四つ脚と暮らす妙な人々
|Posted:2013/01/23 13:34|Category : その他|
最近、図書館が妙に楽しい。
屋敷から徒歩3分の、それこそ犬どものお散歩コースの途中に、図書館の分室があるのは前から知っていたのだが、最近そこがリニューアルオープンしたので偵察に行ってみたら、見事にハマッタ(-。-) ぼそっ
その図書館じたいは、あくまでも分室ということで学校の図書室くらいの広さしかないので、蔵書数もぜんぜん大したことはないんだが、今回老朽化した地区センターを建て替えて、分室のくせに堂々と区の図書館ネットワークに組み込まれたので、いまや読みたい本は、ネットで予約しておけば取り寄せてくれるので超便利♪
なにより、本がずらっと並んだ中をウロウロ歩きまわって、面白そうな本を見つけては手に取り、ぱらぱらめくって気に入ったら借りて読んでみる……っていうあの感覚がね、やっぱり本好きにはたまらんのだ。
本が山ほど置いてある本屋や図書館は、管理人にとってのディズニーランド(^_^)v
多くの人がそうだろうが、いまや管理人も、本を選ぶときはネットでググって面白そうな本を選ぶ。正確に言えば、面白そうかどうかじゃなく、より多くの人が面白いと主張している本を選んでいるのだ。ネットでググるってことは、要はそういうこと。たくさんの人が感心を持っていれば、それがさらに大勢の人目に留まるようにシステムができている。
結果、話題の本はどんどん売れるが、そうでないものは最初から評価の対象にすらならない。
効率の良い今風のシステムだとは思うんだが、管理人的には本を選ぶときの、あのドキドキ感がないのが物足りない。たしかに失敗はないけどね。たしかに、そうやって選んだ本はまあふつうに面白いんだけどさ。でも、偶然良い本を見つけて、だれも知らなかった宝物を見つけたような、あのやったぁ~って気分は、味わえない。
だから、管理人としては効率が悪くとも、自分であれこれ探したい。好きなものに関しては、効率よりも自分の勘を大事にする。これ、管理人のポリシーね。ゆえに犬と本を探すときは、非効率でも自分の足で探して、自分だけのとびきりの逸品を掘り当てたい。猫の場合は、まあね、勝手に現れていつの間にか居ついてしまうので、選びたくとも選択の余地がないんだが(-_-)
というわけで、最近見つけた掘り出し物がこれ↓
どうやら猫の話らしい……ってだけで借りちゃったんだが、これがめっぽう面白かった(^_^)v
江ノ島がびよ~んと伸びたような葉崎半島の目と鼻の先にある通称猫島なる場所が、物語の舞台。住人30人、住猫100匹というこの島にある派出所に、駐在しているポリス猫のDCと、通いでやって来るお巡りさんの七瀬くんが、次々と起こる難事件を解決する……
っていうとミステリーとして面白いのか? と思われそうだが、管理人がビビッときたのはそこじゃない。まあミステリーとしても、そこそこ巧くできてるストーリーなんだがね。それより管理人がハマッタ点は、この本に出てくる猫飼いの皆さんの何とも言えない奇妙さなのだ。
たぶん、この本を読んで一般ピープルはそれほど面白いとは感じない。だが、横に常に四つ脚がウロウロしている生活が当たり前の人にとっては、これがめちゃくちゃおかしいのだ。
たとえば、島内で戦時中の不発弾が見つかって、これを撤去しようという話になる。とうぜん、行政は島内に住む人間の避難計画を立てるのだが、島民は、猫も全頭避難させろと大もめにもめる。これ、四つ脚が家族だと言い切る人にとっては、あくまでも常識ね。でも、一般ピープルにとっては、なんで猫まで避難させるのか、その常識自体がよくわからない。
本とかドラマに対して、人が感情移入できるかどうかの分かれ目は、その中に出てくるキャラクターに共感できるかどうかにかかっている。そういう意味で、この本に出てくる奇妙な人々には、思いっきり共感してしまうのだよ。だって、四つ脚と暮らすってことは、そういうことだから。
ついでに言えば、猫がどんどん出てくるだけに物語のトーンが妙にユル~いのもお薦めポイント。もうね、ゆで時間を5分以上超過したソーメン並にユルいよ。そのユルさが、何とも言えず気持ちいい。
こんな風に、次々面白い本を探しあてては夢中になって読んでいるせいで、仕事で読まなくてはならない本の方は遅々として進まないのが、もっか管理人最大の悩みなのである(-_-)
遊んでる暇あったら、オレの飯代稼いでこいよ(怒)
きょうもヨロシクm(_ _)m
屋敷から徒歩3分の、それこそ犬どものお散歩コースの途中に、図書館の分室があるのは前から知っていたのだが、最近そこがリニューアルオープンしたので偵察に行ってみたら、見事にハマッタ(-。-) ぼそっ
その図書館じたいは、あくまでも分室ということで学校の図書室くらいの広さしかないので、蔵書数もぜんぜん大したことはないんだが、今回老朽化した地区センターを建て替えて、分室のくせに堂々と区の図書館ネットワークに組み込まれたので、いまや読みたい本は、ネットで予約しておけば取り寄せてくれるので超便利♪
なにより、本がずらっと並んだ中をウロウロ歩きまわって、面白そうな本を見つけては手に取り、ぱらぱらめくって気に入ったら借りて読んでみる……っていうあの感覚がね、やっぱり本好きにはたまらんのだ。
本が山ほど置いてある本屋や図書館は、管理人にとってのディズニーランド(^_^)v
多くの人がそうだろうが、いまや管理人も、本を選ぶときはネットでググって面白そうな本を選ぶ。正確に言えば、面白そうかどうかじゃなく、より多くの人が面白いと主張している本を選んでいるのだ。ネットでググるってことは、要はそういうこと。たくさんの人が感心を持っていれば、それがさらに大勢の人目に留まるようにシステムができている。
結果、話題の本はどんどん売れるが、そうでないものは最初から評価の対象にすらならない。
効率の良い今風のシステムだとは思うんだが、管理人的には本を選ぶときの、あのドキドキ感がないのが物足りない。たしかに失敗はないけどね。たしかに、そうやって選んだ本はまあふつうに面白いんだけどさ。でも、偶然良い本を見つけて、だれも知らなかった宝物を見つけたような、あのやったぁ~って気分は、味わえない。
だから、管理人としては効率が悪くとも、自分であれこれ探したい。好きなものに関しては、効率よりも自分の勘を大事にする。これ、管理人のポリシーね。ゆえに犬と本を探すときは、非効率でも自分の足で探して、自分だけのとびきりの逸品を掘り当てたい。猫の場合は、まあね、勝手に現れていつの間にか居ついてしまうので、選びたくとも選択の余地がないんだが(-_-)
というわけで、最近見つけた掘り出し物がこれ↓
どうやら猫の話らしい……ってだけで借りちゃったんだが、これがめっぽう面白かった(^_^)v
江ノ島がびよ~んと伸びたような葉崎半島の目と鼻の先にある通称猫島なる場所が、物語の舞台。住人30人、住猫100匹というこの島にある派出所に、駐在しているポリス猫のDCと、通いでやって来るお巡りさんの七瀬くんが、次々と起こる難事件を解決する……
っていうとミステリーとして面白いのか? と思われそうだが、管理人がビビッときたのはそこじゃない。まあミステリーとしても、そこそこ巧くできてるストーリーなんだがね。それより管理人がハマッタ点は、この本に出てくる猫飼いの皆さんの何とも言えない奇妙さなのだ。
たぶん、この本を読んで一般ピープルはそれほど面白いとは感じない。だが、横に常に四つ脚がウロウロしている生活が当たり前の人にとっては、これがめちゃくちゃおかしいのだ。
たとえば、島内で戦時中の不発弾が見つかって、これを撤去しようという話になる。とうぜん、行政は島内に住む人間の避難計画を立てるのだが、島民は、猫も全頭避難させろと大もめにもめる。これ、四つ脚が家族だと言い切る人にとっては、あくまでも常識ね。でも、一般ピープルにとっては、なんで猫まで避難させるのか、その常識自体がよくわからない。
本とかドラマに対して、人が感情移入できるかどうかの分かれ目は、その中に出てくるキャラクターに共感できるかどうかにかかっている。そういう意味で、この本に出てくる奇妙な人々には、思いっきり共感してしまうのだよ。だって、四つ脚と暮らすってことは、そういうことだから。
ついでに言えば、猫がどんどん出てくるだけに物語のトーンが妙にユル~いのもお薦めポイント。もうね、ゆで時間を5分以上超過したソーメン並にユルいよ。そのユルさが、何とも言えず気持ちいい。
こんな風に、次々面白い本を探しあてては夢中になって読んでいるせいで、仕事で読まなくてはならない本の方は遅々として進まないのが、もっか管理人最大の悩みなのである(-_-)
遊んでる暇あったら、オレの飯代稼いでこいよ(怒)
きょうもヨロシクm(_ _)m
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