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2006 / 09 / 06 ( Wed ) 屋敷を再開して早丸2ヶ月、今回はアクセス数など気にせず、マイペースに好きなことだけ書いていくと宣言したわりには、いちおう世間の評判が気になって、毎日アクセス数をチェックしていたりするいたって小心者の管理人である。
ブログを閉じたとき、はっきり言って後先考えずのブチ切れ状態だったので、あっさりアカウントじたいを消してしまった。7月になって再開を決めたとき、まずったなとは思ったのだが、ダメもとでもう一度同じURLで登録処理をしてみたところ、あっさりそれが通ってしまったのは幸いなことだった。ネットの世界とは不思議なもので、継続は力なりという原則が常にある。たとえ弱小サイトであっても、同じURLで延々十年も続けていけば、そこそこ検索エンジンにも引っかかってくるものなのだ。それは途中でいったん閉じても同じことで、1ヶ月も経たないうちに、犬猫屋敷はまた検索エンジンでそこそこの位置に上がってくるようになった。 お仲間うちのコミュニティーというのだろうか、リンクを貼りあって、お互いにコメントを残して、というのもひとつのやりかたなのだが、それだとある一定の人数が同じサークル内でグルグル回っているだけという欠点がある。たとえば、犬の里親探しに興味のある人は、保護犬の預かり日記を回遊していたりするわけだが、同じ犬好きでも、たとえば、ブリーダーから純血種を買ってショーや競技会をめざしている人たちのサークルと里親探しのサークルはほとんど接点がないのがふつうだ。 いわば犬好きという水族館のなかで、マグロの回遊している水槽のとなりにエイがひらひらしている水槽が並んでおいてあるようなものなのだ。外から見れば皆同じ水族館にいるわけだし、犬好きというひとつの大きなサークルに見えるのだが、じっさいになかにはいると種別によってさまざまな水槽が置いてあり、それぞれがそれぞれの水槽のなかで仲間うちで楽しく回遊を続けている。 まっ、餌もちがうだろうし。水温なんかもちがうので、一概に混じれといっても混ぜられるものではないのかもしれないが…… で、それはともかく、基本的にネットの世界というのは、ある意味オタクの集合体で、誰もが皆好き勝手に自分の趣味を追求している。管理人のように犬が好きで犬との生活だけを延々毎日綴っている奴がいるかと思えば、フィギアを山ほど集めて、それを見せびらかすことに命をかけている人もいる。先日たまたま見つけたのは、送られてきたH系のスパムメールのなかで大笑いの内容のものだけを紹介しているブログである。日々数十通は軽く入ってくるスパムメールだ。そのなかから笑えるものだけ抜き出したって、たしかにネタには事欠かない。 そういう自分の世界に埋没している人たちをつなぐ役目をするのが検索エンジンである。管理人も仕事でよくお世話になるのだが、これはいったい何だろうと素人が思うような妙な世界に関して延々資料を集めて公開しているステキなサイトがあったりする。またそういうところには、同好の士が集まって(こんな奇抜なものにもマニアがいるのか?!と驚かされる)それなりに小さなコミュニティーを作っているのがまたおもしろく興味深い世界なのだ。ただ、管理人のように仕事で何かを探している以外は、めったにふつうの人はそういうマニア系のサイトを目にすることはない。ゆえにマニアックな世界はマニアックな人々のあいだで小さな宇宙を作っていく。 趣味でやっている分には、それでいい。べつにマーケットを広げる必要もないわけだし、ある一定の人数で仲良く楽しくやっていけば良いわけだ。だが、商売となるとそうとはいかない。なるべく多くの人の目に触れて初めて商品を買ってくれる人が現れる。ゆえに、ネットで金儲けをしようと思えば、必死になって検索エンジンの上位に上がってくるようさまざまな手段を施すようになる。巧く検索エンジンに引っかかるようキーワードを苦心して埋めこみ、確率の高い紹介サイトに登録する。たとえば、子ども向けのアニメのCMがおもちゃや子供服のばかりであるように、保護団体がペットショップや獣医にポスターを貼るのと同じで、潜在的な顧客が多いサイトを狙って広告を打って顧客を集めるのは、いわばネットの常套手段だ。ネットはタダで使える強力な広告媒体だが、細かいノウハウを知っているかいないかによって、そこで威力を発揮できるかどうかが変わってくる。 で、まあそれは置いといてだ、アセラのアクセス解析には、検索エンジンから何人の人が飛んできたか、というログも見られるような機能がついているのだが、それを眺めていて管理人は不思議な現象に気がついた。 「犬猫屋敷の管理人」 をキーワードに検索をかけている人がけっこういるのだ。先月、今月と検索ワードのトップは「犬猫屋敷の管理人」である。 なんでや?! ふつう検索ワードというのは、もっと曖昧なものである。たとえば「犬、しつけ」とか「猫、餌」とか「第二次世界大戦」とか、そういうキーワードで絞り込むっていうのが検索エンジンの通常の使い方だ。 たとえば歴史上の人物とか芸能人とか、いわゆる有名人であれば、検索エンジンのキーワードに固有名詞を使うこともあるのだが…… 管理人の戸籍上の本名は、まあ、わりかしどこにでもある一般的な名前なので、おそらく同姓同名の人は何十人か存在するはずだ。だが、ネットで検索したかぎり「犬猫屋敷の管理人」を名乗っているのは、日本中で管理人ひとりである。 どなたか、ワタクシのこと、お探しですか? ネットの世界は、いつも不思議にあふれている。 ![]() 犬猫屋敷の末っ子、おはぎザンス! |
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