|Posted:2010/03/25 09:11|Category :
DJ|
数年ぶりの大掃除をしていると、びっくりするようなものを発見する。
たとえば、料理本……それもシリーズ一式。誰が買ったのだろうか? っつぅかたぶん管理人が買った物だとは思うのだが……なぜ?
当時は嫁に行こうなどという大それた野望を抱いていたのかもしれない。ちなみに、この料理全集は一度も開かれることなく資源ゴミの運命を辿った。資源になるとはいえ……超がつくほど無駄じゃん?
もっと驚いたのは手芸セット一式だ。これまた謎の所有物。編みかけのセーターが2枚ほど出てきたのだが、それはまあ良いとして(管理人、こう見えても編み物はけっこう得意だったりするのである)どうしても謎だったのはパッチワークを作ろうと試みたと思われるカラフルな布の切れ端集団だ。それが、何枚か接ぎ合わされているものもあったので、たぶんパッチワークなんだとは思う……思うんだが……
ちなみに管理人は裁縫がものすご~く苦手である。ボタンが取れたりスカートの裾が降りてしまっただけで「この服は壊れてる」と廃棄してしまうような人間なのだ。いや、裾上げはたまにやる……セロテープかホチキスで(-。-) ぼそっ 中学時代、家庭科の授業が死ぬほど嫌いで、男子が大工仕事をしているのを見て、ぜったいにあっちがやりたい! とずっと思っていたほどなのだ。そんな管理人がなぜパッチワーク?
当時は、キツネかツルが憑いてたのかもしれない。それとも、よっぽど暇だったか……
ぬいぐるみも、今回100コぐらい出てきた。いまうちにいるコたちは、誰もぬいぐるみに興味を示さないので、とっとと捨ててしまえばよかったのだが、ディーが死んだ直後は、大好きだったぬいぐるみを単なるゴミだとはどうしても思えなかった。
どれも、ガビガビでドロドロで、他人が見たら、どこから見ても単なるゴミなんだけどね(笑)
比較的きれいな物は、他のワンコに使ってもらうことにして、今回、そのほとんどは捨ててしまった。手元に残したのは、ディーが何より大好きだった白い大きな犬のぬいぐるみのP子と、生家からもらわれてきたときから銜えていたカバさんのぬいぐるみだけ。
この二つは、やっぱりどうしても捨てる気になれない。ちゃんと洗って、はみ出している内臓を縫い合わせてやって、どこかに袋に入れてしまっておくことになるだろう。いま思えば、お骨にするときに一緒に持たせてやればよかったのだが、気が動転していたのだろうか? それとも、ディーと一緒にP子やカバさんが消えてしまうのがどうしても嫌だったのかもしれない。ともかく、ディーに持たせてやることができなかった。
けっきょく、P子とカバさんはいまでも管理人の手元に残っている。捨てるわけにもいかず、かといって、他人から見たら単なる汚いぬいぐるみなわけで……
カイや姫を見送るときに、ディーに渡してって持っていってもらおうかな(-。-) ぼそっ
カイはともかく、姫はきっとムッとするだろうが。「なにこれ!? こんな汚いぬいぐるみ、アタシはいらないわよ!」ってぜったい言うと思うけどね(笑)
やがてカイと姫を見送る日が来たら、大好きなおもちゃを持たせてやろうと思っている。カイにはゴムボール、姫にはまつげちゃん。虹の橋の向こうで、退屈せずに遊べるように。ポセは、いまのところ大好きなおもちゃがないけれど、これから何年も一緒に暮らしていくうちに、きっと、これだというものが見つかるだろう。
その時は、哀しすぎて物にさえ執着してしまうけれど、持ち主のいなくなった物など、しょせんはただの物なのだ。それで遊んでいた楽しそうなうちのコたちの表情は、ちゃんと思い出に残るのだから、それで良いとディーを見送って4年経ったいま、ようやく思えるようになってきた。

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