お葬式
2006 / 10 / 09 ( Mon ) 引きつづきアークエンジェルスの公式サイトはダウン中。レスキュー開始当時の画像はアニマルイタコ峰ハチヨさんのサイトや、現地に最初からボランティアに入っているがんばれ羽虎さんのブログでも見られます。
公式サイトのブログ部分はきょうもアクセス可能。最新情報が随時更新されています。 ================================= 犬猫屋敷の読者の皆さんは、すでのご存じのように、我が家では、つい数ヶ月まえに犬の葬式をだしている。デカ犬トリオのリーダー犬、我が家のアイドルだったDJが悪性腫瘍のために7歳7ヶ月で虹の橋を渡ったのだ。 パピーのころから落ちつきがなく、チャカチャカしていたディーらしく、最期もあっけないものだった。体調の変化に気づいて医者に駆け込んだときはすでに手遅れで、それから1ヶ月、とにかく薬で痛みを和らげながら生きながらえさせることしかできなかった。 ワールドカップで日本がブラジルに敗れた朝、最後に大きな不整脈の発作が起こり、一瞬でディーは逝ってしまった。動かなくなった30kgの大きな躰をなんとか独りできれいにし、部屋の隅に小さな祭壇を作って寝かせてやった。それからまえに飼っていたDUKEが眠っている動物霊園に電話をかけて葬式の手配を整えた。 ペットビジネス花盛りの現代、いまや犬だって人間と同じ扱いを受ける。遺体の処理方法は3種類。他の動物たちと一緒の合同葬か遺体を引き取りに来てもらって遺骨をまた届けてもらう簡易方式か、遺体をじぶんで運んでいき、荼毘に伏すあいだ待っていて、お骨を持って帰る(そのまま埋葬も可)フルコースか。もちろん、愛犬を溺愛する管理人が一番高いフルコースを選んだのは言うまでもないだろう。極貧の管理人には手痛い出費だったのだが(犬の火葬料は体重によって決まる。ゆえにうちのようなデカ犬だと目の玉が飛び出るような金額になるのだ)それでも最後まできちんとして見送ってやりたい、とやはり飼い主としては思ったのだ。 いまどきのペットの葬式は、ほんとうに人間とまったく同じだということを、ご存じだろうか? さすがにお坊さんは来なかったが、きちんと礼服を着た職員が、まじめくさった顔でのど仏の骨を手にとって「これは仏さまがお座りになった姿と同じで云々」という例の話を聞かされるのだ。そのあと、こちらも神妙な顔で箸を片手に骨を拾って骨壺のなかに入れていく。 管理人自身、死んでしまったらあとは何でもOKな性格で、欲しい臓器はてきとうに取りだして、あとの残りは好きなように処分してもらってけっこうと思っているせいか、愛犬を失った悲しみにうちふるえながらも、まじめくさった顔で犬の骨を拾っている自分の姿が妙に滑稽な気がした。世間一般から見たら、犬はしょせん動物だ。その骨を人間が一生懸命拾っているさまは、ふつうの人から見れば、やはりペット飼いはどこか変といわれても仕方がないのかもしれない。 人間と犬の葬式の一番のちがいは、おそらく参列者に動物がいるかいないかという点だろう。犬も入れる人間の葬式というのはめったに聞かないが(管理人の時は、ぜひとも犬連れでお願いしたいが)ペット用斎場では、むろん犬も猫も参列できる。そして、人間だけの葬式ではめったに起こらないできごとが起こる。 たとえば、涙ながらに管理人が、口元に備えたディーの大好物のジャンボグリーニーズを、他の2頭が一瞬のうちにかすめ取ろうとディーの遺体に飛びついたり(汗) お骨上げの儀式が終わり、骨壺を入れる袋を開ける音で、おやつをもらえると勘違いした犬たちが、係員の人に殺到したり(大汗) 涙と笑いのスペクタクルな数時間、ディーの葬式はそんな感じで終了した。 きのうの「バンキシャ」の放送で、広島ドッグぱーくの敷地内から、犬の死体が次々と発見されるさまを見た。まるで廃棄物処理場にゴミを捨てるようにただ埋められている犬たちの姿を見て、多くの人は心を痛めたにちがいない。命あるものを、衝動買いし、使い古しの冷蔵庫や洗濯機のように、いらなくなったらポイと捨てる。金儲けになるからと、道具として使い、使えなくなったら、さっさと処分する。そういうちょっと信じられないような感覚の人間が意外に多い現代を恐ろしいと思うのは、管理人だけではないだろう。 同じ番組の前半で、小学生に英語教育は必要か否かという特集を放送していた。なるべく早い時期から英語に慣れ親しむことで日本人も国際人になれるとかいう、あのわけのわからない論法だ。 日本人なんだから英語なんか喋れなくたって生きていけらぁ!!! そんなことより、もっと先に教えるべきことがあるだろうが! 友人に、受験生の息子を持つ親がいる。小学校1年生から例の「ゆとり教育」にばっちりはまってしまった世代の子で、親の目から見ても、ここまでゆとりを持っていてほんとうにいいのだろうか?と不安になるほど何ごとにつけてのんびりしていて、受験戦争の緊張感にもまったく動じずのほほんと生きているらしい。親にしてみれば、頭の痛い問題らしいが、長い目で見れば、彼女の息子はとても良い子に育っていると、管理人は思っている。たしかに勉強はできないが、年寄りに優しく、弟の面倒をよくみてやる、動物好きの心優しい少年だ。 勉強なんて、必要になったときにやればいい。いくつになっても、学ぶことはいくらでもできる。だが、命を大切にする心や弱者を思いやる気持ちは、大人になっていくら身につけようとしても身につくものではないだろう。 世の中には、一流大学を出て大企業に勤める人間の屑など山のようにいる。何億円の貯金を持っていようが、都内の一等地に豪華な屋敷を持っていようが、高級外車を乗り回していようが、こいつ、ろくな死に方しねぇ〜な、と思うような人間はいくらだっているものだ。 そういう人間をみて、管理人は、カッチョ悪いな、と思うのだ。 そんなカッチョ悪い人間だらけの国なんて、英語がいくら喋れても、恥ずかしくて我が母国なんていえないね、管理人には。 ほんとうにこの国が名実ともに「美しい国、日本」になる日が来るのだろうか? テーマ:【緊急」広島ドッグパークレスキュー450頭 - ジャンル:ペット |
|
| ホーム |
|

