共通点
2006 / 11 / 28 ( Tue )
出稼ぎ先で同僚と昼食を食べながら、何となく、ヨーロッパのパンって顎が鍛えられるよね、という話になった。

彼女は2人の育ち盛りの男の子を持つ母である。で以前、海水浴に行った帰りの逸話を笑いながら話してくれた。

「車で帰る途中、子どもたちがお腹空いたって言いだして、そこにたまたまおしゃれなパン屋さんがあったのね。それで、何か買おうって入ったんだけど、けっきょくあるのはお菓子みたいな上品なパンばっかりで、そしたら主人が、『フランスパン買おう』って言いだして……」

「フランスパン?」

「そう、それも3本も」

「はぁ〜?」

「こんなに美味しそうなパン屋さんに入って、なんでフランスパン3本なのよ、って思ったんだけど、子どもたちにそれ持たせておいたら、それをむしゃむしゃ食べながら、うちに帰るまでおとなしくしてられたってわけ」

似てる……

どっかで聞いたような話だ……

静かにさせておくには堅めの食物を与えておくとよろしい。柔らかいものだとすぐに食べ終わってまた騒ぎはじめる。その点、堅いものだと食べるのに時間がかかり、その間、食べることに集中していられる。

ついでに言えば、なかなか取り出せないようにゴムの入れ物などにいれて凍らせたりするとより一層……

「うちの姫ちゃん、お留守番が苦手なのね」

「へぇ〜」

「分離不安の気があるから」

「そうなんだ」

「だからアタシが出かけるときなんか、そのまま置いていこうとすると大絶叫してたいへんなことになるの」

「ほぉ〜」

「でね、おやつをあげて、それに夢中になっているうちにこっそり出かけちゃうんだけど……」

「もしかして?」

「長い時間集中できるように、ブタの耳を乾燥させたのとか、牛のひづめとかそういう堅いおやつを……」

「うちの子たちと一緒じゃない!?」(大爆笑)

世間には、こういうことを言うと「うちの子を犬と一緒にしないで!」とお怒りの方もいるだろうが、ここだけの話、人間も犬も子どものときはたいしてちがいはないのかもしれない。とくに、親も思わず絶句するようなやんちゃな男の子を育てている友人の話を聞くと、まるでレトリバーのパピーを飼ってるのと同じだな、と内心思う。

ちょっと目を離すと、とんでもないことをやらかす。想像を絶する悪戯を思いつく。常に好奇心の塊で、ともかく落ちつきがないと親や先生を嘆かせる。だが、そういうパピーに限って、巧く育てていければ最高の犬に成長するのだ。おそらく人間だって同じだろう。

そういえば、ラブをパピーから飼っていて「そんなに手はかからなかったわよ」と余裕の発言をかます飼い主さんに尋ねると、男の子ばかりの3人兄弟を育てあげた母なんて話はよく聞く。そういう人に言わせると、ラブの奇想天外な悪戯ですら、「うちの子たちがやったことに比べると屁のカッパ」ということになるらしい。

人にはそれぞれ向き不向きがある。レトリバーの明るすぎるぶっ飛んだ性質を「可愛い」と思うか「たいへんだ」と思うかは、飼い主さんの生まれ持った性格とそれまでの経験によって変わってくるのだろう。

純血種が大好きな日本人。せっかく純血種を飼うのなら、せめて、見かけだけではなく、その犬種の持つ特性もちゃんと調べてから買いに行ってさえくれれば……

とくに、文字通り「いつでも里親募集中」状態でいつでも里親募集中に載っている、ラブやビーグルの顔を見るたびに、買うまえにちょっと時間をとって調べてみてくれたら……このコたちはここに載ることもなかったのだろうと思うだけで空しさのあまり深いため息をつく管理人なのだ。

きょうのひと言 調査数分、犬一生



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文字通り「可愛い悪魔」だった時代のツチノコ兄弟

テーマ:犬との生活 - ジャンル:ペット

21:02:22 | 管理人の独り言 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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