|Posted:2012/10/26 20:35|Category :
管理人の独り言|
せっかく犬どもを引き連れて出かけるのだからと、管理人が近所に住む犬友を呼び集めたのは、むろん言うまでもないだろう。
そして今回もまた、「行く」と言い張った時間を大幅に過ぎて到着。言い出しっぺのくせに、待ち合わせに遅れるのは管理人のいつもの手だ(←なんのための?)。
だが今回、予定通りに行かなかったのは管理人のせいではない。すべては、妹のDNAがなせる技。
問題が起こったのはあともう少しで京葉道路に入ろうとする地点だった。ちなみに、管理人は首都高に乗ったとたん、お待ち合わせした犬友宛てに、軽快な手つきで到着予定時間を知らせるメールを打っていた。
「高速乗った。1時前に到着」
なぜなら日曜日午前中の首都高はがら空きで、1時間もかからずに現地に到着することは火を見るより明らかだったからだ。第一、すでに何十回も通った篠崎に行くのに、道に迷うはずもなかんべ?
だが、ここに大きな落とし穴があったのだ。妹が母から受け継いだ方向音痴の遺伝子を侮ってはならない。そして車に乗ると必ず1回はゲーゲーするダン吉の車酔いの才能も。
今回、実は3頭を座席に乗せてのお出かけは初めてで(いままでは、ダンケはクレートに入れていた)、管理人は万が一に備えて、ゲロキャッチャーとして姫とダンケと後ろの座席に乗っていた。運転はいつものように妹で、助手席にはポンちゃん。いつもは、管理人が助手席で右だ左だと指示を出すのだが、今回ナビ席に選出されたポン助は、車に乗った時点で爆睡。でも、問題ないと思ったのだ。だって、車には最新のナビがついているし、第一、繰り返しになるが篠崎には、これまで何回も行っている。
何回も行っている=道はわかっているはずだ……という公式は方向音痴には当てはまらないという事実を身を持って知ることになったのは、ちょうど毎日新聞の本社ビルの横を通りぬけた直後だった。京葉道路への分岐まで、あと分かれ道は2箇所。ちなみに、それ以前にも、妹は分かれ道が来るたびに、「どっち? ねえ、どっち?」と喚いていたので、危険な徴候は確かにあった。だが、次に現れた分岐で的確な指示を出す余裕が管理人にはなかったのだ。なぜなら、グエッグエッと妙な音を立てて、胃の内容物をぶちまけようとしているダン吉の口元にトイレシートを押し当てるのに忙しかったから。
ゲロりんダン吉の汚物処理を済ませ、顔を上げたとき、目の前には大きな東京タワーが見えた。そしてやがて横を通りすぎるのは六本木ヒルズ……。
なぜだ(-。-) ぼそっ
運転席の妹は半べそをかいている。「なんか、間違ってる気がする。このまま道に迷って、訳のわからないところに行っちゃいそうだ!」
いや、道に迷うことはない。なぜなら、このまま走っていればやがてまた同じところに到達するからだ。だって、車は首都高の環状線をぐるぐる回っているのだから。
「だって、アンタ、分岐がきたら、本線の方を選べって言ったじゃない!」
確かに言った。確かに環状線は本線に分類されるだろう。だがね、この車は本来千葉方面に向かっているのだ。分岐の表示が箱崎はこちら、羽田はこちらとなっていたら、羽田は明後日の方向だと気づいても良くないか?
しかし、羽田と千葉が逆方向だということすらわらかないからこそ、方向音痴は方向音痴なのである。
こうして、予定外の東京見物をしたために、結局呼び集めた皆さんを、さんざんお待たせする結果となった。次回は、駐車場に着いてから着時間をメールしよう。方向音痴の運転手とミスターゲロ夫を連れている身としては、途中で何が起こるかは、お釈迦様でも予測不能(-_-)
というわけで、ようやく着いた篠崎の河原で犬友に会えたとたん、むろん管理人のご機嫌は直った。
だって、そこにいたのは……

現在35ヶ月のパピー街道まっしぐらのゴンタダに……

いつも元気なレオっち(短足デカ顔が管理人のツボ直撃♪)

さらには、管理人の愛娘(仮)であるハナお嬢さまも登場

うちの犬どもも、旧交を温めあうの図いやはや、みんな元気で何より。うちにも老犬がいるせいか、一期一会という言葉が最近とみに身に染みる。四つ脚の短すぎる一生では、とくにこの一瞬を何より大事にしなくちゃね。
10月とは思えない汗ばむような陽気の中、みんなの元気な顔を見れただけで、幸福に酔いしれる管理人なのである。
きょうもヨロシクm(_ _)m→
テーマ : わんことの生活
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