いまは昔
2006 / 08 / 14 ( Mon ) 地方に嫁いだ幼なじみが、お盆休みで帰京していたので、久しぶりにお喋りをしようとランチかたがた、いま話題の表参道ヒルズに行ってきた。
![]() 東京に住んでいながら、表参道の駅から外に出たのは久しぶりである。噂には聞いていたが、道路沿いに乱立するブランドショップを見上げながら、口をあんぐり開ける田舎ものの管理人である。 いやぁ〜これだけブランドショップが並んでいるということは、ここで買い物できる人がそれだけいるってことだわよね。 ちなみに、ブランドショップといっても、管理人の大好きなユニクロやダイソーなどのブランドがそのなかに含まれていないのは、むろん言うまでもないことだ。日本は格差社会になってきた、とニュースの話題などで耳にしても、「ふ〜ん、そんなものか」と他人事と感じていたが、自分は最下層の思いっきり底辺に位置しているのだ、とそびえ立つブランドショップを眺めながらつくづく実感してしまった。 表参道ヒルズというのは、かつての同潤会青山アパートメントの跡地に建てられている。通称青山アパートがブティック街と化す以前、純粋に住居として使用されていた時代を知っている管理人としては、おしゃれなファッションビルに変身した青山アパートを見て感慨も一塩である。 古い建物が壊され、そこに新しいものが創られていくのは時代の流れなのだからとうぜんだが、それでもちょっとだけ寂しい気がしてしまうのは、管理人が歳をとったせいなのかもしれない。 銀座マリオンができた当初、マリオンと言えば「ああ、日劇のあったところね」と言っていたが、いまとなってはマリオンはマリオンで、あそこに日劇があったことを覚えている人のほうが少ないだろう。同じように、いつか青山アパートメントといったら、「ああ、表参道ヒルズが建っているあそこにあったっていう建物?」なんて言われてしまう時代が来るのかもしれない。 やっぱりなんとなく寂しい……そんな風に思いながら炎天下の表参道をそぞろ歩く管理人である。 |
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