皮肉
2006 / 11 / 16 ( Thu ) 世の中には不思議な人がいるものだ。きょう、出稼ぎ先のオジサンを見ていて、そうつくづく思った。
オジサンは、とても要領が悪いので、いつも仕事に追われて忙しくてしかたがないらしい。きょうもほぼ丸1日、会う人ごとに自分がどれほど忙しいかを延々説明してまわっていた。おそらく、お口を動かす時間を減らしてそのぶんお手々を動かせば、もう少し効率よく仕事が進むのだと思うが、すでに還暦を過ぎたオジサンに仕事のやりかたを変えさせるのは、ブタが木に登るより難しいはずだ。 ついでに言えばオジサンが誰よりも忙しい原因は、ほぼ半日かけてリストを作っているからだ。管理人に言わせれば、すでにデーターベース化されている情報を一から手打ちで入れることはないと思うのだが、オジサンは自分以外の人間はどうも信用できないらしい。 「データがまちがっているかもしれないから」 って、打ち直したほうがよっぽどエラーが出るし、疲れてくるとますますすごいことになる。結果的に、その修正でオジサンがますます忙しくなっているのは実に皮肉なことだと思う。 そういえば、この国では教育をどうするかで、いま議論が戦わされているらしい。愛国心を培う教育をするとかでお偉いさんが喧々囂々やっている。だが、ゆとり教育で国語の授業時間が減った上に、今後は小学校から英語を教えるなんて話すらある。妙に巻き舌だったり、「し」を「Shi」としか発音できない日本人を量産しようと画策しつつ、一方では愛国心を持てというのも実に皮肉なことのような気がする。 愛国心を持てというわりには、日本史が高校の必修科目に入っていないのも、これまた不思議な話である。歴史について学ばずして自分たちの国に誇りを持てと言われても、皆さん逆に戸惑うだろう。もしかして、この国の歴史を学ぶと母国に誇りを持てなくなるのだろうか? これも実に皮肉な話だ。 だが、そもそもこういう方針を打ち出しているのは、お役人の皆さんで、そのほとんどが、世界史などの受験に出ない科目はすっ飛ばしてでも必死に勉強しないと入れない、某有名大学ご出身の方たちばかりというのが何より皮肉な話である。 美しい国日本には、いつも皮肉があふれている。だが、誰もそこのところを突っ込まないので、ついついテレビに向かってひとり突っ込みを入れてしまう管理人なのだ。 皮肉? 肉ね、やっぱり姫は肉が好き♪ ……ちがうんだけど(^_^;) |
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