら、答えは常にイエスなのだ。なぜならハウンドはおもしろい。犬が何を欲しているか、どうつきあえば楽しく一緒に暮らしていけるか、ここまではっきりと飼い主に教えてくれる犬は他にいない。そのうえ常に飼い主を試してくる。そのチャレンジを受けるのが、ある時快感になる瞬間が来る。

でもハウンドは難しい。それなりの覚悟がないと飼えない犬だ。いわゆる競技会風の名犬が欲しいなら、血のにじむような努力をする覚悟がないかぎり、最初から止めておいたほうが無難だろう。

どこのペットショップでも売っている、ビーグルもダックスフンドも、もともとハウンドの仲間である。

顔が可愛いから、小型犬だから、ちょっと珍しい犬種だから。犬を選ぶ理由はさまざまあるだろうが、他人がこんなことを言うのはよけいなお世話だが、いちおう飼いはじめる前にその犬種の祖先はどういう犬で、なんのために作られたのか、その程度のことは調べてみても損にはならないだろう。

ハウンド好きの管理人としては、ハウンドグループに属する犬たちが、ハウンドらしくいたために捨てられるところは、できれば見たくないと思うのだ。

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ハウンド? それって美味しい?

テーマ:♪♪成犬万歳!! - ジャンル:ペット

22:59:06 | うちのコたちの話 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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